2007/11/25 - 2007/11/25
678位(同エリア712件中)
のださん
今週はジャパンカップウィークですね。
仮に年に1レースしか観てはいけないということになった場合、私が選ぶレースがこのジャパンカップです。
だからどうした、って?
聞かなくても良いですけど聞いてください。
ジャパンカップが開催される東京競馬場。
現在は府中にありますが、かつては目黒にありました。
1907年に開設され、日本ダービーも第2回まで行われましたが、敷地は借地だったため地代高騰により存続が困難になり、1933年に惜しまれつつその役目を終えました。
東京はどこも馬に関する地名が多いですが、特に目黒区には多いような気がします。
かつて牧場が広がっていたそうですしね。
目黒という地名も、駿馬の「め」、つまり馬、「くろ」は畔、つまり畔道、から来ているという説が有力のようです。
今年は目黒競馬場開設100周年に当たり、目黒区美術館で「馬と近代美術」展という展示が今日まで開催されていますので、最後のチャンスである今日観に行きます。
-
権之助坂を下っていきます。
ひさしぶりだなあ、ここ通るの。
なつかしいね。
ホテルワトソンがあります。
私が受験で上京した時に宿泊したホテルです。
まだあったのか。
いや、まあ、それだけです。
それだけですが、ある意味私の原点は目黒なのかもしれません。
と無理やりこじつけておきます。 -
目黒通りを進んで、目黒新橋を渡り、山手通りと交差します。
その交差点に鎮座するのが大鳥神社。
酉の市が盛り上がるのはわかりますけど、もうそろそろ片付け終わっても良いんじゃないかな? -
本殿。
学生時代はしょっちゅう前を通っていたのに、参拝するのはこれが初めてという、どんだけ無為な学生生活だったんだよというエピソードでした。
「江戸消防」という文字が見えますが、日本武尊が熊手で火を防いだことから火難除けの神様と伝えられ、江戸消防記念会が酉の市で参拝祈願するそうです。 -
くし塚。
日本では古来より櫛は幸運のシンボルと考えられていました。
古事記によると、伊邪那岐命が黄泉の国(暗闇の死の世界)から逃げ帰る時に、さしていた「竹のくし」に火をつけて松明代わりに道を照らして無事に生還しました。
また、日本武尊が妻・弟橘媛命とともに東国へ渡る際、浦賀水道で風波が荒くなり、海神の怒りを鎮めるために、妃(弟橘媛)が身代わりとなって海に身を投じ、妃の櫛が浜に流れ着き、今も祭られています。
「くし」は人生の歩む道を照らし身代わりとなる力を持っている、ということで、くし塚にお参りをすると開運・無病息災・家内安全が得られます。
9月4日は「くし」の日ということで、くし供養が行われるそうです。 -
大鳥神社隣の天台宗・大聖院。
元大鳥神社別当。
瀧泉寺(目黒不動尊)の子院だそうです。 -
切支丹燈籠。
三田千代ヶ崎の旧島原藩主松平主殿頭の下屋敷(後の大村伯邸)林泉中の小祠内にあったものを、大正15年に大聖院に移したものだそうです。
この燈籠は、徳川幕府の弾圧を受けた隠れ切支丹が庭園の祠内に礼拝物としてひそかに置いたもの、だと言われています。 -
目黒通りが南西に向かうにつれて上り坂となっています。
この坂を金比羅坂といいます。
坂の西側に金比羅権現社(高憧寺)があったことに由来するとのことです。
明治初めに廃寺となりました。 -
そしてやってまいりました目黒寄生虫館!
