2007/08/14 - 2007/08/22
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t-swanさん
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初の海外一人旅。
この頃からなにかスイッチの入ったように世界各国行きたいところに1人で行くようになりました。
若き日の思い出。
ベトナムではバックパックを強奪されそうになり、ラオスでは飛行機乗り遅れる寸前までいき、カンボジアではベトナム行きのバスに乗り遅れるというかなり危なっかしい一人旅。
今となってはいい思い出です。
ホーチミン→フエ→サワンナケート→ビエンチェン→シェムリアップ→プノンペン→ホーチミン
なんとこれが8泊9日。移動日ばっかです。
- 旅行の満足度
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス バイク 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
8月14日関空発
深夜にホーチミンに着いた。
タンソニャット空港からでたとき、雰囲気に圧倒されてしまった。
ものすごい数のタクシードライバーやらバイタクのおっちゃんが必死で客引きしている。
海外はそれまでに何度か行ったことはあったが、一人旅は初だったので、かなり緊張していた。
自分はデタム通りの安宿に泊ろうと思っていたので、とりあえず5ドルでデタム通りまで行った。
ここからがまずかった。
深夜1時過ぎだったので、安宿はどこも空き部屋がないか、閉まっていた。
初の一人旅で、治安の悪い深夜のデタム通り。
今の自分だったら、普通にドアを叩いて普通に中で寝ている従業員を起こすんだろうが。。笑
とりあえず、近くのロッテリアに入り夜を明かそうと思った。
ネットのブログでは、治安は案外良好だと書いてあったはずだが、深夜の街は別のようだ。
タクシーの運転手は確かに24時間開いていると、拙い英語しか理解できない自分でも聞き取れた。
しかし、なんと午前二時半、店が閉まる。。。
おいおいおい、話が違うだろ(泣)
多分ホテル探しに付き合うのがめんどくさくなって適当なこと言ってたと思われる。
この瞬間が、この旅で一番冷や汗をかいたときである。
することがなくてデタム通りを行ったりきたりしていたら、後ろのバックパックのチャックが開いていた。
いかつい兄ちゃんやおっさんに呼び止められたり、バイタクに付きまとわれたりと、初一人旅で緊張していたせいもあり、かなり精神的にまいっていた。
とりあえずデタム通りでふらふらしていては、なんらかの痛い目にあうと、近くの人気のない真っ暗な公園のベンチですごすことにした。
するとしばらく暗闇のなかで座っていると、目ざとく自分を見つけた子供が、ベトナム語?で話しかけてきた。
自分はずっと無視していた。
夜中の3時半。
あと3時間我慢すれば夜が明ける!!
知らない異国の土地の真っ暗闇の中、恐怖で震えていた。
あまりの疲れと極度の緊張から油断が生まれたのか、ひったくられないように抱いていたバックを足元に下ろした。
そして10分くらいたって少しうとうとした瞬間だった。
いつのまに自分の後ろに忍び寄ったのか、さっき話しかけてきていた12才そこそこの子供が突然真後ろから現れ自分のバックパックをひったくって公園の外に向かって全力で走り出した。
"やられた!!!!!!!"はなしかける振りをして自分の隙をみていたのか。。
我にかえった自分は、バックパックを追いかけた。
(この時はまだ安全対策に鈍感だったこともあり、パスポートと全財産を中に入れていた。)
サンダルではあったが、脚は速いほうであったので、十分追いつけるとふんでいた。
しかし公園をでると、その先に2台の若者の乗ったバイクが待機していた。
子供と自分の距離が手の届く範囲になると、バイクはその子を見捨てて走り出した。
もう少しで憎らしい糞餓鬼に手が届く。。そこでその子はリュックを道路に向かって投げ捨てた。
自分はリュックを車に轢かれてはマズイととりにむかい、その隙に子供は闇に消えた。
唖然、呆然。
初一人旅一日目の衝撃。。
ベトナムなめてました(笑)
それから夜が明けるまでいろいろあったが、文章が一度全部消えてしまったので、暇があったらまた書きたい。
このことに反省してそれからの旅行は深夜便のときはなるべく宿を予約することにした。 -
デタム通りのロッテリアから。
ベトナムでは、かっぱらい未遂のショックで眠れなかったので、次の日の午前中はロッテリアの中で仮眠をとった。 -
とりあえずまともなトイレに行けたのがありがたかった。
