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ネパールはヒマラヤの国であり、後開発途上の国であり、ネパール王国という王制国家。<br />この程度しか知らないが、とにかく「世界の屋根ヒマラヤ」を見たくて行ってきた。<br />そして、この程度の知識でも観光ならば十分であったような気がした。<br /><br />即ち、7000〜8000メートル級の ”頭を雲の上に出し” たヒマラヤが連なり、カトマンズやポカラの町中はホコリと喧噪と雑踏、そして犬と牛と物乞いと押し売りで溢れていた。<br />しかし、王制への予備知識だけは少しばかり揺らいでしまった。<br />それは、2001年に起きた王族殺害事件によるものである。<br /><br />以前、ディスカバリーチャンネルで「王室の惨劇」という番組を観た。<br />これは既に多くのメディアで報道されているので詳細は書かないが、概略は結婚を反対されていた王子が王室の晩餐会の場で国王である父親をはじめ、母親から兄弟姉妹を含む9人を殺害し彼自身も自殺した事件である。<br />しかし、自殺とされた王子は後頭部から撃たれていること、国王たるものの葬儀を外国の来賓も招かず政府内部で慌てて行ってしまったこと、また殺された国王の弟で現国王のギャネンドラが晩餐会に欠席していたことや、更に最近日本では餃子の国となっている大国(?)の影などがちらつき多くの疑惑を残したまま真実は今でも解明されていない。<br />このようなことで国民から信頼を失った現国王は王制を廃止し、この4月の選挙により共和制に移行するとのことである。<br /><br />たかが10日間ほどの旅に何やらシリアスなことを書いてしまったが、とにかくネパールを象徴するヒマラヤ山塊はすべてを見通すかのように神々しいほどの荘厳さで連なっていた。<br /><br />因に、タイトルとした「ナマステ」は「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「さようなら」とオールマイティーな単語だそうで、どうやら日本語の「ド〜モ」のような挨拶語らしい。日本人は「飲ませて」と覚えておくといいそうだ。<br /><br />表紙は、ナガルコットのホテル展望台からの眺め。

カトマンズからナマステ!(ネパールその1)

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2008/02 - 2008/02

769位(同エリア3334件中)

12

71

ZISAMA

ZISAMAさん

ネパールはヒマラヤの国であり、後開発途上の国であり、ネパール王国という王制国家。
この程度しか知らないが、とにかく「世界の屋根ヒマラヤ」を見たくて行ってきた。
そして、この程度の知識でも観光ならば十分であったような気がした。

即ち、7000〜8000メートル級の ”頭を雲の上に出し” たヒマラヤが連なり、カトマンズやポカラの町中はホコリと喧噪と雑踏、そして犬と牛と物乞いと押し売りで溢れていた。
しかし、王制への予備知識だけは少しばかり揺らいでしまった。
それは、2001年に起きた王族殺害事件によるものである。

以前、ディスカバリーチャンネルで「王室の惨劇」という番組を観た。
これは既に多くのメディアで報道されているので詳細は書かないが、概略は結婚を反対されていた王子が王室の晩餐会の場で国王である父親をはじめ、母親から兄弟姉妹を含む9人を殺害し彼自身も自殺した事件である。
しかし、自殺とされた王子は後頭部から撃たれていること、国王たるものの葬儀を外国の来賓も招かず政府内部で慌てて行ってしまったこと、また殺された国王の弟で現国王のギャネンドラが晩餐会に欠席していたことや、更に最近日本では餃子の国となっている大国(?)の影などがちらつき多くの疑惑を残したまま真実は今でも解明されていない。
このようなことで国民から信頼を失った現国王は王制を廃止し、この4月の選挙により共和制に移行するとのことである。

たかが10日間ほどの旅に何やらシリアスなことを書いてしまったが、とにかくネパールを象徴するヒマラヤ山塊はすべてを見通すかのように神々しいほどの荘厳さで連なっていた。

因に、タイトルとした「ナマステ」は「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「さようなら」とオールマイティーな単語だそうで、どうやら日本語の「ド〜モ」のような挨拶語らしい。日本人は「飲ませて」と覚えておくといいそうだ。

表紙は、ナガルコットのホテル展望台からの眺め。

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  • バンコク経由でカトマンズに昼頃到着し、先ずは世界文化遺産のスワヤンブナート寺院とやらに行く。<br />拙者は神社仏閣には余り興味はないが、ツアーに組み込まれているので行くっきゃない。<br />   <br />ストゥーパ(仏塔)に描かれた目は、世界を見つめているそうだ。<br />サルが沢山いるので通称モンキーテンプルとも言われているそうだが、食べ物を持っているとひったくられるので要注意。

    バンコク経由でカトマンズに昼頃到着し、先ずは世界文化遺産のスワヤンブナート寺院とやらに行く。
    拙者は神社仏閣には余り興味はないが、ツアーに組み込まれているので行くっきゃない。
       
    ストゥーパ(仏塔)に描かれた目は、世界を見つめているそうだ。
    サルが沢山いるので通称モンキーテンプルとも言われているそうだが、食べ物を持っているとひったくられるので要注意。

  • 寺院は高台にあるので、空や火などを表す色とりどりの旗の下に首都カトマンズの街が見える。<br />     <br />山や丘に囲まれた盆地だが、盆地といっても標高は1350メートル!。

    寺院は高台にあるので、空や火などを表す色とりどりの旗の下に首都カトマンズの街が見える。
         
    山や丘に囲まれた盆地だが、盆地といっても標高は1350メートル!。

  • <br />世界文化遺産であるカトマンズ旧市街。ダルバール広場は活気にあふれ、まさにヒンドゥーの世界である。<br /><br />雑踏の中を、車とバイクがピピッ!ピーピー!と走る。


    世界文化遺産であるカトマンズ旧市街。ダルバール広場は活気にあふれ、まさにヒンドゥーの世界である。

    雑踏の中を、車とバイクがピピッ!ピーピー!と走る。

  •  どれが文化遺産で、どれが単なる建物かガイドから説明があったが忘却。

     どれが文化遺産で、どれが単なる建物かガイドから説明があったが忘却。

  • 雪解け水を集めた水路で体を洗い野菜を洗い、そして飲み水として家へ運ぶ。<br />我々が飲めば、即座に病院へ直行。  

    雪解け水を集めた水路で体を洗い野菜を洗い、そして飲み水として家へ運ぶ。
    我々が飲めば、即座に病院へ直行。  

  • これは、クマリの館(Kumari Bahal)。お顔を出してくれず、拝謁は出来なかった。

    これは、クマリの館(Kumari Bahal)。お顔を出してくれず、拝謁は出来なかった。

  • ご存知の人も多いと思うが、「クマリ」の説明を少しばかり。<br /><br />クマリとは、国王もひざまづくという高位の「生き神様」。ネパール王国の守護神が宿るといわれ、国の安否を予言するという。<br />初潮前の3〜5歳の少女たちの中で、たくさんの厳しい条件を満たした子供が選出される。<br />親元から離され初潮を迎えてその大役を終えるまで、年に一度のインドラジャトラの大祭に山車にのって町を巡行する以外は館にこもる。<br /><br />何かの写真で見たことがあるが、「いたいけな生き神様」といった感じを受けた記憶がある。拝謁出来なかったのも良かったような気もした。<br />また、最近では「自由!」「人権!」の言葉がお好きな大国アメリカなどの批判があるそうだ。

