2007/09/02 - 2007/09/02
641位(同エリア1078件中)
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記919冊
- クチコミ6826件
- Q&A回答49件
- 5,823,588アクセス
- フォロワー233人
この日の前半は、パヴィアク刑務所博物館とツィタデラ(要塞)内にある10号棟博物館を訪れて、ポーランドが辿って来た多難な歴史に触れてみた時間。
すっかり厳粛な気分になったあとは、まだ見ていないワルシャワの別の顔を見に行くことに。
バルバカン(砦)のある城壁に囲まれた旧市街地は、中世の香りも伝えてくれるに違いない。
この日は晴れたり曇ったりのお天気で、歩いて行くのが気持ちいい気温。
ワルシャワの街は一部に石畳の道があるほかは坂も階段も無くて歩きやすい。
出来るだけ自分の足で歩いてみるのがお勧めです。
表紙の画像は、旧市街地にある旧王宮の塔部分。
PR
-
元は監獄だった10号棟博物館があるツィタデラ(要塞)方面から、今度は旧市街地を目指してテクテク。
ワルシャワの街を歩いていると、街のあちこちに記念碑の類を見かけます。
これもそんな一つで、歩道の脇にありました。
これが何の碑なのかまではSUR SHANGHAIには分かりませんが、≪1944≫と彫られた数字が見えているので、これも1944年のワルシャワ蜂起に関連した物なのかも。
間違っていたらすみません。 m(__)m
その碑の前にも、真新しい花が捧げてある街角風景。 -
城壁に囲まれた旧市街地へ行くと言っても、元々の街並みはワルシャワ蜂起後のドイツ軍の報復爆撃や第2次世界大戦中の市街戦によってそのほとんどが破壊されてしまったのだそう。
今見られるワルシャワ旧市街地の街並みは、戦後になってから復元されたもの。
その復元の際には、以前の街並みを描いた絵画をはじめ、あらゆる資料を基にして、寸分違わない再現振りなのだとか。
今ではその街並みも、ワルシャワ歴史地区としてポーランドの世界遺産の一つに指定されています。 -
SUR SHANGHAIとその旦那はワルシャワ市街の北にあるツィタデラ(要塞)方面から、旧市街地に向かって南に歩いているので、先に通ったのは新市街広場。
このあたりも、旧市街地と同じように破壊された街を戦後に復元したのだそうです。
その広場にある教会のドームの色と形が美しい。
青空だったらもっときれいに撮れたかな。 -
上の画像と同じ教会がある新市街広場から旧市街地の入口になるバルバカン(砦)までは数百m。
歩いて行ける距離ですが、観光用馬車も出ていました。
ほかの人たちが乗っているのを見るのは好きだけど、自分は照れくさくて乗れないなあ。(*^。^*) -
上の画像の新市街広場から、旧市街地への入口バルバカン(砦)のちょうど中間にあるのがキュリー夫人博物館。
道に直接面していて、すぐに目に付く黄色い建物。
1911年にラジウム分離に関する研究でノーベル賞を受けたキュリー夫人の生家が博物館になっています。
子どもの頃、その伝記を読んでいたSUR SHANGHAIは「さあ、さっそく見学!」と思ったら、閉まっていた…。
え、何で? (・・?
表に出ているプレートで確かめてみても、
開館:火曜日〜土曜日は10:00〜16:00、日曜日は10:00〜15:00。月曜日と祝日は休館。
…って書いてあるんだけど…。 -
近くにいた人が片言の英語で“TODAY, NO, NO...”と言うんだけど、何でNOなのかが分からない。
こんな時、SUR SHANGHAIたちはポーランド語はできないのがもどかしい…。
誰か特別な見学者が来ていたのか、内部のリフォームをしていたのかな。 ガッカリ…。
そのキュリー夫人博物館脇にも碑があって、ここにも花が盛大に捧げられていた。 -
さっき通ってきた新市街広場方向から馬車が来た。
キュリー夫人博物館の前を通って、ポッコポッコとバルバカン(砦)に向かう。
こんな街角だけ見ると、この日見てきたパヴィアク刑務所博物館や10号棟博物館の陰惨な牢獄、そしてそれにまつわる歴史がウソのよう。
この道筋にはカフェが多数。
気候やお天気がいい日には、外のパラソルの下で飲み物休憩するといいですよ。 -
お次に見えてきたのは、旧市街地を取り囲む城壁の北側にあるバルバカン(砦)。
画像で見えているゲートが、旧市街地へ入っていく門になっています。
元々は15〜16世紀に造られたのだそうですが、これもやはり旧市街地同様に破壊されてしまい、第2次世界大戦後に復元した物だそうです。
ここで写真を撮る時にはちょっとご用心。
パフォーマーが多数いて、バルバカンだけの写真を撮ろうとしても「撮るな!」と言ってきたり、露天のお土産屋さんも≪NO PHOTO!≫と書いた紙をテーブルの上に出していたりします。
トラブルにならないように気をつけましょう。 -
城壁に囲まれた旧市街地と聞くと、規模は大きいんだろうなと思うでしょうが、地図で見てみると…、
…あれ? (・・? 壁に囲まれた部分は、東西南北とも直径が500mあるやなしや。
逆に言うと徒歩でも楽々見て歩けます。
