2007/11/06 - 2007/11/08
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tamakazuさん
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44歳の秋、突然会社を辞めることになった妻有子無オッサン。残りの人生、どうして過ごそうかと心配しつつ、とりあえず好き勝手に旅行できるこのタイミングを逃すわけには行かないぞ!
せっかく訪れた自由時間にトラム好きのオヤジは、スイス経由で独り旧東ドイツ&チェコへの旅へと出発!
とにかくトラム天国・チューリヒを2泊3日でまず堪能しまーす。「ドイツ・チェコ・スイス、ちょっとポーランド・鉄道独り旅(21泊23日)」チューリヒ版、どうぞよろしくです。
ちなみに表紙の写真は、チューリヒ市電6系統ZOO行き車内表示であります。
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Limmat河をわたるトラム
いやぁ、着きました、Zurich。何年ぶりかしらん。相変わらずZurich Hbf.駅前には、トラムが元気に行き交ってます。
知らない街に夜着くと怖いけど、Zurichは二度目。でも、ホテルはどこかしらん。 -
宿泊1.2.Hotel Astor Zurich
Limmat河を渡り、石畳の溝にリュックカートの車を取られつつがんばって引きずりながら、この辺だよなぁと不安気にトラムの線路のある坂道(Weinbergstrasse)伝いに登ってゆくと「HOTEL ASTOL」の光る文字が!あぁよかった。でもこんなに疲れるんだったらトラムに乗ればよかったな。
http://www.hotelastorzurich.ch/en/index.html
※ちなみにこの写真は翌日の16:00頃撮影。初日のホテル到着時刻17:30頃はもう真っ暗でした。 -
奥行きなし?Hotel Astor Zurich 200号室
ビジネスホテル風のちとくたびれた感じのホテル。入り口前には駐車スペースがあって車が何台か停まってる。階段を少し上って右に小さなフロント。係りはアジア系(ベトナム?)のかわいい女性が二人。学生のアルバイトかな?(近所にチューリヒ工科大学あり)。
まずはチェックイン。いろいろ話してるけど、よくわからない。ニコって笑って鍵もらおうとしたら、教えてあげるから付いて来てって。へぇ親切じゃん、とEVで2階へ(日本的に云えば3階)。
EV出て階段の踊り場みたいなところに扉が。さぁここよって開けられた部屋は200号室。扉を開けるとこの写真の風景。ベットが壁にはまってました・・・奥行きなし? -
トイレ&シャワーは別(上) Hotel Astor Zurich
じゃぁついて来てって、と部屋出たら階段を降り始めたお姉ちゃん。どこに行くのかな?、と付いてゆくと200号室のほぼ真下の部屋の扉を開けた。中に入ると左にトイレ、右にこの写真の風景。前面所の奥にシャワースペース。・・・う〜んと・・・。 -
トイレ&シャワーは別(下) Hotel Astor Zurich
ここは200と300号室のヒトと共用なのよって専用の鍵をくれた・・・あ、そうなのですね、とまだ頭が理解しないまま、200号室にもどるおっさんでした。 -
独房? Hotel Astor Zurich 200号室
狭い部屋に戻って部屋を見渡す・・・ベットの横にデスクとクローゼットのスペースあり、荷物を置いてみたら、もうほとんど床がなくなった(苦笑)。
おっさん、ベットに腰掛けてよく考えてみた・・・ここがオレの部屋なんだな、ベットとデスクとクローゼットと半畳位の床、階段の下には300号室の客と共有のトイレとシャワー室・・・トイレに行くのに服着なきゃいけないんだな・・・先に他のヒトが使ってたら使えないんだな・・・え、えー、この旅行最初の宿は、ドミトリー的な個室だったのか〜残念!
