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2007年12月2日(日)<br /><br />今日は友だちと沙田の車公廟→歴史博物館→萬佛寺と回る、とってもカルチャーな1日になる予定である。えへっ。<br /><br />九龍塘で馬鞍山鐵(馬鐵)に乗り換え、車公廟駅で降りる。5分ほど歩くと車公廟に到着。<br />黄大仙と比べると地味でこじんまりしたお寺である。中庭の真ん中にお線香が置いてあって、地元の人が拝んでいる。中に入ると大きな車公の像があり、係の人(お坊さんのようには見えなかった)がお経を上げている。<br /><br />ドラマでよく見るが、香港人のお線香の上げ方は日本とは少し違って、お線香を両手に持って上に上げるようにする。回数は3回のようだ。<br />そして、お供えの台にも箸とお椀が3つずつ交互に置いてあり、お線香も3本立ててある。前から気になっていたのだが、この3には何か意味があるのか?<br />早くも退屈し始めた友だちと違って、わたしはもう好奇心のカタマリと化している。<br />友だちは、「あんまり意味はない。でも3は生と同じ発音だから、縁起のいい数字」と言う。たぶん、本当はちゃんとした由来があるのかもしれないが、わたしの友だちはあんまりこういうことには興味がなさそうである。拝むこともしなかった。<br />ついでにもう1つ聞いてみた。<br />「○○廟と○○寺はどう違うの?」<br />「う〜ん。一緒よ〜」<br />「いや、日本では○○廟は道教寺院で、○○寺は仏教寺院だというふうに言われてるけど」<br />「ふ〜ん。でも、わたしたちは同じ仏様と思ってるけど」<br />「あれ、そうなの」<br />とは言ったものの、やっぱり何か違うと思うけどなぁ。ま、でもこれが一般的香港人の認識なのかもしれない。<br /><br />天井に吊るす、ぐるぐる巻きのお線香も売っている。「1週間燃え続けるサイズは120ドル、1ヶ月燃え続けるサイズは350ドル(たぶん)で、自分で線香に火をつけることができるんですよ〜」と、係の女性が夫婦らしき香港人男女に説明していた。わたしもお願いしたいという衝動にかられたが、なにしろ友だちはまったく関心がないようなので、なんとなく言いそびれてしまった。<br />ここは基本的に写真撮影禁止のようであまり写真を撮れなかった。<br />自分用には名物の風車、日本の友だちのお土産としてお守りを買う。<br /><br />いったん駅に戻り、反対側のほうへ少し歩くと歴史博物館に到着。<br />いろんな催しを同時開催していた。香港流行音楽史展、世界のポスター展、香港若手ファッションデザイナー展、常設の水墨画・仏画展など。でも、ゆっくり見ても半日ぐらいでいけそうである。<br />香港流行音楽史展では、梅艶芳や張國榮など、すでに故人となっている香港の大スターの映像が放映され、羅文(故人)や許冠傑のステージ衣装などが飾ってあった。わたしとしては、大好きな陳百強(故人)のラジオインタビューテープを聞けてうれしかった。<br />世界のポスター展では日本人グラフィックデザイナーの作品も出展されていた。いろんな国のデザイナーの作品の中で日本人の作品を見ると、改めて日本人の美意識って繊細だなあと感じる。<br /><br />いったん沙田に戻って昼食。<br />次は萬佛寺だ。本当は歩けない距離ではないのだが、もうかなり歩いているので、お寺の上り口までタクシーに乗ることにした。運転手は「歩いたってすぐだよ」と不満げだった。<br />萬佛寺に着いてみて気がついた。ここって、少し前にnekomaskさんの旅行記(http://4travel.jp/traveler/nekomask/album/10165560/)で見たお寺だわ。金ぴかの仏様がずら〜っと並んでいる姿がすごい印象的だったもん。<br /><br />こちらの仏様って日本の仏様と全然違う。表情をとってみても、日本の仏様みたいに「慈愛に充ちた」「悟った」ような感じではなく、もっと親しみやすいというか。ポーズもなんか、お茶目だったりするし(笑)。<br />表情・ポーズはともかくとして、失礼ながら言わせてもらうと、仏像は木製のようだったけど、金色のコーティングがちょっと安っぽいというか、細工も雑な感じがしたのが残念。<br /><br />かなりの数の階段を上がりきるとそこにはお堂があり、中には永代供養?の骨壺をおさめた棚(広東語でいう「霊位」のように写真は貼られていない)がずらっと並んでいた。<br />まん中には大きくて、金ぴかではなくてカラフルな仏像が立っている。石でできているようだったが、仏像の後ろへ回ってみるとこれも塗りがけっこう雑なのだ。<br /><br />日本人のわたしの感覚では「仏像=美術品」なので、こういう雑な造りの仏像というのはちょっと受け入れがたい気がしてしまうのだが、こちらではそういう感覚はないのかもしれない。<br /><br />友だちは、車公廟よりこの萬佛寺のほうが「変わっていて面白い」と言う。<br />わたしは伝統的な感じのする車公廟のほうがいいなと思ったんだけど、やはり友だち(香港人代表)とわたし(日本人代表)では、美意識がかなり違うようである。<br />香港にハマって以来、「香港人のマネをする」のが香港旅行の最大のテーマだったわたしだけれど(マジ)、やはりちょっとしたところで、しょせんなりきれないというのがバレてしまうのよねー。いや、当たり前なんですけど。<br /><br />友だちと別れてホテルに帰る。あーつかれた。友だちは、もともと話好きで楽しい人なんだけど、今までこんなに長い時間一緒にいたことはなく、ずーっとしゃべっているので、正直言ってかなり疲れた。たぶん彼女もだんだん疲れてきたようだった。初めは日本語を使っていたけれど、そのうち広東語でしゃべるようになってきてたもの。<br /><br />でも疲れたとは言っていられない。まだ4時だ。今日は「帰る前の日」なんだから、がんばってまた街を歩いてこなければ!ということで尖沙咀に行く。<br />何も買わなかったが、いいの、それでも。こういう時間が一番楽しいんだから。<br />

