Busan 兎忠、釜山へ行く　食事編（３月）

2008/03/23 - 2008/03/26

　釜山で食べた物をまとめてみました。
＊ダッカルビ
＊市場で朝ごはん定食
＊東莱ハルメパジョン
＊ホトッ屋台食べくらべ
＊サムギョプサル
＊市場で朝ごはんデジコプテギ
＊ロッテリアでライスプルコギバーガー
＊コンビニのキンパッとビール

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー

　一日目の夜は22時近くに宿に到着だったので、近場で遅くまで開いていそうな店を探しました。南浦洞のPIFF広場近くデヨンシネマの真向かいにあるダッカルビのお店に入りました。店は明るくレストランのような雰囲気。「ダッカルビ＆海鮮」を一つと瓶ビールを２本注文しました。

　ダッカルビは炒めた状態で鉄板ごと登場。付け合わせはカクテキ、白菜キムチ、水キムチ、サンチュ・唐辛子・ニンニクのカゴでした。
　ダッカルビの中には鶏肉以外に牡蠣やムール貝、エビ、トックも入っていてボリュームはありました。

　料金は「ダッカルビ&海鮮」7,000w、瓶ビール２本6,000wでした。お店は１２時まで開いてました。

　チャガルチ市場の中程にあるビルの地下食堂で朝ご飯を食べました。中はブースがいくつかあって、それぞれアジュンマ達が定食っぽい物を作っています。

　食事いるのは明らかにアジョシばかり。場違いな我々がウロウロしていたらアジュンマがいろいろ声をかけてくれました。そのうちの一つで食事しました。メニューはありません（どこにあったのかも分かりません）。とりあえず人数だけ伝えて座りました。

　座ったら赤い炊飯ジャーの中からこれをすくって出してくれました。「＊＊ムル」って聞こえたんですが、ほのかにご飯の味がする、重湯のようなお湯でした。

　そういえば市場の中でもお米が入っている水をペットボトルで売っていましたが、そちらは｢シッケ｣と言うんだそうで。

　いろいろ小皿が出てきました。水キムチ、白菜キムチ、もやしナムル、ほうれん草ナムル、貝キムチ、わかめの佃煮、煮豆、卵焼き。
　
　この貝はすごくおいしかったんですが、赤貝のちっちゃい物のような感じ。

　チゲが出てきました。中身はアサリと葱とキムチ。すごい濃い出汁が出ていて美味しかったです。これと別にわかめスープも出てきました。そっちも美味しかったですが、汁物二つでかなりお腹いっぱいです。

　焼いたカルチ（太刀魚）です。程よい塩加減で美味しかったですが、食べ方を知らないと口の中が骨だらけになってしまいます。まず縁側の小骨を取り除いてから、身を中骨から剥がすときれいに取れます。とても美味しかった。

　以上で5,000wでした、ちょっと観光客なんで値段は高いのかな？でも美味しかったし量もすごかったんで満足です。

　東莱ハルメパジョンの店の前です。地図を持たなかったんで、東莱駅から迷って歩いて15分くらいかかってしまいました。メガマートの横をまっすぐ来ると早いように思いました。道行く人に聞きながら、最後は駐車場のアジョシに聞いてたどり着きました。

　店の前の芝生にはアジュンマ達がお弁当を広げて遠足のように食事しておりました。いい天気でしたし。

　まず注文した「ドンドン酒」です。二人では多いかと思いましたが、飲んでしまいました。一つ6,000wです。マッコルリとどう違うのか、と。こっちの方が乳酸発酵が進んでいるような、気が。味が濃い、気が。
　あまり違いは感じません、美味しかったです。

　付け合わせで出てきたのはキムチ、水キムチ、赤キャベツの酢漬け、ごま豆腐、一口餡団子。思ったよりも種類は少なかったですが、それぞれに何となく気品漂う、ような気が。

　来ました、パジョンです。中身は葱と魚介がたっぷり。柔らかくて箸で持つと崩れてしまうくらいです。付けダレは２種で醤油ベースとコチュジャンベース、それに山椒をお好みで。
　パジョンは小サイズを一つ注文しましたが、二人で十分でした。値段は上がっているようで、小は20,000w、大で30,000でした。

