2007/02/12 - 2007/02/12
922位(同エリア1409件中)
どんぴさん
今回の旅行の裏テーマは「世界遺産・立候補物件めぐり」。2006年に文化庁が世界遺産の候補を募集したところ各地から24件の提案があり、その中の「松本城」「飛騨高山」「妻籠宿」を今回訪問した。
その中でも特に期待していたのが「妻籠(つまご)宿」。国が選定する「重要伝統的建造物群保存地区」に第一号として選定された(1976年)だけあって、昔の宿場町の雰囲気がよく残っていて、タイムスリップして江戸時代の旅人になった気分になれる素晴らしい場所だった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
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せっかく下呂温泉に泊まったんだから、せめて足湯だけでも…と思い、妻籠へ出発する前にいくつか足湯をまわった。
ちなみに写真に写っているのは通りすがりのカップル。私ではありません。私は一人旅です。さみしくなんかないやい。 -
次にカフェ兼土産屋の「あゆみ屋」へ。店の前にある足湯(無料)に入りながらアイスクリームを食べる。カップの中にはなんと温泉卵が入っている。意外なことに温泉卵の黄身とバニラアイスとの相性が抜群にいい!最初にこの組み合わせを思いついた奴にはノーベル努力賞をあげたい。
http://www.yuamiya.co.jp/index2.htm -
川沿いにある温泉…といっても河川敷はだだっ広く風情は全くなし。がっちり河岸工事されてて…というか、工事をやってるすぐ横でちんぽこ丸出しで露天風呂に入ってるのに衝撃を受ける。橋の通行人から丸見えです!俺様撃沈。
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下呂温泉を後にして、一路妻籠宿へ。
国道256線沿いの第一駐車場に車を停める。駐車場から馬込宿へはこんな細い路地を通っていく。まるで昔の宿場町へ通じるタイムトンネル。 -
妻籠宿のいちばん西の端にあるのが「鯉岩」。
上のほうが出っ張った形が飛び跳ねる鯉のように見えたのでその名がついた。残念ながら明治24年の地震で頭の部分が落ちてしまい現在の形になった。 -
鯉岩の上に登って見た風景。
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ちょっと東に戻ったところ。中央に見えるのは「高札場」
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「高札場」
これは幕府からの通達を掲示したもの。高いところにあって、上から見下ろされてる感じ。幕府のヤロウえらそうにしやがって! -
妻籠宿の街並み。街道の左右に歴史的な建物が立ち並び、きっと昔の宿場町はこんな雰囲気だったんだろうな…と、気分は江戸時代の旅人。
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そこらへんにあった白壁の蔵。よく見ると壁が一部はがれてる(^_^;)
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「脇本陣奥谷」
本陣とは妻籠宿を管轄する今の役場のような場所。この脇本陣は本陣の別館。国指定の重要文化財されたありがたい建物である。 -
「脇本陣奥谷」
格子窓から光が差し込み、幻想的だった。 -
脇本陣奥谷の中の庭園。
妻籠宿周辺は電線の地中化工事が進んでいて、大通りを歩いていても電線は目に付かない。だけど、庭から外を見るとまだ電線が残っていて少し残念。すごくオシャレな服を着てるのに穴の開いた靴下や汚いパンツを履いてる人みたい。目立たないところの景観も大事にしてほしいものだ。 -
「脇本陣奥谷」の2階。
人形などが展示されている。 -
前の写真の反対側の壁に弁天様(かな?)の絵が描かれていた。
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1階に戻る。障子が開けられ、部屋の中に光が差し込む。とても綺麗だけど、風が入ってきて寒い(^_^;)
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再び入口に戻ってきた。相変わらず格子窓からの光がきれい。チンダル現象がものすごいことになっちょります。
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「妻籠宿本陣」
妻籠宿ができてから明治時代まで本陣として使われた建物を1995年に復元したもの。島崎藤村の母の生家でもある。 -
「本陣」
さすがに大きな建物で、どの部屋も広々としている。 -
「本陣」
たんす等が並んでいて、いい味がでている。 -
「枡形」
外敵からの襲撃に備えて、かつての宿場町はまっすぐな大通りをわざと途中で直角に曲げていた。現在は大通りをまっすぐ通る事ができ、わき道のような形になっている。 -
「光徳寺」
街並みを見下ろすことが出来る高台につくられたお寺。 -
「光徳寺」
この寺の住職が天保元年(1830)にこの寺の住職が発明したといわれている人力車の原型が残されている。
(人力車の起源については諸説あるみたいですが…) -
「寺下地区」の街並み。
妻籠宿の保存運動が最初におこなわれた場所。それだけに道の左右に歴史の重みを感じさせる建物が並んでいる。 -
「寺下地区」
鎧が並べられているけど、売り物じゃないよね? -
「寺下地区」
昔の馬屋の跡なども残っていて、歴史を感じる。 -
「枡形」
前の写真とは反対側。 -
いくつかの建物は中を見ることが出来る。昔の旅人はここに座って休憩したのかな?