    ご存知の人も多いと思うが、「クマリ」の説明を少しばかり。

    クマリとは、国王もひざまづくという高位の「生き神様」。ネパール王国の守護神が宿るといわれ、国の安否を予言するという。
    初潮前の3〜5歳の少女たちの中で、たくさんの厳しい条件を満たした子供が選出される。
    親元から離され初潮を迎えてその大役を終えるまで、年に一度のインドラジャトラの大祭に山車にのって町を巡行する以外は館にこもる。

    何かの写真で見たことがあるが、「いたいけな生き神様」といった感じを受けた記憶がある。拝謁出来なかったのも良かったような気もした。
    また、最近では「自由!」「人権!」の言葉がお好きな大国アメリカなどの批判があるそうだ。

  • ヒマラヤが一望出来る、標高2100メートルのクラブ・ヒマラヤ・ナガルコットに向かう。<br />     <br />カーブの多い山道を走る。後方の乗合バスは、満員御礼で屋根も乗客で一杯。<br />屋根でも車内でも料金は同じらしいが、涼しい屋根に乗る人が多いそうだ。<br />     <br />カトマンズなどの街では警察の取締があるそうだが、ここまでは警察の目が届かない。<br />しかし、急カーブにミラーはなく急停止した時はすっ飛んでしまうのではないかと、見ていてもヒヤヒヤもの。

    ヒマラヤが一望出来る、標高2100メートルのクラブ・ヒマラヤ・ナガルコットに向かう。
         
    カーブの多い山道を走る。後方の乗合バスは、満員御礼で屋根も乗客で一杯。
    屋根でも車内でも料金は同じらしいが、涼しい屋根に乗る人が多いそうだ。
         
    カトマンズなどの街では警察の取締があるそうだが、ここまでは警察の目が届かない。
    しかし、急カーブにミラーはなく急停止した時はすっ飛んでしまうのではないかと、見ていてもヒヤヒヤもの。

  • 右端の高い建物が、2連泊するクラブ・ヒマラヤ・ナガルコット(CLUB HIMALAYA  NAGARKOT)<br /> <br />70ルピー(150円)で買ったポスターを撮ったもの。

    右端の高い建物が、2連泊するクラブ・ヒマラヤ・ナガルコット(CLUB HIMALAYA NAGARKOT)
     
    70ルピー(150円)で買ったポスターを撮ったもの。

  • 我々の部屋は405号室。目の前にガンガプルナ(7455m)が見えるとある。

    我々の部屋は405号室。目の前にガンガプルナ(7455m)が見えるとある。

  • 昨日は夕刻に着いたので、今朝は部屋のテラスから朝焼けを見る。どれがガンガプルナなのか分からない。<br /><br />真上にオリオン座が輝いていた。三脚があればバルブで撮ったのだが、、、。

    昨日は夕刻に着いたので、今朝は部屋のテラスから朝焼けを見る。どれがガンガプルナなのか分からない。

    真上にオリオン座が輝いていた。三脚があればバルブで撮ったのだが、、、。

  • サンライズを拝むべくホテルの展望台へ行くと、すでに多くの観光客が日の出を待っていた。

    サンライズを拝むべくホテルの展望台へ行くと、すでに多くの観光客が日の出を待っていた。

  • ヒマラヤ山塊から、ゆっくりと陽が昇る。

    ヒマラヤ山塊から、ゆっくりと陽が昇る。

  • 眼前のランタン・ルリン[Langtang Lirung](7245m)が、朝陽で赤く染まる。<br />上部が純白の雪に覆われ、ピラミッド型の山容をもつ名峰。<br /><br />ここから65キロの距離とのことで、東京から見る富士山より近いことになる。

    眼前のランタン・ルリン[Langtang Lirung](7245m)が、朝陽で赤く染まる。
    上部が純白の雪に覆われ、ピラミッド型の山容をもつ名峰。

    ここから65キロの距離とのことで、東京から見る富士山より近いことになる。

  • ガネーシャ[Ganesh Himal]。右からNo.4(7429m)  No.3(7110m)  No.2(7405m)。<br /><br />かなり遠く500mmイッパで撮った。

    ガネーシャ[Ganesh Himal]。右からNo.4(7429m) No.3(7110m) No.2(7405m)。

    かなり遠く500mmイッパで撮った。

  • 中央に小さく頭を出す、シシャパンマ[Shisha Pangma] (8027m)。<br /><br />チベットに位置する「荒涼とした不毛の地」。

    中央に小さく頭を出す、シシャパンマ[Shisha Pangma] (8027m)。

    チベットに位置する「荒涼とした不毛の地」。

  • 遥か彼方のツギマゴ(6279m)右と、ビグフェラゴ(6629m)。

    遥か彼方のツギマゴ(6279m)右と、ビグフェラゴ(6629m)。

  • 左がドルジェラクパ[Dorje Lakpa] (6988m)。<br /><br />望遠の口径に合うPLフィルターがないので、雪の反射光でハレーションが起きてしまった。

    左がドルジェラクパ[Dorje Lakpa] (6988m)。

    望遠の口径に合うPLフィルターがないので、雪の反射光でハレーションが起きてしまった。

  • ドウムブランク[Dome Blanc] (6830m)。 

    ドウムブランク[Dome Blanc] (6830m)。 

  • 遠くから観たドルジェラクパ。

    遠くから観たドルジェラクパ。

  • ギャンツェンポ[Gan Chenpo]  (6387m)。

    ギャンツェンポ[Gan Chenpo] (6387m)。

  • サンライズを観てから、ナダルコットの丘にハイキング。<br /><br />神社仏閣よりは大いに歓迎。

    サンライズを観てから、ナダルコットの丘にハイキング。

    神社仏閣よりは大いに歓迎。

  • 眼下にネパールの農家の段々畑。<br /> <br />ここでも一部では小作人制度があり、地主は悠々自適の生活をしているらしい。

    眼下にネパールの農家の段々畑。
     
    ここでも一部では小作人制度があり、地主は悠々自適の生活をしているらしい。

  • レンガ作りの家は1Fが家畜部屋、2Fは生活スペースで3Fは台所。<br /><br />ヤギとお婆ちゃんとお爺ちゃん(zisama)と孫。のどかな風景。<br />互いに「ナマステ〜!」

