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 富山県のはずれの人里はなれた山奥に八尾という集落があった。知られる前は静かな小さな山村だった。今は誰もが知っているようなメジャーな場所となり、シーズンとなると大勢の人々が押し寄せる町となった。<br /> その代表格が毎年9月の1日から始まる秋のお祭り、おわら風の盆。今でも普段は静かな山村で、伝統ある祭りや行事は多く行われているので知っている方はよく訪れる場所だと思う。その隣の利賀村もいい所だ。利賀村を越えると越中五箇山に出るので大体はこのルートを旅のコースにとって尋ねると面白い所である。<br /> 越中八尾自体は今回で3回目の訪問だが、風の盆は初めてだった。<br /> 風の盆の他に高岡や宇奈月温泉を訪ね、北陸の旅情を楽しんだ。<br /> 

おわら風の盆に行く 

4いいね!

2007/09/01 - 2007/09/02

5327位(同エリア7090件中)

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waraji

warajiさん

 富山県のはずれの人里はなれた山奥に八尾という集落があった。知られる前は静かな小さな山村だった。今は誰もが知っているようなメジャーな場所となり、シーズンとなると大勢の人々が押し寄せる町となった。
 その代表格が毎年9月の1日から始まる秋のお祭り、おわら風の盆。今でも普段は静かな山村で、伝統ある祭りや行事は多く行われているので知っている方はよく訪れる場所だと思う。その隣の利賀村もいい所だ。利賀村を越えると越中五箇山に出るので大体はこのルートを旅のコースにとって尋ねると面白い所である。
 越中八尾自体は今回で3回目の訪問だが、風の盆は初めてだった。
 風の盆の他に高岡や宇奈月温泉を訪ね、北陸の旅情を楽しんだ。
 

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル

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  •  お金がなかったので、出来るだけ安く仕上がるよう旅に出た。<br /> 今回の目的は越中おわら風の盆。西の徳島の動の阿波踊りに対して東の富山、静の風の盆とも言われている。どちらも3日間狂ったように一日中踊り明かす。<br /> 風の盆という言葉の響きは実にいい。風は何も知らなくても我々日本人の心には何かを感じるものだ。仏教の世界では風はいのちを表す。<br /> この祭りを知ったのは今からもう14年位前になるであろうか?フリーの旅人となり、久々に高野山に紀野一義先生の主宰する真如会の結集に参加したときだ。<br /> その時見せられたものが風の盆だった。その余りの素晴らしさによし、私も必ず行くと決めてからこうして月日は流れ、たまたま偶然に昨年と今年はカレンダー上の成り行きと都合が合い、行ける事が分かったので決行したのだった。

     お金がなかったので、出来るだけ安く仕上がるよう旅に出た。
     今回の目的は越中おわら風の盆。西の徳島の動の阿波踊りに対して東の富山、静の風の盆とも言われている。どちらも3日間狂ったように一日中踊り明かす。
     風の盆という言葉の響きは実にいい。風は何も知らなくても我々日本人の心には何かを感じるものだ。仏教の世界では風はいのちを表す。
     この祭りを知ったのは今からもう14年位前になるであろうか?フリーの旅人となり、久々に高野山に紀野一義先生の主宰する真如会の結集に参加したときだ。
     その時見せられたものが風の盆だった。その余りの素晴らしさによし、私も必ず行くと決めてからこうして月日は流れ、たまたま偶然に昨年と今年はカレンダー上の成り行きと都合が合い、行ける事が分かったので決行したのだった。

  •  いかに安く、効率よく旅が出来るか考えたが、結局18切符とバスの組み合わせを選んだ。<br /> 名古屋まで列車を使い、そこからバスで富山まで。バスは本当に安くて効率がよい。JRもそこら辺をもっと良く考えてお客重視の視線で物事を考えれば良くなるはずなのにそれをしない。現実ではいや、出来ないと言った方が正しいのだが・・・・。<br /> 過去の死後にもなってしまっただろうが、ゆとりのある生き方というあの国の政策はいつ消えちゃったんだろう?もし今頃それが正しく実行されてればこんな窮屈な現在は生まれてなかったはずなんだけど・・・。<br /> バブルの頃、さんざん旅の奨めをしておいて遊びは国を豊かにすると豪語していた方たちは何を今お考えなのか?<br /> 宿はさすがに満杯状態だった。仕方なく高岡でやっとビジネスHを一軒かろうじて取れた。気付く時期も遅かったので仕方ないが、それにしても凄い人気である。<br /> 根性で夜行鈍行ながらを取り、早朝名古屋に着いた。明日のバスターミナルからのアクセスの確認の為、しばらく周辺を散歩した。もうこの時間からすごい人だった。観光バスも人もすごかった。さすが名古屋だ。<br /> 時間になり、バスは出発。このルートは本当に久しぶりだった。高速も完全につながり、もう少しで富山まで高速がつながるまでになった。ほんとうに凄い。<br /> 休憩したひるがの高原。懐かしい場所だ。休憩中、しばし旅の思い出に浸った。

