2008/02/07 - 2008/02/08
13385位(同エリア15521件中)
ぢょーんづさん
- ぢょーんづさんTOP
- 旅行記23冊
- クチコミ0件
- Q&A回答1件
- 62,558アクセス
- フォロワー2人
ユナイテッド航空のマイレージを完全消化するため、香港あたりに行こうと思って空席を調べてみた。ところが、どこをどうやっても香港行きが出てこない。それもそのはずで、ユナイテッドの成田発着アジア線はシンガポールとバンコク、ソウル、台北の4路線しかなくなってしまっていた。この中で久しく行ってないのはシンガポールである。ただ、私の希望する日程で確保はできず、前後1日ずつ延長して、無料航空券として確保した。ユナイテッドには何も期待していないし、むしろアメリカ系航空会社なので避けたいところだが、無料で乗れるならまあいいか、と言ったところである。
続いてシンガポールでの滞在の問題。昨今はシンガポールはアジア地区のビジネスセンターとして機能していることから、ホテルの稼働率が異常に高く、以前なら1泊5〜6000円出せば泊まれたシンガポール市内のホテルが、軒並み1万円を越え始めた。ある意味これは洒落になっていないので、こうなると入国せずに宿泊する、アンバサダー・トランジットホテルの利用をするしかない。あえてシンガポールに長期滞在するつもりもないので、トランジットで十分なのだが、利用する以上は次便を確保しないといけない。結局、今回は未踏の国であるインドネシアに行くことにして、「足場」としてシンガポールを利用し、シンガポールには往路の午前中のみ滞在するということで決着がついた。
ジャカルタまで、運賃が安くオンライン決済のできる航空会社を探したが、最安値はカタール航空かエミレイツという、どちらも中東系の高サービスが売りの航空会社。復路の接続を考え、結局カタール航空を利用することにした。全込往復211シンガポールドルだった。
インドネシアもあちこち行きたい場所があるが、今回はこれもボロブドゥールとプランバナンの2つの世界遺産に絞り込んだ。ここに行くには、ジャカルタかデンパサールから空路で入るしかないのだが、ガルーダに電話して聞いたところ、片道で100ドルくらいかかるという。しかも予約変更一切不可の運賃で、同じ条件でライオンエアやアダムエアと言ったインドネシアのエアラインを使えば、往復分の運賃になってしまう。結局、いろいろな航空会社のウェブサイトをうろうろした挙句、往復ライオンエアを利用することにした。
あとはユナイテッドに乗るのに成田まで移動しないといけないのだが、JAL3006便がマイルアワードで取れるはずもなく、結局1日休みを取って、朝から羽田に向かい、陸路成田に向かうことになった。
こうして紆余曲折を経て出来上がった行程は、
伊丹→(JAL、マイレージアワード)→羽田→(陸路)→成田→(UA、マイレージアワード)→シンガポール→(カタール航空)→ジャカルタ→ (ライオンエア)→ジョグジャカルタの往復。カタールとライオンエアの2社が新規利用で、インドネシアが初入国、ジャカルタ、ジョグジャカルタの空港が初利用となった。
さて、当日はバスで空港まで行き、JALにチェックイン。クラスJは満席とのことで、予定通りの席、45Cに座った。ファーストクラス装備の機材に乗るのは初めてだが、一般席の3-4-3配置は相変わらず(-_-)。まあ、隣が来なかったのと、非常口列で窮屈ではなかったので苦痛ではなかったが、もうちょっと何とかならないものかと思う。JA8983はファーストクラス装備で機内の模様替えもしたようで、大型スクリーンが撤去され、液晶ディスプレイが天井に並ぶ「今時の777風」になっていた。
伊丹をほぼ定刻に出発し、5分ほどでベルトサインオフ。相変わらずあわただしい国内線のフライトで、ファーストクラスを導入して余計に忙しくなっているようにも見受けられた。客室の乗員数が変化していないのにサービス内容は増えているのだから当然か。相変わらず人使いの荒い航空会社である。
羽田には定刻より少し早く到着。荷物を引き取って、京急で品川に向かった。ちょうど京成佐倉行きの快特が行ってしまい(-_-)、浦賀行の特急に乗った。1000系でPowered by SIEMENSと書いてあるのにドレミファぢゃなかった(-_-)。
