2008/03/21 - 2008/03/21
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taka_0929さん
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トンレサップ湖巡りを終えてシェムリアプ市内に入ったが、ゲストハウスに戻る気配はどうやらない。あれ?そのままアンコールワットに行くんだっけ? ・・まぁいいや。別に取り立てて用意するものなんてないし。ただ少し気持ちの整理をつけるタイミングを失ったな・・
・・・いよいよ、お待ちかねのアンコールワットに出逢える・・・ !!
-
トゥクトゥクの周囲を風と共に流れる風景が、並木道に変化していった。道路もきれいに舗装され、肌に感じる風もどことなく涼しい。これから特別な場所に入っていく雰囲気を感じてしまう。
-
チケット売り場に着く。ここでトゥクトゥクから降ろされ、入場料$20を払った後顔写真を撮られる。ここで制服を着た女性係員の人が、明らかに暇そうにしながらアサヒスーパードライの缶をあおっていたのが妙に気になってしまう。
顔写真入りのチケットを手にし、再びトゥクトゥクに乗り込む。陽がやや傾いてきたが遺跡を観て回る時間は十分あるのか?と気になりだした所に右側の森に突如城壁のようなものが現れる! こ、これがアンコールワットか?!思わず身を外に乗り出す! -
道端に生い茂る木がまばらになり、アンコールワットの光景が徐々にあらわになってきた。何でもしっかり目に焼き付けておこうと目を凝らしていると、遺跡の角を曲がった時、堀の水辺で潜水したり泳いだりして遊んでる子供達の姿が目に飛び込んできた。 ・・そうだよね、ここはここの人にとっては生活の一部なんだよね・・ つい忘れそうになっていた視点が蘇ってくる。
と考えていたらいつの間にか表参道までやって来た。人がいっぱいいるなぁ〜 -
表参道入り口に到着。トゥクトゥクの兄ちゃんに駐車場で待っててもらい、いよいよアンコールワットへ足を踏み出す!
身体の欠けた獅子とナーガ(獅子の脇の像)の姿に、歴史を感じずにはいられなくなる。 -
いや〜〜長いなこりゃ。
しかも戻って来る人の方が行く人より多いし。
ちゃんと中に入れるのか、閉館時間が来て途中で追い返されないか、あるいはバテて帰りたくならないか、不安になってきた。 -
まぁでも、行けるとこまで行くか・・・
正面玄関がずんずん近づいてくるにつれ、気持ちがソワソワして、もういっそのことダッシュしたくなる気持ちになってくるが、スタミナ切れでバテては元も子もないので、あえてゆっくりと歩を進める。
ところでこの参道、なぜ右側だけ整地されてて左側は荒れているのか?
あ、人が通れるように、片方ずつ整地してるのかな。 -
正面玄関に辿り着いたかな?
このまま直進はできないようだが・・・ -
ここのナーガは幸いにも原形をほぼ保っているようだ。
-
参道から左右にそれる階段を下りて、外壁を眺めてみる。
これが「第一回廊」か?違う??
ガイドブックとにらめっこ。
しかし、それにしてもこんなでっかいもの、よく造ったねぇ〜
900年前に。
そんな感想しか出てこないよ。 -
中心部に目を戻す。
お堂のてっぺんが崩れ落ちているのが痛々しい。 -
お堂の中に入ると仏さまがいた。
「どうぞよろしくお願いします」と、お線香とおさい銭をあげてお参りする。
どうか無事に観られますように・・・ -
立ち並ぶ柱の隙間から内部を覗いてみると・・・
いやぁ、見えた!いよいよだね!
でもまだ道は長そうだ。
・・・ -
また一歩歩き出そうとするが、ふ、と下の方に目をやると、
こんな綺麗な浮き彫りが。
天女の舞かな?
美しい! -
また横に目をやると、
居並ぶ列柱の美しい規則性! -
遺跡の周囲を囲む回廊の外に出てみると、くっきりと本堂が見えてきた。
ここからの眺めでも充分だけど、せっかくだから近くに行ってみるかな。 -
と思ったのもつかの間、また浮気心を出してそばを見てみた。
天女がおわしました。
キレイですね! -
また一歩一歩ずんずんと・・・
暑いなぁ。
水を含んで団扇であおいで、たまに写真撮って・・・ -
参道の脇にいるのは誰?