     いかに安く、効率よく旅が出来るか考えたが、結局18切符とバスの組み合わせを選んだ。
     名古屋まで列車を使い、そこからバスで富山まで。バスは本当に安くて効率がよい。JRもそこら辺をもっと良く考えてお客重視の視線で物事を考えれば良くなるはずなのにそれをしない。現実ではいや、出来ないと言った方が正しいのだが・・・・。
     過去の死後にもなってしまっただろうが、ゆとりのある生き方というあの国の政策はいつ消えちゃったんだろう?もし今頃それが正しく実行されてればこんな窮屈な現在は生まれてなかったはずなんだけど・・・。
     バブルの頃、さんざん旅の奨めをしておいて遊びは国を豊かにすると豪語していた方たちは何を今お考えなのか?
     宿はさすがに満杯状態だった。仕方なく高岡でやっとビジネスHを一軒かろうじて取れた。気付く時期も遅かったので仕方ないが、それにしても凄い人気である。
     根性で夜行鈍行ながらを取り、早朝名古屋に着いた。明日のバスターミナルからのアクセスの確認の為、しばらく周辺を散歩した。もうこの時間からすごい人だった。観光バスも人もすごかった。さすが名古屋だ。
     時間になり、バスは出発。このルートは本当に久しぶりだった。高速も完全につながり、もう少しで富山まで高速がつながるまでになった。ほんとうに凄い。
     休憩したひるがの高原。懐かしい場所だ。休憩中、しばし旅の思い出に浸った。

  •  バスはひたすら北上を続け、荘川村で高速を降りた。ここからはしばらく一般道の景色の良い御母衣湖(おぼろこ)コースを走る。<br /> このルートももうすぐ終わりになる。交通の便は良くなるが、ちょっと寂しい。高速もこれで全線開通となり、難所と言われた荘川から五箇山コースは完全に分離された形になる。<br /> 荘川は荘川桜で有名。私はここに旅立つとき、たまたま映画で荘川桜がTVで放映された。これがまた実に感動的で、そのあと行ったもんだから感激してしまった。でも・・・・実はまだ完全にきれいに咲いたあの有名な湖畔に植えられている桜を見たことがない。仕事や休みの関係でどうしてもドンピシャに合わせられていないのだ。一度見てみたいとずっと思っている。

     バスはひたすら北上を続け、荘川村で高速を降りた。ここからはしばらく一般道の景色の良い御母衣湖(おぼろこ)コースを走る。
     このルートももうすぐ終わりになる。交通の便は良くなるが、ちょっと寂しい。高速もこれで全線開通となり、難所と言われた荘川から五箇山コースは完全に分離された形になる。
     荘川は荘川桜で有名。私はここに旅立つとき、たまたま映画で荘川桜がTVで放映された。これがまた実に感動的で、そのあと行ったもんだから感激してしまった。でも・・・・実はまだ完全にきれいに咲いたあの有名な湖畔に植えられている桜を見たことがない。仕事や休みの関係でどうしてもドンピシャに合わせられていないのだ。一度見てみたいとずっと思っている。

  •  バスの窓から一瞬の撮影。有名な湖畔の荘川桜。席が湖よりでよかったぁ〜♪<br /> とても懐かしかったです。

     バスの窓から一瞬の撮影。有名な湖畔の荘川桜。席が湖よりでよかったぁ〜♪
     とても懐かしかったです。

  •  緒母衣湖の風景の一部。日本でも最大級ですね〜。<br /> しかし・・・・景色がちょっと変わったような気がするのですが?気のせいかな?初めて旅した頃とイメージがちょっと違う。道路が少しコース変更されてる気がするんだけど。どうなんだろう?

     緒母衣湖の風景の一部。日本でも最大級ですね〜。
     しかし・・・・景色がちょっと変わったような気がするのですが?気のせいかな?初めて旅した頃とイメージがちょっと違う。道路が少しコース変更されてる気がするんだけど。どうなんだろう?

  •  ダム湖はすごいスケールなのに、ダムの壁は今一迫力に欠けてます。ロックフィル方式のダムは珍しいですが、これなら長野の大町にある高瀬ダム辺りを見学した方がすごい迫力を楽しめる。これだけがちょっと残念だなぁ。

     ダム湖はすごいスケールなのに、ダムの壁は今一迫力に欠けてます。ロックフィル方式のダムは珍しいですが、これなら長野の大町にある高瀬ダム辺りを見学した方がすごい迫力を楽しめる。これだけがちょっと残念だなぁ。

  •  ロックフィルのダム湖の壁を正面から見る。

     ロックフィルのダム湖の壁を正面から見る。

  •  休憩、見学も出来るので、時間に余裕のある方は散歩してみては如何でしょう?

