2007/09/29 - 2007/09/30
198位(同エリア262件中)
BO/Mさん
ハノイ→ランソン→ドンダン→友誼関→凭祥(ピンシャン)→南寧、と「中越回廊」ルートを行く。
今回の目的地、南寧。 先回は駆け足で素通りだったが、今回は一泊した為、街の中心部を一回り出来た。
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広西チワン族自治区、首府・南寧。
人口約650万人 (自治区全体で約4,890万人)
南寧市内では、チワン族(タイ系民族として中国国内最大の少数民族)が過半数を占めるが、自治区全体では1/3程度の比率だ、とウィキペディアから引用です。
場所は中国南部、ベトナムと国境で陸続き、かつ沿岸部。 北海(ベイハイ)は海南島の北部に位置。 南方気候で、行った時期も暑い程でした。 -
1992年より、南寧は対外開放都市となり、現在に至るとか。
タクシー運転手との会話では、2002年を境に大きく発展し始め、今日に至るそうです。
2002年以前は、本当に貧窮に瀕しており、バラックばかりで今の様な立派な建物は僅かしかなく、貧しい街に過ぎなかった、と運転手は言っていました。 -
ベトナムとの国交正常化が1992年ですから、その頃から一時的にブームが来た様ですが(陸路貿易の要衝として)、一旦引き、その後2005年に物流園が凭祥に出来ると、再び通過都市として、また首府として脚光を浴び始めたのかな、と感じます。
南寧の印象は、急速な発展を遂げつつある中国の地方都市、であり、ASEANへの窓口として今後も大きく飛躍する事が期待され、また中央政府も力を入れていく勢いが都市整備から窺い知る事が出来ます。 -
一般的に、広西チワン族自治区で通用している言語は、「白話」と呼ばれる広東語であり、広東の広東語とは若干イントネーションが異なりますが、互いに話せば内容はわかる、と言う共通地方語を基礎とする言語のようです。 また、中国の言語教育は普通話(北京語)で行われている為、普通話も当然、ごく普通に話す事が出来ます。
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中国及び中国語圏、また東南アジア各国の華人と話をする機会が有ります。 この前、マレーシアからハノイに入った日系企業のマレーシア人雇員は、
*福建南部の閔南(ミンナン)語、
*潮州語、
*広東語、
*北京語、
*客家語、
*英語、
*マレー語、(≒バハサインドネシア語が姉妹語)
*日本語、
*タイ語、
と母語たるマレー語は当たり前にしても、これだけの言語を単に日常会話に留まらず、操る事が出来るとの事、驚きを禁じ得ません。
色々な言語で話をする際に、どんな風に頭で切り替えをするのか、の質問に対し、問いかけられた言語に勝手に反応してその言語で会話が始まる、とか。 -
中国、台湾、香港を問わず、私邸レストラン、と言うのが流行っています。 香港、台湾がむしろ発祥ではないかと思いますが、私邸を利用し、有名レストランの退役シェフ等がやっていたり、また香港や台湾では自宅のマンション等、隠れ家的な面持ちで開業していたりします。
偶々、南寧に到着してタクシーで目的のホテルに向かっていると、そうした「私房餐」(私邸レストラン)が有りましたので、行ってきました。
そこは、黄旭初氏旧居で、氏は広西チワン族自治区が未だ江西省と称された時代、19年の長きに亘り省長を務めた要人で、その後、海南島を経て香港に移住、台湾総督府の国策顧問等を経て、香港で1975年11月18日逝去した人物でした。 -
2006年6月に建てられたこの石碑は、黄旭初が省長であった事を簡単に記すとともに、この邸宅がどの様な形式かが中心となります。
中国が、太平天国→中華民国→中華人民共和国と経過する中で、江西省で19年間も省長を務めた黄旭初氏はその後の経緯を見ると、結果的には国民党軍側の人物として共産化された中国を離れて、海南島経由香港へ逃避し、その後も台湾国民党国策顧問として台湾側政府の参謀としての後半人生を歩んだ、と簡単ではあるが理解出来ようか。(中国語サイト、”百度百科”での人物検索に拠る) -
こちらが、その旭園(名称は、黄旭初から一文字とって付けられたのでしょう)門構え。 味は、まあまあでした。
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さて、打って変わって南寧市内の様子を、その晩一泊した際に夜半徘徊により、撮ってみたものです。 タクシー運転手が言う通り、この数年で急激に発展を遂げた都市部的な無機質なビルと整備された道、が随所に見られました。 再度再開発されて新たな様相を見せる大手町周辺部にも似た(?)景観にビックリしました。
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ウォルマートも有り、中はありとあらゆる生活用品に溢れ、金さえ有れば何でも入手する事が出来る、現代の中国を垣間見る事が出来ました。 中国は確かに、今大きく変わろうとしている事は、実際にこうした地方の大都市に来て、市井の人々との会話を通して感じ得る事が出来ます。 勿論、急激な変化に対しての反動や、不具合もあるでしょう。 が、大きな潮流は発展、改革開放に向かっている、その実感を感じざるを得ません。
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今回の滞在では、南寧のほんの一部、巨象の一毛に触れたに過ぎません。 しかも、南寧の中でも都市の中心部を一部見ただけですが、今は富める者から先に富む事を是とする中国の国策を反映してか、国は要所要所に多額を投じて一挙に都市整備を進めていようとしているのではないか、と感じます。 地方の辺境地との格差が更に広がり、都市部へ人口は流動し、結果社会不安や経済不均衡の皺寄せが心配では有りますが、大きな流れとしては、世界の生産拠点、と言う立ち位置で稼ぎ出した外貨等を内政整備に大きく投入し、時間を短縮しての発展国へのキャッチアップを図っているのだろう、と感じます。