品川で降りてSUICAにチャージ、日暮里に出てスカイライナーに乗った。眠っているうちに京成成田に着いており、程なく空港到着となる。いつもならJALなので「空港第2ビル」で降りるが、今日は4年ぶりのユナイテッド、終点成田空港まで乗る。
ユナイテッドのチェックインカウンターはほぼ自動化されており、自動チェックイン機を使うシステムになっていた。まず「日本語」を選び、その後指示通りに手続きを進める。パスポートをスキャンさせたり、野蛮国の「テロにビックリドッキリ」の影響で導入されたと思しきシステムも沢山あるのだが、順番に進めていくと、「ここで38700円を払うとビジネスクラスにアップグレードできます」と出てきた(^_^;)。「提案を了承する」「了承しない」の選択になっており、当然「了承しない」にしたのだが、「ここで10600円を払うと、エコノミープラスの客室がご利用いただけます」と、なぜかアップグレードを勧めるアナウンスがしつこく表示されるではないか(^_^;)。往路だから「了承しない」にしたけれど、復路なら「了承する」を押してしまいそうである。ユナイテッドの場合は、ビジネスと言っても、JALで言えばスカイラックスシートレベル。それに約4万円を払う価値があるかどうか、というのはある (荷物は早く出てくると思うが)。まあ、腐ってもビジネスか(^_^;)。
チェックインを終わったところで、まだ15時40分。20分ほど送迎デッキでPowerShot A720ISでの写真撮影練習をやって、16時になったのを見計らってセキュリティチェックを通過した。案外すんなり抜けられた。
ターミナル1はあまり使うことがないので、うろうろしてみたが、今やタバコを吸わなくなった私にタバコは要らないし、酒はこの先のスケジュールを考えると厄介なことになるので、ゲート近くでPCを使ってネットで遊んでいた。16時45分に搭乗開始と聞いていたが、17時を少し回ったところで何と「最終のご搭乗案内をいたしております」になってしまった。いくらなんでも早すぎるぞ、と思ったが、言われた以上は行くしかない。32番ゲートから B777-222ER、N792UAに乗り込んだ。
指定された席はバルクヘッドなのだが、一応ここは非常口列にはならないらしく、事前指定もかかった。しかも隣2席は空席のままで、ナイトフライトになるこの便の場合、これで十分なのである。
フライトで使うものを席に置いて、ストウェージにかばんを入れようとするのだが、位置が悪くて自分で開けられない。後ろの席のシンガポール人の男性が代わりに開けてくれた。荷物を入れてほっと一息。
17時25分に電子機器使用の注意や、携帯電話はドアクローズまで使える旨のアナウンスが入る。その直後にドアクローズとなる(^_^;)。アナウンスの意味はなんだったんだ(^_^;)?機内アナウンスはシンガポール人のチーフパーサーが英語で、その後日本人FAによる日本語アナウンスが続く。今日が旧正月ということで、英語のアナウンスのみ、「中国系の皆様、あけましておめでとうございます」というアナウンスも入れられた。日本人FAは3名、シンガポールまでの飛行時間は7時間9分とのこと。
17時33分、プッシュバック。ヘッドホンは自前の物を使用しているのだが、言わないと持ってこないらしい。回りを見ると、自前ヘッドホンの人が多い。まずはオーディオにしてチャンネル9に合わせる。ご存知、From the Flight Deckである。知らない人に簡単に説明すると、パイロットと管制官無線交信の実況生中継が聞ける。このチャンネル、あくまで「機内はその航空会社の所属国」という条件で、アメリカの法律では航空無線の内容を公開してもいいという条件だから放送できるチャンネルだが、例えば日本の法律に照らし合わせると、こんな番組を機内のオーディオチャンネルで流すことはまかり通らん、と言うことになる(傍受した無線を第三者に漏洩してはならない)。まあ、ユナイテッドに乗らないと聞けないチャンネルである。ただし、当日のキャプテンの気分次第で入ったり入らなかったりなので、今日も運試しをすることになったのだが、すぐに「United 803, taxi via Hotel North Gateway...」という交信が聞こえて来た。当たりだ。
