2007/07/12 - 2007/07/13
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4nobuさん
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ガルミッシュ・パルテンキルヘンから16kmのイザール河のほとりにある。
北伊と南独を結ぶ(すなわちアウグスブルグからベローナへの)古代からの通商と軍事の道「ローマ街道(Via Claudia Augusta)」の宿場町として栄えた。
またドイツの壁絵街道でオーバーアマルガウ、ガルミシュ・パルテンキルヘェンとともに壁絵の美しい民家が在るのも民族色の強い町を印象つけている。壁絵はマトホイス・ギュンターの弟子たちが17世紀に描いたものが大半を占め、1786年にイタリアへの旅でここに立ち寄ったゲーテが壁絵の町並みを見て「生きた絵本だ」といったといわれている。
バイオリンの製造がここの産業の中心で、ストラディヴァリウスのもとで技術を学んだマティアス・クロッツが故郷のここに戻ってヴァイオリン製作の基盤を作った。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL
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ミッテンヴァルトで泊ったイェーガーホッフホテル。ガルミシュ・パルテンキルヘンから来てミッテンヴァルトの町中に入ってすぐにある。町の中心まで5分ほどかかる。この付近にはいい感じのペンションが多く次回はそのうちの一つに泊ろう。
このホテルに泊ってる人は少ないと思ってたが夕食ではずいぶんの人が食事をとっている。おいしい食事が目当ての人達? ペンションの人達? 確かにドイツ水準以上の味だったが。 -
ホテルの近くのペンションの一例。こじんまりしたもっといい感じのもあったのだが写してなかった。いい感じのはやはり満室の表示が多かった。リピーターかクチコミなんでしょうね。
昨年インターラーケンで間際なのに空いてた安いアパートに行ったら古くて汚くてかみさんと娘に大不評だった。外観だけでも見てから予約がしたいのだが初めてのところでは不可能だ。やはり皆さんの口コミかな。
今回のドロミテの旅では皆さんからの情報で殆ど全部の予約をした。お陰で失望は皆無。ドロミテ旅の先輩の皆さん有難うございました。 -
ホテル前に駐車したつかの間の愛車ベンツA160.
スーツケースが二つ入れられ、二人のドライブには丁度いい -
車をホテルにおいて町まで散歩に出かける。
ホテルのすぐ傍の福音派教会。その道路際の図書館らしき部屋が手前に写っている。若い人達が盛んに出入りしていて「活発な活動をしているなー」と感じる -
礼拝堂内部。プロテスタントらしく簡素なたたずまいで好感度大
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主祭壇の木彫りのキリスト。そう云えば同じく壁絵で有名な近くのオーバーアマガウは木彫りでも名高い。
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ホテルから歩いてきたパルテンキルヘン通りと町の中心の通りホッホ通りの交差点にあるパン屋の新しい壁絵が目立つ。この町に入ってはじめて見た壁絵だったせいかも
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パン屋の壁絵のアップ
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ミッテンヴァルトのメインストリートはこのホッホ通りとそれに連なるオーバーマルクト通り。歩道と車道の間にきれいな流れの溝がある。
正面右手に駅がある。バックにはドイツで2番の標高のカルベンデル山に行くリフトがある。そのスキーゲレンデはドイツ一の7km長さ -
ホッホ通りの反対側。メイン通りらしくどの家も美しく手入れがいい。聖ペーター・パウル教区教会の塔が見える。
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ホッホ通りとオーバーマルクト通りの交差点からの聖ペーター・パウル教区(カソリック)教会の塔。名物のフレスコのだまし絵で飾られている。
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塔に近付く
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教会前の広場にあるマティーアス・クロッツの記念碑。ここの生まれでストラディヴァリウスのもとでヴァイオリンの製造技術を学び1684年に戻ってここの代表産業とした。この教会の向こうにヴァイオリン製作と郷土の博物館がある。
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ロココ調の教会内部
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教会内シャンデリア
