奥美濃の紅葉を訪ねて【2】谷汲山華厳寺に向かう

2007/11/29 - 2007/11/29

2007年11月29日（木）

大矢田（おやだ）神社の、自然林紅葉を見終えた後、谷汲山華厳寺（たにぐみさん・けごんじ）に向かう。

谷汲山は、西国三十三箇所の第33番札所、すなわち満願寺（結願寺）として名高い。
「たにくみさん」とも呼ばれているようだ。

この間はバスで、1時間以上の、退屈な行程である。
バスツァーは、移動中拘束されて、自分の自由にならないことが物足らない。

ドライブならば、好きな地点に車を止めることができ、好きな箇所に立ち寄る自由もある。
旅の楽しさは、ある地点を訪ねるだけでなく、その間を探索しながら、移動することだと思う。

途中で、「昇平楼」なる料亭で昼食をとる。

この料亭は、創業140年と称しており、家族が一丸となって店を盛り立てようとする姿勢が感じられ、気持ちがいい。

谷汲山へは、二十年以上も前に行ったことがある。
そのときはずいぶん鄙びた山奥だったと記憶していたが、参道が立派に整備されていて驚いた。

最近あちこちで、社会の衰えを感じさせられる機会が増えたように思う。
これはとても寂しいことだが、この道のように立派になり、沿線に住み働く人が元気そうに見えるところは、とても貴重な場所に感じる。

写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
をご覧ください。

エリア 揖斐川(岐阜)

料亭「昇平楼」

料亭の庭
ドウダンツツジの紅葉

料亭の入口にある
モミジ

谷汲山参道
甘酒の店

谷汲山
参道のモミジ