2008/01/05 - 2008/01/07
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さとう1970さん
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【2008年1月5日(土)】
ストックホルム郊外のスカブスタ空港からライアンエアに乗り、残念ながらほとんど曇り空を飛行して2時間。スイスのバーゼル空港(ユーロエアポート)に到着しました。実はこの空港、スイスが主体になって運営されていますが、敷地は完全にフランス領内にあるんです。荷物を受け取った後に、スイスに入国するかフランスに入国するかの別れ道があります。バーゼル空港はフランスのミュールーズ空港を兼ねているんです。ドイツもすぐそばなので3ヶ国共同の空港です。私はスイスに入国し、バスでスイス国鉄のバーゼル駅に向かいます。距離は短いのですがフランス領内の区間は、スイスのために隔離された「保税道路」を走ります。
ここからは列車の旅です。まずベルン・シュピーツを経由してツヴァイジンメンまで行きます。私はちゃんとOne Wayでハーフカードは持ってないと言ったのに、駅員との意思疎通がうまくいかなかったのでしょう、往復かつ半額の切符を売られていました。車掌さんに指摘されて、同じ額だからと手書きで訂正してくれました。助かった。CHF61.00。乗換駅のシュピーツではスイスらしい景色が広がっていました。ちょうどその頃だけ少し晴れたので気持ちが良かったです。そこからローカル線に乗換えてツヴァイジンメンまで。ここが鉄道会社の境目で、レールの幅も狭軌に変わります。
ここから先有効の「RegionalPass(レマン湖地方用)」CHF94.00を購入。これで2日間は乗り放題、更に3日間は半額カードになるという仕組みです。MOB鉄道の「ゴールデンパスパノラミック」という展望列車に乗りましたが、ここでも一つ失敗。乗り放題の日は駅にある機械で日付を打刻しなきゃならなかったのです。車掌さんが途中駅で打刻してくれました。またまた助かった。メルシー。列車はスキー場の中のくねくね走っていく感じ。スキー靴でそのまま乗って来る人もいてびっくりです。あいにくの小雨模様で、夏場晴れた日にのったらさぞかし綺麗だろうなと思います。でも実は一番の見所はモントルー近くになってからの峠越えでした。車窓にはきりきりに狭い峠道が見えます。電車も負けずに凄いカーブを曲がっていきます。トンネルを越えてレマン湖が見えた!と思ったら、そこから急激なダウンヒルでした。モントルー側から入って峠越えだけでも乗る価値がある路線だと思います。
ローザンヌまで移動して、今夜の宿はコンチネンタル・ローザンヌ。部屋は古いけど、駅の目の前で値段も許せる範囲なので良かった。Coopでテイクアウトの炒飯みたいなものとサラダを購入。量を多く買いすぎた上に、味が濃すぎて大失敗。損した。ロンドン・ストックホルムを見てきた後だから街がちょっと汚く見えてしまいます。やっぱりフランス語圏はこういう傾向なのかな?
【2008年1月6日(日)】
乗り放題の鉄道パスを持っているので、フリー区間の端から端まで乗ってみたくなりました。そこでまずは東の端サンモーリスを目指します。ここから先は険しいアルプスだぞ、って雰囲気の小さな町でした。そこからちょっとローカル線に入ってみようと思ったのが大失敗。同じMで始まる駅名を間違えて逆向きの電車に乗っちゃいました。まずい。これじゃ区域外だ。きっぷが無いのを見つかったら8000円の罰金と書いてあります。どきどきしながら、やっと次の駅で降りました。そこは目の前に一つ工場があるだけの小駅。ちょっと離れたところに集落が見えます。そこで出会った景色がこの山。天気もちょっとだけ回復して、とても綺麗です。サンモーリスに戻る電車は30分後。集落のほうへ散歩したり、山の写真を撮ったりして暇をつぶしました。新車のシトロエンを満載した長い貨物列車が通っていきます。イタリアあたりに輸出されるのかな?