蜜瓜荳女乃(メロンミルク)的紙ログ2007年11月?

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2007/11/29 - 2007/12/03

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メロンミルク

メロンミルクさん

2007年12月2日(日)

今日は友だちと沙田の車公廟→歴史博物館→萬佛寺と回る、とってもカルチャーな1日になる予定である。えへっ。

九龍塘で馬鞍山鐵(馬鐵)に乗り換え、車公廟駅で降りる。5分ほど歩くと車公廟に到着。
黄大仙と比べると地味でこじんまりしたお寺である。中庭の真ん中にお線香が置いてあって、地元の人が拝んでいる。中に入ると大きな車公の像があり、係の人(お坊さんのようには見えなかった)がお経を上げている。

ドラマでよく見るが、香港人のお線香の上げ方は日本とは少し違って、お線香を両手に持って上に上げるようにする。回数は3回のようだ。
そして、お供えの台にも箸とお椀が3つずつ交互に置いてあり、お線香も3本立ててある。前から気になっていたのだが、この3には何か意味があるのか?
早くも退屈し始めた友だちと違って、わたしはもう好奇心のカタマリと化している。
友だちは、「あんまり意味はない。でも3は生と同じ発音だから、縁起のいい数字」と言う。たぶん、本当はちゃんとした由来があるのかもしれないが、わたしの友だちはあんまりこういうことには興味がなさそうである。拝むこともしなかった。
ついでにもう1つ聞いてみた。
「○○廟と○○寺はどう違うの?」
「う〜ん。一緒よ〜」
「いや、日本では○○廟は道教寺院で、○○寺は仏教寺院だというふうに言われてるけど」
「ふ〜ん。でも、わたしたちは同じ仏様と思ってるけど」
「あれ、そうなの」
とは言ったものの、やっぱり何か違うと思うけどなぁ。ま、でもこれが一般的香港人の認識なのかもしれない。

天井に吊るす、ぐるぐる巻きのお線香も売っている。「1週間燃え続けるサイズは120ドル、1ヶ月燃え続けるサイズは350ドル(たぶん)で、自分で線香に火をつけることができるんですよ〜」と、係の女性が夫婦らしき香港人男女に説明していた。わたしもお願いしたいという衝動にかられたが、なにしろ友だちはまったく関心がないようなので、なんとなく言いそびれてしまった。
ここは基本的に写真撮影禁止のようであまり写真を撮れなかった。
自分用には名物の風車、日本の友だちのお土産としてお守りを買う。

いったん駅に戻り、反対側のほうへ少し歩くと歴史博物館に到着。
いろんな催しを同時開催していた。香港流行音楽史展、世界のポスター展、香港若手ファッションデザイナー展、常設の水墨画・仏画展など。でも、ゆっくり見ても半日ぐらいでいけそうである。
香港流行音楽史展では、梅艶芳や張國榮など、すでに故人となっている香港の大スターの映像が放映され、羅文(故人)や許冠傑のステージ衣装などが飾ってあった。わたしとしては、大好きな陳百強(故人)のラジオインタビューテープを聞けてうれしかった。
世界のポスター展では日本人グラフィックデザイナーの作品も出展されていた。いろんな国のデザイナーの作品の中で日本人の作品を見ると、改めて日本人の美意識って繊細だなあと感じる。

いったん沙田に戻って昼食。
次は萬佛寺だ。本当は歩けない距離ではないのだが、もうかなり歩いているので、お寺の上り口までタクシーに乗ることにした。運転手は「歩いたってすぐだよ」と不満げだった。
萬佛寺に着いてみて気がついた。ここって、少し前にnekomaskさんの旅行記(http://4travel.jp/traveler/nekomask/album/10165560/)で見たお寺だわ。金ぴかの仏様がずら〜っと並んでいる姿がすごい印象的だったもん。

