1961/12/30 - 1961/12/30
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ソフィさん
1961年12月30日(土)
9時発の電車に乗って、タホ川に面し、マドリード郊外南70キロにある、古都トレドに行く。
トレドは、6世紀に西ゴート族の首都として開かれた。
その後8世紀に入ってイスラムの支配下となるが、11世紀キリスト教徒が奪回する。
12〜13世紀には、この町でイスラム、ユダヤ、キリスト各文化が交錯し、アラビア語からラテン語への翻訳が盛んとなり、ルネッサンス文化の開花に向けて、ヨーロッパの中心的リーダーシップを発揮する。
16世紀、スペインはトレドからマドリードに遷都するが、ギリシャ(クレタ島)生まれのエルグレコがやってきて、宮廷画家として足跡を残している。
トレド到着11時、早速今晩の宿を探すが、クリスマス休暇の最中なので満員らしく、簡単には見つからない。
食事つきペンションは二級以上しかないので、ようやくホテル三級の”hotel lino”を予約する。
私にとっては、思いがけない高級ホテルだ。
それでも、ダブルベッドの部屋が80ペセタ(480円)と安く、おまけに風呂まで付いている。
パリの学生都市に暮らす限り、風呂に入ることはめったにない贅沢なのだ。
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