ちなみに写真左上のカーテンとところが窓、ずいぶん上にあり、開けると隣の建物の土台の壁、風景ナシ。 -
L字部屋? Hotel Astor Zurich 200号室
部屋の外にフロアの平面図があったのでパチリ。
緑色が廊下、廊下の上と左右にに客室が並んでで、おっさんの部屋のところにはオレンジ色の○。他の部屋は結構広そうなので、L字型のここはいわばいわゆる女中部屋みたいなところらしい。
おっさん、正直落胆。退職したばっかなので今はまだお金はある、せっかくの長期旅行、けちけちしたわけじゃないんだけどなぁ・・・
今回、Zurichのホテルは、Booking.Comとかでもなかなか気に入ったところが探せず、結局チューリッヒ観光局のサイトから見つけたところ(http://www.zurichtourism.ch/en/welcome.cfm)。
駅に比較的近くて1万円以下のところ・・・これが物価高スイスの当たり前なのかな、とアキラメのおっさんでした。
でも、2泊したけど、トイレもシャワーの使用も支障はなく、夜中にトイレ行くときは誰にも会わないので、パンツとTシャツで行っちゃいました。 -
独房? Hotel Astor Zurich コンセント穴
狭い、トイレ・バスは共同・・・これで1泊95Chf(スイスフラン=\9,900)はないようなぁ・・・でもなんだか急に眠くなっちゃって、シャワー浴びて寝ました。
ちなみにコンセントはこんなやつです。コンセントってどうしてこんなに国によって違うのかねぇ?誰か教えて! -
朝食 Hotel Astol
泊まった部屋はチープだったけど、朝食は普通だった(他の部屋はまともなホテル仕様なので当たり前か)。ハム、チーズ、クロワッサン、コーヒー・・・珍しく卵には卵立てがなかった。
客は欧州系とアジア系が半分づつか?中国系のビジネスマンが固まって座って声高に話してたり、背の高い欧州人がシリアルだけ食べてたり、ま、よくあるチープなホテルの定番の朝食風景でした。
ほぼ2食分の食事をして、パンとチーズを間食用にポケットに。ごちそうさま。 -
7系統 ホテル前を通過
ホテルを出ると暗めの曇り空。坂の下からすいすいっと7系統のトラムがやって来た。少し斜めに角張ったスマートなZurichのトラム、好きだなぁ。 -
新旧トラムのすれ違い
前にZurichを訪れたのはたしか'01年の5月。あれからもう6年半も経ったんだなと思わせたのは、ユーロ高とトラムの新車の登場。
写真右の11系統の車輌はここ2年くらい前に登場した新車。小田急のロマンスカーみたいでおしゃれなんだけど、ボクは左の旧車のファンなので、ちょっと悔しい感じ。 -
新型車両の最後尾席
今回の旅行ではZurich市電の新車に何度か乗りました。低床で乗りやすいし、広い。しかもスイスイ感も増している様子。まさに街の水平エレベーターって感じです。片運転台だからこんなステキな席が出来るんですね。
この写真は最後部の囲み席。ここに座って過ぎ行く街の風景を堪能してました。ただ不思議な東洋人がここに座っていると地元のヒトは避けてましたね、ハイ。 -
電停表示板 Wollishofen
欧州の交通システムの秀逸な点はいくつかありますが、おっさんが特に書きたいのは、まず一都市内であれば事業者が違っても一枚の切符で移動できること。何度も購入する必要がない(パリの地下鉄と国鉄はだめだったかな)。日本じゃ電車とバスって乗るたびに払うでしょ。
それから交通表示のデザインのわかりやすさ。写真はとある電停の表示板。時刻表、路線図、電停の位置、ゾーン料金の説明・・・これが1枚であらわされている。しかもこのデザイン、シンプル=ベスト! -
POSTMAN
トラムを待っていたら道の向こう側に現れたZurichの郵便配達のお兄ちゃん。黄色のスクーターに荷車を牽引してた。スマートだなぁ。Zurichは坂の多い街だから、やっぱスクーターじゃないと大変なんでしょうね。
世界各地の街を歩いているとポストや清掃車や郵便車の色や形が気になるおっさんであります。
