タイ＃５＜12　チェンマイ：欲張り市内観光＞

2008/04/16 - 2008/04/16

朝、そんなに暑くならない時間に旧市街の西側にあるステープ山を目指して出かけてみました。
旧市街から約15km、ソンテウを利用して約30分。
チェンマイの聖地とも言われている「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」が標高約1000mのステープ山の山頂近くに建っています。寺院の中には仏舎利（仏陀の遺骨）を納めた金色に輝く仏塔が建っています。
境内の一角からは市街の美しい景色が一望できる･･･はずでしたが、雲が出ていて微かにしか見えませんでした。

寺院の次は、ソンテウに乗って山を下り、麓にある広大な動物園に行き、人気?1のジャイアントパンダに会って来ました。

その後一旦ゲストハウスに戻り、夕方からナイトバザールとカントーくを楽しんできました。

この日の宿泊は、お洒落な「ブティックゲストハウス」。
リゾートホテルに宿泊してグルメ＆エステ三昧も良いですが、たまには経済的でアットホームなゲストハウスを利用してみるのも良いものです。

エリア チェンマイ(タイ)

ワット･プラ･タート･ドイ･ステープに到着。

寺院までは、およそ300段の石段を上らなくてはなりません。
石段両側の手すりには「蛇の神」が施されています。

石段を登りきり、上から見下ろしてみました。

雲がなく、空気が澄み切っていたら綺麗な風景が見えるのでしょうね･･･

1383年、クーナ王によって建立された寺院の中には仏舎利（仏陀の遺骨）を納めた高さ22ｍの金色に輝く仏塔が建っています。

タイの人たちは信仰心があついです。

エメラルド色した仏陀

寺院に上る石段付近でお供えの花を売る人たち

チェンマイ動物園入口

ジャイアントパンダの雄「創創」

雌の「林惠」はお隣にいる「創創」が気になるのかな???
2003年に10年間という期限付きで中国からやってきました。
２世の誕生が期待されていますが今のところまだ兆しはないようです。

プミポン国王の即位60周年のお祝いでオーストラリアから贈られたコアラには赤ちゃんが誕生し、お母さんの育児のう（袋）ですくすくと育ち、現在20?ほどの大きさまで成長したそうです。
コアラの睡眠時間は長く動いている姿はなかなか見られないですが、お母さんの袋から出てきて背中におぶさった赤ちゃんの姿が見られる日も近そうです。

百獣の王も暑さにはかなわないようです。

お猿さんも日陰に籠りじっとして動きません･･･

敷地約80万平方メートルもあるので、一日では回りきれません･･･

ナイトマーケットに行きましたが、まだ明るくて開いている店が少なかったです。

カントークを楽しみながら、彼女達と記念撮影をしてもらえます。（写真は有料で、現地カメラマンが撮ってくれます。）
緑の帽子をかぶった女の子は14才、もう一人は13才だと言っていました。

カントークとは、ランナー王朝（チェンマイ）時代に結婚式や新築祝、客のもてなしなど特別な行事の時に食卓として使っていた低い台足のついた丸いお膳のことを言います。
お膳に料理をのせて出すものをカントークと呼び、北部タイを代表する料理の一つとされていて、色々な料理が載せられます。
代表的な料理は、鶏の唐揚げ、ミャンマー風ポークカレー、キャベツの炒めもの、ポークトマトのチリソース、豚の皮の揚げもの、フレッシュキューリなどの生野菜、甘辛く味付けしたビーフン、バナナかサツマイモの揚げたものなど。スープ、竹で編んだ籠に入れられたもち米と普通のご飯も一緒に出されます。
デザートは米を揚げたもの（日本のおこしのようなもの）と、コーヒー又は紅茶とフルーツ。
チェンマイではカントークと伝統舞踊のショーを合わせ、ディナーショー形式で毎日開催されているところが何ヶ所かあるようです。

カオニャオはタイのもち米を蒸したものです。
手で一口大に丸めていただきます。
カントークではポークトマトのチリソースを付けていただきます。
これにフルーツとココナッツミルクをかけたらカノム（お菓子）になります。

演目はたくさんあり、毎日7種類の舞を披露しています。
これは「爪の舞」といい、北部タイ独特のゆったりした雰囲気の舞で、国賓の歓迎式でよく舞われるものだそうです。

ゲストハウスの外観

1泊300〜600B
エアコン付きのこの部屋は1泊500Bです。

部屋内側のカギは閂になっています。

バスタオルは花の形に折ってありました。
カギは南京錠です。

12時にチェックアウトをして空港に向かう予定でしたが、昼食のお誘いをいただき、遠慮もせずにご一緒させていただきました。
ピースをしている彼女がゲストハウスのマネージャーです。
マネージャの叔母さんが作られた料理はどれもとっても美味しかったです。(^^)

次回チェンマイに行く機会があったらまた利用してみたいと思います。