スイス写真集【610】ジュネーヴでは新幹線と市電が同じ線路を走っているのか

2006/08/03 - 2006/08/03

2006年8月3日（木）

標高3000ｍのエギーュ・デュ・ミディでは、真夏の8月というのに、吹雪だった。
山の天候は恐ろしいことを、実感する。

ロープウェーでの帰途、シャモニーに近づくに従って、雪は雨に変わった。
しかし、シャモニーに着いたときも、雨は止んでいなかった。

買い物もそこそこに、バスは今晩の宿泊地ジュネーヴに向かって出発する。
実はスイスには何回も行っているが、ジュネーヴには泊まったことがない。

だからジュネーヴでの2泊は、今回の旅の大きな楽しみの一つなのだ。

シャモニーから離れるにしたがって、雨は上がり、空は明るくなり始めた。
だが眺望が開けるまでには天候は回復せず、高速道路を通ってのドライブは、いささか退屈である。

退屈なままに、明日一日の自由時間の使い方を考えてみる。
まず思い浮かぶのは、ジュネーヴ市内と近郊の電車網を見ることだ。

ジュネーヴには、パリからＴＧＶが直通で来ているはずだし、入出国や通関は駅で出来ると聞いている。
その同じ線路を使って、ジュネーヴの市電も走っているとの情報もある。

幹線鉄道と市電がそれぞれの線路に相互乗り入れすれば、都市の交通は非常に便利になる。
そのやり方は「トラム・トレーン」と呼ばれ、エネルギー節減の時代を迎えて、現在世界の各所で検討されつつある新しい課題である。

ドイツのカールスルーエではすでに成功し、引き続いていくつかの都市で成功例が見られている。

写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載してあります。

前日の8月2日には、絶好の好天に恵まれ、ゴルネルグラートやスネガなどの展望台に登り、マッターホルンやモンテローザなどアルプスの代表的な山の景色を堪能しました。

その写真は、
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
をご覧ください。

エリア ジュネーブ(スイス)

エギーュ・デュ・ミディ駅

窓に張り付いた
雪氷

エギーュ・デュ・ミディ

窓からの光景

プラットホームの雪