     休憩、見学も出来るので、時間に余裕のある方は散歩してみては如何でしょう?

  •  合掌作りの民族資料館にもなっている民家、旧遠山家。ちょっと訪れてみては如何でしょうか。規模は中位かな?なかなか面白いですよ。気軽に入れるし、確かそんな入場料も高くなかったはず。

     合掌作りの民族資料館にもなっている民家、旧遠山家。ちょっと訪れてみては如何でしょうか。規模は中位かな?なかなか面白いですよ。気軽に入れるし、確かそんな入場料も高くなかったはず。

  •  白川郷合掌村まで来ました。ここは確か合併で名前が変わったんだっけ?私は白川村のほうが愛着があるんですが。今は有名になりすぎて大変です。

     白川郷合掌村まで来ました。ここは確か合併で名前が変わったんだっけ?私は白川村のほうが愛着があるんですが。今は有名になりすぎて大変です。

  •  白川村村内に入りました。もうすぐ第二休憩ポイントに到着です。

     白川村村内に入りました。もうすぐ第二休憩ポイントに到着です。

  •  最後の休憩ポイント、道の駅白川郷。簡単な展示や土産物などもあって便利です。<br /> ここで少し長めの休憩。のんびりしてていい感じでした。

     最後の休憩ポイント、道の駅白川郷。簡単な展示や土産物などもあって便利です。
     ここで少し長めの休憩。のんびりしてていい感じでした。

  •  今回使った名鉄バス。バスは使いようによってはとても便利。

     今回使った名鉄バス。バスは使いようによってはとても便利。

  •  道の駅向かいにはちょうどどぶろく祭りの宣伝がありました。こんな祭りに参加するのも楽しいです。

     道の駅向かいにはちょうどどぶろく祭りの宣伝がありました。こんな祭りに参加するのも楽しいです。

  •  休憩を終えて道の駅を出ると、すぐ高速に入る。こんな光景もあとわずかなんだなぁ〜・・・・。<br /> ここからは一直線に富山に入った。やがて現れた富山の街並み。初めて来た時は余りの街の大きさに驚いたものだが、今日はそんな感じはしなかった。<br /> 富山では風の盆一色。観光客もすごかった。いったん情報収集をしたあと、宿のある高岡に移動してホテルのチェックインを済ませることにした。<br /> 高岡は城下町。もっと活気のある街をイメージしてたのだが、思った以上に寂れた印象を受けてしまった。これが富山第二の都市なのだろうか?<br /> そんな感じを受けた街並みだった。休みのお昼だというのに人はパラパラだし店も少ない。やけに夜のお店が多かった。<br /> 駅前から走っている市電だけが元気だった印象を受けた。

     休憩を終えて道の駅を出ると、すぐ高速に入る。こんな光景もあとわずかなんだなぁ〜・・・・。
     ここからは一直線に富山に入った。やがて現れた富山の街並み。初めて来た時は余りの街の大きさに驚いたものだが、今日はそんな感じはしなかった。
     富山では風の盆一色。観光客もすごかった。いったん情報収集をしたあと、宿のある高岡に移動してホテルのチェックインを済ませることにした。
     高岡は城下町。もっと活気のある街をイメージしてたのだが、思った以上に寂れた印象を受けてしまった。これが富山第二の都市なのだろうか?
     そんな感じを受けた街並みだった。休みのお昼だというのに人はパラパラだし店も少ない。やけに夜のお店が多かった。
     駅前から走っている市電だけが元気だった印象を受けた。

  •  高岡市内を歩いてみた。食事もまだだったので良さそうな店を探したのだが見つからない・・・・!富山の駅前とは大違いだった。<br /> そのうち新しく出来たビルを見つけ、店があったので入ってみた。海鮮丼などがあったのでそれを注文してみた。値段と味はまあまあかな?<br />それにしても人がいない。<br /> しばらく周辺を歩いてみた。とにかく寂しかった。

     高岡市内を歩いてみた。食事もまだだったので良さそうな店を探したのだが見つからない・・・・!富山の駅前とは大違いだった。
     そのうち新しく出来たビルを見つけ、店があったので入ってみた。海鮮丼などがあったのでそれを注文してみた。値段と味はまあまあかな?
    それにしても人がいない。
     しばらく周辺を歩いてみた。とにかく寂しかった。

  •  駅の中心から離れて北へ向うと街並み保存地区のような所に出た。こちらの方は何となく落ち着いた自然な感じの人間の息づかいが感じられた。<br /> ちょうどそんな街並みを守る感じのお祭りもやっていて、何かエネルギーを感じた。<br /> 話しはちょっとそれるけど・・・・「エネルギー」って言葉、何気なく使ってるけどドイツ語って知ってました?英語ではエネオスと言うらしい。なぜエネルギーが一般的になったか?というと、マンガの手塚治虫が鉄腕アトムなどで使っていて、彼は医者の免許も持っていてドイツ語も使ったから自然にエネルギーという言葉が多用されてそれがいつしか一般的に言われるようになったという。ウンチクでやってました。手塚治虫ってすごいですね〜♪ちなみに私もファンです。