    レンガ作りの家は1Fが家畜部屋、2Fは生活スペースで3Fは台所。

    ヤギとお婆ちゃんとお爺ちゃん(zisama)と孫。のどかな風景。
    互いに「ナマステ〜!」

  • 更なる「のどかな風景」。ヤギと一緒にお昼寝。いいな〜。

    更なる「のどかな風景」。ヤギと一緒にお昼寝。いいな〜。

  • こちらのお母さんは、丘の下から家畜のエサを取ってきた。

    こちらのお母さんは、丘の下から家畜のエサを取ってきた。

  • オ?!。野良犬が子羊らしきものを食べている!。<br /><br />ネパールでは、町中でも山でも丘でも野良犬が徘徊している。<br />飼い主が引っ越しやその他で飼えなくなると放り出し、政府の監督が行き届かず事実上はこれも放りっぱなしだそうだ。<br />     <br />ネパールの人口は約2,700万人だが、狂犬病感染によって年間150〜200人が亡くなっているそうだ。<br />観光収入を財源とするならば、こりゃあちょっとばかりマズイんじゃないかと思う。

    オ?!。野良犬が子羊らしきものを食べている!。

    ネパールでは、町中でも山でも丘でも野良犬が徘徊している。
    飼い主が引っ越しやその他で飼えなくなると放り出し、政府の監督が行き届かず事実上はこれも放りっぱなしだそうだ。
         
    ネパールの人口は約2,700万人だが、狂犬病感染によって年間150〜200人が亡くなっているそうだ。
    観光収入を財源とするならば、こりゃあちょっとばかりマズイんじゃないかと思う。

  • 前が牛で、向こうが水牛。<br />牛は神聖な生き物なので町中をウロつき、農家では乳牛を採って大事に育てる。そして、野良牛でも飼牛でも死ぬと埋葬する。<br />しかし、水牛は悪魔の乗り物なので殺して食べてもよいそうだ。<br /> <br />心なしか、水牛の顔が哀れに見えた。

    前が牛で、向こうが水牛。
    牛は神聖な生き物なので町中をウロつき、農家では乳牛を採って大事に育てる。そして、野良牛でも飼牛でも死ぬと埋葬する。
    しかし、水牛は悪魔の乗り物なので殺して食べてもよいそうだ。
     
    心なしか、水牛の顔が哀れに見えた。

  • おや!、何やら人だかり。

    おや!、何やら人だかり。

  • 水牛の解体でした。<br />肉を食べたくなると、適当にお金を出し合って水牛を買って解体するそうだ。<br />スーパーマーケットは無いので、当たり前のことである。<br />拙者は少しばかり興味を持ったが、ガイドが急がせるのでハッキリと撮れなかった。<br />     <br />蛇足であるが、ネパール人である30代の青年ガイドは流暢な日本語を話し、他に英語とドイツ語が出来るという。<br />後日、彼と二人だけになった時に聞いた。「ガイドをしていて、ヨーロッパ人と日本人の違いがあるか」<br /><br />彼は言う。「何処の国の人が良い悪いではなく言いますと、イギリス人にはイエスにサーやマダムを付けないと不機嫌になりますし、アメリカ人は自分たちは大国の人間だと思っているの     で、例えば沢山走っている日本車の話などをすると不機嫌になります」<br /><br />彼は拙者が差し出したタバコを、私は吸いませんからと断ってから続けた。「対照的なのは日本人とドイツ人ですね。日本人は食べ物などを見ただけで不味そうだと食べませんが、ドイツ人はせっかく来たのだからと何でも食べてみます。また、日本人は汚い場所を嫌いますが、ドイツ人はフ〜ンこのような場所で生活しているのだといって見て回ります。自分の国にないものを食べたり観たりするために旅に出たわけで、そうでなければ家に居ればよいという考えですね」<br />     <br />彼の感じた一面かもしれないが面白いものだと思った。それで、水牛の解体場面を急がせたのだ。<br />     <br />拙者はその時以降、口に合いそうもない食事も彼の顔がチラチラして一生懸命食べることにしてしまった。

    水牛の解体でした。
    肉を食べたくなると、適当にお金を出し合って水牛を買って解体するそうだ。
    スーパーマーケットは無いので、当たり前のことである。
    拙者は少しばかり興味を持ったが、ガイドが急がせるのでハッキリと撮れなかった。
         
    蛇足であるが、ネパール人である30代の青年ガイドは流暢な日本語を話し、他に英語とドイツ語が出来るという。
    後日、彼と二人だけになった時に聞いた。「ガイドをしていて、ヨーロッパ人と日本人の違いがあるか」

    彼は言う。「何処の国の人が良い悪いではなく言いますと、イギリス人にはイエスにサーやマダムを付けないと不機嫌になりますし、アメリカ人は自分たちは大国の人間だと思っているの     で、例えば沢山走っている日本車の話などをすると不機嫌になります」

    彼は拙者が差し出したタバコを、私は吸いませんからと断ってから続けた。「対照的なのは日本人とドイツ人ですね。日本人は食べ物などを見ただけで不味そうだと食べませんが、ドイツ人はせっかく来たのだからと何でも食べてみます。また、日本人は汚い場所を嫌いますが、ドイツ人はフ〜ンこのような場所で生活しているのだといって見て回ります。自分の国にないものを食べたり観たりするために旅に出たわけで、そうでなければ家に居ればよいという考えですね」
         
    彼の感じた一面かもしれないが面白いものだと思った。それで、水牛の解体場面を急がせたのだ。
         
    拙者はその時以降、口に合いそうもない食事も彼の顔がチラチラして一生懸命食べることにしてしまった。

  • ハイキングの終点は、世界文化遺産のチャングナラヤン寺院。<br />又もや興味の無い神社仏閣だが、バスが来ないので行くっきゃない。<br />     <br />修学旅行に来たネパールの中学生(因に、日本と同じ六三制だそうだ)の前を、牛が我が物顔で歩く。

    ハイキングの終点は、世界文化遺産のチャングナラヤン寺院。
    又もや興味の無い神社仏閣だが、バスが来ないので行くっきゃない。
         
    修学旅行に来たネパールの中学生(因に、日本と同じ六三制だそうだ)の前を、牛が我が物顔で歩く。

  • 4世紀に建立した、ヒンドゥー最古の寺院だそうである。

    4世紀に建立した、ヒンドゥー最古の寺院だそうである。

  • これには少しばかり興味を持った。<br />皇太子(あの惨劇の主人公か)がこの石像を剥ぎ取って海外に売ろうとしたが、これを載せた飛行機が何かの事情でテイクオフ出来なかったそうである。<br />     <br />そこで、神の力はスゲ〜と再認識されたそうだ。

