2007/09/15 - 2007/09/17
566位(同エリア19716件中)
のうりかさん
JMBのマイルが失効するというメールが届いたのが昨年の秋。
ここしばらく国際線で日航とは疎遠になっていた。が、なんと3万マイル以上もパアになるらしい。
子らのマイル、1万少々はICポケットに避難し、飼い主ニコトラのマイルは商品(「あごとし」だったか?)と交換、自分はとりあえず香港便に予約(WEB予約で割引あるし)を入れた。
予想通り、9月の香港行きなど家族はそれぞれ予定が合わないため賛同は得られず、「ネコオヤジ」こと「のうりか」はまたもAloneの旅に出る。
出発前まで「いったい何をしに香港へ行くの?」と何十回となく聞かれたが、答えは「何もしない」。
なぜなら、ネコおやじにとって香港は自分の庭のように歩ける街の一つだから(これがいつも命取りになるネコオヤジ)。
と言うわりには、何回訪れても中国語が全然わからないし、話せないのだが。学習意欲は必要と相当に関係が大きいらしい。
とにかく予約したアワード・チケットは9月15日のJL731。
宿はルネッサンス・カオルーン・ホテル。http://www.marriott.co.jp/Channels/globalSites/propertyPage/JAPAN/HKGNW
我ながら通な宿(そうでもないか)を選んでしまったのはマリオットのWebを見ていて知っていたから。と言うより、過去滞在したホテル(Shangri-la,Conrad and Ritz Carlton)がどこも高すぎるから。
中国に返還されて10周年。
ぜんぜん期待はしていないけど、僕にとっては実に7年ぶりの香港。
あの街がどう変わっているのか、少しだけ気になるところではある。
ネコオヤジにはもうひとつ目的がある。
今回の旅で禁煙プログラムを試みること。
Webで予約した部屋は禁煙ルームをあえてチョイスしている。ホントウか?
上記タイトルはご存知、ビートルズの「Back in the USSR」をPeople’s Republic of China(中華人民共和国)にしたもの。
ビートルズのこのタイトルは、ポール・マッカトニーがチャック・ベリーの「Back in the USA」をパロったこと知ってた?
表紙の写真はめずらしく自分に買ったスーヴェニアのコンパス。「老字号羅経」と書いてある。もちろんレプリカ。
見つけたのは意外なところでした。
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- 鉄道 船 タクシー
- 航空会社
- JAL
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Sept,14 Fri 猛暑。
逃避行というからには、Getawayだからして、周囲にはその行き先を知られてはならぬ。
この夏は十分に働いた。秋の忙しいシーズンまで端境期なので理由を述べるまでもなく休暇を取得。携帯が3G対応なら香港でもOKさ。
で、休暇をとったのだからと前泊することにしたヒルトン成田。
http://hiltonjapan.ehotel-reserve.com/Japan/HiltonNarita/hotel.asp
HHONORSのSILVER VIPはこの1年、インターコンチやらウェスティンやらハイアットに翻弄され続け、ダブルディッピイングの恩恵にあずかることにも遠ざかっている。
西陽がガンガン照りつける八重洲からリムジンバスで第2ターミナル。(片道3,000円はどう考えても適正価格じゃないよな)
ホテルのシャトルバスでHilton入り。 -
カナダのエアライン・クルーご一行様も到着。この手の人々で生きながらえるホテルは多い。
リクエストもしていないのにフィットネス・センターと朝食のクーポンを渡されたが、HHONORSが泊まりにくるのは珍しいからに違いない。
と、言っても、日本にあるヒルトンもシェラトンも純粋に直営ではないということがわかった。
ナントカ・グループが経営するワールド・ワイドのチェインは多い。そしてさらに、そのナンタラカタラ・グループを所有する外国資本があったりして、かなりややこしい事態になっているのが日本のホテル事情。