無事区域内に戻り、今度はモントルーへ行くことにしました。昨日通ってきたMOB鉄道ですが、モントルー市内のつづらおりの部分だけでももう一度乗ってみたいと思います。峠を越える電車だと時間がかかり過ぎそうだったので、市内部分だけ走る2両編成のトラムみたいな電車に乗ってみます。駅を出るとまずは大きく左ターン。左側の車窓からモントルーの街並みとレマン湖が見下ろせます。車両のはばぎりぎりまで家が迫っています。しばらくしてお城のような建物が見えたら今度は右ターン。まるで走る展望台です。斜面にへばりついたような駅にいくつか停まり、今度はまた左だな、と思ったところがこの電車の終点ゾンジエールでした。そこで降りたかわいいお姉さんについていく、のはやめて今来た電車ですぐ戻ります。ブレーキの音をキーキー言わせて下ります。
さて、午後は8年前にスイスに来たときに心に残った景色を探しに行きます。レマン湖を見下ろす丘の中腹に教会がある小さな集落。ジュネーヴまで往復して場所は確認しました。ところが駅からかなり遠くて歩いていけそうにないんです。残念。ホームみたいなものは見えるので、あるいは昔はここに停まる電車があったのかもしれません。場所を確認するのに夢中になり、写真も撮り忘れました。ずっと心の中にしまっておけということかも。
ハイキングの予定が中止になったので時間が余りました。代わりにローザンヌへ戻りレマン湖畔まで歩いて行こうと思います。ローザンヌも坂の街なんです。なんでもアプト式メトロが走っていたらしいのですが、現在工事中で全面運休。「地下鉄のザジ」を心の中で唄いながら港を目指して坂を下っていきます。日曜日の午後、港はちょっとしたレジャースポットのようで、人がたくさんいました。対岸のフランス領エビアンまで水をくみに行ってもいいかなと思いましたが、船が17:30まで無かったので、それじゃ暗くなるからやめました。帰りは地下鉄代替メトロバスでホテルまで戻ります。
【2008年1月7日(火)】
今日はスイスからオランダへの移動です。まずはローザンヌから電車でジュネーヴ空港へ。今日乗るのはKLMですが各社共用の自動チェックイン機を使ったら2台続けてフリーズ(笑)。その度に隣に移動して3台目でやっとチェックインできました。付きもしないJALのマイレージが登録されていたので、ノースウエスト航空の番号に入れなおすこともできました。ヒースローでも感じたのですが、ヨーロッパの自動チェックイン機は便利です。座席は自動的に通路側が割り当てられていたので、窓側に変更。前のほうが空いてないので、翼を避けて一番後ろの席を指定したつもりだったのですが・・・今日乗るフォッカー100型機はリアエンジンなのを忘れてました。乗ってみたらまさにエンジンがついている部分で、窓なんてありませんでした。曇り空なので飛行中は同じなのですが、離着陸時は窓があったほうが良かったなぁ・・・。F100は初めて乗りましたがJALで使ってるMD-90なんかと同じ感じで違和感なし。良い飛行機です。108人乗り。ビスケットとバーベキュー味のドリトスが出ました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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格安航空ライアンエアでバーゼル・ユーロエアポートに到着
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バーゼル空港では手荷物受取後にスイス入国かフランス入国かの分かれ道があります。フランス側に入国するとアルザス地方のミュールーズとかドイツのフライブルクが近いです。
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バーゼル空港〜バーゼルSBB駅の路線バス(50系統)
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バーゼルSBB駅
SBB/CFF/FFSというのは全部「スイス国鉄」の略称。ドイツ語/フランス語/イタリア語です。多言語国家ならではのややこしさ。ちなみにバーゼルはドイツ語圏です。
更にここバーゼルは国境の街なので、近くにフランス国鉄のバーゼルSNCF駅、離れた場所にドイツ国鉄のバーゼルDB駅が別に存在してます。 -
バーゼルSBB駅前のトラム発着場
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シュピーツからアルプスの山々を眺める。
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アルプス越えの街道筋みたいで心惹かれる。
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シュピーツから湖の対岸を望む。斜面の途中の村へ行きたい!
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MOB鉄道への乗換駅ツヴァイジンメンは駅前がすぐスキー場でした。
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展望列車「ゴールデンパスパノラミック」
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MOB鉄道は狭軌。きついカーブをキーキーいわせながら曲がっていきます。
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峠を越えてモントルーに到着した「ゴールデンパスパノラミック」
ちなみに先頭の展望車は1等車です。季節が良くて晴れた日に乗ったら楽しいだろうな。 -
レマン湖地方周遊の今日も天気はいまいち。それでもブドウ畑の中に魅力的な集落が見えます。
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鉄道パス有効範囲の一番端、サンモーリスの街並み。落ち着いた田舎町。教会から鐘の音が聞こえます。
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サンモーリス駅のホーム
ここから先はアルプスだぞという雰囲気。このままずっと先に進めばイタリアへ行けます。 -
列車を乗り間違えて来てしまったEvionnazという小駅。何にもありません。
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ちょっと先に集落とすごい裏山が見えます。
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偶然だけど結構スイスらしい山の風景かも。
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モントルーまで戻る途中、レマン湖に浮かぶ「シヨン城」が見えました。9世紀に作られ、13世紀に現在の形になったとか。古すぎてぴんと来ない。当初はアルプス越えの関所でしたが、後に宗教改革者を幽閉するのに使われた。
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ゾンジエール行き市内電車から見たモントルーの街と対岸の山々
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斜面のぶどう畑とレマン湖
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お城みたいな建物が見えたら電車は大きく右ターン。これがモントルーを出発して2つめの方向転換です。つづらおりがとても楽しい路線です。
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市内電車はゾンジエール(Sonzier)で折り返し。3つめのターンは曲がりません。峠を越える電車に乗れば、この先もまだまだつづらおりは続きます。
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ゾンジエールから見たレマン湖
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スイスの貨物列車。2両かよ。
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ローザンヌの地下鉄は全面運休で工事中
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レマン湖畔ウシーの港まで歩いて坂を下ります。
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ウシーの港近くで、巨大チェスにいそしむおやじたち。
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ウシーから対岸のフランス領に想いをはせる。エビアンには水が湧き出てるところがあるのかな?
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港には白鳥などの水鳥がいっぱい。私はこの白黒のやつが好き。日本にはいないな。
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ウシー港はちょっとしたレジャースポット
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ローザンヌ地下鉄代替メトロバス。他にトロリーバスも走ってます。
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ローザンヌ駅。ローザンヌはオリンピックの首都であることを主張しています。IOCの本部があるので。
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KLMシティーホッパーのF100型機
(後日撮影)
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