中欧旅行　～ワルシャワ編～

2008/02/21 - 2008/02/24

約2週間の中欧周遊旅行。

ワルシャワから始まりました。

2日間滞在。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: スカンジナビア航空

2月21日（木）

スカンジナビア航空でコペンハーゲン乗り継ぎワルシャワまで。
初の乗り継ぎ体験。
上手くいくか不安だったけど何にも問題ありませんでした。
コペンハーゲンって乗り継ぎしやすい空港らしい。

ブリティッシュエアウェイズにしてたら危うくヒースロー乗り継ぎになるとこだった

結局成田発もコペンハーゲン発も遅れて出発。
でも到着時間はほぼ変わらず。

夜8時ごろワルシャワ空港到着。
寂れぐあいを見てこっちは東側なんだなぁと実感。

それからバスに乗ってホテルまで。
部屋はキレイだからいいものの、廊下にシュールレアリズムな絵がいっぱい飾ってあってちょっと不気味（笑）

写真はワルシャワ国際空港ロビー。

2月22日（金）

この日は朝から小雨が降ってる中、旧市街まで歩く。
この周辺の建物は第二次世界大戦で破壊されたんだけど、その後ヒビの一本まで限りなく忠実に再建したらしい。

旧市街に着いたはいいものの、誰もいない…。
ここ一応観光地だよね？ 笑

でも旧市街広場を一人占めできたのでラッキー。
おもちゃみたいな家が建ち並ぶ。


旧王宮が開くまで時間があるのでバルバカンを見たり、新市街まで歩いたり。
カフェに寄って美味しくないデザートを食べる。
そして旧王宮へ。

ガイドを付けなかったのが失敗だった。
…でもガイド代ビックリするぐらい高かったんだもん。

展示物の英語表記がないので何を見てるのかさっぱり
何となくワルシャワ（もしくはポーランド）の歴史に関する展示があるっていうのは分かった（笑）
歴代の通貨とか。なぜかすり鉢とか。

そして学校行事として来てるであろう子どもたちにジロジロ見られてクスクス笑われる。
どこに行っても見られて笑われる。
アジア系が少ないから？
実際ワルシャワ市内では一度も日本人に会わなかった。
アジア系は一回中国人を見かけたぐらい。
ワルシャワは本当にどこ行ってもコーカソイド系しかいなかった。

旧王宮を後にして、お昼。
お昼はカツレツとピエロギ、それにボルシチを食べる。
どれも口に合って美味しい。

つづく

それから歩いて帝政ロシア時代の監獄要塞跡、ツィタデラへ。
道に迷いながら何とか到着。

死の門をくぐって中へ。

10号館内部は当時の収容者の写真や収容所の様子が展示されてる。
人が全然いなくて薄暗いので、ちょっと怖い。

それにしてもポーランドって大変な歴史を送ってきたんだね。
第二次世界大戦だけじゃなくて、それより前からあちこちに攻められたり分割されたり…。
国自体が消滅したこともあるらしい。

ツィタデラを後にし、ホテル周辺まで戻ることに。
バスに乗ろうと思ったら、券売機も、キオスクもなくて切符が買えない…。
万が一検札が来たらと思うとキセルもできない…。

なのでヴィスワ川沿いを渋々歩くことに…。

つづく

途中で聖十字架教会に寄る。
ここにはショパンの心臓が納められてるとか。

真剣にお祈りしてる人が多いので、邪魔にならないように見学。
今まで完全に観光地化されちゃったような教会しか行ったことなかった＆宗教とは縁遠いあたしにとっては興味深い光景だった。

この日はケンタッキーで夕食。
ヨーロッパのケンタッキーって何でこんなに辛いんだろ？

2月23日（土）

ワルシャワ観光2日目〜。
まずはヴィジトキ教会へ。
この教会は第2次大戦でも破壊されなかった建物らしい。
ちなみにショパンが日曜ミサでオルガニストをしてたとか。

それから国立オペラ劇場が近くに見えたので外から見学。
でかい。
でかさだけだったら多分一番。

近くにあった建物が立派だったので、これもなんか有名な建物だろうと思ったらシティバンク系の会社だった。

写真はヴィジトキ教会。

つづく

それから新世界通りを歩って文化科学宮殿へ。

スターリンから贈られた建物なんだって。
内部は博物館で、アインシュタインの何かを展示してたけど、ここはスルー。
展望台へ。

いい眺め…ではないけれど、この国が今まさに発展中ってのが分かりました。
建設中のビルがいっぱい。

それから近くのデパートでかかとのクッションを買って、お昼。
売り場にはイースター用の飾りが。

つづく

それからバスでワジェンキ公園へ。
並木道を歩いてると、リスが！
しかもいっぱい。
こっちに向かってくる〜、なんて思ってたらいきなり足に駆け上がってきてちょっとビビる。
ウワッて言ったらリスも驚いたのか逃げていきました。

更に奥に進むとワジェンキ宮殿。
王の夏の離宮なんだって。
池には白鳥がいます。

さらに途中、なんか青いのがいるな〜、って思って近づくいてみると…

なんと孔雀！
恐るべしワジェンキ公園。
なんか変に興奮してしまった…。

ガイドブックには「ヨーロッパで最も美しい公園の一つ」ってあったけど、冬なので正直どうなのか分かりません（笑）
でも枯れ木が雰囲気あって、動物いっぱいで、楽しい公園でした。
近くに欲しい。
あ、ちなみにショパン像がありました。

それからトラムで戻って、夕飯食べてこの日はおしまい。
明日からはクラクフです。

写真はワジェンキ宮殿。