    これには少しばかり興味を持った。
    皇太子(あの惨劇の主人公か)がこの石像を剥ぎ取って海外に売ろうとしたが、これを載せた飛行機が何かの事情でテイクオフ出来なかったそうである。
         
    そこで、神の力はスゲ〜と再認識されたそうだ。

  • ホテルに戻り、その周辺を撮る。<br />キレイな「きれい」という日本語。

    ホテルに戻り、その周辺を撮る。
    キレイな「きれい」という日本語。

  • あそこが、今朝サンライズを撮った展望台。

    あそこが、今朝サンライズを撮った展望台。

  • ホテルでランチをとっていると、轟音を立ててヘリが飛んできた。<br />ロシアの富豪が食事に来たのだそうだ。ロシアの富豪ならば石油成金かな、、。<br /><br />拙者は来月に隣のインドにベンガルタイガーを観に行く(来る?)予定だが、一度日本に帰るのも面倒なのでここからヘリで行くかな。<br />とは言うものの、ここまでだけでも窮屈なエコノミーで来た人間には無理な話。

    ホテルでランチをとっていると、轟音を立ててヘリが飛んできた。
    ロシアの富豪が食事に来たのだそうだ。ロシアの富豪ならば石油成金かな、、。

    拙者は来月に隣のインドにベンガルタイガーを観に行く(来る?)予定だが、一度日本に帰るのも面倒なのでここからヘリで行くかな。
    とは言うものの、ここまでだけでも窮屈なエコノミーで来た人間には無理な話。

  • ランチを終え、ホテルから数百メートル高い丘に登る。<br />     <br />この少年たちからポスターを買った。

    ランチを終え、ホテルから数百メートル高い丘に登る。
         
    この少年たちからポスターを買った。

  • そこから撮った、中央に小さく見える世界最高峰のエベレスト(8848m)。<br />余りに遠く、500mmでもこの程度。<br /><br />邪道だが、PC補光してしまった。

    そこから撮った、中央に小さく見える世界最高峰のエベレスト(8848m)。
    余りに遠く、500mmでもこの程度。

    邪道だが、PC補光してしまった。

  • 邪道ついでにトリミング。<br /><br />後日に遊覧飛行があったのだが都合で行けず、結果的にこの目で見たのはコレだけであったのでご容赦。<br />     <br />不鮮明な写真にズラズラとコメントを書くのは忍びないが、ガイドの説明を少しばかり。<br />チベットとネパールの国境に位置する世界最高峰の山で、インドの測量局長官サー・ジョージ・エベレストからとった名。<br />チベット語でチョモランマ(大地の母神)、ネパール語でサガルマーター(海の頭)。<br />サガルマータはネットで調べると「大空の女神」とある。ま、どちらでもいいか、、。<br /><br />なお、ボストン科学博物館の名誉館長らのGPSを使った精密測定によると、これまでより2m高い8850mであると全米地理学協会本部で発表したそうだ。<br />しかし、一方で地殻変動により隆起しても山頂では風化が激しく浸食されてしまうとの説もあり、ネパール政府は今も公式には8848mとしているとのこと。<br />拙者の背丈プラス24cmの論争(?)であるが、センモン家にとってみれば大きな問題なのかもしれない。

    邪道ついでにトリミング。

    後日に遊覧飛行があったのだが都合で行けず、結果的にこの目で見たのはコレだけであったのでご容赦。
         
    不鮮明な写真にズラズラとコメントを書くのは忍びないが、ガイドの説明を少しばかり。
    チベットとネパールの国境に位置する世界最高峰の山で、インドの測量局長官サー・ジョージ・エベレストからとった名。
    チベット語でチョモランマ(大地の母神)、ネパール語でサガルマーター(海の頭)。
    サガルマータはネットで調べると「大空の女神」とある。ま、どちらでもいいか、、。

    なお、ボストン科学博物館の名誉館長らのGPSを使った精密測定によると、これまでより2m高い8850mであると全米地理学協会本部で発表したそうだ。
    しかし、一方で地殻変動により隆起しても山頂では風化が激しく浸食されてしまうとの説もあり、ネパール政府は今も公式には8848mとしているとのこと。
    拙者の背丈プラス24cmの論争(?)であるが、センモン家にとってみれば大きな問題なのかもしれない。

  • 夕刻を撮る。<br /><br />西日のドウムブランクとドルジェラクパ。

    夕刻を撮る。

    西日のドウムブランクとドルジェラクパ。

  • 同じく西日のランタン・ルリン。<br />確かに奇麗な山である。

    同じく西日のランタン・ルリン。
    確かに奇麗な山である。

  • 肉眼でのランタン・ルリン。

    肉眼でのランタン・ルリン。

  • 陽が沈む。

    陽が沈む。

  • 朝、バドガオン市内などを観光してポカラに向かうべく、2100mのホテルを下ると道の真ん中に黒煙と炎。<br />ガイドが飛び降りて行く。<br /><br />見ると、どうやら古タイヤを燃やしているようだ。狭い道に車がどんどん溜まっていく。<br />10数分ほどしてガイドが戻り、燃えるタイヤは道の端によせられて車は動き出す。

    朝、バドガオン市内などを観光してポカラに向かうべく、2100mのホテルを下ると道の真ん中に黒煙と炎。
    ガイドが飛び降りて行く。

    見ると、どうやら古タイヤを燃やしているようだ。狭い道に車がどんどん溜まっていく。
    10数分ほどしてガイドが戻り、燃えるタイヤは道の端によせられて車は動き出す。

  • ガイドによると、これは一種のデモだそうだ。<br />    <br />インドなどから輸入している石油が、最近は価格が高騰して1リッター55ルピー(110円)。<br />現時点の日本より少し安価だが生活レベルは日本の1/7とのことで、簡単に換算しても1リッター800円近くになる。<br />生活が苦しい!。何とかしろ!。と言ったところである。<br />     <br />「観光客に罪は無いと言って通してもらいましたが、一般車は通れません」とガイド君。<br />誰かが質問する。「警察は?」 <br />「こんな山の中まで来ません。来たとても処罰出来ないのです」<br />「どうして」<br />「この地区の議員のような人は、選挙の時に投票してもらえなくなるので強固な手段に出られないのです」<br />「、、、」

    ガイドによると、これは一種のデモだそうだ。
        
    インドなどから輸入している石油が、最近は価格が高騰して1リッター55ルピー(110円)。
    現時点の日本より少し安価だが生活レベルは日本の1/7とのことで、簡単に換算しても1リッター800円近くになる。
    生活が苦しい!。何とかしろ!。と言ったところである。
         