ただし、石畳の部分があるので、やはり歩くための靴で行くのがよし。 -
その城壁に囲まれた旧市街地の中にあるのが旧市街市場広場。
これも第2次世界大戦後に復元したと言う建物群が、四角い広場を囲んでいます。
元々の色合いまで再現した、というこれらの建物を見ると、ワルシャワの人々が街並み復元に費やしたエネルギーが伝わってきそう。
今の旧市街市場広場には、レストランやカフェ、似顔絵屋さんがずらりと並んでいました。
ここを基点に、あちこちの路地に入り込んで歩くも楽し。 -
旧市街市場広場の屋外カフェでまた一休み。
この一画だけ見ると、ヨーロッパのどこに来ているのか分からないね。 -
目の前に見える花いっぱいのこのカフェと、今朝方見てきたパヴィアク刑務所博物館や10号棟博物館が、どうしても結びつかない。
同じ街の顔としてはあまりにも違いすぎる二つの表情…。
今のワルシャワは、それらの博物館で見てきた歴史を乗り越えてきた後にできた街なんだなあ、という感慨にふける。 -
旧市街市場広場でも客待ちしていた馬車。
ん? 乳母車を押してきたお父さんは乗るつもりなんだろうか? -
旧市街市場広場にある噴水。
真ん中にはワルシャワのシンボルの人魚像がありますが、この時にはその周りに集まってきた人たちを撮ってみたSUR SHANGHAI。
溢れてくる水と遊びたがっている子たち、それを見守っているお父さんの脚。 -
その噴水の水溜りに集まってくるのは子どもたちばかりじゃありません。
ハトやスズメもやって来ます。
プルプルプルッ!! スズメの水浴び。 (・v・) -
旧市街市場広場の屋外カフェに陣取っているうちに、ちょっとトイレに…、という事は誰にでもあること。
中にあるよ、と聞いて入って行ったら、屋内席の内装もレトロでいい感じ。 -
さ、旧市街地のもう一つの見所の旧王宮を見に行こうか。
面白い形の看板の面白い形の影が壁に落ちる頃。 -
上の方でも言ったように、城壁で囲まれた旧市街地は東西南北とも直径が500mあるかなしか。
その中にある旧市街市場広場から旧市街地の南端にある旧王宮までは、300mも無いくらい。
歩くと言うほどもなく、もう見えてきた旧王宮の塔部分。
その道筋に、ワルシャワでは歴史が一番古くて、代々の国王の戴冠式も行なったという聖ヤン大聖堂があるんですが、道のすぐ脇にあって結構地味なので、そうだとは気付かずこの時は素通り。(^^ゞ 皆さんも気を付けましょう。
赤いレンガ造りの聖堂です。 -
旧市街地の王宮広場にある旧王宮は、内部の見学ができます。
開館は火〜土曜日が10:00〜16:00、日曜日は11:00〜16:00。月・祝日は休館。
見学料金は、曜日とコースによって数種類。
日曜日は見学無料でガイド無しのダイジェスト・コースのみ。
火曜日から土曜日の常設展(ガイド無し)は9ズウォティ。
常設展+議会室(ガイド無し)が10ズウォティ。
常設展+議会室+王の部屋(ガイド無し)が18ズウォティということです。
ガイドを付けるとさらに+70ズウォティ(ただし英語やドイツ語などで、日本語は無し)
旧王宮のサイト http://www.zamek-krolewski.com.pl ポーランド語版 -
SUR SHANGHAIたちが旧王宮に行ったのは日曜日だったので、見学は無料のダイジェスト・コース。
ほかのコースと比べたわけではないのでよく分かりませんが、このコースだとちょっと物足りないな、と言うのが感想でした。
ジグムント3世が1596年に首都をクラクフからワルシャワに遷してこの王宮に住んでいた時にはヨーロッパで最も美しい城と言われたそうなので、ジックリ見られるコースがいいかもです。
内部の撮影はフラッシュを使用しなければOKでした。
内部の装飾に使われていたこの獅子は、ちょっと和風の獅子に見えたり、メデューサのように見えたり。 -
ヨーロッパでお城見学をすると、いつも思うことがある。
先祖が貴族だったりして、お城を代々を受け継いでいく人は、維持費だけでも大変だろうなあ。
売るにも売れず、見学料を取って現状を維持していくのが精一杯の小さなお城の数々…。うんと有名なお城なら公的援助も受けられるんだろうけど…、という所をこれまでいくつ見てきただろう。
子どもの頃は「お城に住んでみたい。」と思っていたのが、これらの現実を見てしまった後はガックリ…。
いえいえ、ワルシャワのこの旧王宮のことを言っているわけではございませぬ。(^^ゞ -
旧王宮内の螺旋階段を下りて行く。
微妙に歪んだその形が美しい。
そう言えば、この旧王宮はバロック様式だそうです。 -
旧王宮前は王宮広場になっていて、ここにもカフェやお土産屋さんがずらり。
見学後に立ち寄ってみては? -
王宮広場の片隅に咲き残っていたヒマワリの花。
本当にお日様の色だね。(*^。^*) -
旧王宮からは、クラクフ郊外通りを南下して、大統領官邸方向へ。
旧王宮のすぐ近くに立体交差があるのが、不思議なタイム・トリップ感覚。 -
この時だけなのかどうか、旧王宮のある王宮広場あたりからクラクフ郊外通り沿いは道路が掘り返してあった。
アスファルトをはがした後に見えているのは、昔の線路?
