2007/07/13 - 2007/07/13
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4nobuさん
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今日はオーストリアを越えてドロミテに入る。
ミッテンバルトを出るとすぐにオーストリアに入る。道は単純だしカーナビは適切に指示してくれる。緊張がほぐれてなんとなくドライブの楽しみを奪われたような矛盾した感じ。
インスブルックの手前からイタリアとの国境のブレンナー峠まで高速道路を走るがそのために高速道路の利用代前納のワッペンを購入しなければならない(ドイツを除く欧州各国に普及しているビネットVignetteという制度。イタリアは日本と同様のゲートでの支払いで、ここでも峠と峠を下りてからの2回払う)。フロントガラスにこのワッペンを貼ってないと高額の罰金を請求される。今日のドロミテ旅の往復に夫々約30分ぐらいしか走らないのになんとももったいない。しかも帰りが11日目なので10日間用(7.6ユーロ)が2枚必要だ。しかし初めてのイタリア行きだし、首都高速並だと思えば仕方ないか。
ゼーフェルトを過ぎてまだワッペンを販売するガソリンスタンドはあるだろうと思っているうちに高速への道標が出てそちらに曲がったらすぐにインターで、後戻りはできない。ビネット無しなのにしまった!インスブルックとは反対方向の西ツィールの方が次のインターまでの距離が短いだろうと走る。西ツィール・インターで降りてスタンドを探し20日分のビネットを購入してほっとして再び高速に乗る。
国境のブレンナー峠はイタリア・オーストリア間の大動脈でトレーラなどの大型トラックが非常に多い。追い越し車線は高速の乗用車がすっ飛ばしているので、左ハンドルや欧州高速は久し振りで慣れないので低速車線を走る。トラックはこの低速車線を走るのを義務付けられせいか前も後もそれに右側も大型車にはさまれ、それに車間距離も日本並に詰められて怖い走行だった。
高速をボルツァーノ北で降りて交通量が少ないので狭いけれど快適な一般道を走る。カーブが多く支道が多いので普通なら不安になるのだがカーナビのお陰で不安なく今日の宿チプリアーナホッフに着く。
ドライブ時のくせでついつい先を急いでしまいそれに適当なレストランのないままに昼食を取らずに着いてしまった。ホテルのレストランの屋外テーブルでローゼンガルテンの連峰を眺めながら昼食を摂る。塩味が濃いのでここもドイツ系の食事なのかー、皆さんここの食事はとてもおいしいと言ってたのに、とちょっとがっかりしたが後にそれは杞憂とわかる。
食後に部屋で休むかみさんを残してチプリアーナの手前にあった町ティエールスまで地図を買いに行く。
夕食までの短い時間で行けるカレル湖まで付近の偵察をかねてドライブ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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ティエールス村の東端チブリアーナにある素晴らしいホテル、チブリアーナホッフをローゼンガルテン側にある牧草地から見下ろす。
シウジ、ボルツァーノ、カレル峠などへのバスが出るのはホテルの向こう側で、ローゼンガルテン山系の展望台とあわせて絶好のロケーションにあるホテル。それに加えて料理のおいしさ、数々の緻密なサービス、設備のよさなど最高の滞在を実現できるホテルとしてドロミテ好き仲間で知らぬ人がいない。 -
ホテルに近づく。
1階右端部分が食堂。 -
2階のテラスにかみさんが見える
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テラスからのローゼンガルテン連峰。手前の牧草地が写真を引き締める。
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牧草地のラマ。このホテルの所有?
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ラマは全部で3頭?だったかな
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ラマは夫々毛を刈り込んで個性を出して
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時間が余ったので手軽にいけるところということで、コスタルンガ峠(カレル峠)のそばにあるカレッツァ湖(カレル湖に行く。
湖のそばの駐車場は手軽に絶景が見れるので大賑わい。 -
カレル湖とラテマール山群
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カレル湖とラテマール山群
右端のコルがグローセ・ラテマーシャルテ2620m、
そこから左へラテマーシュピツェ2800m、鋸状のコル・カノン2791m、次のコルがクライネ・ラテマーシャルテ2526m、ポッペカンツェル2481m。 -
カレル湖とラテマール山群
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午後の日がかげるようになると前庭には日光浴と休息の人達が増える。皆さんどうやら暗黙の指定席があるようだ
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ローゼンガルテンを眺めながらの休息の人々。ホテルの右側にペンションらしき建物がある。このペンションもなかなかよさそう。
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7/13ホテル北斜面を少し上って撮影:
正面がローゼンガルテンシュピツェ2961mと左(北)に連なるヴァヨレット塔群。コルの左にヴァルボンコーゲルが続く -
7/13撮影:
右の重なった二つのピークはヴァルボンコーゲル2922m
とその右肩に重なったケッセルコーゲル3002m.
