2007ドレスデン市内散策旅行記。美術館巡りには、イタリア・ルネサンス様式の建築、アルテマイスター美術館(11)に入った。

2007/09/07 - 2007/09/07

９月７日（九日目）プラハを朝１０時３０分過ぎ出発の列車でドレスデンまで行き１３時前に到着。
途中、ずっと続くエルベ川沿いの景色がなかなか綺麗でしたので全く退屈しませんでした。
中央駅に到着後荷物をロッカーに収め、駅構内レストランでランチして、ドレスデン市内を観光。

夜１９時３０分の列車でベルリンに行くので、約６時間程の観光です。旧市街歴史地区を主に歩きました。。

ドレスデンでは、美術館巡り(11)としてツヴィンガー宮殿とアルテマイスター美術館に行くのが第一目的です。ついで、町の復興振りも見て
みたい。

ドレスデンは、ザクセン王国時代「北方のフィレンチェ」と呼ばれた優雅な芸術、文化の都であった。フリードリッヒ・アウグスト1世強王＆2世の時代が最盛期であった。

第２次世界大戦末期の1945年2月の米・英軍によるドイツ空爆で壊滅的な打撃を受けた。

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道

プラハ・ホレショヴィツ駅のプラットホームです。１０時３４分発ベルリン経由ハンブルグ行きに乗ります。

駅構内レストラン。その場で肉を焼き上げてくれたりしてホットなバイキング形式のお店です。

ツヴィンガー宮殿は1728年に完成。
フリードリッヒ・アウグスト強王が建てさせた宮殿。ツヴィンガー（Zwingerは囲いの意）とは中庭形式の建築でバロック様式の代表作。

ツヴィンガー宮殿の中庭です。

王冠の門。造形の奔放さはイタリアバロックを凌ぐと言われてる。

ドイツ後期バロックを代表する建築の一つ。マテウス・ダニエル・ペッペマンによって祝宴用宮殿として計画された。イオニア式ピラスターとアーチ開口部の連続。

美術館巡りは、イタリア・ルネサンス様式の建築のアルテマイスター美術館(11)を観た。
ラファエロの「システィーナのマドンナ」とフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」が超有名です。
これらは、アウグスト強王1世と2世のコレクション絵画。

フェルメール作　「窓辺で手紙を読む女　1657」ドレスデン、アルテマイスター所蔵

フェルメール作　「取り持ち女」ドレスデン・アルテマイスター所蔵

ザクセン王ヨハンの騎兵記念像ライター・デンマルール。ゼンパーオーパの前の広場に立っています。

ゼンパーオペラ。当日行ってもチケットありません。

長さ１０１ｍ続く「君主の行列」。アウグスト強王をはじめ、歴代のザクセン君主の騎馬像や時代を飾った芸術家などが描かれた壮大な壁画。２５千枚のマイセン磁器タイルにからなり、第２次大戦の戦災を免れている。

フラウエン教会の金箔のパイプオルガンです。

フラウエン教会からの眺望。
エルベ川と大聖堂方面で、川に架かる橋がアウグスト橋。

フラウエン教会からの眺望。大聖堂、ドレスデン城方面。

フラウエン教会から見下ろすアルベルティヌム。

フラウエン教会の展望台から見たアルベルティヌムと後方はエルベ川です。

瓦礫から復活したと言われるフラウエン教会（聖母聖堂）。手前の黒色をしたレンガはまさしく瓦礫を組み上げたもの。この塔頂には展望台がありELVと階段を利用して登れます。もちろん登って眺望を楽しみました。
建築家ゲオルク・クーペの設計。ルター派の教会としては華麗なバロックは珍しい。

ドレスデン中央駅

ドレスデン中央駅ホームにて。これからベルリンに向かいます

ドレスデン中央駅前の交差点。左方向を直進するとツヴィンガー宮殿に向かいます。

ローカル線列車は向いのホームからです。QDBの赤が目立ちますねー。

ドレスデン中央駅の正面。シックな感じのデザインが国際線駅に相応しい。

ドレスデン中央駅のベルリン方面行きのホームです。
ICE列車も３０分遅れて到着するようです。ホームのベンチを譲ってあげたドイツ人の方が教えてくれました。私達は駅の放送を聞き取れていません。駅舎はモダンな総ガラス張りです。