17時45分、機長から客室乗務員に離陸準備を指示する放送が入る。リアルタイムで無線を聞いているので、先行のJALのB747-400が62 便ロサンゼルス行き、タイ航空のB747-400が677便バンコク行きということが分かる。17時50分、管制官から離陸許可。すぐに出力が上がり、34秒後にエアボーン、すぐに成田出発管制に交信が切り替わった。
しばらくは2000ftを維持、その後7000ft、11000ftと上昇していく。何度か旋回の指示も出され、17時58分、18000ft の時点で38000ftへの上昇許可が出た。これと同時にFAへのベルトサインオフになる(乗客はまだ)。ユナイテッドの場合は、巡航高度までベルトサインがオフにならないのが困り物なので、出発前にトイレに行っておかないと、時々本気でトイレに行きたくなって困ることがある。
18時ちょうどにチーフパーサーからアナウンス。巡航高度に達した後にリカーサービスと食事のサービス、続いて免税品のサービスを行うことがアナウンスされる。シンガポールと日本の間に時差が1時間あるので、時計を1時間戻すようにも指示される。同時にビデオも始まるとのことで、ここで一度 From the Flight Deckから映画に切り替える。今日の映画で見ようと思っていた「Bee Movie」である。結構ピクサーのアニメ映画、好きなのだ(^_^;)。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ユナイテッド航空
-
映画を見ていると、リカーサービス。スプライトをもらうと、スナックで小さいプレッツェルがもらえる。これ、Schindler of Hannoverとか書いてあるのだが、「アメリカのハノーバー」で作っているもので、「ドイツのハノーファー」ではない(^_^;)。ちびちび食べて飲んでいると、そのうちギャレーの方からいいにおいがしてくる。機内食のサービスが始まったらしい。
-
メニューはチキンのビビンバかペンネパスタという、ユナイテッドらしい激ショボチョイス(^_^;)。機内食のショボさはJALも負けてないと思うが、JAL以上にしょぼいのがユナイテッドの機内食だ(^_^;)。食後にスターバックスのコーヒーが出てくるが、決して店と同じものを期待してはいけない(^_^;)。
-
映画を見ながら食事、コーヒーと楽しんでいるうちに、1本目の映画と食事は終了。ここで一度ナビゲーションマップとFrom the Flight Deckに戻る。すでに鹿児島上空を通過し、順調にシンガポールに向けて高度38000ftで飛んでいるようだ。ほぼ同じ空域に先ほど成田を少し前に離陸したタイ航空677便が飛んでいて、他にキャセイが数機(828便、508便、532便、502便など東へ向かうフライト多し)、まだ日本の空域にいるのでCommuter3694などというJACのコールサインも聞こえる。
福岡コントロールの空域を出て那覇コントロールの空域へ。大韓航空、アシアナ、中華航空(ダイナスティ)、キャセイに混じってエアマカオやUPSなども飛んでいる。台湾が近づくと、台北コントロールに管制が切り替わった。英語の訛りが日本語訛りから台湾訛りに変わる。
少し眠ることにして、クラシックに切り替えてアイマスクをする。隣が空いているので、足もゆっくり伸ばすことができ、うとうとしているうちに眠ってしまった。1時間ほど眠っただろうか、ベルトサイン点灯のアナウンスで起きた。マップを確認すると、台湾をほぼ通過し終わったところであった。
その後、管制空域はマニラコントロールに切り替わり、同じ空域に、1機前に離陸したタイ航空677便がずっと同じ空域に居る。おそらくそろそろ飛ぶエリアが変わってくるだろう。向こうはバンコク、こちらはシンガポールに向かう。
機内サービスはもう何もないようで、時折水やアップルジュースをFAさんが持って通っていく程度。機内もかなり寝静まった感じで、静かなフライトである。旧正月明けの民族大移動は明日以降で、いわば元旦のフライトで東京に向かっているようなもの、機内も相当空席が目立っている。
結局、もう1本、日本で映画館で見てしまった「レミーのおいしいレストラン」も見る。本当は「幸せのレシピ」が見たかったのだが、システムの調子が悪かったようで、なぜかこの映画に差し替えられていた。