    「観光客に罪は無いと言って通してもらいましたが、一般車は通れません」とガイド君。
    誰かが質問する。「警察は?」 
    「こんな山の中まで来ません。来たとても処罰出来ないのです」
    「どうして」
    「この地区の議員のような人は、選挙の時に投票してもらえなくなるので強固な手段に出られないのです」
    「、、、」

  • 世界文化遺産の街バドガオン市内。狭い路地が続く。

    世界文化遺産の街バドガオン市内。狭い路地が続く。

  • 右端の女性は同行者でなく物売り。<br />何やら手に持って「センエン、センエン」と言って何処までもついてくる。<br />無視しても一向に気にしない。その強い意志には敬服。<br /><br />写真には撮らなかったが、仏像らしき物を持った男が「ワンダラー」と言って近づいてきた。<br />買うつもりは無いが、1ドルとは安すぎると思い「ワンダラー?」と聞き返したら「曼陀羅」と言った。<br />ワンダラーとマンダラの聞き違いという、お笑いの一席。

    右端の女性は同行者でなく物売り。
    何やら手に持って「センエン、センエン」と言って何処までもついてくる。
    無視しても一向に気にしない。その強い意志には敬服。

    写真には撮らなかったが、仏像らしき物を持った男が「ワンダラー」と言って近づいてきた。
    買うつもりは無いが、1ドルとは安すぎると思い「ワンダラー?」と聞き返したら「曼陀羅」と言った。
    ワンダラーとマンダラの聞き違いという、お笑いの一席。

  • 可愛い子供達。

    可愛い子供達。

  • キュートな裸足の子。

    キュートな裸足の子。

  • この子の後ろが、ニャタポタラ寺院の五重の塔らしい。<br /><br />この子達たちにはキャンディーを上げたが、仙人のように長い髭を伸ばした老人が「さあ撮れ」とばかりに近寄ってくのは聖人といってチップを要求するそうだ。<br />     <br />このチップをくれという仕草は、コインを親指の爪に載せてピ〜ンと跳ね上がる仕草だそうである。<br />以前チュニジアに行った時、彼らはお札を数えるように親指と人差し指をこする仕草をした。<br />     <br />世界中の「チップを呉れ」という仕草を研究すると面白いのではないかと思う。

    この子の後ろが、ニャタポタラ寺院の五重の塔らしい。

    この子達たちにはキャンディーを上げたが、仙人のように長い髭を伸ばした老人が「さあ撮れ」とばかりに近寄ってくのは聖人といってチップを要求するそうだ。
         
    このチップをくれという仕草は、コインを親指の爪に載せてピ〜ンと跳ね上がる仕草だそうである。
    以前チュニジアに行った時、彼らはお札を数えるように親指と人差し指をこする仕草をした。
         
    世界中の「チップを呉れ」という仕草を研究すると面白いのではないかと思う。

  • 「くじゃくの窓」という、職人達が一生をかけて作った作品で世界遺産だそうだ。<br />     

    「くじゃくの窓」という、職人達が一生をかけて作った作品で世界遺産だそうだ。
         

  • スパイがお茶を飲む処?。

    スパイがお茶を飲む処?。

  • ダルバール広場。<br />グルカ兵は撮ってはいけないと言われたが、右端上の屋根にいた。

    ダルバール広場。
    グルカ兵は撮ってはいけないと言われたが、右端上の屋根にいた。

  • この蛇と小鳥には何か意味があるのだろうか。

    この蛇と小鳥には何か意味があるのだろうか。

  • 飾り付けた車は、どうやら結婚式があるらしい。

    飾り付けた車は、どうやら結婚式があるらしい。

  • 五重塔の前のニャタポタラティーハウスの3Fでランチ。

    五重塔の前のニャタポタラティーハウスの3Fでランチ。

  • ランチを食べながら、3Fから下を撮る。野良犬が走り回る。

    ランチを食べながら、3Fから下を撮る。野良犬が走り回る。

  • 自転車に果物を沢山積んだオジサン。<br />     <br />少し高いとことから見ると、カトマンズの人達の生活が良く分かる。

    自転車に果物を沢山積んだオジサン。
         
    少し高いとことから見ると、カトマンズの人達の生活が良く分かる。

  • これは家具商人かと思ったら、ガイドによると花嫁道具だそうである。

    これは家具商人かと思ったら、ガイドによると花嫁道具だそうである。

  • ランチを終えて下に降りると、賑やかなブラスバンドの音。

    ランチを終えて下に降りると、賑やかなブラスバンドの音。

  • やはり結婚式でした。

    やはり結婚式でした。

  • 花嫁と花婿は何方かと接近するも、車の中は子供ばかり。<br /><br />ガイドに聞くと、新郎新婦は寺で祈祷してもらっているそうだ。

    花嫁と花婿は何方かと接近するも、車の中は子供ばかり。

    ガイドに聞くと、新郎新婦は寺で祈祷してもらっているそうだ。

  • <br />親族もバイクに乗って、、。<br /><br />今日(2月11日)はネパールの立春。春初日で最高に良い日だそうである。<br />とにかく、オメデト〜!!。


    親族もバイクに乗って、、。

    今日(2月11日)はネパールの立春。春初日で最高に良い日だそうである。
    とにかく、オメデト〜!!。

  • おや!、新郎新婦がおりました!。<br />     <br />ここは、カトマンズからポカラへの国内線空港。新婚旅行へご出発です。<br />断って写真を撮らせて頂きました。新郎はなかなかのイケメン。<br />新婦は後ろで恥ずかしそうに顔を伏せていました。<br />     <br />拙者のン十年前の姿だ。拙者もなかなかのイケメンだった?。<br /><br />因に、ガイドによると可成りの裕福層の人だそうである。

    おや!、新郎新婦がおりました!。
         
    ここは、カトマンズからポカラへの国内線空港。新婚旅行へご出発です。
    断って写真を撮らせて頂きました。新郎はなかなかのイケメン。
    新婦は後ろで恥ずかしそうに顔を伏せていました。
         
    拙者のン十年前の姿だ。拙者もなかなかのイケメンだった?。

    因に、ガイドによると可成りの裕福層の人だそうである。

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この旅行記へのコメント (12)

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  • kokonoさん 2008/03/19 18:57:05
    原語 なますて〜 ♪
    いやぁ〜驚いたのなんのって 新世界不思議発見 !! 痴呆の勉学此処にあり♪
    烏賊に記する 諸々の事象を 凡才の我輩は 知らずに活きていたとは アナイトオシイー