案内された部屋は一番安いレートでも狭くもなく広くもなく。先月の出張で泊まらせられた(不可解なことに大して料金が違わなかった)神田のホテルhttp://www.hvf.jp/otemachi/の3倍の広さはあったが。そして間違いなく禁煙ルーム。
八重洲からタバコは吸っていない。偉いかもしれないネコ。 -
夕食を空港でとろうと思い、シャトルバスで再び第1ターミナルへ。
ホテル玄関では多数の外国人旅行者が成田市内へのバスを待っている。http://hiltonjapan.ehotel-reserve.com/Japan/HiltonNarita/Access/Access_Index.aspyこのチャレンジ精神は見習うべきか。
フロントで赤提灯と焼き鳥を勧められたんだな。きっと。
ふと子らのAETだったエリスを思い出す。
彼女はどこぞから信じられないくらいのチープなエアチケットを入手し、旅先では安いものをさらに安く買うことに全精力を注ぎながら、また安くて旨いものなら、なんでも口に入れることを厭わないという一貫した信念に従って行動していた。
実際にはバリで変てこりんなものを食したため、東大病院でサナダムシを腸内から駆除し、インドネシアの大津波では誰もがその安否を疑問視していたが、周囲の心配をよそに当然のように生還している。
安いものを買い叩くのは合衆国市民の特権でも習性でもなくDNAなのだろう。
不思議なことにそれは中国人も同じなのではないか?台湾人もまた同様に。
展望デッキで日没を見る。 -
翠鳳園なる店で早くも禁煙プログラムは挫折する。試行段階から喫煙席の存在があればダメになると予想はしていたのだが。
できるだけ吸わない目標へ下方修正。ビールもジョッキで飲んじゃったし。
気をとりなおし、坦々麺を食す。本来このように大きな器では供されないものと思うが。味はこんなもんでしょ。
坦々麺はCLKのキャセイのラウンジで食べたものが忘れられない。作っていたのはペニンシュラのレストランだというから油断したのが間違い。「はい、Dan Dan Noodle!」と渡されたそれは火を噴くほどのスープで量は少ないから完食したが、そのままロング・マイル・バーでフォスターを2杯あおって緊急消火した記億が蘇る。
再び展望デッキ。台風11号がアプローチングhttp://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/route_map/bstv2007.htmlで日本の夏はまだまだ熱帯。
Hiltonへもどり、Swimming Poolと思いついたが明日スイミングパンツが乾かないまま出発するのもなんだか嫌な気持ちなのでキャンセル。特に時差ボケもしないし、眠れない夜になるとも思えないので。・・当たり前だわな。 -
Sept,15 Sat 晴れ。
朝から気温が高い。朝食は1Fでバフェット。
外国人ばかり。
日本語が聞こえるのはどこぞのエアラインクルー。しかもどんどん増えてくる。
どこだっけ、このブルーの制服は。
隣に座ったお姉さんたちは日本語で会話しているので日本人なのだろうが、ネームには「Korean Air」とあった。
1便にこれだけの客室乗務員がいるものなのか?それともここがベースになっているのか? -
朝食を終えて振り返るとまた不思議な光景が目に入った。
韓国人クルーhttp://www.koreanair.com/(どんな制服だっけ?という方はURLからON BOARD→Classes of ServiceのFLASHページでユニフォームが見れます)は1段上のエリアに固まって朝食をとっていたのであった。
別メニューがあるのか?キムチとか。
韓国は好きですよ。 -
チェックアウトして11千円をカードで払う。
ホテルのシャトルバスで第2ターミナルへ。 -
混雑。ここはインチョンか?と思うほどの長い列が続いている。
日航の2つのアイランドが工事中のため。インラインのセキュリティチェックに改良工事中だらしい。そういえば外国の空港ではX線通してカウンターという空港は少なくなった。
