上海

2007/11/19 - 2007/11/30

上海１２日間
今回は出張で上海の浦東に、初めての上海を朝の散歩を中心に編集します。
※写真は世紀公園で撮影

エリア 上海(中国)

• 航空会社: JAL

初めての上海
上海浦東国際空港からタクシーで浦電駅前のホテルへ直行。トランクケースを置き早速仕事場へ向かう。今回は同僚？と２人です。
総経理に挨拶しミーティングルームで今回のスケジュールを簡単に説明。夜はカラオケに出かける。

浦東大道
朝６時に起きシャワーをして早速散歩に出かける。ひとけのない地下鉄で職員のお姉さんに切符の買い方を教わって地下鉄に乗ってみる。ホームまで行くとモニターにて次の電車まで05分30秒と表示してある。この地下鉄は最近できたようでまだ新しい。
浦東大道駅から少し歩くと蒸篭に湯気が立ち数人が並んでいる店がある。腹がキューとなって私も列にならんで買うことにする。肉まんを口の中に入れると肉汁がジュワーと出てきて美味しい。満足の笑顔で食べながら散歩を続ける。
世紀大道との交差点に到着し公園を歩きながらテレビ塔を撮影。時間がなくなったのでタクシーでホテルまで帰る。
夜は夕食を御馳走になった。上海蟹を食べて青島ビールを少し飲んで、みんなと楽しい会話が始まる。レストランで色んな上海料理が出てきてとても美味しかった。ところで人にもよると思うが上海人はあまりアルコールを飲まないそうだ。

浦東リバーサイド
３日目の今朝は黄浦江のほとりを散歩する。浦東側のリバーサイドは閑散としている。オープンカフェはどこも閉まっている。夜景が綺麗なので夜だけ開いているのだろう。公園もほとんど人がいない。東昌路から地下鉄で帰るつもりが道路が工事中で通れなくて、遠回りしているうちにどんどん駅から離れていって結局ホテルまで歩いて帰った。今朝は散歩中になにも食べなかったのでコンビニの全家（ファミリーマート）でおにぎりを買った。

足浴マッサージ
今夜は趙さんと同僚の３人でマッサージに行く。趙さんは日本語が話せるがマッサージに関してはまったく知識がない。昼間の仕事中に仲間から教わった場所に連れて行ってくれるそうだ。なんだか高級そうなところだ。日本人だからできるだけ良い（高い）場所を教えてくれたのだろう。テレビ付きのリクライニングチェアーに座り、かわいいお姉さんに薬草湯で足を洗ってもらってマッサージをしてもらう。値段もそこそこ高くてもっとゆっくりしてくればよかったのだが帰ることにする。藍村駅前の美佳林という店だ。

人民広場
黄浦江を渡り人民広場に行く。ちょっと広めの公園だけど特にこれといったものはない。公園内のあらゆる場所で年配の方々が太極拳に精を出す。イー、アール、サン、スーの声と音楽が響き渡る。公園のまわりにはデパートやホテルが建ち並ぶ、いわゆる昔からの中心街だろう。東京で言えば銀座あたりと思う。
出勤するＯＬたちを横目に30分くらい歩いていたがそろそろ私も出勤の時間だ。帰りは電車が混んでいて、それに乗り換えでの接続のタイミングが悪くて遅くなってしまった。

バトル
夜は同僚と２人でファミレス調の飯屋に入る。注文をすませ待っていると店員と客が言い争いになった。客は怒っているが店員も負けてはいない。客は黒人のでぶっちょで英語で捲くし立てている。店員は中国人の学生といった感じだ。もう10分以上やっているが収まる気配がない。他の店員も仲裁をしているが、両名ともエキサイトしていて収集がつかない。私たちの料理も出てこない。日本ではまず見られない。最後は黒人の客が中国人の店員を店から追い出しなんとか収まった。

浦東新区市場
福山路を上海古代民族娯楽村に向かって歩いていると張楊路から少し入ったところに市場があった。人が大勢いて活気がある。野菜、魚介類、麺、調味料、日用雑貨など売っている。肉まんを買ってたべながら市場の中をまわって、今度は麺を食べる。ボリュームがあってお腹いっぱいになった。肉まんは１元くらいで麺は２〜５元くらいが相場のようだ。あとお好み焼きのようなクレープのような薄く焼いたものも１元〜２元である。