※ミュンヘンは自転車だった:http://4travel.jp/traveler/tamakazu/album/10070487/ -
工事中の路線
Zurichの市街地はZurich湖とそこから流れ出すLimmat河をはさむ両岸にあり、住宅街はその斜面に広がっている。駅前から河を渡るとすぐのところには、チューリヒ大や工科大学方面に行くケーブルカーもある。
おっさんはまず街の東側に展開する住宅街を奥に進む6番のZOO行きに乗ってみた。
途中けっこう高級っぽい住宅が立ち並んでいる登り坂で線路の工事をしていたのでパチリしてみたのがこの写真であります。 -
5系統の車内
街の東側の住宅街の坂を6番でZooまで行った帰り、途中のKirche Flunternで降りて、ここ始発の5番に乗ります。
二人掛けと一人掛けのクロスシートの木製の椅子が連接面を越えてきれいに並んでいます。清潔で簡潔な車内です。
5番のトラムはここから西に向かって下り降り、Zurich湖畔をかすめた後、今度は西側の住宅街を登ります。
出発までの静かなひと時です。 -
秋の風情
チューリヒ大や工科大学から東側に上ったところに州立病院(たぶん)があり、トラムはその前をぐるりと廻り込むように走り抜けます。
その病院と道の間の庭にこんな花壇が。秋ですなぁ(下手な写真よりも実際はもっと綺麗でした)。 -
Zurich湖遠景
Zooから戻る途中に住宅の間から遠くが見えるところを発見。どんより曇っているのでもやっとしてるけど、手前の紅葉した樹木の向こう、画面真ん中に横たわるのはZurich湖です。その向こうにもZurichの街が拡がっているのがわかりますか? -
電停の青いトイレ
5番のトラムの終点は、6年半前は国鉄のEnge駅でしたが、今回Laubeggまで伸びていました。途中新しいショッピングセンターや高層住宅が建ち始めていましたので、ここ数年で再開発されて、その便を図るため5系統が伸びたのかもしれません。
Laubeggから13番のトラムがその先に向かっており、まだ乗ったことのない路線があれば、そりゃぁ乗らなきゃいいけません。おっさんは13番に乗り換えてはAlbisgutliまで行ってみました。この写真はその電停にあった公衆トイレです。
日本のように気軽に公衆トイレのない欧州ではトイレがあるとホントうれしいです。喜んで使わせていただきました。 -
トラムの路線図
欧州の街全般に言えることですが、Zurichは公共交通機関が特に発達した街といえると思います。街は斜面に展開して坂が多く、中心街は古くからスイスの経済の中心として発達していたからか、建物が立て込んでいます。
'07/11現在、Zurichの中心市街地から、郊外へは国鉄のS-bahn、市内の住宅街には13系統のトラムが絡みながら放射状に走り、それを縦横にバス(一部トロリーあり)が繋いでいます。
この街の住人はきっと、交通にストレスを感じない生活を送っていることでしょう。
Zurichには世界遺産や高名な美術館などありませんが、この街を訪れたならぜひトラムに乗って街の隅々まで行き渡った公共交通機関(ZVV)をお楽しみください。
http://www.zvv.ch/aktuell.asp -
切手販売機?
と思うんだけど、よくわからず。
トラムの終電停にはぐるっと廻るループ線の中の島が店舗や乗務員の休憩所担っているところがあり、こんなマシンもあってけっこう便利。 -
有料トイレ
縦長写真ばかりですみませんねぇって感じですが、これは電停にあったトイレ。有料なのが玉に瑕ですが、金色のガラス面、青○の中のWCマーク・・・デザインがすべてを癒すって誰かが云ってませんでしたっけ?オッサン、このセンス、好きです。
残念ながら有料トイレ嫌いのオッサンは使ってません。 -
荷物トラム
3系統の西の終点Alibsrieden迄来たら、ループ線の外側になんと「cargo」と書いた白いトラム発見(余談ですが、「籠」と「cargo」って言葉、似てない?)しました。後ろに貨物車なんかも繋いでる。う〜ん、線路工事やトラム関係の資材を運ぶのかな?