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中国の繁華街では、閉店は22時、と言う店が多い様です。 ここ、万達広場も、煌々と輝くネオンが眩しく、晴れやかな雰囲気が漂います。 ウォルマート、パークソンズと言う百貨店やスーパーが居並び、物の豊富さを見せ付けます。
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2008年オリンピックに向けて、スポーツ業界が熱い! と感じた一連の画像をご紹介します。 ここから数枚続く店舗(ブランド)は、中国系スポーツブランドであり、それぞれに工夫を凝らした物品を店頭に並べて商機をうかがっています。
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この建物の2階、3階はウォルマートで、生鮮食料品から日曜生活雑貨迄、まあ広大な売り場に溢れる商品と言う感じで、多くの人で賑っています。 4階は家具店、そしてその1階が専門店ブースが並び、この列はほぼ全てがスポーツ関連店です。
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パークソン、上海にも有りますが百貨店、です。 実は、ハイフォンにも有ります。
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南寧飯店、これが今回投宿したホテルです。
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中は、一見豪奢ですが・・・
部屋にもよりましょうが、僕が投宿した下から2つ目クラスの部屋でしたが・・・まあ、フツーの部屋でした。 「有料番組・課金システム」があるあたり、日本国内のビジネス・ホテル並・・・と言う感でもあります。 -
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マクドナルド! これはKFCと共に、中国を席巻している地球規模FCのアメリカ資本主義侵略(!)でしょうか。 24時間開いています。 その点、香港と既に同等と言えます。
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南寧市内中心部、南寧飯店至近距離で歩いただけで、二箇所のマクドナルドが24時間営業店としてありました。
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一歩、街の裏側に入ると、木賃宿(素泊まりの簡易ホテル)が並んでいます。
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暗い路上に、安宿の看板が続きます。
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広西チワン族自治区で僕が感じた事は、ベトナムに近い点からか、温和な性格の人が比較的多い、騙しが少ない、と感じました。 え? じゃあ、フツーの中国って・・・?
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暗闇に浮かぶ、売店。
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営業時間が過ぎて、当日の集計でもしているのでしょうか、KFCです。
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こちらは、深夜も営業を続けるマクドナルドです。
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暗闇に座る、パンダの置物。 結構、ブキミでした。
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南寧の長距離バスステーション、行きの場所とは違う市の中心部に比較的近い場所でした。 少なくとも2ヶ所有るのだ、と認識。
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南寧市を後にし、ハノイへ戻る第一歩、凭祥行きの長距離バスチケット。 60人民元+強制保険2元=62元。
約3時間強の行程です。 -
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バスに乗りました。 こんな感じです。 席番号は決まっていますが、運転手に満席じゃなかったら、一番後ろで良いか、と確認し、OKを得て一番後ろの席へ。
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しかし、このバスは、あまり綺麗では無いな、と言うのが印象でした。 何となく、汚い、と言うか、清掃がしっかりされていない印象を受けました。
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う〜ん・・・掃除されていないな・・・と言う感じです。
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南寧を離れ、凭祥へと向かいます。
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今迄、広西チワン族自治区に行く、と言う事は中国駐在時も、また日本で仕事をしている時にも、想像だにしなかった事です。 イメージは、桂林=世界自然遺産、程度でしか無く、南寧が府都である事すら、連想される事が有りませんでした。
日本から見ると、どうしても中国南端であり、日本との関係は薄い場所、と感じていた為ですが、今後、華南地区進出外国企業の、特に単純労働集約型産業が、政策的に歓迎されない状況下、その一部が国境を越えて南下し、ベトナム北部に生産拠点を移す動きが見られる事からも分かる通り、華南〜ベトナム北部間の陸路ルートは注目されている訳です。
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