２元５角のそば（麺）
今日で５日目だが毎朝散歩を続けている。
散歩をしていて思ったことだが、ビル建設や道路工事といった場所が多くて、空気がすごく埃っぽい。一応マスクは持ってきたのだがまだ使ってはいない。とくに雨が降らないので空気が乾燥している。
今日は勤労感謝の日で日本では休みなのだが、残念ながらこちらでは出勤日だ。

世紀大道
シージーダーダオ、シジダーダオ、日本語で発音を書くとこんな感じか？途中歩道を工事していますが広い道です。

上海古代民族娯楽村
ここはなにもなかった。はっきりいって外れた。朝だったためなのか？まあ無料だったので文句も言えないが。鳥の愛好家が多いのか鳥かごの中に鳥がたくさんいた。

上海古代民族娯楽村
昔の教室の再現なのだろうか？

市場の上海蟹
最初の浦東新区市場とは違ってまた別の市場です。こちらは確か乳山路付近だったと思います。

市場で売っている肉まん
上海の肉まんは種類が豊富である。中に「あん」が入っていないものや野菜が入っているものなどたくさんあります。店によって味も違います。

工事中の世紀大道
今夜は日本料理の居酒屋「吉辰」へ同僚と２人で行く。店員さんも日本語が話せるし料理も日本風である。「ペペロンうどん」がgoodでした。少し飲んでホテルに帰る。

ちょっと贅沢にレストランへ
今日は土曜日で仕事はお休み。初日のカラオケ屋で約束していた娘２人と同僚の４人で上海観光をする。まずはレストランで昼食。濃厚な味でとっても美味しい上海蟹のみそ。店員さんの蟹をさばく手技がすばらしい。

上海蟹

88階から撮影
虹橋からタクシーで浦東に戻り金茂大履ビル88階の展望室へ。今年９月のTAIPEI-101と続けて高層ビルの展望室へ行く。やはり高い場所からの眺めはすばらしい。
※台北編
http://4travel.jp/traveler/nobwoo/album/10194035/

金猪
さわるとご利益のある？金猪
案内が中国語で書いてある。
耳にさわると？？が良くなる。
目にさわると？？が良くなる。
鼻にさわると？？が良くなる。
といった具合だ。もともと豚は金運があるらしく触るとお金持ちになれるらしい？。

工事中のビル
浦東に建設中の上海環球金融中心。完成すれば金茂大履より高くなる。

豫園
週末の観光客でごったがえす豫園に行く。小龍包を食べたかったのだが、すでに行列ができておりあきらめて帰る事にする。

歌とダンス
夜はみんなでカラオケに行って気分はノリノリでした。とても楽しかった。

上海南駅から杭州へ向け出発
今日の日曜日は奥多摩湖に一緒に行った周さんに案内してもらう。切符の手配や観光名所の検索などいろいろお世話になった。列車の座席は指定席になっており新幹線のような早い列車だった。
周さんとは上海南駅に朝８時４５分に待ち合わせをしていて私と同僚の２人で地下鉄に乗って上海南駅まで行く。浦東からは結構遠い。地下鉄の上海南駅に到着すると運良く周さんに出会えた。杭州の話などをしながら駅の待合室まで行く。９時３０分発の列車なのでちょっと早めのつもりだったが駅の待合室は人で混み合っている。朝ごはんを食べていなかったので同僚と２人でカップめんを買ってお湯を入れて食べる。
すこしすると出発ゲートが開き改札が始まった。ホームまで歩いて行くと結構長い編成の列車だ。15〜20両くらいあるだろうか？乗り心地もよく50元ちょいだと割安感がある。
※奥多摩湖編
http://4travel.jp/traveler/nobwoo/album/10197964/

霊隠
列車は150kmで順調に進んでいる。杭州まで１時間３０分くらいで到着した。半分くらい寝てた。
駅からは、まず路線バスに乗って終点の霊隠を目指す。金運のご利益があるお寺だそうだ。たくさんの観光場所を通りすぎやっと霊隠に到着した。来る前から周さんに杭州は１日では短すぎると言われていたが、観光で来ていれば最低でも３日は欲しいところだ。

霊隠寺山頂
まずは麓のお寺を巡りお参りをする。店屋に花火みたいな円筒のものがたくさん売っている。周さんに聞くと花火ではなく線香のようなものらしい。それを少しだけ買って願い事をする。もちろん「世界一周旅行ができますように」。その後に山頂を目指し階段を上る。
20分程階段を上ると頂上に到着した。山頂にくると達成感がある。水を買って飲むと汗が流れ出てくる。見晴らしの良い景色を見ながら一休みする。
周さんはおみくじを引いている。番号の書いた数十本の棒が筒に入っており、その筒を上下に振りながら１本の棒を筒の外に出す。その番号で運勢を書いた紙をもらい見料を払って運勢を見る専門の坊さんに見てもらう。その紙を見ただけでは通常人には解らないそうだ。周さんはまずまずのようだった。中吉と書いてあった。中国では吉、平、凶があるそうだ。日本ではめったに見られない「凶」とかも出るみたいだ。ちなみに私はしませんでした。