遺跡観光用のお馬さんかな? -
その向こうには何だろう、朽ちた伽藍のような建物が。
-
だいぶ日が傾いてきたが、第一回廊の手前に着いたようだ。
世界各国からの観光客よりも、地元の子供達の遊ぶ姿が目につく。
さっき見た、堀で遊ぶ子供達もそうだったように、彼らにとっては生活の一部だからね。 -
十字回廊、とガイドブックに書いてある場所に足を踏み入れる。
さっきまでの蒸し暑い空気はどこへやら、石のひんやりとした冷たさを感じる。 -
列柱の間から顔を出して上を見上げると、積み上がった石によって押し潰されそうな迫力を感じる。
写真にも納まりきらない。 -
そして下を見ると、回廊の通路に囲まれた空間、ちょうど「田」の字の線に仕切られた4つのスペースにそれぞれこんなくぼみが見られた。
本来は水がたたえられた池だったのだろうか? -
そういえばこの十字回廊のどこかに、1632年、江戸初期にここを訪れた武士(森本右近太夫という人物らしい)が残した書があるとのことだが、、あ、今日本語ガイドさんが喋ってるあたりだ!
そう、これだ!
墨でグチャグチャにされているのが痛ましいが(落書きだから仕方ないのかも?)、確かに背後に文字が読める。
彼(森本氏)はこのアンコールワットを仏教の聖地である祇園精舎と思い込み、鎖国直前の日本からはるばる参拝に訪れたということだが、当時のアンコールワットは内戦で荒れる前で、お堂や回廊の他に池にも水がたたえられ、草花も生い茂っていただろうと想像を巡らしてみると・・無理もない、というより、まさしく祇園精舎だったろう。 -
この回廊の足下には、このような仏さま?が。
姿形がちょっと修行僧っぽいぞ。 -
さて、じゃそろそろ第二回廊へと、、
あれ、行き止まり?!
ここから先は修復中なのかな?
まぁ仕方ない。日も暮れるしね。 -
この眺めも美しい。
-
十字回廊から外に抜ける。
ここは第一回廊と第二回廊のあいだ。 -
空が赤みを帯びてきた。
帰ろ。 -
遺跡を背にしてしばらく歩いたら、、
世間話でもしてくつろいでるのかな?
なんだか人間みたい。 -
あ、気づいた?
-
それじゃあさようなら。
帰ります。 -
イチオシ
そういえば、この池の手前で撮る写真が綺麗なんだってね。
じゃあ何枚か撮っていきますか。 -
ちょっと遊んでみる。
-
すっかり陽が暮れて暑さが和らぎ、人々が外へ繰り出してきた。
-
各国からやって来た観光客の人も、どことなく遺跡そっちのけでくつろいでるように見える。
-
参道の片隅で捨てられたペットボトルや空き缶を潰していたおばあさん。
お客もまばらになったので、帰るのですか? -
他の人々と同じように帰ろうとするけど、名残惜しいのか、未練たらしく何度も後ろを振り返ってしまう。
この夕焼け空も綺麗だなあ、と、また一枚撮ってしまう。 -
また天女さまに出会ってしまった。
-
奥の方にもこんなにずらりと。
-
よく見るとスカート(裳)はいてますね。
-
横にも。
-
上にも。
・・・って、キリがないから本当におさらばします。 -
そう、薄々気付いてはいるんだ。
好きになっちゃったんだから離れたくないんだ。
ただ、いつでも会えると分かっているとかえって会いたい気持ちも薄らぐもんな、と自分を無理矢理納得させ、最初にお会いした仏さまにまたご挨拶して、トゥクトゥクへ戻った。
で、いよいよ帰るのかと思いきや、
「アプサラ・ダンス見ませんか?」え?
アプサラ・ダンスってカンボジアの伝統芸能の踊り?いくらなの?
「12ドル。」「夕食もついてますよ」
ああ、せっかくここまで来たんだし、もういいや。
「じゃ、お願いします」
断っておくが、この時の気持ちは決して投げやりな態度だったのではなく、むしろ軽い思考停止状態に近い。他人に身を任せるって結構気持ちいいじゃない。カネ?確かあそこのゲストハウス、カード使えるでしょ?カード。現金もまだあるし。 -
着いた先は、極めてテーブルの多い客席と、舞台のついたレストラン。オレは一人だったから相席になった。そこには欧米からの男性がひとり既に食事してた。黙っているのも気まずいなーと思い、話しかけてみた。
「どこから来たんですか?」
「フランスだよ。フランスの南部」「キミは・・当ててあげようか!」
「どうぞ〜」アンコールビールを飲みながら応じる。ベトナムの333ビールより若干薄い。
「う〜ん、ジャパン!」
「! 凄いね!よく分かったね!」ちなみに彼はジャスミン茶を飲んでた。
「ここカンボジアはコリアンがとても多いんだよ。団体で。でもキミは一人だし顔つきも違うし」
「よく観察してるね〜。ところでメニュー持ってこないんだけど」
「あぁ、ここはブッフェなんだよ!取って来なよ」あ、そうなんだ。どうりで。
バイキングはコメあり麺あり肉あり野菜あり、デザートからアイスクリームまであり、と、カンボジアで目にした中で一番豊富な料理!残ったらどうするんだろう?とちょっと不安になるくらい。
そして食べながら目の前の彼とこれまでのお互いの旅行遍歴(彼はオーストラリアを廻って来たらしい)や互いの本国での生活など喋り合っていたら、音楽が鳴ってダンスが始まった。
ココナツの殻を打ち合わせて踊ってる。
リズミカル! -
続いて田植えの情景を描いたような踊り。
ザルを持ってたから最初安来節かと思った。 -
少し休憩タイム。
この間に空になった皿に再び料理を追加しに行く。
フランス人の彼はビールを注文したらしい。オレが「飲まないの?」と勧めたから。
「味はどう?」
「う〜〜ん、ビールはビールだ!」飲み慣れてない?ひょっとして。
次は女神の舞、かな?
