天狗のお姿・飯綱大権現　☆煤取り開帳の日・飯綱寺で

2007/12/15 - 2007/12/15

飯縄寺（いづなでら）
源義経の天狗伝説の残る寺院で通称「天狗のお寺」と呼ばれ、火防・海上安全・商売繁盛など十三のご利益があり信仰をあつめています。江戸時代に栄華を極め、様々な彫刻や美術品を所蔵しており、伊八が総合的にプロデュースしたとされる本堂は県指定の有形文化財です。

飯縄権現（いづなごんげん）とは、信濃国（現 長野県）の飯綱山に対する山岳信仰を発祥とする神仏習合の神仏である。元来は、修験者たちが信仰していたと考えられる。
飯縄権現は、天狗形で白狐に乗った姿で表される。飯縄権現の本地仏は地蔵菩薩とされ、密教とも結びつき呪術としての「飯縄法」が公家や武家の間にも広まった。飯縄権現は軍神ともされ、武田信玄や上杉謙信が信濃の飯縄権現を厚く保護をした。

エリア いすみ・大多喜(千葉)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス JRローカル 私鉄

「天狗と牛若丸」は鞍馬山で牛若丸が大天狗より巻き物を伝授される1シーンを彫ったもの。

大天狗と牛若丸を実にいきいきとした表情で彫り上げている。

十年もの年月を費やして彫られた大作とのこと。

ケヤキの一枚板で高さ１メートル、横４メートルもあるという。

「波と飛龍（なみとひりゅう）」
左右にあるのは伊八の得意とする波と龍が彫られた「波と飛龍」。

浮き彫りで表現された龍が今にも飛び出してきそうな迫力だ。

奉納絵馬「和泉詣の図」

鐘楼。鐘撞きもできた。