     駅の中心から離れて北へ向うと街並み保存地区のような所に出た。こちらの方は何となく落ち着いた自然な感じの人間の息づかいが感じられた。
     ちょうどそんな街並みを守る感じのお祭りもやっていて、何かエネルギーを感じた。
     話しはちょっとそれるけど・・・・「エネルギー」って言葉、何気なく使ってるけどドイツ語って知ってました?英語ではエネオスと言うらしい。なぜエネルギーが一般的になったか?というと、マンガの手塚治虫が鉄腕アトムなどで使っていて、彼は医者の免許も持っていてドイツ語も使ったから自然にエネルギーという言葉が多用されてそれがいつしか一般的に言われるようになったという。ウンチクでやってました。手塚治虫ってすごいですね〜♪ちなみに私もファンです。

  •  高岡の町の中心はこの辺りだったのかもしれない。街並み保存みたいなことをやっていて、結構盛大にお祭りをやっていた。人はあいかわらず少なかったが・・・。

     高岡の町の中心はこの辺りだったのかもしれない。街並み保存みたいなことをやっていて、結構盛大にお祭りをやっていた。人はあいかわらず少なかったが・・・。

  •  とにかくいろいろ歩いてみた。裏路地、正面、建物などなど。それなりに風情はある。

     とにかくいろいろ歩いてみた。裏路地、正面、建物などなど。それなりに風情はある。

  •  街並み保存の為に新しく建て替えられているところも多かった。まあきれいになっていくのはいい事だが。

     街並み保存の為に新しく建て替えられているところも多かった。まあきれいになっていくのはいい事だが。

  •  街並みの全景。裏は見るに耐えない状況なのでこれからなんだろう。でもむしろそちらの方が自然である事も確かで、考えさせられる一面でもある。<br /> この街並みをあとに再び駅に向った。

     街並みの全景。裏は見るに耐えない状況なのでこれからなんだろう。でもむしろそちらの方が自然である事も確かで、考えさせられる一面でもある。
     この街並みをあとに再び駅に向った。

  •  瑞龍寺。前田家加賀百万石の藩主が建てられたお寺。高岡に来たら絶対来るべきところだった。<br />

     瑞龍寺。前田家加賀百万石の藩主が建てられたお寺。高岡に来たら絶対来るべきところだった。

  •  境内の見取り図。説明がシンプルで分かりやすい。

     境内の見取り図。説明がシンプルで分かりやすい。

  •  例の如く、説明を撮った。このやり方は実に楽でわかりやすく、記念にも残るので最近はよくやる手法だ。

     例の如く、説明を撮った。このやり方は実に楽でわかりやすく、記念にも残るので最近はよくやる手法だ。

  •   修復復元した際に外された鬼瓦の展示。私にはよくわからないが、きっと何かあるのだろう。それにしても立派な瓦だ。

    修復復元した際に外された鬼瓦の展示。私にはよくわからないが、きっと何かあるのだろう。それにしても立派な瓦だ。

  •  今日宿泊のホテルに荷物を置き、まだ夕方だったのでもう少し周辺を散歩しようと駅の反対側を歩いたのだった。<br /> 今回の旅の大きな間違いのポイントは、あらかじめしっかりとガイドブックなどで全体を把握して調べてこなかった事だ。とにかく今回は風の盆に全てを託したわけだから、すべてそれに全力を尽くすべきだったかもしれない。<br /> しかし・・・・元来の好奇心が災いしてせっかく来たのだからと、ついついいろいろ観光してしまった。<br /> 高岡は大まかに分けてこの瑞龍寺を中心としたお寺巡り、そして城下町を中心とした街並み巡りがポイントらしい。どれも場所が離れていてグルッと周るのは一日掛けて巡るつもりでないと厳しい。どうしても半日はかかってしまう。<br /> 瑞龍寺を中心とした参拝コースはなかなか良い。時間を気にしながらも回れた事は大きかった。<br /> 観光してるという気分にさせるのはこの区域だろう。そしてまた落ち着いていて風情もある。<br /> なぜ今日ここを歩いたかというと、風の盆は一日中あるという頭があり、昼も見たかったのであるが大丈夫だろうという読みがあった。夕方から行っても間に合うというのが気持ちにあった。帰りは当然夜中。そのためにワザワザ先に高岡に来て宿にチェックインを済ませたのだ。<br /> 明日は帰らなければならない。時間も決まっている。最初は翌日も風の盆を見るつもりだったが止めて黒部方面を見学する事にしていた。時間も早い。だから今のうちに高岡見学は終えてしまおうと考えていた。

