タスマニア（タマーバレー）

2007/12/30 - 2008/01/06

２００８年１月２日。ローンセストンの北部に位置するタマーバレーに行きました。
最初に訪れたのがワイルドライフパーク。柵を最小限度にして動物を間近で見られる動物園です。
次に、途中スイスヴィレッジを経由してワイナリー、ラベンダーハウス、グラップシャフトゴールド＆ヘリテージ博物館を回って、最後に突端のロウヘッドに行きました。

この日も天気が良く、快適なドライブが出来ました。

エリア ローンセストン(オーストラリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: カンタス航空

ローンセストンからＣ７３４号線を走ると直ぐに人家が無くなり、道も未舗装になります。森の中の未舗装路を延々走って行くと、ワイルドライフパークに到着です。

まずはウォンバットです。巣穴から出てきたところです。
ウォンバットは巣穴を掘って地中で過ごす時間が長いせいか、前脚の爪が大きく頑丈で、体毛は太く、ゴワゴワしていました。
飼育員に頼めば触らせてくれます。

上から見るとウォンバットの体形が良くわかります。
カピバラに似ているような気がします。もしくは、でかくしたモルモット？

これはタスマニアデビルの子供です。
結構凶暴そうな顔をしています。

タスマニアデビルのフィーディングの時間になりました。
ワラビーの肉を貪り食べています。

手前のタスマニアデビルはさっさとワラビーの肉を食べ終えて、後ろ側のデビルが食べている肉を奪い取ろうとしています。
最後には手前のデビルが勝って、肉を奪い取りました。
弱肉強食の世界です。

このワイルドライフパークには、お約束のカンガルー、コアラやワラビーといったオーストラリア固有の動物の他に、世界中から集めた鳥や猿、家畜も沢山いて、動物好きなら１日中楽しめます。

ワイルドライフパークを後にして、途中スイスヴィレッジを経由して（どこがスイスの風景なのか理解出来ませんでしたが・・・・）、タマー川沿いのワイナリー直営のレストランに行き遅めのランチをとりました。

残念だったのは、車を運転するのでワインが飲めなかった事です！

レストランのまわりは葡萄畑です。

葡萄の房もかなり大きくなっています。

食事の後、ラベンダーハウスに行きました。ここはラベンダーグッズのショップです。
ラベンダーのハンドソープを買いました。

ラベンダーハウスのまわりはラベンダー畑です。

ラベンダーの花は盛りを過ぎていたのが残念です。

ラベンダーハウスの跡は、Beaconsfieldという町の真ん中にある、グラブシャフト・ゴールド＆ヘリテージ博物館に行きました。
ここには金鉱があって（今も博物館の隣で掘っています）、博物館の建物は、昔、坑道に湧き出す地下水を汲み上げるポンプがあった建物の一部を使っています（建物の大部分は倒壊しています）。

建物が倒壊した部分は、危険が無いように整備され、中庭になっています。中庭には自生した植物があり、不思議な空間になっています。

ポンプの動作原理。
プランジャーを使った、昔懐かしい、井戸の手動の汲み上げポンプと同じ原理です。

地下１００ｍから掘り出されたポンプの実物です。さすがにデカイ！

博物館内には昔の生活を偲ばせる品々も展示してあります。
生活用品から農機具、自動車などの他、車輪の付いた移動式の蒸気機関（写真中央）などもあります。
林檎の自動選別機が面白かったです。

Beaconsfieldからタマー川を渡って突端のロウヘッドに向かいました。
ここには灯台があります。

夏場は午後６時まで入場出来て無料ですが、犬吠埼灯台のように上に登れるわけではありません。

現役の灯台だと聞いています（確認はしていませんが・・・）。

この海の向こうはオーストラリアのメインランドです。

ここはフェアリーペンギンが上陸してくる海岸です。
写真の奥の方にペンギンの上陸を観察する為のスタンドが見えます。
道路にもペンギン観察ツアーの看板があちこちにあります。