画面の右外にはローゼンガルテンの主峰が連なる。 -
7/13撮影:
正面がローゼンガルテンシュピッツェ2981m。その左の3本の塔はビオレットトゥルム。 -
更に近付くと。
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7/15ホテル前から撮影:
同じ晴れでも日によって燃える色が違う。昨日7/14はあまりいい色でなかったが7/15は幸いに再びよく燃えた。
ローゼンガルテン山群の全景 -
7/15撮影:
しばらく待つと赤色が濃くなる。 -
近付いて
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更に近付いて
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この旅行記へのコメント (13)
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- Reisernさん 2009/02/23 19:36:38
- 訂正
- 誤字がありましたので、下記のように、訂正させて戴きます。
朝焼けか夕焼けか写真だと思うますが→朝焼けか夕焼けかの写真だと思いますが
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- Reisernさん 2009/02/23 19:31:18
- 文字通りバラ色に輝くRosengarten
- この山脈は南北に走っているので、朝焼けか夕焼けか写真だと思うますが、一連の写真が時間通りならば、西から東を見た夕焼けだと思います。いずれにしろ岩壁がバラ色に輝く瞬間を見事に捉えています。
イタリア語なのですが、http:www.catenaccio.netを参照すると、Catenaccio(=Rosengarten)の情報、今はスキー情報などが入手できます。
- 4nobuさん からの返信 2009/02/23 22:18:53
- RE: 文字通りバラ色に輝くRosengarten
- 書き込み有難うございます。
ご指摘のように夕日に燃えるローゼンガルテンです。
同じ晴れでも日によって燃え具合(赤の色)が異なります。光線の通る経路の空気の状況によると想像していますが。
このホテルは絶好の位置にあり皆さんが夕日を狙ってここにくるようですが期待通りの焼け方はなかなかで私はラッキーでした。
実は昨年も引き続きここに泊りローゼンガルテンシュピッツの左のヴァヨネット塔のルンゼを登り、この峰を横断し、その翌々日にはこの山脈の左の方の向こう側のシウジ高原からローゼンガルテンへも横断しました。概要は書き込みましたが詳しくはいずれ報告します。
お名前のReisernの意味をお教えください。私のドイツ語力では???
- Reisernさん からの返信 2009/02/23 23:12:23
- RE: 文字通りバラ色に輝くRosengarten
- 詳しい報告をされるということで、期待しています。
ドロミテは360°、どこを見てもすばらしい山岳美に驚きを感じます。一度しか行っておりませんが、また行きたいと思っています。
私の名前をReisernとしましたのは、全くの酔狂な気持ちで付けた名前です。最初は英語の辞書をめくり、旅にかけた何か名前はないかと探しましたが、これというのが見つからず、次にドイツ語の辞書をめくって、これでよかろうと選んだものです。後で改めてよく調べると、余りよいイメージのものではないことに気づきました。変更しようかなどと考えています。
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- 女一人旅さん 2007/10/28 22:43:00
- こんばんは
- この辺りはイタリア北部…ですよね?