　パジョン食後に出てきた飲み物です。カボチャの裏ごしした物のようで、ほんのり甘くて飲みやすかったです。

　会計は二人で26,000wでした。やはりちょっと高級感漂う昼食でした。

　南浦洞PIFF広場には色々な屋台が出ていましたが、そこで２件並んでホトッを売っている屋台があったんで、一個ずつ買ってみました。これはアジュンマが一人で売ってるお店、一つ500wです。生地はモチモチで中に黒砂糖や松の実の甘い蜜が熱で溶けて美味しかったです。

　これは焼きたてが一番良いと思います。厚紙で挟んでくれます。お金は自分で缶に入れて、おつりがあった場合も自分で500w玉を取ります。

　これはそのすぐ横のホトッの屋台で、男性が二人でやってました。油で揚げ焼きしているような感じ。こちらの店の方が混んでいるようで並んで待ちました。

　まずお金を缶に入れて、おつりがある場合も自分で500w玉を取ります。その後、置いてある紙コップを平べったくつぶして、こういう風に出しておじさんがホトッを入れてくれるのを待ちます。

　入れてくれたホトッはおじさんが開いて穴をあけてくれるので、自分でさらに黒砂糖をスプーンで追加できます。

　こちらのホトッは生地はとても柔らかく、モチモチッというよりは、ただ柔らかい感じ、私は前のアジュンマのホトッの方が好みでした。

　この日はお風呂に行ったりマッサージしたりでとても遅くなってしまい、ほとんどの店が閉まってしまいましたんで、24時間空いているという食堂に入りました。本当はポッサムが食べたかったんですが、ないので仕方なくサムギョプサルを。
　
　この店は南浦洞のPIFF広場の一角にあり、地下に降りていく所です。サムギョプサルは一人前5,000wですが、三人前からじゃないと注文できないと言われました。量的には二人でちょうど良かったです。

　お肉は店の人が冷蔵庫から固まりを出してきて、その場で切ってくれました。焼くのも全部店の人がやってくれます。付け合わせは葱のコチュジャン和え、キムチ、カクテキ、サンチュと唐辛子、ニンニクでした。

　ご飯も出してくれました。ビールを注文し合計で18,000wでしたが、深夜料金なのかなんなのか、20,000wと言われました。夜も遅かったし面倒なので払いましたが。味は良かったです。

　朝ごはんはまたチャガルチ市場をウロウロしました。時間も７時過ぎで早かったんですが、お店はもうやってました。そのうち、豚の皮を炒めた物が並ぶ一角があって、そこで食べる事にしました。

　店の前には筋が入った白いスープ、豚皮の炒めた物、血の固まり入りのスープが並んでいました。豚皮の炒め物と、血の固まりの入ったスープを注文しました。

　ビニールで囲われた店はテーブルが並んでいて、そこに炭が入った七輪と鉄板が来ました。すぐ裏は港でカモメの鳴き声が賑やかでした。朝早かったんですが炭と囲われたビニールの壁のおかげで寒くはなかったです。

　これがメニュー、一番左の「デジコプテギ」がおそらく豚側の炒めた物だと思われます。

　これは既に炒めてあるんで、炭で温めながら食べるといった感じです。タマネギとサムジャンも出てきました。

　相方は以前に食べた事があったようですが、私は初めて食べました。コリコリムチムチといった食感で全然臭くなく、コラーゲンはたっぷりって感じでした。

　これは血の固まりが入ったスープです。レバーのような味、食感はプリプリしていて美味しかったです。黒こしょうが効いていて全部飲めました。一緒に雑穀の入ったご飯を出してくれました。

　会計は二人で10,000wでした。相場なのかどうかは分かりませんが、のんびり落ち着いて食事できたし、味も良かったのでまぁ良いかな、と。

　ずっと気になっていたんですがなかなか食べる機会がなかったプルコギバーガーを食べにロッテリアへ。ここはロッテデパートの地下に直結しているお店です。ちょうどライスバーガーをしていてプルコギ味とキムチ味があったんですが、私はプルコギを注文しました。