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ホッホ通りの反対側の終わり。ここから左へが美しい壁絵が沢山あるオーバーマルクト通り。右に行くと聖ペーター・パウル教会。背後はクランツベルク山群。いいハイキングコースがあるらしい。
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オーバーマルクト通り。美しい壁絵のうちが続く
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オーバーマルクト通り
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由緒ある建物のはずだが忘れてしまった。
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オーバーマルクト通り。先の写真の向い側。左側は由緒あるホテル「アルペンローゼ」。ロココ調の絵で1764 年ツヴィンク画。左の先に古い市場がある。
中学生ぐらいの孫らしい二人を連れた日本の老男性が入っていったのでここにお泊りかと思ったが宿を探していて結局同じホテルにこられた。 -
受胎告知のマリアや十二使徒が画かれている商店。この町の壁絵のほとんどは聖書に関係する話題で画かれている。
路傍には時代物の泉。 -
アルペンローゼ店頭でビールを楽しむ客
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町からホテルへ帰る途中にあったヴァイオリン製作者学校の入口。
窓から覗くと製作に使う特殊な道具と製作中のヴァイオリンが並んでいた。
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この旅行記へのコメント (4)
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- フルリーナさん 2012/06/07 13:16:55
- おひさしぶりです
- 4nobuさん、お久しぶりです。
今年はオルタ、カンノビオ、ソノーニョ、ロカルノ、ソーリオ、フェックス、ミュスタイア、トラフォイ、フネスのマッダレーナ、とまわった後、ミッテンヴァルトに泊まって過去2回お天気にフラれているツークシュピッツェ再挑戦です。
ミッテンヴァルトには2泊するのですが、すごくかわいい親切なガストホスがハーフペンションで40ユーロで、お食事もおいしいと評判で駅までお迎えに来てくれるということで、予約の時点で大感激、すごく楽しみです。
インスからガルミッシュの鉄道は2回のって、いつもミッテンヴァルト付近の風景に後ろ髪をひかれつつ通り過ぎていたので、今年はやっと訪問できるのですごく楽しみです♪
- 4nobuさん からの返信 2012/06/07 21:28:26
- RE: おひさしぶりです
- フルリーナさんこちらこそご無沙汰いたしております。
まずお立寄りとご投票有難うございます。
ご旅行の予定などお元気なご様子なによりです。
今回旅なさるチロル周辺で天気が続くといいですね。統計上のことは違うかも知れませんがツークシュピッツではまだ展望に恵まれたことがないんです。
近況を報告しますと最近は英国の(城とか修道院の)遺跡とガーデン巡りが続いています。イングランド、スコットランド、今年はウェールズですが、その前にかみさんのコーラス仲間へのサービスで久しぶりのスイスです。主にヴァリス地方を案内します。
あ!昨年はその他にキプロス、マルタ、シチリアと廻りましたがシチリアが一番楽しめました。ビザンチン、ギリシャ、古代ローマ、イスラム、ノルマンと特徴ある遺跡がよく残っていました。
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- wiz さん 2007/11/01 21:58:10
- 壁絵の村
- 4nobuさん、こんばんは!
ドロミテの旅の途中まで拝見しました。
(私は)なにせ山の名前が分からないので
ドロミテに憧れはあっても恥ずかしながら
キレイー!とかスゴーイ! しか出てこなくて・・・。
ミッテンヴァルト、チビアーナ・・・壁絵、待ってました!
以前言っていた本は
「ヨーロッパの壁絵デザイン」松味利郎著(東方出版)という本で
これを見て、行ってみたいなぁ〜と思ったんです。
4nobuさんのお写真のおかげで
絵本の中のようなかわいい街並みも楽しませてもらいました♪
- 4nobuさん からの返信 2007/11/02 00:01:09
- RE: 壁絵の村
- 早速のご訪問有難うございます。
松味さんの壁絵の本はどうしてかヨーロッパ壁画街道とアルプスの・・・の2冊持っておりましてそれが今度の旅での道草の原因になりました。
ただ朝の出発の慌しいなかでの鑑賞でよく見なかったと後悔しております。また行く機会があればいいのですが。
やがて書きますがこの夏の欧州旅でかみさんサービスのベネルックス美術館周りをしましたが私のお目当てのベルギー王立美術館でアンソールとマグリットの展示が激減してるのにがっかりでした。
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