それでもスピードで手続きする日航のお姉さん(アシアナのオバちゃんには及ばないな)にボーディング・パスを渡され出国審査を受け、日航がリニューアルしたとか自慢するラウンジへ。 -
大して変わったとも思えん。
Fは格段にグレードが上がったようだが。
とにかく、本日のサクララウンジは混雑。
サクララウンジには思い出がある。
99年の夏に女房の両親と一緒にハワイへ行った。
両親はノーマルY(特典航空券)なので、ラウンジ利用の案内をカウンターでされた。
僕たちはラウンジまで両親を案内した後に、リフレッシュルーム(成田空港の道楽で商売していると思われる施設の一つ)http://www.narita-airport.jp/jp/guide/service/list/svc_37_t2.htmlでシャワーしようと考えていたのだが、両親をラウンジに連れて行ったネコオヤジを前に、はたして日航のお姉さんは当パーティー6人を歓迎光臨サクララウンジ。
「どうぞ、ごゆっくりご利用ください」とのたまわったのね。
お姉さんが言うには、「日ごろ忙しいにもかかわらず、親孝行を忘れないでとてもエライ。だから当社はあなたに対してこのくらいの厚意を示したい・・・云々」
結果、6人一緒にラウンジの利用はしたのだが、シャワーはできなかったのね。
そこで女房は「こっちのほうが断然いいわよ」と言い切ったのだった。
でも、あのお姉さんは良い意味で日航の鷹揚さを顕していたな。
感動して泣いてみるフリまでしたのには、こちらも良い人間である以前に、良い社会人であらねばならないと考えさせられたものである。 -
隣の人々はマニラ行きのご一行さまらしく、まだ20代の男女なのだが、何をしにフィリピンくんだりまで行くものやら。
JMBのアワード2万マイル(Cの4万マイル)でマイルが一番遠いのはマニラなので一応、今回の候補地には考えた。
が、行ってもカジノやるわけじゃないし、フィリピーナにカラオケ歌えと言われるのも我慢ならないし、コレヒドール戦記のファンでもなし、セブまで行って韓国から大挙する観光客オヤジたちと一緒に過ごすのもゾっとしないのでね。 -
JL731は10年前と同じSEASONS。黄色のヘッドカバーが懐かしい。しかしこの便も満席かい?しかも、最後の乗客を待っているので遅れるという。
本当は離陸前にも電子機器使っちゃいけないんだけど、ウォークマンでAndy Lau(劉徳華)の「忘了隠蔵」(笨小孩1993-1998国語精選のCDは1998年タイムズ・スクェアのタワー・レコードで買った)http://www.5star-music.com/artist/liudehua/benxiaohai.htmlを聞いてみる。
このメモリースティックに彼の歌を2曲だけ入れておいた。 -
ドアクロ−ズされ、機がプッシュバック。外では整備士が手を振ってお見送りしている。
機内誌に載っていたが、彼らはこの便が到着したことを確認して仕事がコンプリートしたと感じるそうだ。8月に那覇で起きたダイナスティ機の事故(ホントに懲りない会社だ)では、地上整備士が救助にあたっている姿をカメラがとらえている。
さぞこの夏の猛暑の中で作業は大変だったろう。いや今日も灼熱の地面の上なのだから。 -
JL731はランウェイ16からテイクオフ。あとは約4時間の空の旅。
リカーサービスが始まり、冷えたシャンパンを注いでもらって、窓の外を見る。
この時間は誰にも邪魔されないひととき。
と、なぜか本日誕生日を迎えた同級生を思い出した。
以前は敬老の日だったのに、移動祝祭日のおかげで微妙なリマインダー。機内では電話もはばかられるので、グラスを窓にかざして、「誕生日おめでとう!Sどん」 -
ミールは和食にした。
白ワインと日本酒を少しだけ飲んで、ハーゲン・ダッツは断り、お茶をもらった。
シャンパンといえば、JAA(日亜)でポメリーのハーフを1本あずけられたことがあった。
米国系の某社ではデザートが用意できなかったとお詫びだからといって、GOSSEのフルボトルを1本持って帰れと渡されたことがある。ヴーヴ・クリコ、グランダム級の味。
機内サービスでミールは大きな比重を占めるのか?