     今日宿泊のホテルに荷物を置き、まだ夕方だったのでもう少し周辺を散歩しようと駅の反対側を歩いたのだった。
     今回の旅の大きな間違いのポイントは、あらかじめしっかりとガイドブックなどで全体を把握して調べてこなかった事だ。とにかく今回は風の盆に全てを託したわけだから、すべてそれに全力を尽くすべきだったかもしれない。
     しかし・・・・元来の好奇心が災いしてせっかく来たのだからと、ついついいろいろ観光してしまった。
     高岡は大まかに分けてこの瑞龍寺を中心としたお寺巡り、そして城下町を中心とした街並み巡りがポイントらしい。どれも場所が離れていてグルッと周るのは一日掛けて巡るつもりでないと厳しい。どうしても半日はかかってしまう。
     瑞龍寺を中心とした参拝コースはなかなか良い。時間を気にしながらも回れた事は大きかった。
     観光してるという気分にさせるのはこの区域だろう。そしてまた落ち着いていて風情もある。
     なぜ今日ここを歩いたかというと、風の盆は一日中あるという頭があり、昼も見たかったのであるが大丈夫だろうという読みがあった。夕方から行っても間に合うというのが気持ちにあった。帰りは当然夜中。そのためにワザワザ先に高岡に来て宿にチェックインを済ませたのだ。
     明日は帰らなければならない。時間も決まっている。最初は翌日も風の盆を見るつもりだったが止めて黒部方面を見学する事にしていた。時間も早い。だから今のうちに高岡見学は終えてしまおうと考えていた。

  •  瑞龍寺と前田家のお墓を結んでいる参道。とてもよく整備されている。ここはおすすめだ。<br /> それではお寺の中に入ってみましょうか。

     瑞龍寺と前田家のお墓を結んでいる参道。とてもよく整備されている。ここはおすすめだ。
     それではお寺の中に入ってみましょうか。

  •  瑞龍寺の門をくぐると広い庭に出ます。真ん中に回廊が一本まっすぐに伸びてます。<br /> その両側は白砂が敷き詰められ、石庭のようになってます。造園の事を知らずにこれらを語ると墓穴を掘るのでこの辺でやめときます。まぁ、とにかく壮大な庭です。見ても何もないですが。

     瑞龍寺の門をくぐると広い庭に出ます。真ん中に回廊が一本まっすぐに伸びてます。
     その両側は白砂が敷き詰められ、石庭のようになってます。造園の事を知らずにこれらを語ると墓穴を掘るのでこの辺でやめときます。まぁ、とにかく壮大な庭です。見ても何もないですが。

  •  真ん中に位置するお堂。せっかくなので全部見て回りました。

     真ん中に位置するお堂。せっかくなので全部見て回りました。

  •  観光客相手にボランティアらしいガイドがお話をしてたので後について聞くことにしました。<br /> その時、さっきのお堂の事で面白い説明があったので思わず魅入ってしまいました。角の丸で囲った部分、わかりますか?溝も無いし合わせた形跡も無いんです。そう、角石(と言うか忘れたが・・・??)には一枚丸々使ってるんです。角というのは雨水が流れやすく、狂いや腐食も起きやすい為、4隅には石を合わせないんですね。ここだけかな?分かりませんがすごい技術です!水平加工技術やその他何気ないところにすごいものがあるんですね。感動しちゃいました。

     観光客相手にボランティアらしいガイドがお話をしてたので後について聞くことにしました。
     その時、さっきのお堂の事で面白い説明があったので思わず魅入ってしまいました。角の丸で囲った部分、わかりますか?溝も無いし合わせた形跡も無いんです。そう、角石(と言うか忘れたが・・・??)には一枚丸々使ってるんです。角というのは雨水が流れやすく、狂いや腐食も起きやすい為、4隅には石を合わせないんですね。ここだけかな?分かりませんがすごい技術です!水平加工技術やその他何気ないところにすごいものがあるんですね。感動しちゃいました。

  •  角の部分をそういう目で見ると違ってものが見えてきます。

     角の部分をそういう目で見ると違ってものが見えてきます。

  •  説明を聞いていたら、なんと一部を除いて撮影OKとの事!こんな所は日本中を周ったが、私が体験した中では初めてだ。さすが加賀藩!ふところがデカイ!<br /> ということで、いろいろ撮影しました。

     説明を聞いていたら、なんと一部を除いて撮影OKとの事!こんな所は日本中を周ったが、私が体験した中では初めてだ。さすが加賀藩!ふところがデカイ!
     ということで、いろいろ撮影しました。

  •  真ん中のお堂の内部です。細かい説明は聞いたけど忘れたのでご勘弁。

     真ん中のお堂の内部です。細かい説明は聞いたけど忘れたのでご勘弁。

  •  ここの仏様は生きていました。確かこの寺は夫婦2人で根気よく守ってくださっていたはず。本当に素晴らしいお寺だ。<br /> そうそう、おそらくこんな形式の仏殿は余りお目にかかれないハズ。いろいろ説明は受けたけど忘れました。ごめんなさい。詳しくは自分の足で通って確かめましょう。