後で行ったサスキ公園の東端あたりは、爆撃で破壊されたというサスキ宮殿の基礎を掘り返していたけど、それと関係があるんだろうか。 -
それでも、クラクフ郊外通り沿いには石造りの建物がずらりと並ぶ。
-
クラクフ郊外通りには、ル・ロイヤル・メリディアン・ブリストルも。
白い瀟洒なネオ・ルネッサンスのその外観。
次にワルシャワに来る事があったら、このホテルに泊まってみるのもいいかも。(*^。^*) -
バンコク経由、ミュンヘン乗換えで昨夜ワルシャワ入りしたばかりのSUR SHANGHAIとその旦那は、今日はここまでが限界。
クラクフ郊外通りの続きと新世界通りは明日にしようよ、とサスキ公園の南端から宿になったウェスティン・ワルシャワに向かう。
結局翌日はワルシャワ蜂起博物館の展示に見入ってしまい、クラクフ郊外通りの続きと新世界通りは行かずじまいになってしまったけれど、また来る機会があった時の楽しみにしておこう。(*^。^*) -
サスキ公園南端から、ワルシャワの南北のメイン・ストリートのマルシャウコフスカ通りを渡って行くあたりは、木立の合間に新しい建物が増えていく街並み。
-
う〜ん、これはマンションになるんだろうな。
外側が出来たばかりのようなその建物。
旧市街を通ってきたあとだと、これも同じ街の一角?と思ってしまう。 -
出来たばかりの建物にもグラフィティが。(^^ゞ
-
そろそろ夕暮れの色を帯び始めた空の色。
もう秋の始まりだなあ、と言う雰囲気もあるその表情。 -
ウェスティン・ワルシャワのガラス張りチューブのようなエレベーターからチラリと見えた街並み。
この辺はもうすっかり新しいビルばかり。 -
ウェスティン・ワルシャワに戻って来た後は、ロビー階にあるレストラン≪FUSION≫で夕食。
朝のブッフェもここ。ブッフェは温かい食事が少なくて今ひとつ、と言った感じでしたが、アラカルトの食事はよかったです。
お料理は?というと、名前の如くアジアン・テイストも取り入れた洋食が主体。この時は無料のアペタイザーに小さい巻寿司が出てきました。(*^。^*)
ちょっとだけ食べたかったSUR SHANGHAIは、上の画像のZUREK(ジューレック)を注文。
これはクリーム・スープのように見えますが、発酵させたライ麦を使っているので、ちょっと酸っぱみのあるポーランド名物のスープ。日本人の口にも合うのでお試しを。重過ぎないボリュームがあっておいしいですよ。
具には細かく切ったジャガイモ、ソーセージ、ゆで卵がたくさん入っています。
お皿やカップで出される事が多いですが、この≪FUSION≫では、こぶし二つくらいの大きさのパンをくり抜いた容器で出てきました。
下の画像は旦那が頼んだシーザー・サラダ。これもフレッシュでおいしかったのでお勧めです。 -
ウェスティン・ワルシャワのロビー階から見上げる螺旋階段。
どこでも螺旋階段の写真ばかり撮るSUR SHANGHAIですみません。m(__)m
このあとはお部屋でくつろいでリタイア。
明日はまず、ワルシャワ蜂起博物館に行ってみます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ワルシャワ(ポーランド) の人気ホテル
ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安
497円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
36