僕は全然こだわらないのだが。 -
「パイレイツ・オブ・カリビアン3」を見ているうちにCLKへファイナル・アプローチ。
カイッタク空港があった頃には、キャセイの便が着陸するときのアプローチにどきどきした。
日航だと香港カーブを大きく右に傾いて、ビル屋上の洗濯ものをひっかけそうだよ。と思うと間もなく滑走路と正対しているのか、否か不明のままドシンと着陸した。
それに対してキャセイのパイロットは、香港カーブの手前で大きく北に進路をとる。つまり山側ぎりぎりにアプローチしてカーブを描き、スッっとカイタックに降りていく。
以前、コンラッドにステイしたとき、その様子を窓から見ることができた。 -
キャビンのアナウンスによれば、気温32度、晴れ。
着陸してタキシングの間、懐かしいコントロール・タワーやキャセイの緑色が見えてきた。
空もターミナルも霞んで、外はそうとう湿度も高いと思われた。
以前の啓徳空港ではお茶の香りがしたが、CLKでは特にこれといった香りは感じられない。
いまや世界中のどの空港も同じように無機質な匂いなのだろうか。ロビーに出ればそれなりにその国の匂いに出会うのだろうか?
今回は嗅覚の優れた飼い主ニコトラが同行していないので、よいサジェスチョンは得られぬまま入国審査を受け、バゲージを受け取りロビーへ出る。 -
ロビーへの扉のすぐ向こうはエアポ―ト・エクスプレスのチケット売り場になっていた。
ここでツーリスト用のオクトパスカードを購入。
300HKDなり。http://www.mtr.com.hk/eng/train/ae_tourtickete.htm -
両替をすませ、同じ階(電車乗るのにエレバータ降りたりしないのは楽かも)をすすむとエアポート・エクスプレスhttp://www.hongkongairport.com/eng/aguide/airportex.html乗り場。
すぐにきた電車へ乗り込む。 -
青衣駅の次が九龍駅。ここでMTRに乗換える乗客がちらほら。
終点は香港駅なので約半数の乗客が九龍で降りる。
エレベータで地上階へ出るとオフィシャルが「ホテルはどこか?」と聞いてきてシャトルバスの番号を教えてくれた。
このバスが期待通り、もろミニバスの改造車に近い。鉄パイプを組み立てたバゲージ・スペースとガムテームで括りつけた液晶ディスプレイ、しかもdoes not working。
やっぱり香港、こうでなくっちゃ!わくわくしてきたよん。
僕のほかには日航香港へのお姉さん。2人の乗客で広東道を南下、渋滞を梳子巴利道へ。
約10分でRenaissance Kowloon Hotel(香港九龍萬麗酒店)へ到着。 -
エントランスが暗い。ベルが待機するGF(地階)をエスカレータで2階(1st floor)へ。
レセプションで予約している旨、名前を言うと、クラブフロアの予約なので18階でチェックインしていただきます。と、エレベータへ案内された。
このエレベータはクラブフロアだけに停まる。
18階では先客がチェックイン中。
1分も待つと名前が呼ばれた。
「You must be Mr.ネコオヤジ?」
YES!とデスクへ。
キャンディは如何?とか、香港にしてはキャセイの乗務員並みに明るい小姐。 -
部屋は16階のRoom 1618。
コーナー・ジュニア・スイート。(香港で1800HKDでジュニア・スイートを売るホテルはないものと確信していますが・・・。)
正面にシグナルヒル・ガーデンが見える部屋。
Salisburry Rd. (梳子巴利道)沿いに左は時計台と文化センター越しに上環のビル。右はカオルーン・シャングリラ。港と海も見えると言えば見えるらしい。
天井が低い以外文句なし。
部屋は全面窓が続き、カーテンが電動じゃないから開閉が大変だくらいか。広さは昨日のヒルトンの2倍はああるな。木の内装はバスルームのマーブルと同様最近改装されたと思われる。とても満足。
あと、テレビが液晶じゃないけれど、ハイヴィジョン放送じゃないからあまり気にしない。 -
これで約1800HKD。(一人で泊まるのに2000HKD以上のホテルを選びたくなかったんだっけ)