マニラコントロールの次はホーチミンコントロール。アメリカの航空会社がベトナムの管制空域を飛んでいるというのも不思議なのだが、いつの間にかユナイテッド自身もベトナムに乗り入れていたりして、ベトナム戦争が終わって30年以上経過し、越米関係もかなり変化しているということか。
結構長時間に渡ってホーチミンコントロールとの交信になったが、時間帯が遅いせいか、飛んでいる飛行機は少ない。ユナイテッドが自便を入れて3便、他にタイ航空とシンガポール、それに久しぶりにスピードバード(英国航空)のコールサインも聞いた。
ドリンクは何度も持ってくるのだが、機内サービスはあれでおしまいらしい。と言うことであとはシンガポールまでのんびりするだけとなった。ナビゲーションマップを表示させて、9チャンネルを聞く。いつの間にか管制空域はシンガポールコントロールになっている。この後はチャンギのアプローチ、タワー、グランドと繋がっていくだろうから、空域管制はこれが最後ということになる。
23時33分、高度17000フィートへの降下指示が出る。残り144マイル、機内の照明も点灯になった。ほぼ同時に機内アナウンスが入る。あと25分から30分でシンガポールに着陸すること、シートベルトサイン点灯前にトイレを済ませて欲しいことがアナウンスされた。そのままFrom tha Flight Deckを聞いていると、これから成田に向かうJAL710便、ANA902便などが飛んでおり、成田をほぼ同時に出発してきたANA901便も飛んでいる。
フライトログも出来上がったようで、頼んだ日本人FAのSさんではなく、チーフパーサーが直々に持ってくるとのことを聞いていたのだが、初老のインド系と思しきクルーが私のログを持ってやってきた。いつもの賞賛をお言葉を頂き、名刺を頂いた。シンガポールベースのクルーとのこと。
23時50分、シートベルトサインがONになった。すでに交信はシンガポールコントロールからチャンギのアプローチに変わっている。23時59 分、管制塔と交信が切り替わり、ギアが降りる感触が伝わってきた。普通はここまで聞けないのだが、自前のヘッドホンのおかげでここまで聞ける訳だ。
日が変わって0時01分、RW02Lへの着陸許可が出た。その1分後、軽い衝撃と共にシンガポール・チャンギ空港に着陸。7時間に及ぶ空の旅が終了した。From the Flight Deckは、ずっと聞き続けるには辛いが、離着陸時のハイライトだけでも聞けるようになっていると、かなり楽しめると思ったフライトであった。
降機する時に、フライトログをお願いしたSさんと、チーフパーサーのAさんにお礼を言い、キャプテンにも会っていかれますか?と言うことになったので、お言葉に甘えさせていただいた。S機長、H副操縦士にもフライトログを賞賛してもらう。外資系とたまにJAL便でこういうことがあるので、頼むのは止められない(^_^;)。
コックピットの写真を撮影させてもらい、久しぶりに「キャプテンぢょーんづ」もやらせてもらった(^_^;)。非常に心地よく飛行機を後に出来る、すっきりしたサービスであったが、聞いてみると、北米線には一切乗務しない、「ユナイテッド・アジア航空」状態のクルーの皆さんだそうだ。
シンガポール到着後、荷物の引き取りについてアドバイスを受ける。Lost & Foundに回されてしまうが、明日のカタール航空のチェックイン時に、バゲッジの引換証を提示してください、とのこと。そうすれば、カタール航空のタグと取り替えてくれるそうだ。
空港内のトランジットホテルにチェックインしたのが午前0時30分。その後、シャワーだけ浴びてさっさと寝てしまった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シンガポール(シンガポール) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シンガポール(シンガポール) の人気ホテル
シンガポールで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
シンガポール最安
294円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
3