アンコールワットのレリーフと二重写しになる。 -
レリーフも綺麗だけど、こちらも綺麗だ・・
※動画でも撮影してきましたので、よろしければご覧ください。
http://www.flipclip.net/clips/c1b235136effc4378bce6aa265442061 -
そして孫悟空みたいなサルのお面をかぶった人がピョンピョン跳ねて、その後に出て来たのはこの女性。
お尻に何かつけてる。
クジャクのような、鳥のイメージ? -
その後は天女(アプサラ)の舞。
白い衣装にひきこまれる。
目の前の彼は、ビールをラッパ飲みしてた。でもあまり減ってない。 -
きれいだなあ・・・
・・・ -
最期に4名加わり、5人でラストダンス。
素朴っぽくもあるけど可憐な舞だった。
見聞きした所によると、ボル・ポト派時代にはこういった芸能で生活する人々(というより、「知識」を持った人々)は共産主義の敵と見なされ、大多数の人が虐殺されてしまったそうで、そのためこのアプサラ・ダンスも生き残りの人たちの手で復興途上なのだそう。この舞台はさしずめ日頃の練習の成果発表会的な面もあるのかもしれない。
会計を済ませたら、彼はちょっと不満があるようだった。
「リエル(カンボジア通貨)で払おうとしたら、受け取ってくれないんだよ!ドルにしてくれ、だって。自分の国のお金なのになぜ?!」
「うーん、自国通貨に信頼が持てないからじゃない?」でも確かに、ちょっとおかしい。でもいつの日かリエルが陽の目を見ることも、あるだろう・・!
そういうやり取りをしていたら、舞台の方では、ダンサーの人と記念写真ができるみたいで、お客が列を作っていた。どうせだから、一緒に撮ろうよ!と彼を引っ張っていったんだけど、自分の番になったらデジカメのバッテリーが切れた・・・
しょうがない、またの機会、ということでレストランを後にし、彼とは再会の握手を交わし、お互いにトゥクトゥクに乗り込んだ。もう21時を回ってる。でも人出や喧噪は昼間と変わらない。昼は暑いからね。ゲストハウスに戻って兄ちゃんと解散。ほぼ丸一日ありがとう!長い一日がようやく終わった。また明日。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- fairyさん 2008/06/24 01:36:42
- やっと
- この旅行記にコメントしてる途中で、突然ネットが落ちて、只今ようやく復旧です^^;
アンコールワット、本当にすごいですよね〜!
あんなに大きなものをどうやって建てたんだろうって。
それにそんなに栄えた文明が滅びてしまうっていうのも、感慨深いです。
あの参道への道、私が行ったときも半分は綺麗になってたけど、もうはんぶんはあのようにでこぼこのままでした。
いつからあの状態なんだろう(笑)
あの落書きのtakaさんのコメント、納得です。
そりゃ、美しい色であふれてたであろう当時のアンコールワット、勘違いもしちゃうでしょうね。
当時の姿、それはそれは美しかったんだろうな。
動画、ぜひUPしてみてください。
楽しみにしてますね^^
- taka_0929さん からの返信 2008/06/29 17:45:57
- 返事遅くなりました m(_ _ )m
- fairyさんこんにちわ。
ベトナム&カンボジア旅行記がすべて仕上がりました。(^-^)
そういえばfairyさんもカンボジアに行かれてたんですよね。
あの国は子供たちの笑顔がすてきだったのが印象的でした。
いつまでもこの表情のままでいてほしいなぁと思います。
アンコール・ワットへの参道は以前からあんな感じなんでしょうかね〜?
観光客が大幅に減らない限り工事は無理かも。
でもあの遺跡は人をひきつけてやまないですからね。
> あの落書きのtakaさんのコメント、納得です。
> そりゃ、美しい色であふれてたであろう当時のアンコールワット、勘違いもしちゃうでしょうね。
> 当時の姿、それはそれは美しかったんだろうな。
庭園だけでも当時の姿を再現してみる、ってのはどうでしょうかね?
どんな眺めになるんだろう?
> 動画、ぜひUPしてみてください。
> 楽しみにしてますね^^
アプサラ・ダンスショウの模様を撮影したやつをアップしてみました。
実際にはもっともっと長かったんですが、とりあえず天女の舞の部分を。(^^)
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