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妻籠宿を後にして、車で10分ほどのところにある「馬籠宿(まごめ)」へ。
駐車場からは棚田が見える。夏に来たらきれいだろうな。 -
馬籠宿は妻籠宿と同じく中山道の宿場町で、バスツアーなどでは妻籠宿とセットで観光する事が多い場所。
ちなみにここは以前は長野県(木曽郡山口村)だったけど、2005年2月に県境を越えて岐阜県中津川市に合併されたことでも話題になった。 -
妻籠宿に比べると馬込宿は建物が新しい建物が多く、いまいち歴史を感じられないのが残念。観光客も妻籠に比べると少ない。
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「島崎藤村記念館」
馬込宿は日本を代表する作家・島崎藤村の出身地でもある。ここは藤村の生家に作られた記念館。代表作のひとつ『夜明け前』はここ馬込宿を舞台にしている。
オイラは昔から島崎藤村に顔が似ている、とよく言われる(自分でも似てると思う)ので、なんとなく親近感を感じる。
ちなみにオイラの父親は夏目漱石に顔が似ています。2人ともバリバリの理系なのに何故か顔だけは文学系(^_^;) -
「島崎藤村記念館」にあった木。まるで生き物みたい…
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馬込宿は上から下までずーっと坂道が続いている。一番上の入口で買い物袋を落としたら、オレンジが凄い勢いで一番下まで転がっていきそう。
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遠くに見える山。
「木曽路は全て山の中である…」という『夜明け前』の冒頭の一節を思い出す。 -
一番下まできたので、駐車場まで戻ることにする。ずーっと登り坂なので大変…。
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下のほうにある水車小屋。
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のぼりみちがきついよう…つかれたよう…
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途中で休憩。信州名物"おやき"を食べてエネルギー補給。野沢菜や漬物は嫌いなので、くるみ入りのおやきを食べる。疲れたときは甘いものが一番!
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だいぶ上まで登ってきた。あと一息!
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上の入口から少し登ったところにまた「高札場」があった。少し休んでから家に帰った。
【妻籠・馬籠の感想】
妻籠宿は世界遺産に立候補するだけあって保存状態もよく素晴らしかった。かつての街道沿いに栄えた宿場町、というテーマも過去に登録された世界遺産と性質が異なるし、世界遺産になる可能性はけっこうあるんじゃないかと思った。
ただ、妻籠宿単体では厳しいかもしれないので、馬籠宿など周囲にいくつか残る宿場町と一緒に運動を進めたほうがいいと思う。
というわけで岐阜・長野旅行はこれにて終了。3日で走った距離は900km以上!帰りに高速で渋滞に巻き込まれるし、疲れた!
《岐阜・長野旅行記:おしまい》
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