　チキンとコーラとライスプルコギバーガーで、5,500w。ここは女性が一人で食事している姿を多く見かけました。席の配置も良い感じです。

　ライスプルコギバーガーです。これは美味しかった。

　コンビニエンスストアのGS25で購入したコンビニフードです。ビールは３種．飲み比べてみましたが、どれも全部軽い。軽すぎるくらい軽いです。発泡酒よりも軽い感じ。釜山の食堂でビールを頼むとほとんどhiteが出てきて、滅多にCassを見かけなかったんですが、何かあるんでしょうかね。

　おにぎりは500w、キンパッは1,000wでしたが、キンパッの方が美味しかったです。一本買うと梅のジュースが付いてきました。中身も切れているので食べやすい。

　この中身はお肉の炒めた物が入っていました。もう一つは海鮮でしたが、味付けが非常に薄いので醤油が欲しくなります。おにぎりはツナだったんですがこれも塩味が非常に薄くて、あまり美味しくなかったです。

釜山での観光はこちらです
http://4travel.jp/traveler/cno/album/10228608/

この旅行記へのコメント （6）

• makkoさん 2008/03/28 17:22:21

  懐かしの釜山

  Ｃｎｏさんこんにちは。
  私も２００１年と２００４年に釜山へ行きました。
  貴方のように大変バラエテイーに富んだ食事はしませんでしたが、チャガルチ市場の山手にある国際市場の路上で、おばさんたちの売ってる巻き寿司や血のソーセージを食べました。
  日本人も立ち食いをしてるぞというような表情で、親しみが込められた視線を浴びたのが思い出されます。
  他に珍しいものといえば、うなぎをぶつ切りにして焼いたものをトンレグ温泉街の食堂で食べました。私は結構ゲテモノが好きで苦になりませんが、女房はもうひとつだったようです。
  
  ちなみにこの温泉街にある共同湯へも、私だけですが入ってきました。履物は持って上がり、脱衣箱にある履物入れに入れるスタイルです（他のお客さんが教えてくれた）。湯は透明な単純泉、湯船は深く、洗い場には小便用便器もありました。
  韓国の人は前を隠しませんが私はそうはいかず、きっと日本人だとすぐ判ったでしょうが、ジロジロ視線は感じませんでした。
  
  なぜか女房もこの国が気に入り、あの辛い料理にもなれて、二人で朝鮮の血が入っとんのと違うか？なんて話してます。
  今度韓国へ行ったら、イミグレで知らん顔して在日の列に並んでやろうかしらん！
  
  これからもどうぞ楽しい旅を。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ごきげんよう
  
  追）チャガルチ市場の奥に食肉の市場が有り、ホルモン料理を食わせるらしいですが、ご存知ですか？
  尚、ガイドブックには全く載っておらず、本当に有るかどうかも判りません。自分で確かめればよいのですが、しばらく行く予定も有りませんので。

  Cnoさん からの返信 2008/03/29 14:37:12

  RE: 懐かしの釜山

  makkoさん、こんにちは。
  
  書き込みありがとうございます。
  　今回は女二人旅（途中で友人は帰国したので私一人になりましたが）でしたので、あまり量の多い物は食べなかったです。刺身とかも興味はあったんですが二人だとかなり割高になるんで、次回もっと大勢で来た時にしようと思いました。何であまり魚は食べてませんね(^^;)。友人からはコムジャンオを必ず食えといわれたんですが、写真撮っただけでした。うなぎも見ましたが、いわゆる蒲焼きじゃなくて、丸焼きですか？日本でも江戸の頃食べてたような感じなんでしょうか、それだったら食べてみたかったです。
  
  　チャガルチ市場を南浦洞の方からずっと進んでいくと魚ー雑貨ー豚肉な感じで店は並んでいました。豚肉の店の中には長い腸や臓物をそのまま持って陳列しているアジョシがいたので、その辺りがホルモンを食べられる所だったかもしれません。ただ、どちらかというとそれも商店で、奥で食事できるような感じではありませんでした。私も注意してみてなかったんで、それ以上は分からないです。すみません。
  
  　ホルモンだと私が今回泊まった「三原荘」の一帯がホルモン焼きのお店が集まった所でした。結構混んでいるお店が多かったので、美味しいんだと思います。

  makkoさん からの返信 2008/03/31 13:34:48

  RE: 懐かしの釜山

  Ｃｎｏさん、ご返事有難う御座います。
  貴女は外国語のセンスがお有りのようで、現地語がポンポン出てきますね。うらやましい限りです。
  ところで、宿の三原荘はどの辺りに有るのですか？是非その近くのホルモン料理を食べに行きたい。
  