以後海外を旅行するときは、出せるものは出せるときに出す、という考えが身についた(笑)
後に旅行に行った中国でもマクドナルドのトイレだけは、綺麗だった。(ここはロッテリアだが。。) -
デタム通りの電線。
なんか物凄いことになってる。
ロッテリアの二階から撮影。 -
粉塵がものすごく、マスクをしないとやばい。
鼻をかむとすすにまみれた鼻水がでてきたので
それ以来ホーチミン市では常に着用。
後にいった北京よりもひどかった。 -
ホーチミン市博物館。
わけもわからぬままバイタクのおっちゃんに
連れまわされた。
飲み物をおごらされたりと、さんざん。
旅行経験値が低かったので。 -
ホーチミン市博物館のテラスから。
-
戦争証跡博物館。
ベトナム戦争の悲惨さを再確認。。
バイタクのおっちゃんにたのんで、この後にチョロン市場、ベンタイン市場、ホーチミン市博物館も見学。
だんだん値段交渉のノウハウをつかんできた。 -
戦車。
-
建物の中は奇形児のホルマリン漬けなどが
展示されていた。
さすがに写真をとる気にはなれなかった。
小学校低学年とみられる地元の子らが遠足かなにか
で沢山きていた。 -
8月15日cで。
チョロン地区はベトナムのホーチミン市にあるベトナム最大の中華街である。 -
チョロン市場。
漢方薬の匂いがきつかった。
時間があればじっくり見たかった場所。
一通り、ベンタイン市場、博物館など見学したあとシンカフェでフエ行きの飛行機をとり、フエに移動。
確か航空券64ドル。
国内線でフエで向かう日本人はざっとみて自分以外いなかった。 -
タンソニャット空港内部。
国内線でフエを目指す。
フエに着いたのはまたも夜遅く。。
さすがに痛い目にあっていたので空港のホテル紹介で1600円くらいの宿に宿泊しようとした。
しかし最初にタクシーで連れて行かれた宿では断られ、同じく断られていたブラジル人と共に運転手の知り合いのホテルへ。 -
19ドル。
タクシーのおっっちゃんは最初15ドルと言っていた。
一緒に乗っていたブラジルからきたバックパッカー
は、話が違うとぶち切れ、受付の机を蹴り上げ怒鳴りつけ出て行った。
やっぱ南米の人は熱い 笑
部屋で落ち着いたら午後10時くらいになっていた。明日のラオス行きのバスチケットを予約してないことを思い出し、焦る。
日程がぎりぎりなので明日出発しないと計画が狂ってしまうのだ。
外は真っ暗で、町の中心からは大分離れているらしく地球の歩き方の地図にも現在地がのっていない。
こんな暗闇ではたして旅行代理店がやっているのか。
疑問に感じながらも、道端で寝ていたシクロの運転手を起こし中心街まで連れて行ってもらう。
案の定どこもしまっていた。
やばい。。
なんとか運転手にお願いして、ラオス行きのバスの予約を取り扱っている宿を無理やり起こしてもらった。
物凄い迷惑そうな顔をしていたが、そっちの言い値を素直に聞いたら機嫌が良くなった。
朝5時半くらいに自分の泊っている宿まで迎えにきてくれるらしい。
安心して、ようやく床につけた。 -
翌朝、約束の時間が20分過ぎても迎えが来ない。
確か6時に予約を受け付けた宿集合だったため、焦って道端で寝ていたシクロを起こして移動した。
しかし結局、1時間30分程おくれて豪華なバスがやってきた。この東南アジアの適当さが結構自分は好きである。
写真は世界遺産のフエの古城。
時間があればゆっくりみたかったぁ。
ドンハーで下ろされ、バンにのりかえる。 -
フエにて。
テト攻勢により南ベトナム解放民族戦線にほぼ市中全域が占領され、奪還されるまで解放勢力による南ベトナム政府関係者の虐殺が行われ、今も市民の記憶に残っている。 -
バスには年のいった欧米人ばかり乗っているので本当に国境を越えるバスなのか不安になった。
しかもなぜか自分には、朝食と飲み物がわたされない。
どうやらDMZツアーのバスらしい。
自分とタイ人の男性2人が途中で降ろされ、ドンハで、ラオスに向かうためバスから乗り換えた。
あとから地元の人も乗ってきて車内はぎゅうぎゅう詰めに。。 -
ぎゅうぎゅうづめのバンで山道を行く。
それにしてもバックパックそのまま盗られてたらと思うとゾッとした。 -
ベトナム側の国境。こっからラオスの国境側でバスにのりかえる。
またまたサワンナケートめざして長い道のりを行く。
ベトナム・ラオス・カンボジア旅行記?に続く↓
http://4travel.jp/traveler/VWXxY52/album/10189890/
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ベトナム・ラオス・カンボジア旅行記 2007
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