ビジネスクラスに乗ってメキシコ（カンクン）へ（１）

2008/02/08 - 2008/02/27

私は、2008年の２月、ユナイテッド航空のビジネスクラスに乗って、メキシコのカンクンまで行ってきた。マイル利用の特典旅行で、必要マイルは９万マイル。集めるのに苦労したが、これでカンクンまで、全線往復ビジネスクラスで行ける（実費11630円のみ）ので、私は日頃からせっせとマイルを貯めている。


私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。

http://www.e-funahashi.jp/

エリア カンクン(メキシコ)

２月８日、中部国際空港発、サンフランシスコ行きユナイテッド航空830便（17:05発）に乗るために午後３時前にチェックインをする。その後、すぐにラウンジ（写真）に直行する。

ここはスターアライアンス共通ラウンジで、規模が小さいわりに食材が豊富である。いなりずし、のり巻き、サンドイッチ、ベーグル、おにぎり、カップメン、チーズ、スナック菓子、アルコール飲料、ソフトドリンク等、かなり充実している。もちろん、全部無料。

私は、お昼をごく軽くすませ、このラウンジで第二の昼食にした。やはり海外旅行に飛び立つ前に、ビジネスラウンジでゆっくりくつろぐと気持ちがいっそう盛り上がる。

ボーイング777のビジネスクラスの座席配置は横２−３−２の７席。私は予約の段階でビジネスクラス最前列通路側の８F席を指定しておいた。

この席を選んだ理由は、席の前がファーストクラスとの壁になっており、前列の座席が倒れてこないからである。隣りは空席。自分１人の世界にひたれる。快適なフライトが楽しめそうである。

食事の前のナッツ類とドリンクのサービス。ナッツ類は相当塩辛いので、手で塩を落として食べると丁度いい。

待望の夕食のはじまり。前菜「スモークサーモンのグリル、プロシュートハムのブルスケッタ、野菜巻き寿司、生姜添え」サラダ「季節の葉野菜」そして、暖かいパン。いずれもおいしく全部食べた。

メインは３種類の中から「牛ヒレ肉のステーキ」を選択。つけ合わせに「ハーブをちらしたベークドポテト、さやいんげん、にんじん、ピーマンのソテー」。
美食に慣れてきたせいか、ステーキの味に感動はない。普通のうまさ。ハーブをちらしたポテトがうまく感じた。

デザートは「世界のチーズセレクション」か「ラズベリーケーキ」の選択であったが、私は両方もらった。要求すれば喜んで（？）提供してくれるので、遠慮なく申し出しよう。

ビジネスクラスの座席はかなり深くまでリクライニングできるので食後、楽な姿勢で仮眠できる。ここが、エコノミーとビジネスの決定的な違いであろう。

到着の前の朝食は２種類より「スクランブルエッグとレッドチェダーチーズのクレープ、マッシュルームクリームソース、カナディアンベーコン」を選択。日本時間では真夜中の時間帯なのであまり食べれない。

名古屋からサンフランシスコまで９時間を超えるフライトであったが、快適な空の旅ができた。写真はサンフランシスコ空港の前の風景。

この日はトランジットのためにサンフランシスコのエアポートホテルに１泊し、翌日（8:35発）、カンクンに向けて出発した。

機種はボーイング757-200。座席配置はエコノミー（横３ー３）ビジネス（横２−２）。太平洋路線の大型機と較べるとかなり見劣りする。

ビジネスクラスでもリクライニングの角度はあまり深くない。しかし、昼間のフライトで、寝る必要もないので苦にならない。

私の席は１−A。つまり最前列の窓側。幸い見事に晴れ渡った朝だったので、素晴らしい景色が楽しめた。写真は離陸する飛行機の陰が滑走路に写ったところ。

サンフランシスコ空港上空からの眺め（１）

サンフランシスコ空港上空からの眺め（２）

サンフランシスコ空港上空からの眺め（３）

サンフランシスコ空港上空からの眺め（４）

サンフランシスコ空港上空からの眺め（５）

眼下に大きな湖「タホ湖」が見える。この周囲にはスキー場が沢山あるという。

雪をかぶった山脈が見える。

朝10時頃から、機内で朝食がはじまった。メインプレートにはチーズ入りオムレツ、ハム、ソーセージ、ポテトとオニオンのつけ合わせ。サイドにはフルーツ盛り合わせ、そして、パンとコーヒー。

サンフランシスコからカンクンまで約５時間半かかる。全米を横断するくらいの距離を飛ばなければならない。眼下にカリブ海とユカタン半島の一部が見える。

現地時間午後４時頃、カンクン空港に到着。土曜の夕方のカンクン空港の入国カウンターの混みようは尋常ではない。入国するのに１時間以上待たされた。