向かいのシェラトンhttps://www.starwoodhotels.com/preferredguest/property/overview/index.html?propertyID=482も古いくせに少し高い。
隣のインターコンチhttp://www.ichotelsgroup.com/h/d/pc/490/ja/hd/hkghcは大改装したので倍以上。
でも1人なのでどこでも良かったんだけど、快適なステイじゃないとダメなのさ。このネコオヤジ。
実はこのホテル。マリオット系列なのでシェラトンほどではないが安く泊まりたい一心の合衆国市民が多いと見た。
Webで予約をして1週間前に、
「何かご希望があればなんなりと・・・」とホテルからメールが来たので、
「港の見える部屋にしてね」と返信したところ、すぐに回答があり、
「当ホテルはシティとプールサイドの部屋しかないのでご希望には沿えません」とのこと。
記憶の中でこのホテルは旧リージェント(現インターコンチ)と同様に海が見えると信じ込んでいたが、謎は深まるばかりなり。 -
さて、ここで禁煙プログラムは既に破綻した。
なぜならばだ、禁煙ルームを予約したのに灰皿が2つもあるんだもん。シャワーして。バスローブひっかけてフォスター飲んで、煙草に火をつけてしまいました。
以上報告終わり。
それにしても、エアコンがきつい。22℃ではあたりまえか。25℃にしたら少し快適になったが、それでも寒いくらい。
夕方からのクラブ・ラウンジでカクテル・タイム。
その前にランドリーへ電話をしてシャツを入れた袋をドアにかけておく。
半ズボンにポロシャツ姿で18階のラウンジへ。
僕の格好は合衆国市民と同じようでも決定的な違いがある。それはサンダル履きなこと。彼らは世界中のどこでもスニーカーと靴下を欠かさない。彼らは足の裏に汗腺が存在しない。これも彼らのDNAか? -
ラウンジでは一応部屋番号を聞かれる。
きさくなオジさん(ハゲてるけど案外若いと見たが)の名前はERIC、漢字では「偉ナントカ」とか「威」とか使うんだろうな。
オードブルからデザート、点心まである。アルコールはこのエリックおやじが運んでくれる。
アルコールのメニューがないので、何ができるのか?と聞くと、
「何でもできますよ!」とエリック。
なんだかよくわかんないけど楽しいホテルである。
ここの天井も低い。外国人には圧迫感があるだろうな。でも合衆国市民は考え方が違うからな。ASIANのホテルは昔から小人が泊まっていたので天井が低い。くらいに考えて楽しんでいるに違いない。 -
窓の外はプールがあるパティオを挟んで向かいの建物(同じホテルだと長年思い込んでいたが、ローカルの人々か誰かが居住する、ホテルではないことは確かなもの。またはsomething like that.)とインターコンチの稜線越しに香港島が見える。
中環のビルに明かりがついたので、ネコオヤジも行動開始。
ロビーではバンケット・ホールの入り口に派手な装飾。どうやら結婚披露パーティーらしい。風船やキラキラがいっぱい。
まずは、スター・フェリーでヴィクトリア・ハーバーを渡ってえ。
その前にアヴェニュー・オブ・スターズhttp://www.avenueofstars.com.hk/eng/home.aspはパスし、インターコンチの前を通って時計台へ出る。 -
時計台の前にはドラゴンのハリボテ。
もうすぐランタン・フェスティバル。今年は満月の25日
が中秋節だそうだ。
中秋節で思い出す香港映画はトニー・レオンとウォン・カーフェイが出ていたコメディ「月夜の願い/新難兄難弟」http://movies.jp.msn.com/film.aspx?P_MediaID=11433「バック・トゥー・ザ・フューチャー」をパロっていてもなんだか許せる話。
しかし、トニー・レオンは最高だよな。「恋する惑星」の警官役も良かった。
熱帯地方の夜はじっとりと汗ばんでくる。台北も沖縄でもそれは同じ。ハワイとは違う。 -
スターフェリー乗場の改札でカードをかざすとエラー。
係員から現金でどうぞと言われる。
???なんで?
