タスマニア（ヘリテージハイウェイ）

2007/12/30 - 2008/01/06

２００８年１月３日。
古い街が点在している、ホバートからローンセストンまでの国道１号線をヘリテージハイウェイと呼んでいます。

この日はローンセストンからホバートまで移動する間に、これらの古い街を訪ねてみました。

エリア オーストラリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: カンタス航空

ローンセストンを出て、最初に向かったのはCampbell TownのHistric Red Bridge。
この橋は現役で、上を国道１号線が走っています。
橋のまわりを公園として整備している途中です。
睡蓮の白い花と赤茶色の煉瓦が綺麗でした。

次はいよいよ日本人観光客御用達のRossの街です。
まずは街の入り口にあるRoss Bridge。昔囚人が作った石の橋です。

Ross Bridgeで有名な話ですが、この橋のレリーフを作った元石工の囚人は、この橋のレリーフが見事だったので恩赦になったそうです。
次はいよいよRossの街です。

この街には古い建物が沢山残っていて、それを観光資源として大事にしています。
これは郵便局で、現在は郵便局兼みやげ物屋として活躍しています。

Ross village Bakery and Innです。

いったい誰が言い出したのか知れませんが、このお店に併設されているホテルが、魔女の宅配便のキキの下宿先だと噂されています。これは完全な誤りです。

こちらがホテルの建物。
実物はあまり映画の建物と似ていません。

しかし、この誤報のおかげで多くの日本人観光客がこの小さくて素敵な街を訪れるようになったのだから、かえって良かったと思います。

次はOutlandsという街の風車Callington Mill。
今は風車の羽根も無く、内部も空ですが、数年かけて復元するそうです。

外側から見たCallington Mill。復元されるのが楽しみです。

Callington Millの内部。
羽根を風上に向ける為の回転機構が良くわかります。

Outlandsの街にあるSt. Pauls Church。１８５０年の建物です。
緑の屋根が素敵です。

St. Pauls Churchを正面から見たところ。
こんなに感じが違って見えます。
ここはOutlandsの街外れにあり、まわりには羊が一杯います。
この街にはLake Dulvertonという大きな池（湖という程の大きさではない）がありますが、この時期は干上がっていました。池のわずかな部分だけ堰を作って水が溜めてあり、野鳥が集まっていました。

ホバートに到着しました。
早速港に繰り出しました。

エリザベスストリート桟橋・サービスアパートメントとありますが・・・。

エリザベスストリート桟橋はレストラン街になっています。

この日はたまたま「Taste Tasmania」というイベントの最終日でした（現場に行ってから知りました）。
タスマニア中の食品製造業やレストランが集まって展示即売会をしていました。

Taste Tasmaniaの会場内の様子です。
食品製造業者（ワインとかチーズ、お菓子類）による展示販売と、レストランの料理が楽しめます。
また来年も参加したいと思います（来年もタスマニアに行きたい！）。

ホバートのモールの入り口にも、歴史的建造物が潜んでいました。
私はたまたま銀行に両替に行った時に気がつきました。