【ドイツから日帰りオランダ紀行2】アムステルダムとその防塞線、および１７世紀の環状運河地区

2008/01/27 - 2008/01/27

ドイツ・デュッセルドルフから車で片道２時間半〜３時間かけて、オランダの首都アムステルダムへと行ってきました。アムステルダム近郊にはその周囲を取り囲むように世界遺産の『アムステルダムの防塞線』があります。実際には戦争で使われることのなかった４２の砦群。そのうち２カ所ほど回ってみましたが、なかなか見つけづらかったです。（１カ所は素通りしたようなもの、、、。）

そしておまけとしてアムステルダム市街を散策。
薄曇りがちなこの時期、残念ながらその魅力は期待した程感じられませんでした。たぶん、建物の外観だけでなく、中も見ていけば良い印象が得られたのかもしれませんが、それはまた来た時の楽しみに。


■アムステルダム中心部の環状運河地区が世界遺産に！
2010年8月、アンネ・フランクの隠れ家や王宮、市庁舎なども取り囲むアムステルダムの中心部の環状運河地区（Singelgracht運河より内側の地区）が、「Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht」として世界文化遺産に登録されました。
http://whc.unesco.org/en/list/1349

必ずしも「世界遺産＝観光対象」というわけではありませんが、首都の中心地区が世界遺産として登録されたことは、オランダという国にとって経済的に大きなプラスとなることは間違いないでしょう。
(2010年8月3日追記)

エリア アムステルダム(オランダ)

FORT BEZUIDEN SPAARNDAM

門

砦の風景（右）

砦の風景（左）

砦。
正直、入ってよかったのかどうかも不明。

アムステルダム市街に移動。
そしてここはダム広場にある王宮。

夜になるとこんな感じに。

アムステルダムには千以上の橋があるとか。

遊覧船乗り場。

遊覧船乗り場は中央駅の真ん前にあるので、実に観光し易い街だと思います。

駅前の自転車置き場。
アムステルダムは日本みたいに自転車が多かったです。水路、運河が多いので小回りのきく自転車の方が便利なのかもしれません。実際、車も少し運転しづらかったです。

遊覧船からの風景。
中央駅をアイセル湖の方から見たところ。

その後、遊覧船は市街を回っていきますが、天気がどんよりしているせいもあり、あまり色めきだつ光景には感じられませんでした。

遊覧船の乗船時間は約１時間。街のおおよそを知るには、あまり体力も使わないので良いかもしれません。

土産物屋。オランダ名物の木靴を売ってます。いろんなサイズがありますが、奥半分は木靴風のスリッパです。

お店に飾られていた置物。
どこかで見たことがあるような、、、。

↓
オリジナルをポルトガルはリスボンの国立古美術館にて発見！
BOSCH作の「聖アントニオの誘惑」と言う群像的な絵画の１キャラクターとして登場してました。美術館の売店の人曰く、このキャラクターに名前は特になく、しいて言えば「BOSCHの鳥」と言うらしいです。

ポルトガル旅行記：
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10303419/

聖アントニオの誘惑：
http://www.google.com/search?hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&rlz=1I7GGLG_ja&ei=wZQ1S_DTNMGGkQXT1tmTCg&sa=X&oi=spell&resnum=0&ct=result&cd=1&ved=0CA4QBSgA&q=%E8%81%96%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%AA%98%E6%83%91&spell=1

アンネ・フランクの隠れ家。
建物の前には入館待ちの行列ができてました。
３０分ぐらいは並びそうだったので、外だけ見て終わりに。

アンネ・フランクの隠れ家の前を通る遊覧船。

西教会。

だいぶ暗くなってきましたが、運河に映える街の明かりが絵になります。

ダム広場近くの新教会。