なんだか?働く電車?って乗れないけどいいよね。 -
Farbhof 電停
2系統のトラムはZurichSee湖畔の国鉄との乗換駅Tiefenbrunnenから市街地の南をなぞるように西進し、西の終点Farbhofに着きました。
停留所のサインがステキ、と前にも書きましたが、青、朱、橙と橙に挟む路線図・・・わかりやすいですよね。この電停からは31や35番などのバスに乗り換えることが出来ます。 -
ここはHardplatz
2系統の終始点Farbhofから31番のバスに乗って8系統の終始点Hardplatzまで来たオッサン。ゆるい階段を上ると今まさに3系統が出発しようとしていた。
Hardplatzは郊外ではなく昔からの住宅地って風情。ただ国鉄沿線で大きな道沿いは操車場や運送会社の事務所や駐車場が並びビジネス街って感じ。公園を隔てて6,7階建てのアパートが立ち並んでいました。 -
トロバス
バス好きの貴兄の間ではトロリーバス君をこう呼ぶそうですな。バスにそれほど興味のないオッサンですが、31番のバスがなんとトロバス君でした。そうして気にしてみるとZurichにもけっこう見かけましたよ。
日本のトロバス好きのみなさん、Zurichにどうぞ。 -
夕闇の街を行く
さぁ、11月の欧州は夜が早い。16時過ぎるとこんな感じになってくる。夜にトラムに乗っても街が見えないから面白くない・・・ということで、明日のドイツ突入を前にそろそろホテルに帰ろうと、旧市街を歩いていて撮った写真です。
スイスのスイスイ感を感じてください(オッサンなんで許してたも)。 -
にぎやかなParadeplatz
Hbf.から南西に旧市街地を下った中心街がこのParadeplatz。周りは世界的な銀行や保険会社が軒を並べてるまさに世界の金融の中心地って感じです。世界中の悪代官やチンピラ、独裁者たちの金が集まっていやがるんだなぁなんて怒る気にもならないきれいな一角です。 -
秋の焼き栗売り
欧州の街では秋になると街頭に焼き栗屋さん?MARRONI?が出てきます。実を言うとオッサン、かなりの栗好き。高いだろうなぁと思いながらやっぱり購入・・・4.4CHF(×@99=\435)、ま、旅の記念です。美味しい! -
黄昏のZurich
今日一日トラムばかり乗ってましたが、一日じゃ到底乗り切れるわけがないってことを痛感。人口37万人、都市圏人口110万人くらいで、路線延長はなんと100kmを越えてる。いかに緻密に走っているのか・・・スゴイ。
オッサンは栗食べながらHbf.前の橋の袂にあるCOOPで夕食(焼き肉の塊)とファンタマンゴ500MLを購入し、Zurichのトラム乗りを反芻しつつ、明日からのドイツ突入に備えるのでありました。
オッサンのZurichトラム三昧、いかがでしたか?ごらんいただき感謝です。オッサンの旅は始まったばかりです。今後ともよろしくです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- とらいもんさん 2009/03/14 12:20:39
- チューリヒ
- おじゃましました
ありがとうございました
楽しませていただきました
私、昨年と今年、駅から徒歩7分のホテル(素泊まり64.5フラン)です。
失礼致しました
- tamakazuさん からの返信 2009/04/02 12:23:21
- RE: チューリヒ
- とらいもんさま
先日はご訪問いただき、またメッセージもいただき、ありがとうございました。
> 私、昨年と今年、駅から徒歩7分のホテル(素泊まり64.5フラン)です。
・・・そうですか。結構お値打ちですね。
ボクは朝飯で昼食分まで食べるタイプなので、朝食付きなところを選ぶことが多いです。
あぁ、ヨーロッパの街歩き、また行きたいなぁ。 tamakazu
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