杭州繁華街
ロープウェイで麓まで下り、バスに乗って杭州の繁華街まで行く。歩行者専用の通りで露天の店が並んでいる。色んな物を売っている。小さな穴から箱の中を子供が覗いてみる紙芝居のようなものもやっている。
とっくに昼は過ぎているが、周さんの調べてくれた店に行きちょっと遅めの昼食にする。店は臭豆腐の匂いが強烈だ。しかも周さんは小龍包と臭豆腐を買ってきてテーブルに置いている。好奇心から私も初めて臭豆腐をたべた。塩分の強い厚揚げといったところか？

夕暮れ時の西湖
食事のあと歩いて西湖まで行くと日が傾き始めている。夕暮れ間近の西湖のまわりを散歩する。とても良い雰囲気だ。写真を撮りながら30分ほど歩くと船着場があった。舟の客引きに声をかけられ周さんはなにやら交渉している。私は通りすぎるものだと思っていたら舟に乗ることになっていた。

西湖にゆられて
舟に乗って西湖に出る。陽が沈み薄暗くなると虫がたくさん飛んできて身体にまとわりつく、その虫を食べに蝙蝠が集まってくる。漕ぎ手のおじさんは陽気な人で西湖付近の説明をいろいろしてくれる。それを周さんが日本語に訳してくれる。非常にありがたい。乗ったときにはまだ明るかったが舟を降りるときにはもう真っ暗になっていた。手漕ぎ舟は小さいが湖なので浪がなく揺れがほとんどなかった。
レストランに夕食を食べに行くと大広間では結婚式が行われていた。結婚式といえば上海ではリボン装飾された車を通りで見かける事がある。新郎新婦が乗っているそうだ。話を戻すとこちらの料理は食べきれないくらい出てきた。美味しかったのだが昼食も遅かったせいか残してしまった。しかも周さんにご馳走になってしまった。ありがとう。
夜の列車で杭州から上海まで帰りホテルに着いたのが23時過ぎだった。ハードな週末だった。

小川の遊歩道
先週は浦東北部を中心に散歩したので今日は浦東南部の方に行くことにする。東方路を浦電路から少し南に行くと小川の横が遊歩道になっていた。今日はここを歩く事にする。ここはたまに電気バイクか歩行者が通るくらいでほとんど人に会わない。朝の散歩には絶好の穴場だ。

小川の遊歩道
小川の遊歩道から浦電路駅南の建設中の建物を撮影。
今日の夜はちょっと遠くのファミレス風の店に行く、気の利いたにいちゃんがいろいろと世話をしてくれる。来る時間が遅かったので、食べ終わる頃には店の閉店時間になっていた。

世紀公園
地下鉄に乗って世紀公園駅で降りて公園の中に入ろうとすると怖いおばさんが入り口で怒鳴っている。なにを言っているかさっぱり解らなかったが、どうやらチケットを買って来いということらしい。まわりを見渡すと確かにチケット売り場がある。せっかくきたのだから10元だしてチケットを買う。

世紀公園の芝生
公園の中はきれいに清掃されている。遊園地みたいにちょっとした乗り物もある。早朝のため太極拳をする老人以外はほとんど人がいない。

世紀公園の池

世紀公園
公園内を一周して、来た場所とは違う上海科技館駅方面のゲートから出る。こちらは誰もいない。入場料も取っている様子はない。しまった。広い遊歩道の通りを上海科技館に向けて歩く。ジョギングしている白人のお姉さんがいた。

HOOTERS
上海最後の夜なので早めに仕事を切り上げ浦東のHOOTERSに行く。ホットパンツのかわいいお姉さんが迎えてくれる。チキンとサンドを注文しお姉さんと会話をする。英語と中国語で趙さんが中国語を通訳してくれる。
食後は夜景がきれいな浦東のリバーサイドを散歩する。

浦西の夜景
今週から急に寒さが厳しくなった。週末は暑いくらいだったのに風が急に冷たくなり体調が思わしくない。少し風邪気味だ。それでも朝の散歩をして暖かい物を飲むと体調が少し良くなる。

リニアカー
帰りはリニアであっという間に浦東国際空港に到着