2008/01/10 - 2008/01/11
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アリヤンさん
タインホアは、南にビン、東にニンビンと接しており、北側はラオスと国境を接している。
2005年頃に、タインホア省クワンソン県ナメオ村と、ラオスのナムソイ村との国境が、外人にも開放された。
最近では、主に、ラオスのサムヌア、ビエンサイ(昔、パテトラオの本部があった地域)を訪れる外人旅行者が、この国境を越えて、ベトナムのタインホアや、ハノイに抜けるケースが多く報告されるようになった。
ベトナムからラオス山岳地帯の「ジャール平原」を目指す新しいルートでもある。
まだ、まれな、ケースだが、、、
旅先ではネット環境が劣悪なので4トラには表紙のみアップしています。行く先々でアップデートなHPを展開する為に、現地で緊急避難ページを作成しています。4トラには帰国後改めてアップして行きます。
http://www.geocities.jp/ariyan9908/eurasia2_035.html
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 2.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この地図中、黄色い線のルートで、ベトナム=ラオス国境を徒歩で越えようと、考えていた。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/2-2.jpg -
ニンビンからのバスが、タインホアのバス停についた時は、すでに暗くなっていた。
ハロンから、8時間近く経っていた。
非常に暗い。
国道上では、まだ、お祭り騒ぎのように、大音量で車が行き来して、対向車同士のチキンレースが繰り返されていた。
宿のアテもなく途方に暮れた。
同乗だった、親切な娘さんに、ホテルのあるところをきいた。
指差された方向に行くしかなかった。
30分くらいウロウロして、見つけたニャーギー(旅館)に宿泊。 -
一泊、7.5ドルの宿だが、その価値は3ドルくらいか?
水はけ状態が特に悪く、部屋全体が湿っていた。
1日のみなので、我慢。
写真は、宿の前の通り。
非常に、ホコリっぽい。 -
イチオシ
これ、ベトナム南北の大動脈、国道1号線。
ホーチミン(サイゴン)ーハノイを結ぶ、ベトナムの大動脈。
朝は、夕方ほどの交通量は無い。
それでもバス、トラックはクラクションをけたたましく鳴らしながら、砂埃を舞い上げて、疾走していく。
横切るのは、命がけだ。 -
町中の国道1号線は中央安全地帯で仕切られた2車線となっている。
でも郊外に出ると中央安全地帯なしの対向車線1本となる。 -
宿から約3kmの処にある、というバス・ターミナルへ歩いて行く。
あるネット情報では、ナメオ行きローカルバスは、月、水、金の、午後12時頃にある、との事だ。
それが本当であれば、時間は十分ある。
今日は金曜日。朝8時だ。
大きな公園の真ん中に、何かしら立派な像がたっていた。
ベトナムで有名な、英雄、レ・ロイの像。
たしか、攻めてきた、元時代のモンゴル軍を追い出した英雄だと思う。
中国には、ライバル心、旺盛な国民と見える。 -
アチコチで聞きながら、たどり着いた北方面バスターミナル。
反対方向に行くと、ハノイの人たちが、夏の海水浴場として訪れる、サムソン・ビーチがある。
それにしても、汚い、粗末なターミナルだこと。 -
ズラリと並ぶバスの内、QUAN SONと書いたバスが有った。
車掌のオバチャンに、ナメオまで行くかと聞くと、簡単に、「行くよ~」という。
値段を聞くと、少し考えて、10万ドンと言う。
こちらの人は、よく「行く、いく」と言いながら、平気で、客を途中で降ろしてしまう、ところがあるので、簡単には信用できない。
切符売り場に行って、確かめる。
少しだけ英語の分かる係官が、相手してくれた。
分かった事。
ナメオ直行便は、毎週金曜日の朝8時しかない。
その他の日は、QUAN SON県の35KM地点までしか行かない。
そこまで行けば、ナメオ行きのバスはあるらしい。
しかし、そのバスの出発時間は、わからない。
QUAN SON35KMに、宿は有るか?と聞けば、
「無い」
と言う。
今日は、金曜日だから、直行バスはすでに出たあと。
ナメオまでの直行便にのるには、あと1週間待たねばならない。
とてもじゃないけど、何も無い、汚い、喧しいこのタインホアで、1週間も居られない。
ここからラオスの山岳地帯に行くのはあきらめよう。
周辺の地方都市も似たようなもので、タインホアのすぐ南にビンという町がある。
でもビンには行きたくない。
前回、ビンではひどい目にあっているからだ。
http://4travel.jp/travelogue/10140420
今回の国境越え地域は、外務省の危険情報が出ている地域行きだけに、ここは神様の思し召し、と思い、方向転換をした方が、良いと判断。
急遽ハノイに行き、中国雲南省南部巡りを、前倒しすることに決定!