    ・・空や火を表す旗 ・・即座に病院直行の雪解水 ・・「クマリ」生き神様 ・・「荒涼とした不毛の地」 ・・地主は悠々自適の生活 ・・野良犬が子羊を食べる ・・野良牛飼牛でも死ぬと埋葬する ・・水牛は悪魔の乗物で殺して食べる  ・・テイクオフ出来なかった ・・このヘリ石油成金 ・・(大地の母神)(海の頭)「大空の女神」 ・・8850mと8848m24cmの論争 ・・燃えるタイヤのデモ ・・「センエン、センエン」の強い意志 ・・「ワンダラー」と「曼陀羅」 ・・「チップを呉れ」 ・・スパイがお茶を飲む処 ・・拙者もなかなかのイケメン

    最も注目する事柄は、ネパール人青年ガイドの各国ジン批評・論評・酷評 ??
    笑える筈の事柄が全部集約されている 顔がチラチラで前後不覚の有様・・

    次に控し・・「警察は?」 地区の議員投票に差し障りがあるので 無頓着 ??
    途中休憩の?? お婆ちゃんとお爺ちゃんと孫〔kokono〕 この辺はナゴヤカァ〜 な雰囲気♪

    最後の〆が キイテイル・・ 
    ・新郎新婦がおりましたとさ・・ その次のコメントが 甚だしい 驚くなかれ !!
    【拙者もなかなかのイケメンだった?】 過去形とはいえ 最適な用法だとはオモエナイ
    日本ダンジタルモノ ハシタナイ言動は 己で表現しないもの也 
    奥方か、私が代弁してこそ もっともに聞こえるはずのもの
    駄目で元々 諦めなさい もう手遅れだから・・

    まだまだ、毒はできない kokono より 

    ZISAMA

    ZISAMAさん からの返信 2008/03/21 11:26:31
    RE:ノマセテー( 原語 なますて〜 ♪)
    kokonoさん

    いやぁ〜驚いたのなんのって、、ではなく、いやぁ〜参りました!。
    確かにkokonoさんが仰るように、「日本ダンジタルモノ 己で表現しないもの也」であります。
    ただ、他人が言ってくれるまで待っていると日が暮れることになるどころか、夜が明けた翌日でも言ってくれそうもない事柄でありついつい書いてしまいましたが、結果的に己の小ささを再認識した次第です。
    ネパールのガイド君に、「俺はイケメンか」と聞かなかったことが幸いでした。

    ところで、ネパールへ行って少しばかり体調を崩してしまったのですが、原因はどうやら1杯飲んだ地酒ではなく数杯飲んだ「ラッシー」というヨーグルトのような飲み物だということが分かりました。
    と言いますのは、今月末にインドへ行く旅行社の資料に「細菌が入っている場合が多い」として、この飲み物は控えるようにとあったのです。
    そこで、ネパールへ行った旅行会社に「何も言わなかったではないか」とクレームをつけようと思っていたのですですが、またもやkokonoさんに「日本ダンジタルモノ女々しいことは言わないもの也」と叱られそうなのでやめました(笑)。

    とにかく、インドでは己のイケメン問題を書けないように現地の結婚の場面に遭遇しないことと、ラッシーなる飲み物を飲まないようにすることにこれ努めます。

              自称イケメンのzisama
  • maywayさん 2008/03/11 23:24:25
    憧れの景色!! 有難う!!
     素晴しい景色を有難うございます。
     憧れているのです! この地球のヒダヒダを見るのが!
     昨年計画したのですが、マオイストの活発化があり、躊躇してしまいました。  いつかチベット側からでも良いから、あの気高くも(?)高き峰々を眺めたいと思っています。 これからも楽しませてください。      

    ZISAMA

    ZISAMAさん からの返信 2008/03/12 09:26:16
    RE: ナマステ!(憧れの景色!! 有難う!!)
    maywayさん

    書き込みを有難うございます。
    maywayさんの、「地球のヒダヒダ」とは面白い表現で気に入りましたよ(笑)。

    旅行記にも「言い訳がましく」書いてしまいましたが、季節的に暖かな春といった感じでヒマラヤは少し霞んでいてちょっと残念でした。
    やはり、空気が澄んでいる寒い時期の方が鮮明に見えるのかもしれませんね。
    しかしながら、遊覧飛行の機上でさえ見上げるほどのヒマラヤ山塊には圧倒されました。

    マオイストのことは現地ガイドによりますと最近はさほど活溌化していないそうで、観光には(たかが10日間ほどですが)支障はありませんでした。
    ただ、アチコチに中国語の垂れ幕が下がっていましたね。

    では、これから「my wayさん」ではなく「maywayさん」(5月の旅路さんですか?)のページにお邪魔させて頂きます。

  • kokonoさん 2008/03/08 14:10:46
    万が一にも♀だとしたら
    猛獣と会話できる ZISAMAさん へ

    えっ !!  もう、おでかけじゅんびですかぁ〜 忙しいかたですねぇー
    でもって 単身でトラ狩ですか ベンガルタイガー 油断は禁物ですぞ 
    見張りのパートナーが 絶対に必要ですぞ 失礼ながら奥方を 標的の誘いに連れてゆく・・

    少しは、タイガーの牙から逃れるときの時間稼ぎにはなるかもですよ
    タイガーも心得ていますから 奥方には傷をつけません ♂タイガーだからです♪

    万が一にも♀だとしたら 襲い掛かることもありますが そこはそれ得意の猫撫で声で
    戦意を喪失させる手段がありますからね これでトラ狩も充分楽しめる
    いぇ、楽しむのは 参加者と 4トラ読者ですけどね・・あははのは

    ・腕時計を質屋に入れ
    同じ事を遣っていたんですね、実に愉快な話です・・当時は辛かったけど いぇ、ほんとに
    私も、3人悪友と飲代資金調達に 大事な時計を質草に・・

    当時の質屋親父は顔馴染みで 学生服や指輪などを質草に入れていたんですからね
    使い古しのオンボロを それでも、こちらの言い値で預かってくれた 【救いの神】でしたよ

    新宿西口裏手のションベン臭い屋台に 朝日が差し込む時分まで延々と・・
    こちらの親父も顔馴染み 財布の中身も確かめずに どんどんとお銚子を並べてくれる
    御代の足りない分は ツケで決済 信用あったんだなぁ〜
    このご時勢だと多分、臭い飯を食う羽目に陥るんだろうなぁ〜

    こんな話は、とても真面目に出来ませんでしたよ
    猛獣と話が出来るZISAMAさん だからこそ 平気でおしゃべりできましたよぅ〜

    ところで、ちらっと覗いた次ページに 遊覧飛行のプロペラ機で山岳地帯を見事な撮影♪
    よくぞ、平気で乗っていましたね もしや、少年航空隊員 ??
    しかーし 年齢的に合点がいかない さすれば 遊園地の軽飛行機で特訓したとか ??