窓口で5HKDを出し、おつりをもらって船へ乗込み考えた。
この3日券パスはMTRだけが乗り放題なのであって、バスやフェリーは乗れないのではないか?確かにあの改札の画面には「0.0」の残額表示だった。
間違いない。
買ったときそんなこと説明書にも書いてなかったぞ。とプンスカ。
しかし、説明書http://www.mtr.com.hk/eng/train/ae_tourtickete.htmのTicket Terms & Conditionsの最後に小さくAdditional value can be added to the card for use on other major transport services or vending machines or shops displaying the Octopus logo.と確かに明記されてありましてん。
大変失礼致しました。
スターフェリーのピアがあるターミナルは尖沙咀も中環も「天星碼頭」と書いてある。青地に白い星がついたセーラー服のオヤジにを見て、相変わらずかわいいコスプレの類と思った。
尖沙咀と中環はヴィクトリア湾で1.5kmしかない。どうしようもなくディープな香りにどっぷり浸かった尖沙咀から、IFCタワー群がにょきにょき聳える中環へ向かうとき、いつもこの街が地球上で唯一無二の存在だと感じる。或いは地球ではないどこかAnother Planet。
香港到着からずっと霞がかかった中を約8分の船旅。え、6分になったって? -
実は中環とワンチャイを大規模に埋め立てする都市計画が進行中で、テレビの政府広報でもさかんにイメージCFを流していた。
そのとばっちりはQueen’s Pier(皇后碼頭)の廃止にまで及んだ。つまりターミナルはこの返還10年を経て移転したわけだ。
もちろん新しいターミナルはきれいだし使い勝手もよい。が、なにやら大事なものがなくなったような気がした。その一方でDon't say goodbye to Queen's Pier「不告別皇后碼頭」http://www.chonghead.net/gallery2/main.phpの市民運動も展開中だらしい。周潤發(チョウ・ユンファ)まで出てくるあたりは、ただの抗議活動とは思えない。
さて、香港島に上陸した。
これからヴィクトリア・ピークを目指す。
ホテルを出るときに持ってきたのは、空港でTake One Copy With Youしたhata(香港旅行社協会)のオフィシャル・マップを5つに折り、クリップのついた薄い財布にオクトパスカード、小銭少々、携帯電話、デジカメを全部半ズボンのポケットに入れてある。
で、ちょうど入ってきた15番のバスでピークまでバスで行こうと思い、カードを出すとエラー。
学習しないネコは運転手に「No Use」と言われ、20HKDを出せば「No Exchange」と断られる。青龍刀でばっさり斬られた気分。 -
いいもんねーだ。
隣の15Cのバスで免費でピーク・トラム乗場http://www.thepeak.com.hk/full/en/index.phpに行くもん。
と移動すると、合衆国市民の老夫婦アンドお友達3名が手負いのネコオヤジに話しかけてきた。
「ピーク・トラムのバスはここでいいのか?」どうやら10分以上待っているらしい。
「歩いても行けるか?」とおっしゃるので、
「ピーク・トラムまで近いけど坂道がきついから、やめたほうがいいですよ。3人ならタクシーに乗るほうがよいのでは?」とローカルみないな応答をしまうオイラは怪しい香港人復活だらしい。
そして、このジン、バアちゃんズはネコオヤジの忠告どおりタクシーに乗り込んで行ったざんす。
バスが来ない。さらに10分後お待たせしました、のバスはオープン・トップではない普通のバス。エアコンきいてて嬉しい。初日からアセモができるかとおもったよ。または夜なのに熱中症か。
しかし、オイラの行く手には次々と障害が・・・。ピーク・トラム乗場はなんと長蛇の列。
切符売場がディズニーランド状態。
カードにチャージさえしていれば並ばずにすんだんだが・・。さらに坂の上に向かって200mは列が続いている。
ネコオヤジは香港島から撤退宣言をする。
