伊豆花春-4　浄蓮の滝は通り雨　☆女郎蜘蛛伝説の滝に独りいて

2008/02/23 - 2008/02/23

【河津桜・修善寺梅林と天城浄蓮の滝】の日帰りツアー（阪急交通社・クリスタルハート）に参加しました。

浄蓮の滝は湯ヶ島温泉から天城峠に向かい2km、浄蓮の滝前には大きな駐車場があります。そこから階段と坂道を下ること約５分。がバスを降りるなり、大粒の雨が・・雨宿りせずに向かったのはマキタン一人だけ・・。神秘的な滝の主（女郎蜘蛛）に出会った気分を味わって戻ると、俄か雨はあがっていました。

天城原生林に包まれた浄蓮の滝は、高さ25ｍ幅7ｍの天城山中第一の滝とのこと。
伊豆市観光協会のWebサイトは・・
http://www.izushi.info/

エリア 天城湯ヶ島温泉(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

狩野川の上流部を本谷川といい、全流程が山地渓流という。浄蓮の滝付近の標高は310mほどだが、川の水は清く冷たく、真夏でも16℃程しかならない。

浄蓮の滝は天城山中第一の大滝で、高さ25m滝壷の深さは15m。天城山の寄生火山である鉢窪山(はちくぼやま)の噴火により流れ出した溶岩が滝を作った。

浄蓮の滝の名は左岸山中に浄蓮寺があったことに由来する。

浄蓮の滝観光センターのＨＰは・・
http://plaza.across.or.jp/~j-taki/

観曝ポイントには唯ひとり。伝説の瀧をイメージして蛍光灯モードにすると怪しい青が浮かび上がった。

「天城越え」の記念碑

ジョウレンシダ は珍しいシダで、静岡県指定の天然記念物。ここでの見事な群落がこの名前の起源という。なお葉の先のほうに一個の不定芽をつけ、これが地面についと芽を出して新しい植物になる不思議な性質があるので、別名｢ハイコモチシダ｣ともいうそうだ。

ワサビ田が多い。冷たくきれいな流れがあるから・・。

浄蓮寺の跡に祠があった。

バスから出るなり大粒の雨が降り出した。雨脚がはっきり見えるほどだ。天城山中の霞がかった様を撮った。

皆、急ぎ足で退散していった。階段を下りる観光客は皆無となった。でも、こんな時こそシャッターチャンスはある筈！独り滝壺に向かった。

独りで見た瀧・・雨に煙るが間もなく止んだ。

滝から戻ってくると雨は止んでいた。30分足らずの通り雨だった。行きと同じアングルで撮ったが、遠景が明瞭になってきた。

湯ヶ島・湯ヶ野といった地名が懐かしいが広域合併で伊豆市になっていた。

伊豆の踊子像
浄蓮の滝の遊歩道入口脇に、天城の山々を指差す学生と踊子の二人像が建っている。
この浄蓮の滝から河津七滝までの間歩程16.2kmの道は踊子歩道として整備されているそうだ。