    余談になりますが
    私には想像できません プロペラ飛行機は・・
    座席に座っていても お尻がフワフワとして安定しない 時にはエアーポケットで落下する 

    福岡→鹿児島 から 奄美までの予定が台風接近で途中で飛行中止 先へ進めない
    仕方ないのでとんぼ返りの福岡へ 福岡空港までの途中で雷とエアーポケットの直撃
    3日後には、晴天飛行日和 無事に家族3人は奄美空港へ着陸できましたが
    それ以来、うちの神さんは プロペラ機を嫌っています

    私は逆にプロペラ機大好きです セスナ型は特に良いですね 
    運がよいと副操縦席に座れる 沖縄→宮古→諸々の小島へ運行のエアータクシー
    9人乗り双発機などは 低空飛行で海底のさんご礁などをしっかりと観れるのは
    観光タクシーだなぁーと今でも想っていますよ

    質屋通いの kokono より

    ZISAMA

    ZISAMAさん からの返信 2008/03/09 16:46:02
    RE: 虎刈りかトラ狩りか(万が一にも♀だとしたら)


    kokonoさんはライセンスをお持ちの立派なハンターですが、zisamaは空気銃で雀を追った半端ー(ハンパー)ですのでトラ狩りに自信はありません。
    こんな話があります。
    サバンナを歩いていた二人がライオンに遭遇し、一人が慌ててスニーカーに履き替えたそうです。
    それを見たもう一人が「そんな物を履いても逃げ切れない」と言うと、彼は言い返したそうです「お前よりも早く逃げられればいいのさ」。
    zisamaもせいぜい、履き替え用のスニーカー5〜6足を持って行こうと思っています。

    ただ、絶滅危惧種のベンガルターガーは行ったからといって必ず観られる保証はないそうで、1頭どころか4トラも観られればこの上ない幸せとなります。

    ところで、学生服まで飲み代にされたとは、ベンガルタイガーも顔負けのトラ振りですね。
    いや、恐れ入りました。
    kokonoさん御用達の質屋はオヤジさんだったそうですが、zisamaの質屋はzisamaが行くと娘さんが出てきました。
    これが絶世のブス子さんで「余り飲み過ぎないようにね」などと余計なことまで言い、彼女の顔を早く忘れるために逆に飲み過ぎたものでした。
    実は、それが今の吾が女房です。

    ジェットよりも、プロペラ機はいかにも飛行機に乗っているという感じでいいですね。
    zisamaが現役の頃、数回目の本社(北米インデアナ州)へ行く時に、向こうで会う人間から事前に「来たら俺の飛行機に乗ってくれ」と連絡がありました。
    彼の地は手作りの飛行機で遊び回っている輩が多く、彼の手作り軽飛行機に以前に乗った同僚が「あいつは飛んでいる途中でエンジンを切り、飛行機の落下速度が地球の引力と同じになった時に持ったペンを手から離して宙に浮かせる芸当を見せるよ」と言いました。

    そいつは面白いという気持ちと、(彼の地では死亡事故も発生していますので)大丈夫かなという気持ちの半々で行きました。
    しかし、仕事が長引いてしまい結果的に宇宙飛行士気分を味わう事が出来ませんでしたね。
    今こうして考えてみれば、ちょっと残念だったと思っています。

    zisamaもヘリやバルーンそれにセスナ(北米ではなく)などに乗りましたが、ギアナ高地で足下が透けるヘリで卓状台地の頂上まで行った時が一番印象に残っていますね。

    前述の手作り軽飛行に乗っていれば今頃あの世であった可能性もあり、同じあの世に行くのであれば念願のトラを観た帰りにヒマラヤに激突して多額の賠償金が妻殿の手に入れば、結果的に「良き亭主であった」ということになってサイコーだと思っているところです(笑)。

                               質屋の娘であった妻殿の老後を心配するzisama

  • kokonoさん 2008/03/06 15:18:19
    こんちわぁー
     ネパール王国のZISAMAさん♪

    ・出だしの文句が素晴らしい ”頭を雲の上に出し”の世界の屋根ヒマラヤ・・が 後に続く
    ホコリと喧噪と雑踏、犬と牛と物乞いと押し売りで溢れていたには・・がっかり

    ・多くの疑惑を残したまま真実は今でも解明されていない・・共和制に移行する でホット 
    神々しいほどの荘厳さで連なっていた ヒマラヤ山塊 で安心
    〆の言葉 【飲ませて】 が 活きていますね♪

    王制国家の有様と青く澄んだヒマラヤ上空の大枚収納のコメントなどを
    ゆっくりと拝謁します まずは、表紙写真へ 清き1票を投じます

    kokono

    ZISAMA

    ZISAMAさん からの返信 2008/03/07 09:39:34
    RE: 飲ませて〜(こんちわぁー)
    kokonoさん


    「飲ませて〜」と言って飲んだネパールの地酒は強烈で、若い頃に安くて早く酔うことを目的に飲んだアブサンよりもキツ〜イ酒でした。
    アルコール度数は聞きませんでしたが、きっと火の中に投じればボッと燃えたかもしれませんね。
    日本の「おちょこ」に似た小さな器ですが、3杯飲みましたら頭がキ〜ンと痛くなりました。

    一緒に出る食べ物は、日本人の体質に合わない成分の入った中国やインドから輸入した油で揚げたものが多く、この料理と強烈な酒を夜毎お腹の中に入れていれば3日と持ちません。
    zisamaは初日で懲りたので以降は控えましたが、zisamaよりもご年配の小柄で物静かな方は夜毎クイクイと飲みムシャムシャと平らげていました。
    いや〜日本人はスゴイ!と同国人ながらビックリし、同時に己のカラ元気さを恥じ入った次第です。
    以前、kokonoさんが銚子を数本並べたテーブルの前にドッカと座っていた写真を拝見しましたが、kokonoさんならば10杯はいけると思いますよ(笑)。

    タイトルが「飲ませて〜」としてしまいましたので、ヒマラヤのことではなく酒の話になってしまいました。
    書き込みと清き1票を、心から感謝します。

    ところで、先日kokonoさんのページへお邪魔してプロフィール写真が変わっているのを拝見し、おや?お孫さんがもう一人生まれたのかと思いそのことを書き込もうと思っていたのですが、ちょうどその時にヤボ用が入ってしまいそのままになってしまいました。
    改めまして、これからお邪魔します。

    kokono

    kokonoさん からの返信 2008/03/07 15:43:20
    RE: こんちわぁー【アブサン】で乾杯♪
    うん、ウン やりましたなぁ〜 火のつく安酒 サボテンから作った 確かにアブサンを !!
     まず、こいつと塩を舐めてから 小盃で1.2杯流し込むと 喉の奥が ぴりっ ビリっときて胃の中へ収まると ぷあーとアルコールが回転して 全身火がついたように熱くなり
     慌てて 冷水を追い討ちで胃の中へ流し込んだりして この酒飲むには忙しいこと 
    お陰で、おつまみは必要ない そんな代物でしたね
    寒い時期の 函館松風町アタリでは 暖がとれて 10軒目標でハシゴしたもんですよ
     若い頃は銭もなく 無鉄砲で 楽しい遊びをしていたもんです♪

