2008/02/06 - 2008/02/11
4107位(同エリア6894件中)
あるふぁさん
もう何年も前に『サグラダファミリア主任彫刻家の
外尾悦郎氏について』の番組をテレビで見ました。
そこには、わたしが思っていた芸術とか建築の観念
からは遠くかけ離れた、ガウディの世界がありました。
そして、ガウディの世界に魅せられ
ガウディ亡き後もその意思を継ぐ人達の情熱が
描かれていて、かなりの衝撃を受けたのを憶えています・・・
それ以来、ガウディに興味を持ち、必ずやこの目で
見るためにバルセロナへ行こうと思い続けて幾年。
ついにその夢を叶えることができました☆
今回の旅の行程は、4泊6日。
エアーとホテルだけ日本で予約しておいて
あとは、現地で風まかせ・・・。
おとついは、サグラダファミリア、グエル公園、カサビセンス、
カサミラ、ピカソ美術館へ行きました。
そして昨日は、カサバトリョ、グエル邸、ゴシック地区、
バルセロネータに行きました。
さて、本日は・・・・・
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
はい!今日も待ちに待った朝食の時間♪♪
おいしいので、ついつい取りすぎてしまいます。
写真に撮ってる以外にも、
あとでおかわりしているので
結構大食いの域に達しています! -
今日は、バルセロナ郊外にある
ガウディ建築を見に行きます。
カタルーニャ鉄道(FGC)を利用するのですが、
出発前にFGCのホームページを見たところ、
Espanya駅〜Av、Carrilet駅間が不通という注意書き。
地下鉄L1線でAv、Carrilet駅まで行き、そこから
FGCに乗ることにしました。
写真はFGC車両内。 -
目的地のある駅に到着☆☆☆
カタルーニャ鉄道コロニアグエル駅です!
ここまでの運賃は、1.85ユーロ。
物価の高さに比べると、
公共交通の運賃はお手ごろな気がします。 -
コロニアグエル駅で降りたのは、
わたしたちの他に、地元の人が2人。
駅は完全に無人駅でした。
降りるときにとおせんぼするゲートが
あったので、かなり焦りました!!
(すぐ、開いたけどね) -
駅を出ると、こんな感じで目的地への
案内板が出ています。
およ?日本語で『受付』と書かれている・・・
こんなバルセロナ郊外の田舎町で日本語を
見かけることになるなんて!! -
案内板だけではなく、
こんなかわいらしい足跡が道順を示してくれます。
駅からず〜〜っと続いているので、
迷う心配はありませんでした☆
ただし、この足跡、だいぶ大股です(笑)
よほどの大男の足跡なんでしょうね〜。 -
足跡にしたがって進むこと約10分。
9時50分ごろ受付事務所に到着しました。
ただし、受付時間は10時から。
しばらく待って受付に入りました。
新しいきれいな受付事務所でした。
ここで入場料4ユーロを払い、日本語の
パンフレットを受け取り、さらに
数分歩きます・・・・ -
たどりついたここは・・・
世界遺産であるコロニア・グエル教会☆☆☆ -
グエルは、経営する繊維工場をこの地に移した際、
劇場・学校・教会などを含む従業員のための
住宅街を造りました。
その教会を任されたのがガウディ。
着工6年後、ガウディはサグラダファミリアの
建造に専念するため、この教会から手を引きます。
この教会は半地階だけの未完成な建築物です。 -
教会の外観。
玄武岩を用いた壁は、なんとも表現しがたい
デザイン。よく見ると、動物や植物を
モチーフとしたデザインもあります。 -
教会入り口上部にも、
他のガウディ建築同様モザイクタイルが。 -
バルセロナから少し郊外にあるせいか、
それほど有名な観光地というわけではないですが、
この作品をガウディ最高傑作と賞賛する
建築家も多いそうです。
かなり楽しみにしていたので、ドキドキします☆
いざ、教会内部へ!! -
アーチ型の天井、切り出した岩を
そのまま置いたような柱、他には見たことの
ない『教会』という印象。 -
ずらりと並ぶイスだって、
こーんなにカワイイ!! -
ステンドグラスを通して
色鮮やかに光が差し込んできます。 -
ステンドグラスは絶叫しそうなほどの
かわいさ☆☆
それぞれに色が違っている
花のようなステンドグラスが並んでいます。 -
カワイイ!!
-
カワイイイイイイ!!!