     ここの仏様は生きていました。確かこの寺は夫婦2人で根気よく守ってくださっていたはず。本当に素晴らしいお寺だ。
     そうそう、おそらくこんな形式の仏殿は余りお目にかかれないハズ。いろいろ説明は受けたけど忘れました。ごめんなさい。詳しくは自分の足で通って確かめましょう。

  •  お堂の全景を撮ってみました。

     お堂の全景を撮ってみました。

  •  一番奥にある本堂。その入り口に何だったかな?厄除けをしてくれる仏さま。これが目の前にデンとあるのは珍しい。<br /> 確か説明では仏の教えに背いて罰せられた仏さまだった気がしたなぁ?だから普通は隅にひっそりとあるとか・・・・

    一番奥にある本堂。その入り口に何だったかな?厄除けをしてくれる仏さま。これが目の前にデンとあるのは珍しい。
     確か説明では仏の教えに背いて罰せられた仏さまだった気がしたなぁ?だから普通は隅にひっそりとあるとか・・・・

  •  まるで時代劇に出てくるような雰囲気の廊下ですね。何でも江戸幕府に対抗してとても立派な創りをさせたみたいです。板の厚さや造りも実際見ると凄いですよ!

     まるで時代劇に出てくるような雰囲気の廊下ですね。何でも江戸幕府に対抗してとても立派な創りをさせたみたいです。板の厚さや造りも実際見ると凄いですよ!

  •  大名の部屋です。一段高くなっているところが大名の座っていた所。いろいろ説明を受けましたが忘れました。<br />でもかなり見えないところで凝っていたような気がします。

     大名の部屋です。一段高くなっているところが大名の座っていた所。いろいろ説明を受けましたが忘れました。
    でもかなり見えないところで凝っていたような気がします。

  •  大名の部屋の横にある縁側。当時としては珍しく開き窓があり、外を部屋から見えるようにしてあります。ここの大きな特徴だそうです。<br /> この窓から外を覗くとお墓があります。代々の大名のお墓があります。それらが見えるようにしたんですね。今でも落ち着いた風景があります。

     大名の部屋の横にある縁側。当時としては珍しく開き窓があり、外を部屋から見えるようにしてあります。ここの大きな特徴だそうです。
     この窓から外を覗くとお墓があります。代々の大名のお墓があります。それらが見えるようにしたんですね。今でも落ち着いた風景があります。

  •  雲水たちが食事を作った所。台所ですね。とてもよく出来てました。

     雲水たちが食事を作った所。台所ですね。とてもよく出来てました。

  •  本堂の中を撮りました。普通は出来ないですよ!こんな事!なんて凄いお寺なのか?もうビックリものです。おかげでこころおきなく撮らせてもらいました。

     本堂の中を撮りました。普通は出来ないですよ!こんな事!なんて凄いお寺なのか?もうビックリものです。おかげでこころおきなく撮らせてもらいました。

  •  ご本尊全体を撮ってみました。ここを最後に富山へ向ったのですが、実はその隣に珍しいものがあるのです。ここだけは撮影禁止なのです。<br /> まあ答えは行ってのお楽しみにしましょうか?とても珍しいですよ。旅は好奇心から生まれるもので、たまには謎解きも面白いです。といっても恐らくガイドには載ってるんでしょうね〜?<br /> でも謎解きの旅はお薦めします。感動が違いますから。<br /> 私はかつて岩手の遠野の河童伝説の謎解きの旅をした事があります。文献だけを頼りに一日掛けて歩き回り、発見した喜びは本当に嬉しいものでした。河童の恩返しという昔話で、河童を助けた人に代々受け継がれてきた一子相伝の秘薬が現代に生きているという事を知り、それを訪ねに行ったんだけどね。<br /> 夕方になり、そろそろ気分はお祭りモードになってきました。

     ご本尊全体を撮ってみました。ここを最後に富山へ向ったのですが、実はその隣に珍しいものがあるのです。ここだけは撮影禁止なのです。
     まあ答えは行ってのお楽しみにしましょうか?とても珍しいですよ。旅は好奇心から生まれるもので、たまには謎解きも面白いです。といっても恐らくガイドには載ってるんでしょうね〜?
     でも謎解きの旅はお薦めします。感動が違いますから。
     私はかつて岩手の遠野の河童伝説の謎解きの旅をした事があります。文献だけを頼りに一日掛けて歩き回り、発見した喜びは本当に嬉しいものでした。河童の恩返しという昔話で、河童を助けた人に代々受け継がれてきた一子相伝の秘薬が現代に生きているという事を知り、それを訪ねに行ったんだけどね。
     夕方になり、そろそろ気分はお祭りモードになってきました。