  ついでに、一昨々年１２月女房と長女とソウルへ行った際、地下鉄江南駅から大通りを北へ歩いて１０分くらい、右へ一本入った通りに泥鰌を食わせる店があり、一人で行ってきました。勿論日本で言う泥鰌鍋の「丸」で、裂いてありません。これも美味しかったです。ご参考まで。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上
  
  

  Cnoさん からの返信 2008/04/03 10:55:31

  RE: 懐かしの釜山

  ありがとうございます。
  私の場合は外国語のセンスというよりも、覚えた単語は出来るだけ使わなければ忘れる、という危機感からでして（汗）。友人ともお互いに覚えた言葉はなるべく使うようにしてメールしてますので、そのままここにも書いてしまいました。この方法だと自分がわかんない言葉は調べたり文脈で想像できたりして、確かにお互いで語彙を増やしていく事が出来るので私は勉強になっていますが、いかがですか？
  
  三原荘はここにあります（宿のHP)
  http://www.samwonjang.com/japanese/access/access.html
  
  大通りから一本南の細い路地に入った所ですが、近くに行けば匂いで分かると思います、香ばしい匂いが立ちこめた道なので。
  
  ソウルの江南駅はあまり利用した事がないんですが、行ってみたいなぁと思っている所ではあります。ただ人が多そうで。ソウルもまだまだ食べ尽くしていませんので、また何か美味しいもの（変わったもの）等ありましたら教えていただけたら幸いです。

  makkoさん からの返信 2008/04/03 17:30:33

  ご返事に対する返事

  Ｃｎｏさん江
  ご返事ありがとうございます。
  おっしゃるとおりで、使わなければ忘れますわね。小生も昔は片言の英語ができたのですが、今はもう単語が出て来ず往生します。
  名古屋の炉辺焼き屋で飲んでたとき、居合わせた米国人と言葉を交わす機会がありましたが、単語が出てこなくて長い会話は出来ませんでした。相手はＮＡＳＡの職員だそうで、発音は良いと褒められましたが。
  
  それとたとえ単語でも、その国の言葉を話すと相手は大変喜びますよね。小生中国へ９回出張しましたが、食堂に入ってビールを頼むことだけはできるようになりました。そして勘定を済ませて出るとき「ハオチー（美味しかった）」と言ってあげると、相好を崩して喜びます。
  
  日本でも、以前女房と飯田から名古屋へ車で帰るとき、途中入った中華料理屋が中国人の経営で、これも帰るとき「ハオチー」と言ってあげたら、飛び上がらんばかりに喜んでました。
  
  偉そうな言い方になりますが、あなたのその心掛けや良し。その心構えで外国を旅されたら現地でも多くの触れ合いがあって、思い出深い旅になるでしょうね。
  
  いよー、旅名人！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

  Cnoさん からの返信 2008/04/08 18:42:47

  RE: 懐かしの釜山

  makkoさん、
  
  　あ、おほめいただいてありがとうございます（照）。
  旅をするたびにいつも思うのは「あぁ、ここの言葉をしゃべれるようになりたい｣なんですが、いつも帰るとそんな気持ちはどこへやら、再び訪れて「あぁ、もうちょっと練習しておくんだった」です。
  以前はそんな繰り返しだったんですが、一緒に行った友人が隠れてコツコツ練習しておりまして、いざ一緒に行ってみたら現地で普通に会話しておりまして、それはそれはショックでありました。その努力が雲泥の差だった時に「これではいかん」と。それ以来毎日一つは単語を覚えるようにしております。いつも話していて困るのは、単語語彙の無さです。覚えてくると自信がつくんですかね、使ってみたいという気持ちになって、それがお話ししようという動機にもつながるように感じます。
  その点、英語はあんなにも勉強しませんでしたが、他の言語に比べて知っている単語数はかなり多いですから、凄くありがたいなぁと感じております。同じように他の言語も学校で取り上げてもらえてたら（当時は苦労したでしょうけど）今よりは覚えも早かったんじゃないかな、と。