2007/12/23 - 2007/12/23
1334位(同エリア2427件中)
エムさん
12月20日17:00 飛鳥?は横浜港を出航して4日目です。
長崎に続いて大分に寄港します。
12月23日
11:30 別府入港
★13:00 地獄巡り
17:00 出港
20:00~21:00 クリスマスHanabiファンタジア2007
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1時からタクシーの3時間コースで、地獄巡りをします。
昨日まで降っていた雨が上がり、今日は暖かくなったそうです。
最初は坊主地獄から入ります。 -
ふつふつと絶え間なく、坊主頭が出ています。
昔、延内寺という立派なお寺があり、いで湯と霊泉の修養の聖地でした。
480年前に大地震が起こり、延内寺の床下から突然大爆発して住職の円内坊主と寺院は一瞬の内に噴き上げられ、瞬く間に地の底に姿を消しました。その跡は絶え間なく噴き上がる熱泥が坊主頭のようだったので、坊主地獄と呼ばれるようになったそうです。 -
ボコ・ボコッと、もぐら叩きのように出てきます。
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湯煙が勢いよく噴いているからか、とても暖かいです。
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坊主地獄の名前がピッタリです。
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ここが当時の爆発の火口で、この中に住職が沈んだままなんだそうです。
『一寸先は闇』ということでしょうか?
お気の毒です。 -
次は海地獄です。
広い庭園の向こうに湯煙が上がっています。 -
池には睡蓮が咲いています。
鬼の人形が入った器に、お賽銭を入れようとして、下に沢山落ちていますね。 -
熱帯性の『おおおにはす』の花が咲くのはこの池でしょうか?
花の大きさは30〜40cmで、葉は直径2mにもなり子供が乗れるそうです。 -
こちらが海地獄
海のような色をしているので海地獄というらしい。
白い湯煙の間から、爽やかなコバルトブルーの色が見えて、いい湯加減のようですが、これで98度もあるそうです。 -
地獄のお湯でゆでた温泉卵、美味しそうです。
98度ということを忘れて、指でも入れてみたくなります。 -
岩の間から湯煙が出て熱いので、触れてはいけません。
原油高の時代、この熱を利用してエコ住宅が出来ないものかと、ふと考えてしまいました。 -
ここには温室があり、中は睡蓮がたくさん咲いています。
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青紫色の美しい睡蓮。
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こちらはもう少し薄い紫色です。開花して色が変化したの?
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これが大鬼蓮(おおおにはす)の葉です。よく見ると葉の裏に細かい刺があります。
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黄色の睡蓮は大きくて、20cm位ありました。
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大鬼蓮の葉にお金が投げられて・・・コインの跡が傷になって可哀想。
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血の池地獄ではありません。ここも海地獄です。
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こちらは血の池地獄です。
【豊後風土記に「赤湯泉」と記された日本最古の天然地獄で、噴気までが赤色】
と説明がありますが、赤というより弁柄色という感じです。 -
竜巻地獄
地中の熱水(150度)が圧力の高まりと共に噴出する間欠泉です。 -
豪快に噴き出した熱水は、囲いが無ければ50mも噴き出す力があり、30分は噴き出ているそうです。
それにしても凄い! -
噴出に合わせて、凄い人だかりが出来ました。
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主な地獄巡りを終えて、見晴台にやって来ました。
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湯煙がたくさん上がっています。
左側の山は扇山で、春先に山焼きをするのでハゲています。
春は桜が咲いて、ここからの眺めは一段と美しいそうです。 -
明礬温泉にやって来ました。
噴気を利用した天然の蒸し器 -
運転手さんが蓋を開けると卵が入ってました。
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茅葺屋根は温泉です。
家族風呂と看板があるので、中はどうなっているのか見たかったのですが、入浴中の札が出ていたので入れません。
こんな温泉は始めて見ました。
で、見るだけなんて・・・ -
湯の花の工程のパネルがあります。
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湯の花小屋
ここで湯の花が作られています。では中に入ってみましょう。 -
湯の花小屋。
明礬温泉では温泉噴気と青粘土を利用して、湯の花の結晶を作り出すという江戸時代よりおこなわれている技法です。
湯の花が、こんな感じで出来ています。 -
明礬温泉から、ハゲ山の上にある十文字展望台にやって来ました。
地獄巡りではコートが要らないぐらい暖かかったのですが、さすがに山の上は風が強くて寒い! -
別府湾が見渡せます。
でも、寒いので長く立ってられない。 -
楽しい地獄巡りを終えて船に戻りました。
17:00 飛鳥?は出港して別府湾に停泊中です。
沖合いに停泊中だった、『さんふらわー』が接岸しました。飛鳥?が占領していたんですね。
寒さで震えた扇山が見えます。 -
17:16
スカイデッキは花火大会の準備が出来ています。
左舷デッキに椅子が並んでいるので、バルコニーからでも花火は見られます。ラッキーでした! -
『ゆ』こちらが女湯です。
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8月の船内見学の時、写した大浴場(男湯)の写真です。
大海原を眺めながら入るジャグジーはとても気持ちよかったです。
温泉に入れなかったけど、疲れが吹き飛びました。
飛鳥?は全室浴槽付きですが、こんなお風呂があるのでシャワーだけのリーズナブルな客室があると、嬉しいんですが・・・ -
部屋に戻ると、別府湾の灯りが綺麗でした。
これからメインダイニングで夕食をとって、花火に備えます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- saikai99さん 2008/01/08 20:00:06
- 湯煙の街で
- エムさん
またお邪魔しています
観光地はどこでも結構定番コースが多いですよね
しかしお決まりコースでも話の種に一度は行きたいもの・・・
明礬温泉まで行かれたようですがあの硫黄の匂いが強烈な温泉も
入る時間なんてないのが残念ですね
海地獄の蓮お見事でした・・・七輪咲いていましたが1票でご勘弁のほど。
saikai99
- エムさん からの返信 2008/01/09 22:13:16
- RE: 湯煙の街で
- >明礬温泉まで行かれたようですがあの硫黄の匂いが強烈な温泉も
入る時間なんてないのが残念ですね
そうなんです。
温泉に入らないのは、ご馳走を見るだけ、匂いだけという感覚と同じです。
仕方がないので、飛鳥?の12デッキにある大浴場に入ったのですが、大海原を眺めながらジャグジーの中で、それはもう極楽でした。
気分は温泉でした。(^_^)v
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