  •  富山駅に着くと、すごい事になっていました!もの凄い行列!なんだ〜??警備があちこちで誘導している。しかも八尾行きのホームはズラ〜っと外まで並んでいる。これはただ事ではない、訳を聞くと、順番待ちなのだそうだ。えー!そう、実は午後3時から整理券が発行されて臨時列車が運行され、時間帯による観光客規制が行われていたのだ。<br /> まさか〜・・・・こんな事初めての経験だ。お昼には富山に着いていたのに。<br /> 私がもらった整理券は夜の臨時便だった。列車はひたすらピストン輸送。<br />ものすごい人ごみの中、仕方なく時間まで食事をしたり散歩したりして時を過ごし、やっとホームに立った。これで本当に祭りを楽しめるのか?不安な中、八尾へと向った。

     富山駅に着くと、すごい事になっていました!もの凄い行列!なんだ〜??警備があちこちで誘導している。しかも八尾行きのホームはズラ〜っと外まで並んでいる。これはただ事ではない、訳を聞くと、順番待ちなのだそうだ。えー!そう、実は午後3時から整理券が発行されて臨時列車が運行され、時間帯による観光客規制が行われていたのだ。
     まさか〜・・・・こんな事初めての経験だ。お昼には富山に着いていたのに。
     私がもらった整理券は夜の臨時便だった。列車はひたすらピストン輸送。
    ものすごい人ごみの中、仕方なく時間まで食事をしたり散歩したりして時を過ごし、やっとホームに立った。これで本当に祭りを楽しめるのか?不安な中、八尾へと向った。

  •  いやぁ〜・・・・すごい人でした。人ごみを見に来たようなもんです。<br /> まだ祭りの全体像が分からなくて苦労したんだけど、いろいろ歩き回ってやっとつかんできました。<br /> 駅前ではすでに帰る人の大行列が・・・・!行く人帰る人で大混雑。警備も大変だ。

     いやぁ〜・・・・すごい人でした。人ごみを見に来たようなもんです。
     まだ祭りの全体像が分からなくて苦労したんだけど、いろいろ歩き回ってやっとつかんできました。
     駅前ではすでに帰る人の大行列が・・・・!行く人帰る人で大混雑。警備も大変だ。

  •  八尾の町は祭り一色だった。そしてその人の多さといったら・・・・!さすがの私もお手上げ状態。そりゃそうだよね〜・・・普段は人口何万かの静かな小さな町にそれこそ何十万という人が押し寄せるんだから。<br /> 祭りそのものはとてもいい風情だ。なにげなく通りを歩いていると、田舎特有の家族で祭りを堪能している姿を見ることが出来た。<br />ははぁ〜。これは我々の出る幕ではないな、と感じた。<br /> 現在の祭りの姿は意外に新しく、歴史も浅い。祭りそのものの歴史は長く、古いものであるが。<br />それでも今の形の祭りは好きだ。まだあまり知られて無かった頃に訪れたかったなぁ。

     八尾の町は祭り一色だった。そしてその人の多さといったら・・・・!さすがの私もお手上げ状態。そりゃそうだよね〜・・・普段は人口何万かの静かな小さな町にそれこそ何十万という人が押し寄せるんだから。
     祭りそのものはとてもいい風情だ。なにげなく通りを歩いていると、田舎特有の家族で祭りを堪能している姿を見ることが出来た。
    ははぁ〜。これは我々の出る幕ではないな、と感じた。
     現在の祭りの姿は意外に新しく、歴史も浅い。祭りそのものの歴史は長く、古いものであるが。
    それでも今の形の祭りは好きだ。まだあまり知られて無かった頃に訪れたかったなぁ。

  •  人ごみの中をかき分け、とにかくそれらしき所に出ようと必死に歩いたのだがわからない。とにかく観光客のごった返す姿しか無かった。道沿いにある灯篭だけが祭りの雰囲気をかもしだしていた。

     人ごみの中をかき分け、とにかくそれらしき所に出ようと必死に歩いたのだがわからない。とにかく観光客のごった返す姿しか無かった。道沿いにある灯篭だけが祭りの雰囲気をかもしだしていた。

  •  川を横切る橋のたもとまで来た。ここが町の分岐点。踊る姿は見えなくても人々の大勢の動く姿だけはハッキリわかる。案内によれば各地区に踊りの会場があり、突発的に始まるらしい。<br />なる程、これで皆ここに宿を構える理由がわかった。そして踊りを披露する会場体育館に席を用意する理由も。<br /> もう地元の静かで優雅なお祭りは無理な状態に陥ってるのだ。さすがに観念し、もう少し歩いたらもう帰る事にした。

     川を横切る橋のたもとまで来た。ここが町の分岐点。踊る姿は見えなくても人々の大勢の動く姿だけはハッキリわかる。案内によれば各地区に踊りの会場があり、突発的に始まるらしい。
    なる程、これで皆ここに宿を構える理由がわかった。そして踊りを披露する会場体育館に席を用意する理由も。
     もう地元の静かで優雅なお祭りは無理な状態に陥ってるのだ。さすがに観念し、もう少し歩いたらもう帰る事にした。