建物もドイツ南部とかスイス東部辺りの雰囲気と似てますね。
私も今度イタリアに行こうと思っているのです(^-^)
今回は北部は思い切ってあきらめようかと思っているんですけどね。。。
真冬です。。。何かアドヴァイスあればお願いします。
- 4nobuさん からの返信 2007/10/29 09:52:18
- RE: こんばんは
- 今日は 初めまして
お尋ねのドロミテは今回が第1回です。まして冬に至っては全く存じません。
ということですみませんが有益なコメントができません。
この地方の一部はかってオーストリア領だったこともあってドイツ通のあなたなら旅がずっと楽でしょうね。ご指摘のように建物の雰囲気がドイツやスイスと似ていますが、人情、治安もよく似ているように思います。似てないのは食事がずっと素晴らしいことでしょうか。
しかし他のイタリア(特に南伊)からの移動ではかなり効率の悪い地区ではないでしょうか。ドイツからイタリアへの移動の途中でならいいのですが。
- 女一人旅さん からの返信 2007/10/29 12:40:49
- RE: こんばんは
- >他のイタリア(特に南伊)からの移動ではかなり効率の悪い地区
やはり、「かなり」なのですね。長ーいですものね。。。
イタリア北部はまた今度オーストリアへでも行く際に、セットにして足をのばそうかな、と思い、今回は思い切ってあきらめようと思っていた所です。
ではまた。
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- tsunetaさん 2007/10/27 23:29:38
- ローゼンガルテン・チブリアーナとカレル湖!
- 4nobuさん! こんばんわ。 素晴らしい旅行記ですね。一票投じました。
4nobuさんは初回のドロミテ訪問とは信じられない素晴らしい個人旅行をされていますね。 うらやましいです。
当方もドロミテだけでゆっくりとした個人旅行をしたくなりました。
ローゼンガルテンが見られるホテルも素晴らしいですが、刻々と変わる山の色を撮影しながら楽しめるというのも良いですね。
カレル湖の湖水の色はミズリーナ湖以上の美しさですね。
tsuneta
- 4nobuさん からの返信 2007/10/28 21:21:59
- RE: ローゼンガルテン・チブリアーナとカレル湖!
- tsunetaさんいつもご訪問ありがとうございます。
7月のが今ようやく書き始めております。
tsunetaさんのように素早くしたいのですが老齢の故かなかなか進みません。それにドロミテははじめてなので行った時にかなり非能率な廻りかただったし、帰ってからの山名の同定が出来ずに皆さんに教えてもらってる次第です。
これからもあまり筆の速度は上がりませんがぼちぼちアップしますのでご辛抱ください。
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- とらいもんさん 2007/10/21 08:56:18
- ドロミテ!!
- おはようございます
「ドロミテ」は「トレッキング通の方には最高!見たいですね!!
朝から、爽やかな「お写真」ありがとうございます。
しかし、私には「ドロミテ」は行けません。残念!
事実「年金生活者」故「スイスハイク一人旅(バックパッカーに近い)」が
精一杯です。それでも私は幸せです。
だって、皆さんのお写真で「いろんなところ」が見られますから。
感謝、感謝です。
いじょう、朝から失礼致しました。
- 4nobuさん からの返信 2007/10/22 09:32:06
- RE: ドロミテ!!
- 一日遅れのレスですみません。
スイスだけでもディープな旅を作られておられ感服しております、人それぞれの楽しみ方がいいですね。
天気が続きそうなので、紅葉にはまだ早いのですが明日妙義山へ散歩にでかけます。
国内の旅もアップすべきですが、遅筆で時間がなくて・・・。
-
- カヌ太郎さん 2007/10/17 20:44:55
- やった〜!
- 4nobuさん
こんばんは。
プリアナホフでついにご覧になりましたか、
あの夕焼けを。
緑のアルムと、オレンジ色に焼ける山は
ドロミテの何処よりも
強烈なインパクトがあると確信しています。
それはそうと
ここで山の師匠、クララさんと
出会われたんですね。
世間が狭いというか、
後程その話を聞いてびっくりでした。
ミンドロのメンバーの話も出ましたか??
カヌ太郎
- 4nobuさん からの返信 2007/10/17 22:55:38
- RE: やった〜!
- 今晩は カヌ太郎さん
昨夜ようやくコメントなしのアップをしましたがその後の作業が頓挫してます。気力が欠けてますね。反省、反省。
チブリアーナホッフには3泊したのですがカヌさんのようなきれいな色のアーベント・グリューエンには会えませんでした。晴れてても日によって色の鮮やかさがちがうんですね。
クララさんはお会いするまで知りませんでした。ミンドロはフルリーナさんに教えていただいて見ましたがそこのリーダー群の一員とは全く気が付きませんでした。
帰国後もメールを頂いており、同郷で関西の岩場の話しで弾んだり。
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