本日の敗因の全てはオクトパス・カードの選択を誤ったせいだった。 -
MTRの中環駅まで立法府の横を通り地下へ避難する。
茹だるような暑さのなか、写真撮影する新婚さんたちを2組も見た。
地下に降りると冷房が効いて天国。
切符売場にカードのチャージ機を発見。50HKDチャージする。これで無敵のカードになった?らしい。
もうすぐ8時になる。今日はシンフォニー・オブ・ライツなんてどうでもいいよ。涼しいことが重要なのね!いまの僕は。
MTRに乗って海底を九龍半島へ戻る。
ついでに尖沙咀をパスして、佐敦Jordanで地上に出ると、またまた熱帯の街。
しかし、油麻地まで行かないあたりは小心者なネコオヤジ。 -
地下鉄の出口は「裕華」。
ネイザンロード(彌敦道・Nathan Rd.)とジョーダンロード(佐敦道・Jodan Rd.)の交差点。裕華は九龍のあちこちで見かけるので目印になってよい。
まだこの辺は、下町と言ってもローカルと観光客が混ざり合っている状態と見た。しかし、期待通りの熱気と臭い。強いて言うならオイスターソースと漢方薬のブレンド。
夜なのに通りには人だらけ。狭い舗道は歩行に困難を極める。 -
地図を確認して廟街Temple Streetを目指すと。
入り口には妖しい門の石が2つ。あとはずっと油麻地までナイト・マーケットの露天が続いている。
ここがいわゆる「男人街」なんだらしい。
いみじくも「猥雑」という言葉はこの通りのためにある。 -
ここは絶対に怪しいって!
露天にはCD、DVDはもちろんTシャツ、ランジェリー、バッグはブランドもののコピー。ブリキのおもちゃがあると思えば、正規?の日本語版DSライトがある。
イミテーションのアクセサリーが白熱球に煌めき、本物のJadeが碧色の輝きを放っている。そして屋台には大声で食事をする人人人・・・。
ネコオヤジはひさびさにカルチャーショックを感じる。祭りの夜店じゃなくて、毎日こんな世界が夜毎繰り広げられているんだ。
エネルギッシュでワイルドで、それでいてどこか素朴なローカルの人々。
中国返還10年を経て、「借り物の土地、借り物の時間」に生活していた人たちは、国家に左右されることなく香港の今を、そしてこれからの未来をたくましく生きていたことがわかって、なんだかとても満足な気持ちになった。 -
ケリー・チャンがどこかの広告(これですな、美心月餅)http://www.mei-xin.com/tc/tvc.htmlに起用されているらしく、あちこちでポスターが目に付いた。
金城武と出ていた「世界の涯てに」http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%B6%AF%E3%81%A6%E3%81%AB-%E9%87%91%E5%9F%8E%E6%AD%A6/dp/B0000V4OCO/ref=sr_1_1/503-1325486-7455966?ie=UTF8&s=dvd&qid=1190724709&sr=1-1を思い出す。
この作品は香港返還前の漠たる不安な人々の心を描いたものではないが、「人はどこにいても、故郷を忘れられない」という言葉が心に残った。
99年の夢を見た香港の人々は50年先の不安を抱きながらもそこに留まり、そして彼らは香港と共に中国へ帰ったのだ。 -
それにしても暑い。
シャツが肌にはりついて不快感。夜の探検を終了し、MTRの駅へ戻る。
少しでも涼をとるために裕華のドアをあけてショートカット。
ふとジョルダーノhttp://www.giordano.com.hk/web/HK/index.htmlのポロシャツが目に入り、黒の蛙マークを100HKDで買う。ご存知香港ブランド。
ほんとは2枚だとお得なセールだったんだけど、明日、Tシャツ以外に着るものがないだけなのでね。 -
MTRに乗って一駅、熱帯夜を歩くには体力が必要だよ。
地下道をホテルまで歩く。
部屋へ戻ってシャワーして。BSのNHKニュースを見る。相変わらず自民党総裁選挙がトップニュース。福田君は好きだよ。世間は彼をノーキャラと言うけど、官房長官時代あれほど強烈なキャラクターを発揮していたことを皆知らないのだろうか?
