2007/02 - 2007/02
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みどりのくつしたさん
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フローレスを出発したサンファン社のバスが、ベリーズへの国境を越え、ベリーズシティへ向けて出発したのが午前8時。
順調に走っていくと、だんだん高床式のベリーズ特有の家が見えてくる。
1989年に逆方向で、チェトマルからベリーズへ入ったときは、ベリーズシティそのものが高床式の家で、びっくりしたものだ。
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http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/cam/cam020.htm
(チェトマルからベリーズへ到着した後で)
切符を買って予約をして、僕のバックパックをカウンターに預ける。
それからベリーズシティの中心、有名なスイングブリッジを目がけて歩き出す。
でも何という変わった町だろう。
奇麗に区割りされた町中に小さな運河が道に沿って碁盤の目状に走り、建物は皆木造の(高床式の)2階建てだ。
イギリス人がいたころはなかなか面白い所だったのかもしれないね。
これで清潔にしてあればとても奇麗だと思うのだが、木造の建物は皆一様に古くて、だいたい傾いている。
運河はドブと化して、いやな匂いまでする。
オレンジストリートに沿って歩いた後、アルバートストリートを左に曲がってちょっと歩くと、町の中心部・スイングブリッジに着いた。
小さな町だし、いやに怪しげだ。
目つきの悪い黒人たちが僕の方をちらちら見ている。
あまり長居はしたくない。
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午前9時半過ぎに、ベリーズシティの中心、スウィングブリッジを見て、「ベリーズマリンターミナル(Belize Marine Terminal)」に到着した。
トイレに行く白人の女の子がいたので、僕もバスを降りて、ターミナルへ入ってみる。
実はそんなにトイレに行きたかったわけではない。
ただ、マリンターミナルの中を見てみたかったんだ。
だって、1089年以来、久しぶりにベリーズシティへやってきたんだから(そして、絶対2度と訪れることはないだろうしね)。
ターミナルへ入ると、反対側にゲートがあって、そこを覗くと川にボートが係留されていた。
昔は、川岸のバーに行って、そこで船頭に声をかけて、ボートと交渉して、そして船に乗ったという噂があったが。
ベリーズシティからは、まずキーカーカーという島へ向かうのがバックパッカーの定番。
なかなか近代的なボートなので、これがキーカーカー行きかしらと勝手に想像して写真を撮った。
ターミナルには、僕たちがフローレスから乗ってきたサンファン社のカウンターもあった。
写真を撮ってみた。
どうやら、サンファン社は僕が1989年に訪れた時の、日本人女性旅行者にセクハラをするので有名だったスケベなおっさんが経営する小さなローカル旅行社から、巨大な総合旅行企業に成長したようだ。
看板によると、ベリーズシティからグアテマラやメキシコ各地、米国への切符を売っている。
まあ代理店業務みたいだけどね。
それにしても、信用がなければ提携も出来ないだろうさ。
他には、「Tucan Tourist Cruise Line」のベリーズシティからエルサルバドルへの直行ツアーも見つけた。
ベリーズとエルサルバドルは国境を接していないので、海路とバスを組み合わせたツアーがあるのだろう。
これを見ると、どうやら、いま中米は、国境越えも専用のツアーバスがあって、簡単に移動できるようだね。
でもそれでは、旅としては、あんまり面白くないんじゃないかな。
ターミナルへ行った一応の目的は、トイレに行くことだった。
入ろうとしたら、トイレの前におばさんが座っていた。
横に「50セント」と書いてある。
同じバスに乗ってきた白人の女の子が2人、お金がないのでトイレに入れないらしい。
ちなみに、ベリーズドルは米ドルとリンクしていて、1米ドルは2ベリーズドルになる。
そして、米ドルはそのレートで、両替無しに、ベリーズ国内で自由に使える。
僕は1米ドル札を取り出して、おばさんに渡して、女の子2人と僕の分を払う。
1米ドルは2ベリーズドル。
トイレ使用料が50セントだから、1ドルで4人がトイレを使えるわけだ。
僕がトイレ代金を払ったら、白人女性2人は、僕に感謝して潤んだ目で感謝を表してくれたよ。
そのままだったら、その夜は激しい3Pになっていたと思う。
が、僕は金で女を縛るのがイヤなので、彼女たちに頬笑み返しただけだった。
その笑顔で、「僕の出したお金で思いっきりオシッコしてね」と伝えたわけだ。
バスは満員のままで、乗客を乗せていた。
僕の席は、同じバスの人が「あの中国人はトイレに行ってるから」と確保していてくれたようだ。
僕は最後に、ターミナル向かいのベリーズ中央郵便局の写真を撮った。
実は、僕は1989年に、ここから絵葉書を出した記憶があった。
バスは午前10時にベリーズシティを出発する。
この調子ならば、まだ明るいうちにメキシコのチェトマルへ到着するだろう。
そうしたら、とにかくカンクン近くへ行かなければ、
だって、明日の夕方には、カンクン空港からロサンジェルスへの飛行機に乗ることになっているんだから。
【旅行哲学】時間に追われる旅は疲れるね。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20070318
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