  •  橋を少し渡って歩いた所にやはり会場がある。そこでやっと男踊りの舞を見ることが出来た。<br />スピーカーから音楽が流れ、二人が踊っていた。これは単なる披露だなぁ〜・・・・。ちょっと見てもうこれでこのお祭りとはおさらばする事にした。

     橋を少し渡って歩いた所にやはり会場がある。そこでやっと男踊りの舞を見ることが出来た。
    スピーカーから音楽が流れ、二人が踊っていた。これは単なる披露だなぁ〜・・・・。ちょっと見てもうこれでこのお祭りとはおさらばする事にした。

  •  ガックリした気持ちで帰路を急いでいると、偶然にもちょっとだけ踊りを見ることが出来た。ふぅ・・・とりあえずラッキー!<br /> しかし・・・私の気持ちはもう醒めていた。もうどうでもよくなっていた。<br />押し寄せる群衆の前に踊りどころではない。僅かなスペースに身を寄せて踊る。やがて周りはパニック状態になった。<br /> 後で知ったが、踊りのポイントもあるらしい。場所もしっかり見ておくんだったなぁ。ここは朝から歩いて昼間に雰囲気を楽しみ、あとは押し寄せる群衆を避けて夕方と明け方に踊りを見るのがいいのだろう。<br />なにしろ三日三晩踊り狂うのだ。秋の稔りの五穀豊穣を祈り、神に感謝して阿波踊りの外にエネルギーを出していくのとは対照的に内に秘めたエネルギーを静かに情熱的に踊り明かす。<br /> 顔を隠す傘は独特で、決して人に顔を出さず、舞の姿を競うのである。<br />男性はその舞う姿に魅せられる。踊り手の女性は独身である事が条件で、確か年齢にも条件があった筈。美しい人は次の年には見られないかもしれない。ある意味、お見合いの場でもあるのだ。<br /> 期間は必ず9月1日から3日間と決まっていて、祭りの性格上雨になったら中止である。しかし今となってはそれも出来なくなり、仕方なくやっている始末だ。

     ガックリした気持ちで帰路を急いでいると、偶然にもちょっとだけ踊りを見ることが出来た。ふぅ・・・とりあえずラッキー!
     しかし・・・私の気持ちはもう醒めていた。もうどうでもよくなっていた。
    押し寄せる群衆の前に踊りどころではない。僅かなスペースに身を寄せて踊る。やがて周りはパニック状態になった。
     後で知ったが、踊りのポイントもあるらしい。場所もしっかり見ておくんだったなぁ。ここは朝から歩いて昼間に雰囲気を楽しみ、あとは押し寄せる群衆を避けて夕方と明け方に踊りを見るのがいいのだろう。
    なにしろ三日三晩踊り狂うのだ。秋の稔りの五穀豊穣を祈り、神に感謝して阿波踊りの外にエネルギーを出していくのとは対照的に内に秘めたエネルギーを静かに情熱的に踊り明かす。
     顔を隠す傘は独特で、決して人に顔を出さず、舞の姿を競うのである。
    男性はその舞う姿に魅せられる。踊り手の女性は独身である事が条件で、確か年齢にも条件があった筈。美しい人は次の年には見られないかもしれない。ある意味、お見合いの場でもあるのだ。
     期間は必ず9月1日から3日間と決まっていて、祭りの性格上雨になったら中止である。しかし今となってはそれも出来なくなり、仕方なくやっている始末だ。

  •  踊りは必ず見せ場という所があり、そこで披露される。家の中では多くの親類が集まり、食事を楽しみ、それぞれが祭りを楽しんでいるようだった。<br /> 駅は大混雑!相当並んだ。<br /> 駅前の特設会場では地元の青年団らしき人たちが中心になって踊りの披露や説明などをしていた。<br /> 最初から最後まで混沌とした中を駆け抜けてこの祭りの旅の最後を飾って幕を閉じた。さすがに富山からの人は少ない。でも本当はこのあと夜中が勝負なんだろうな。<br /> そう思いながら高岡へ戻り、宿でくつろいだ。<br />明日は宇奈月温泉だ。

     踊りは必ず見せ場という所があり、そこで披露される。家の中では多くの親類が集まり、食事を楽しみ、それぞれが祭りを楽しんでいるようだった。
     駅は大混雑!相当並んだ。
     駅前の特設会場では地元の青年団らしき人たちが中心になって踊りの披露や説明などをしていた。
     最初から最後まで混沌とした中を駆け抜けてこの祭りの旅の最後を飾って幕を閉じた。さすがに富山からの人は少ない。でも本当はこのあと夜中が勝負なんだろうな。
     そう思いながら高岡へ戻り、宿でくつろいだ。
    明日は宇奈月温泉だ。

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