こちらの仏様って日本の仏様と全然違う。表情をとってみても、日本の仏様みたいに「慈愛に充ちた」「悟った」ような感じではなく、もっと親しみやすいというか。ポーズもなんか、お茶目だったりするし(笑)。
表情・ポーズはともかくとして、失礼ながら言わせてもらうと、仏像は木製のようだったけど、金色のコーティングがちょっと安っぽいというか、細工も雑な感じがしたのが残念。

かなりの数の階段を上がりきるとそこにはお堂があり、中には永代供養?の骨壺をおさめた棚(広東語でいう「霊位」のように写真は貼られていない)がずらっと並んでいた。
まん中には大きくて、金ぴかではなくてカラフルな仏像が立っている。石でできているようだったが、仏像の後ろへ回ってみるとこれも塗りがけっこう雑なのだ。

日本人のわたしの感覚では「仏像=美術品」なので、こういう雑な造りの仏像というのはちょっと受け入れがたい気がしてしまうのだが、こちらではそういう感覚はないのかもしれない。

友だちは、車公廟よりこの萬佛寺のほうが「変わっていて面白い」と言う。
わたしは伝統的な感じのする車公廟のほうがいいなと思ったんだけど、やはり友だち(香港人代表)とわたし(日本人代表)では、美意識がかなり違うようである。
香港にハマって以来、「香港人のマネをする」のが香港旅行の最大のテーマだったわたしだけれど(マジ)、やはりちょっとしたところで、しょせんなりきれないというのがバレてしまうのよねー。いや、当たり前なんですけど。

友だちと別れてホテルに帰る。あーつかれた。友だちは、もともと話好きで楽しい人なんだけど、今までこんなに長い時間一緒にいたことはなく、ずーっとしゃべっているので、正直言ってかなり疲れた。たぶん彼女もだんだん疲れてきたようだった。初めは日本語を使っていたけれど、そのうち広東語でしゃべるようになってきてたもの。

でも疲れたとは言っていられない。まだ4時だ。今日は「帰る前の日」なんだから、がんばってまた街を歩いてこなければ!ということで尖沙咀に行く。
何も買わなかったが、いいの、それでも。こういう時間が一番楽しいんだから。

  • 馬鐵の車公廟駅。改札を通るための「バー」がなく、ここでは自動でパカッと開いて、通してくれる。

    馬鐵の車公廟駅。改札を通るための「バー」がなく、ここでは自動でパカッと開いて、通してくれる。

  • 車公廟の中。<br />おっきな仏像の傍らには、金属でできた風車(というか扇風機のようだったが)が置いてあり、願い事を唱えながら回すシステムになっている。<br />回す方向も決まっている、という話を聞いたことがあるが、実際地元の人が回すのを観察していると、左回し、右回し、回す回数もバラバラだった。

    車公廟の中。
    おっきな仏像の傍らには、金属でできた風車(というか扇風機のようだったが)が置いてあり、願い事を唱えながら回すシステムになっている。
    回す方向も決まっている、という話を聞いたことがあるが、実際地元の人が回すのを観察していると、左回し、右回し、回す回数もバラバラだった。

  • 風車はホログラム調のハデハデなもの。文言やサイズはいろいろ。<br />可愛いけど、宗教グッズにしては厳かさに欠ける気がするな(汗)。<br />

    風車はホログラム調のハデハデなもの。文言やサイズはいろいろ。
    可愛いけど、宗教グッズにしては厳かさに欠ける気がするな(汗)。

  • 車公廟のぐるぐる巻きのお線香。<br />やっぱり勇気を出して頼んでみたら良かったかな・・・

    車公廟のぐるぐる巻きのお線香。
    やっぱり勇気を出して頼んでみたら良かったかな・・・

  • たぶん被写体率ナンバーワン?の萬佛寺の仏様。<br />「貞操の危機!」ポーズ。

    たぶん被写体率ナンバーワン?の萬佛寺の仏様。
    「貞操の危機!」ポーズ。

  • いったい何の話で盛り上がっているんでしょうね?<br />有o羊o野o甘好傾呀?

    いったい何の話で盛り上がっているんでしょうね?
    有o羊o野o甘好傾呀?

  • こういう感じで両脇に金ぴかの仏様が並んでいる石段がずーっと続く。<br />上に登りきるころにはけっこう疲れた。<br />帰りはこの石段に、野生の猿の群れが出現!<br />これから上ろうとしている観光客はタジタジ・・・。

    こういう感じで両脇に金ぴかの仏様が並んでいる石段がずーっと続く。
    上に登りきるころにはけっこう疲れた。
    帰りはこの石段に、野生の猿の群れが出現!
    これから上ろうとしている観光客はタジタジ・・・。

  • 萬佛寺のお骨が納めてあるお堂。<br />金ぴかの次は色とりどり〜。

    萬佛寺のお骨が納めてあるお堂。
    金ぴかの次は色とりどり〜。

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