-
はぁぁぁ、
かわいすぎるぅぅぅぅぅ♪♪ -
なんとか出来上がったこの半地階だけでも
こんなに素晴らしいのに、この教会堂が
もし計画通りに完成していたら
どんなに素晴らしいものだったのだろう・・・
見ること叶わない完成像をイメージして
しばらく呆然と眺めていました。 -
セピアなコロニアグエル教会☆
-
教会の中で、一番大きなステンドグラス。
他のどれよりも色彩鮮やかで、
目立っていたコイツ。 -
おじちゃんがヒモを引っ張ると
ステンドグラスの下のほうの部分が
開きます。
まるで蝶々のように、今にも飛び出しそう。
こんなかわいい仕掛けまであるなんて!!
興奮して鼻血出そうです。 -
大きな貝の形をした・・・洗面台??
-
ここはどこ??
これは、コロニアグエル教会の屋根の上。
厳密に言うと、当初の計画では
教会堂ができるはずだった部分。 -
コロニアグエル教会を見学後は、
もらったパンフレットの散策コースに従って、
このコロニーの町を歩きます。
なにげなく、窓辺に置かれた風車。
それすらもいい味出しています。 -
これ、普通に人が住んでる民家だそうです!
ジョアン・ルビオー・イ・ベイルベーという
なんとも噛み噛みになる名前の建築家が建てた、
エスピナルさんのお家☆ -
ジョアングエル広場。
なんてことはない広場なのですが、
住民のみなさんが憩っている風景がなんだか
ステキだったので。 -
さらにコロニアグエル駅からカタルーニャ鉄道
R5線に乗って、たどりついた駅、
Montserrat-Aeri駅☆
(この間の運賃は2.7ユーロ)
目前には、壮大なのこぎり山!!
思わず声をあげてしまう雄大な景色でした。 -
ここからロープウェーに乗って
モンセラットへ向かいます♪♪
片道5ユーロでした。
ロープウェーは30人くらい乗れそうな、
立ったまま乗るタイプです。 -
ロープウェーはあっという間に
モンセラットの駅に到着。
短い空中散歩を楽しみました♪
もうこんなに高いところに登ってきました〜
ヤッホーーーー!! -
カタルーニャの宗教の聖地として、
巡礼者、また観光客も多く訪れるところ。
自然にできた不思議な形をしたのこぎり山と
人工物の建物がミスマッチなんだけど、
おもしろい風景。 -
13時を回っていたので、そろそろお腹も減って
きたころ。
カフェテリアでランチ。
たっぷりのボリュームでまとめて18ユーロほど。
観光地にしては、まぁまぁ良心的なお値段☆ -
さらに、サン・ジュアン行きのケーブルカー
に乗って、山頂近くを目指します!!
往復で6.6ユーロ。所要時間は約7分。
どんどんどんどん標高が高くなっていきます。 -
ケーブルカーを降りると、
きれいに整えられたハイキングコースが
続いています。
大パノラマの風景を堪能できる場所を
探してハイキングコースをとりあえず
登ってみま〜す!! -
うひゃぁぁぁ〜!
高いぃぃぃぃ☆
さっきまでいた場所があんなに小さく見える!
のこぎり山の標高は1235m!!
このあたりで1000mくらいかしらん? -
自然が作り出した不思議な光景。
それぞれののこぎり山が
いろんなものに見えてきます・・・・
サムライに見えるのとか、鳥に見えるのとか。
なんだか癒されます☆ -
下界に降りてまいりましたぁ〜。
高い山々に囲まれているため、
日が陰るのも早いです・・・
まだ15時だというのに、日が当たらなく
なってきましたよ! -
ベネディクト派の修道院、入り口です。
-
教会内部です。
上品な印象を受けます。 -
礼拝堂のステンドグラスは、
思わず見とれてしまうような美しさ。
とても細かくて見入ってしまいます。
詳しくは分かりませんが、ストーリー性のある
デザインでいくつも並んでいます。 -
これです、これ!黒いマリア像☆
徒歩で30分ほどのところにあるサンタ・コバという
洞窟で、12世紀に発見されたもの。
参拝者が列をつくって、順にマリア像にキスを
したり、なでたりしています。 -
なにかの看板・・・
雰囲気が気に入ったので、撮ってみました☆ -
ろうそくを購入して火を灯す。
多くの人たちの信仰をもって
こうして絶やすことなく、火は燃え続けます。 -
さぁて、バルセロナへ戻るとしましょう。
モンセラットから、この登山鉄道に乗って
下山します!! -
車内は、いたって普通。普通の列車。
観光で歩き回って疲れたあとなので、
イスに座れるだけでほっとします。
運賃は片道で4.1ユーロ。 -
のんびりのんびりゴトゴトと眠気を誘う
揺れをともなって、登山鉄道は
山をおりてきました。
この駅でふらぁ〜っと下車したのですが・・・・・
・・・・・・・・・あれ?