    で・・【小柄で物静かな方】が kokono と同類のお方とは うれしいじありませんかぁ〜
    ムシャムシャクイクイは当てはまりませんが 頼もしい方ですね 表彰もんです !!
    そちらへも、追加の1票を献上しますよ♪

    で、本日の目玉ショットは 【どれがガンガプルナなのか分からない】 こちらに決定です
    わたしには、原始時代の夜明けに観えます 太陽の温かみがこんなに壮大だとは !!
    タイヨウが覗き見している朝焼けもステキですが 投票制限があるので・・ 
    ジテンとしてみましたよ

    詳細なコメント付きの 71枚 まだまだ、読破し切れません
    ゆったりと 帆を進めます

    付記
    現時点では 孫娘3名です 6.3.1です なんか足りない 新制義務教育は 6.3.3制
    残り、あと2名の追加を私としては希望しているところですが・・

    娘孫大好きな kokono より

    ZISAMA

    ZISAMAさん からの返信 2008/03/08 10:28:40
    RE: 続・ナマステ(こんちわぁー)
    娘孫大好きな kokonoさん


    頂いたkokonoさんの書き込みを、思わず笑いながら読みました。

    kokonoさんのアブサンを飲んだときの表現には迫力!があり、zisamaも遠〜い昔を思い出してしまいましたよ。
    また、kokonoさんが「函館松風町アタリ、、」を、肩で風を切って歩いていたであろう若かりし頃の光景が想像されます。

    zisamaも横浜の野毛というアタリで腕時計を質屋に入れ、屋台のオデン屋から竹輪を二つばかり買いそれを持って近くの酒屋で立ち飲みをしました。
    とても「10軒目標でハシゴ」などの資金も無く、当時に流行ったプレスリーのハウンドドックなどを仲間と唄いながらフラついたものでした。
    いやいや、お陰様で気分が若返りましたよ(笑)。

    ところで、zisamaの拙い旅行記などは帆船ではなく、時間の無駄ですから高速艇でサーっとご覧になって下さい。
    可愛い3人のお孫さんのお相手をする方が、ホコリと喧噪の旅行記をご覧になるよりもよほど有意義ですから、、。

    kokonoさんはお孫さんから英気を取り込んでいるのだと思いますが、zisamaには孫がいないため対象物とすべく今月末から野生のベンガルタイガーを観にインドへ行く予定です。
    デリーなどの街には行かず朝から晩までトラを追うというもので、マニアックと言いますか野生動物気違いの旅であり当然妻殿は行きませんので一人参加です。
    ネパールで妻殿から「控えなさい」と言われた強烈な地酒を、今度は7〜8杯ほど挑戦したいと思っています。

                                                               孫もいない野生動物大好きな(?)zisamaより

  • naniwa ladyさん 2008/02/27 09:38:49
    素晴らしい!!!
    ネパール、見せていただきました。
    まず、山の写真にすごーーいの一言!!稜線がくっきりと映像に写っているんですね。綺麗です。
    そしてコメント。ものすごーーく勉強になりました。王族の話から宗教まで、ネパールのかかえる問題まで提議していただきました。やはり日本に生まれてよかったと改めて思います。ガイド君は偉いですね。私ならすねて生きるだけでしょうね。努力が嫌いですから・・
    zisamaの探究心も素晴らしい。ガイド君の各国人評、面白いです。以前、その国の国民性をひにくった、”世界の日本人”だったかなぁを読みましたが、それを思いだしましたね。イギリス人はその歴史からプライドを持つのはわかるけど、アメリカ人もプライドが高いんですね。ドイツ人は規則ばかりの堅物だと思っていましたが、ちょっと見直しました。好奇心旺盛でよろしい。でも私はドイツ人になれそうにありません。
    カワセミは日本の方が断然いいですよ。あの青色も日本の方が透明感があって好きです。
    1000円コールもバリ島を思いだしました。
    遊覧飛行に行きたいなぁ・・ナスカみたいに右に左に振り回されて気分が悪くなることもなさそうだし。。雄大ですね。
    やはり素晴らしい旅行記でした。有難うございました。

    ZISAMA

    ZISAMAさん からの返信 2008/02/28 09:56:04
    RE: ナマステ!(素晴らしい!!!)

    ナニレディさん

    早速の書き込みを有難うございました。

    zisamaは重い望遠レンズを持ってヒマラヤを狙って行きましたが、ご覧のごとくの駄作写真に終わりました。
    詭弁になるかもしれませんが、季節的に「春霞」といった感じでヒマラヤは肉眼で見ても鮮明とまではいきませんでした。
    それをカバーするのがテクニック!ということになりますが、腕が追いついて行かずザンネンムネンといったところです。

    ドイツ人のことは、zisamaもナニレディさんと同じにヘ〜と思いましたね。
    ガイド君が言うには、ドイツ人向けに水牛解体を見る場面が組み込まれたツアーがあるそうです。
    屈強な男が大きな山刀で水牛の首を一刀両断に切り落とすのだそうで、鮮血が飛び散り水牛の巨体がド〜っと崩れ落ちる瞬間をジ〜っと見るわけです。

    これがネパールの人達の生活の中の風景ならいいですが、何だかショー的な要素を含んでいるとすると「悪趣味」の範囲に入るかなと思いますね。
    この解体ツアーがあると近隣の住民は肉が貰えるので大歓迎だそうですが、ドイツはこのような形でODAをしているのかもしれません(笑)。

    ナニレディさんも色々な本を読まれているようですが、ただ国民性を画一的にしてしまうのは問題で、彼が見て感じた対象はツアーに参加するオジイチャンやオバアチャンだけであり、若年層はまた違うかもしれませんね。

    それと、ナニレディさんは「努力が嫌い」とのことですが我が妻殿も全く同じで、彼女の好きな言葉は「棚からぼた餅」と「一攫千金」です。
    彼女に言いましたら、「お友達になれそうですね」と申しておりましたこと付記します。

    あ、それとガイド君の話をもう一つ。
    彼は日本に来た時に富士山に登ったそうですが、ヒマラヤの場合は登れば登るほど周囲の山々が見えてくるのに、富士山の場合は登れば登るほど周囲の山が消えて行くと言っていました。
    これも面白い話でした。

    最後に、投票して頂きまして有難うございました。

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