*後日分かったこと。ラオスのサムヌアからナムソイ―ナメオ国境を越えて、ベトナムに入った途端に困難に陥り、QUAN SONあたりで悪いベトナム人に翻弄されてひどい目にあった外人のレポートがあった。(2008年8月ころのこと) この国境はまだ危険が潜んでいるので、サムヌア―タインホア直行のツーリストバスがあれば、それに乗ることを推奨します。
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ハノイ行きなら、宿に近いバス駅からも、バスは出ている。
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宿近くのバスターミナルで、ハノイ行きバスをチェック。
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ハノイ行きをその場で決めた。
ハノイ行きのバスはたくさんあることが分かったので、安心して宿に帰る。 -
歩いて帰る時、今度はチョットでも静かな中道を選んで通った。
それでも、「汚い」のには変わりない。
若干うるささが、マシか。 -
途中にあった食堂で、ランチ。
フォー。
ブタ肉フォー。 -
ツミレ・フォー。
フォーは、アッサリしていて、軽く、すがすがしい食べ物なのに。
どうして、ベトナムの人たちは、あんなにガサツで、アグレッシブなのか?
(勿論そうでない人も多いけど)
荒れすさんだ環境のせい?
戦争ばかりしていたせい?
今でも荒れた、都市環境と、空気環境と、戦っているようだ。 -
またレ・ロイ銅像のある公園そばを通る。
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イチオシ
泊まった宿。
”ニャーギー”とは、ゲスト・ハウス or 旅館のことと、今回初めて、知った。 -
荷物はすでにパックしていたので、早々にハノイへ出発した。
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近くのバス駅から、ハノイのジャ・バット(ハノイ南部のバス駅)行きがに乗った。
運賃5万ドン(350円)。 -
南北統一鉄道沿いに、バスは進む。
ベトナムで良いことは、バスが安い。
フォーが美味い。
おこわが有る。
くらいか!?
今回の、ナメオからラオスへ抜ける旅程は、まったくの失敗だった。
ベトナムの、地方都市のヒドさは、昨年のビンで経験ずみなのに、また、タインホアという地方都市のヒドさに、返り討ちに会ってしまった。
ベトナムでは、観光地だけは交通手段もしっかりしてて、その便も多く、マシである。
観光とは無縁の地方都市では、まったく違った顔を見せている。
パートナーと一緒の時は、かような難しい旅程はご法度である。
と肝に銘じたい。 -
イチオシ
さすが、首都へ行く道は、ハノイに近づくと、対抗4車線となり、地方と比べ、かなり道も良くなった。
3時間でハノイに入った。
すぐに3番の市内バスに乗り、ホアンキエム湖近くで降りて、以前に長居した、タンチョム通りのホテルに行こうとした。
しかし降りるタイミングをはずしてしまい、紅河を越してしまった。
仕方ないので、市内北側のジャー・ラムバス駅まで行けば、ラオカイ行きのバスがあるだろう。
案内版にはラオカイと書いてあるが、途中のエンバイまでしか行かない、ことになっていた。
言葉は通じないし、聞く人によって、言うことはバラバラで、本当に困った。
宿はロクに無く、やっと見つけた宿は、、、、
タインホアで返り討ちに会って以来、ワタクシの思考力と判断力は、もうボロボロに成ってしまった。 -
ハノイの市内図。
-
ラオカイ行き列車は、近くの駅から夜10時22分にあることが分かった。
昼まで宿にゆっくりして、市中心部に行こうか。
夜のラオカイ行き列車に乗るか。
はっきり決まらない午前中に、宿を追い出されてしまった。
大騒音のハノイ郊外の路上に、疲れた身を置く事になってしまった。
パートナーとは大ゲンカになるわ、ハノイ中心部に帰る気力も失せ、途方にくれた。
列車駅が、意外と近かったのが、不幸中の幸い。
駅に行って、10時間近く汽車を待つことにした。
疲れた身には、あまり動かないのがベストだ。
1等寝台列車を予約した。
15万ドン(1050円)/一人。
フカフカの寝台列車で、ゆっくり休んで、中国をめざそう!!
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