カタルーニャ鉄道の駅はいずこ?!
周りを見渡しても、な〜んにもない。
駅のお姉ちゃんに尋ねると、『カタルーニャ鉄道
への乗り換えは、次の駅だよ。』と。
げげげ!どうやら、モンセラットを出発した
列車は、このMonistrol-Vila駅に停まったあと、
カタルーニャ鉄道に接続する
Monistrol de Montserrat駅へと向かうようです。
間違った駅で降りてしまったのです(涙)
しかも、列車は1時間に1本しかきません・・・
というわけで、寒空の下、嘘みたいに何もない
この駅で1時間を過ごすことになってしまいました。
せつない・・・ -
1時間後。
来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(泣)!!
ほんとに君を待ちわびていましたよぉ!!
おかげで、体は冷えきって手はかじかんで
鼻水だって出てきましたからぁ。
こうして、なんとかバルセロナへと帰れる
こととなりました。はぁ〜ぁ・・・
ちなみにカタルーニャ鉄道Monistrol de Monserrat駅
からバルセロナ市内へは3.6ユーロでしたぁ。 -
Espanya駅に降り立ったわたしたちは、
その足でカタルーニャ美術館の方向へと
進みました。
週末の夜に行われるというマジカ噴水の
ショーを見に来ました☆☆☆ -
到着したのは、夜19時ごろ。
オペラ(?)音楽に合わせて、
噴水が踊る。踊る♪
思っていた以上の規模のショーです!!
結構おおきな噴水で、しかもかなり間近で
見られるので水しぶきもかかるほどです。
こちらからわたしが撮った動画を
見られるようにしています。↓
http://photozou.jp/photo/list/83972/472733 -
約15分のショーでした。
バルセロナっ子もたくさん見物に来ていて
広場は大勢の人でごった返しています。
きれいだなぁ〜、とぼんやり噴水を眺めていると
19時半から、また次のショーが始まりました。 -
この噴水の奥に、ぼんやり浮かび上がる
カタルーニャ美術館。
せっかくの立派な建物なんだから、
もうちょっとかっこよくライトアップすれば
いいのに・・・と思いました。 -
ホテルまでの約15分の道のりを
歩いて帰ることにしました。
途中、右手に目に入ったのは
ミロ公園の『女と鳥』という巨大オブジェ。 -
このあたりは、ビジネス街といった感じか
まったくと言っていいほど飲食店も
ありませんでした。
やむなく、夕食はホテルの真ん前にある
イタリアンレストランに入ることにしました。
注文したのは、カルボナーラ♪
ついでにスペインワインの白も飲みました。
なかなかおいしかったです☆ -
お腹いっぱいのはずなのに、
店員さんがデザートのメニューを持ってきたり
するもんだから、つい・・・。
頼んだのは、ティラミス♪
別腹!別腹!
余裕でたいらげました。おいしかったです☆ -
翌朝です。
大好きなホテルの朝食もこれで最後(涙)。
悔いのないように、今日もがっつりどっさり
皿にのせていきます。 -
朝8時半に空港に到着☆
出国審査もないし、なんなら手荷物検査も
なかったので、時間が余って余って・・・・(困)
搭乗ゲートのテレビでは、ドラえもんを
やっていました。
他には、忍者はっとりくんもやっていました。
懐かしいぃ〜!!ししまるかわいい☆
ニンニン! -
バルセロナからフランクフルトへ。
途中、スイス上空を飛んでいるころ、
窓から真っ白の雪山の景色が見えました☆ -
フランクフルトからの帰りの機内食。
魚と、マッシュポテト、それからちょっぴり
青臭いお寿司でした。
あっという間のバルセロナ旅行でしたが、
天気もよかったし、憧れのガウディ建築や
モデルニスモ建築を直に見られて、本当に
充実した楽しい旅になりました♪
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