2006/07/20 - 2006/07/23
1475位(同エリア1662件中)
葉さん
かれこれ1年半ほど前、登山まったく未経験の私ですが、職場の九州配属の同期の子達と一緒に無謀にも屋久島登山へ行ってきました。
周りはけっこう登山経験者が多かったので、何とかなるかな〜という甘い目論見。
もののけの森と縄文杉登山を1日で済ませる、という、現地の人から言わせると普通2日がかりで行うようなことを強行軍でやりぬいてしまいました。
約11時間、歩き通しでぶっ倒れそうになった、そんな私の初登山記録です。
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さあーて、いよいよ屋久島への旅が始まります!
期待を胸いっぱいに乗せて、鹿児島よりフェリーにて向かいます。
どんな旅になるのやら… -
あいにくの曇り空ですが、晴れ女の自分を信じて、きっとそのうち晴れてくるはず! と願いをこめます。
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穏やかな海に揺られ…
いつの間にか眠ってしまいました。
そうこうしているうちに、屋久島到着です! -
おおおお、海が青い!
南国らしい、さわやかなブルーです。 -
まずはみんなで海水浴を楽しみました。
このへん、まだみんな余裕ですね。 -
さらっと海水浴を楽しんだ後は観光です。
屋久島配属の同期の運転にて、島をぐるり。 -
あー、いい気持ち!
曇り空の向こうに晴れ間が見えていて、私はこういう天気が一番好きなんですよね。 -
なんだか有名らしい滝スポットへやってきました。
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どうやら大川の滝、というようです。
滝のすぐ近くまで岩場を登っていって、みんな大はしゃぎ。 -
マイナスイオン出てますね〜
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よい眺めです。
意外と観光客も少なく、のんびりと眺めを楽しむことができました。 -
今日はのんびり過ごして、明日はいよいよ登山です!
あ〜和むわ… -
翌日、まだ暗いうちから行動開始です!
初登山、がんばるぞ! -
うわ、いきなり大きなこぶのある木です。
こんなに大きなのがついていて、倒れないんですかね… -
さすがに、ひとつひとつの木に貫禄があります。
というか、一本一本の木がでかい!! -
うわ…すごい迫力の木です。
生命力を感じますね… -
あまりにも大きな木が多すぎて、なんか「すごいものを見ている」という感覚がなくなってきます。
ああ、でも、美しいなあ… -
「くぐり杉」という名のスギ。
そりゃー、くぐっておかないと! -
「七本杉」です。
うーん、これがスギ…?
まるで広葉樹のようです。 -
うわー、これが「もののけの森」です!
すごいです。
苔むし具合が山のほかの場所とは違います。
静かで、確かに何か生命の気配を感じます。 -
美しいなあ…
確かに、ここならもののけの存在を信じられますね。 -
初登山、けっこうここに来るまででも体はきつかったんですが、そりゃ、こんな景色を簡単に見れたら…
観光客が押し寄せすぎて、この景観は守ることができないかもしれませんね。 -
中に何か住んでそうですね…
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もののけの森ですが、意外なことに、ほとんど私たち以外の登山者はいませんでした。
出会っても数組程度でした。 -
この道を左に進むと「太鼓岩」に行きます。
同期の子で、余力のある子は太鼓岩まで登っていきました…が、私含め、他の子達はここで休息。
ぜいぜい…
でも、縄文杉に出会うための登山はここから始まる、といっても過言ではないんですよね。
がんばらねば!! -
「楠川別れ」から、本来の縄文杉登山ルートに合流しました。
その途端、登山者の多さに驚きました!
みんな、もののけよりも縄文杉を目指すんですね…
これは、「三代杉」。
一代目のスギが枯れた後に二代目が育ち、二代目が伐採された切り株から三代目が育ち…
というわけで、今そびえているのが三代目だそうです。 -
なんか、どれもこれも「本当にこれがスギ!?」みたいな形態になってますね。
まあ、人間も年をとるとシワがいっぱいになってきますけど、木も年をとると表面がぼこぼこになってくるのですかね… -
「翁杉」です。
で、でかい…
どうやら、縄文杉の次に大きい木らしいです。
翁、という名の通り、風格がありますね。 -
ぜいぜい…
「ウィルソン株」に到着しました!
この株もかなりでかいです!
穴の中に入ってみましょうかね。 -
切り株の中から外を見てみました。
中はかなり広いです。 -
外からみんながのぞきこんでますね。
ピントぼけすぎですが。 -
中には神様が祭られていました。
もう全身ボロボロですが、あと少し、縄文杉に会うまではこの体を持たせてください! と、お祈りしておきました。 -
や、やった!!
とうとうたどり着きました!
縄文杉です!! -
縄文杉の梢。
ああ、日の光も私たちを祝福してくれているよ… -
縄文杉の上部です。
上部もすでにスギっぽくありません。
この上部だけでも、いったい何百年、何千年経っているのでしょうか… -
ああ、うれしいよ〜
初登山が縄文杉で、無事に見ることができて、本当にうれしいです! -
いやーほんと、迫力あります。
写真でしか見ることのなかった風景を、実際に自分の目で見ることができて、大満足です! -
やれやれ、と、腰掛けてお弁当を食べていたらシカが寄ってきました。
うーん、あげたいけどあげれないのよ。 -
帰り道にて。
「大王杉」です。
大王ってまた、大げさな名前…と思いましたが、縄文杉が知られる前は、この大王杉が屋久島を代表する木だったんですね〜
納得。 -
大王杉の上部…かな?
ホント、しつこいけどあんたスギなの? って思うような枝の張り方です。 -
ちらちらと赤い葉をつける木。
緑一色の山の中で、存在感がありました。
あとは下山するのみ! …なのですが、この後、私は地獄を見ました…
トロッコ道を延々延々と歩き続けるのは、もう拷問でしたね…
永遠にトロッコ道が終わらないんじゃないか、私は実はずっと昔に死んださまよえる魂で、一生このトロッコ道を歩き続ける運命にあるんじゃないか…
ということを本気で考えてしまったくらい、つらかったです。 -
白骨樹も印象に残りましたね。
全身、今まで感じたことのないような筋肉痛に見舞われる中、屋久島を後にしました。
体はボロボロでも、ものすごく楽しかったです!!
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