医学博士の亀谷了氏が私財を投じて1953年(昭和28年)に設立した寄生虫専門の研究機関です。
亀谷了氏は目黒区名誉区民です。
夢にまでは見ていない寄生虫館にいよいよ入ります。
なぜかここはそこそこ知名度が高いみたいです。
入館は無料ですが、満足したらいくらか寄付しておくと良いです。
また、ミュージアムショップでサナダ虫のTシャツを買うと、次の日からみんなの人気者です。
展示スペースは1・2階のみ。
入ったら1階にスタッフはいないので、何か質問があれば電話で呼び出す必要があります。 -
寄生虫の標本がずらーっと。
マニアにはたまらないでしょうね。
私もある程度予備知識を得てから来るべきだったと思いますが、知識がなくても楽しめます。 -
アニサキス。
名前だけは聞いたことがあったが、魚介類に多く寄生するそうです。
今後生魚を食べるときはどうだろうか? -
回虫というのもよく聞く名前ですね。
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日本海裂頭条虫。
マスなんてしょっちゅう食べているしなあ。
怖いですね〜。 -
その日本海裂頭条虫、つまりサナダ虫の標本。
ここの目玉とも言うべき展示です。
幼虫が寄生したマス寿司を食べた人の腸内で成虫になったそうです。
自覚症状はなく、駆虫薬を飲んで全虫体を排出した、とのことです。
全長は8.8m。
横にロープ(?)が付いていますので、伸ばしてその長さを体感することができます。
残念、ちょっとタイミングが悪かった。
昼食直前に来るべきだったね。
まあいいや、今日のランチはスパゲッティに決まりです。 -
寄生虫から身を守るにはどうすればよいのか、を示してくれています。
ある意味当然すべきことですが、よく洗ったりよく焼いたり、といったことを心がけましょう、ということです。
改めて気を引き締めるべきですね。
ちょっと思ったが、「海のものは生で食べてもよい」とか言っておきながら「〜などの幼虫に注意する」みたいな抽象的な言い方されても、よくわからないな。
どうやって注意すればよいのでしょうか?
幼虫がいないことを目視で確認しろ、ってことか?
例外があるから必ずしも安全ではない、ということを強調したいのであれば、「海のものであっても熱を加えてから食べるように(生で食べてはいけない)」と言うべきじゃないかな?
まあ結局私はこれからも刺身や寿司を食べてしまうでしょう。
学習能力無し。
一応、冷凍処理したものは大丈夫だそうです。
普通にお店で食べる分には問題ないかな?
寄生虫館は意外に客が多いです。
私も寄生虫についてもう一度勉強して、また来たいです。 -
金比羅坂を上り続けます。
「元競馬場前」バス停。 -
そして目黒競馬場跡碑。
第1回のダービーを制した「ワカタカ号」の父「トウルヌソル号」の銅像がトップに。
1983年(昭和58年)、第50回のダービーを記念して建てられたそうです。
トウルヌソルは、昭和初期のサンデーサイレンスとも言うべき大種牡馬です。
しかし、ここの銅像に関しては、トウルヌソルに敬意を表したというより、ワカタカの写真が入手できなかったから仕方なくトウルヌソルのものを造った、という話もあるとかないとか。
この碑を建てたことを記念して、11月23日には「にんじん祭り」が行われるそうです。
今年は酉の市と重なっていましたが、人出はどうだったのでしょうか? -
交差点にも名が残っています。
「元競馬場」 -
目黒通りを引き返し、しばらく歩いて目黒区美術館に到着。
学生時代はこのすぐそばでバイトしていたのに、この美術館のことは全く知らなかった。
私はぐるっとパスで入るが、普通に入ると入館料は1,000円。
ここは一応区立ではないのでしたっけ?
展示自体は興味深く観ることができました。
馬に関連した浮世絵などもありましたね。 -
「めぐろ平和の鐘」
人間国宝で目黒区名誉区民でもある香取正彦氏の手による梵鐘です。
氏が手がけた数多くの梵鐘のうち、「広島平和の鐘」、バンクーバーにある「平和の鐘」と同型のものだそうです。 -
目黒区民センターの屋外プール。
学生時代、夏の2ヶ月間だけ、ここの更衣室の早朝清掃バイトをしていました。
実になつかしい光景です。
区民センターは、図書館などもあり、近隣住民には便利な施設です。 -
目黒駅まで戻るため、目黒川沿いを歩きます。
毎日来ていた頃は考えもしなかったが、この界隈の雰囲気は悪くない。 -
目黒川を眺めてみます。
改めて見てみると、目黒川もなかなか画になります。
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