9時になって、小腹が空いたらしい。ではルーム・サービス、というのがいつものホテルライフだけど、せっかく一人で来たんだから外に食べに行く。
目指すは漆咸道南Chatham Road South。 -
まず、ソールベリー通りの陸橋を渡って向かいの公園を横切りチャッタム南通りに下りる。
途中振り返るとホテルの全景をカメラにおさめることができた。
僕の部屋は真ん中の右上から4つ下の明かりがついているところ。
漆咸道南Chatham Road Southは僕が初めて香港に来たとき覚えた通りの名前。
カイタックからカオルーン・シャングリラに向かうホテルのリムジンに乗って渋滞待ちしているとき、運転手に通りの看板を指して「なんて言うのか?」と聞いたら、「チャッタム・ロード」と教えてくれた。
変な話、個人的にその「チャッタム」の部分に妙な懐かしさを感じるネコオヤジ。 -
そういえば、香港はJSTより1時間ビハインドなので今日本では11時になろうとしている頃。
クラブラウンジで飲んでから歩きまわったので、お腹も空いて当たり前なのか。
覇王山荘KING’S LODGEはパーク・ホテルの並びに看板が出ている。
満席らしく2組ほどの客待ち状態。案内係りが広東語でお出迎え。
中国語は全くできないネコオヤジ。「1人なんだけど、待つのか?」と聞くと、「すぐ案内できますから」と番号を書いた紙片を渡された。 -
3分も待たないうちに2人席のテーブルに案内され、メニューから迷わず坦々麺と小龍包をオーダー。
お通しがモヤシでお茶がジャスミンなのが疑問の残るところだが、すぐに注いでもらったチンタオビールは最高だよな!
(ご当地ビールはローカルで飲むのがいちばん美味しい。が、実はオーストラリアのフォスターが美味いと感じるのも香港の不思議) -
この店は旅行者もチラホラいるが、圧倒的にローカルであふれている。料理も早い。
坦々麺は辛くもなく、コクのある味わい。小龍包は皮がしっかりしてジューシィ。
満足して約100HKDをテーブルで払って
「ごちそうさま」
帰り際、料理を忙しく上げ下げしていた店の女の子に
「また来てね」と笑顔で送り出される。
「謝謝、ありがとう」これくらいは言えるから言ってみるネコオヤジ。
また来たいこの店。
ホテルまではまた同じルートで戻る。
近くの売店でマルボロ・ライツを買ってしまった。世界中どこにいっても同じものかってしまう煙草をくわえたネコ。
その夜12時過ぎには就寝。風呂にはアメニティのソルトを入れて浸かってみた。 -
Sept,16 Sun 晴れ。
7時には起きた。
顔を洗ってクラブ・ラウンジへ。
朝からエリックは張切っている。
コーヒーを注ぎながら「部屋の番号は1618ですよね。」と、彼の記憶力はバツグンとみた。
アメリカン・ブレックファスト(料理のラインナップが、どう見てもコンチネンタルではないので)のような朝食をとる。
壁にかけた液晶ではCNNアジアが天気予報。どうやら今日も暑い1日になるらしい。
エスプレッソをダブルでカップに入れて部屋へ戻る。ドアノブには朝日新聞衛星版がかけてあった。
シャワーして、ジョルダーノのポロをかぶり、相変わらず手には何も持たないでホテルを出る。
昨日と違うのはレイバンをかけていることくらいか。しかし、外に出てから、トラブルに気づく。
デジカメのバッテリー残量警告灯がついたこと。
決断は「戻らない。」液晶消せば半日はもつだろうから。 -
朝からと言っても9時前だが、ジョギングする外国人が多い。
観光客もアヴェニュー・オブ・スターズをぶらぶらする姿が目につく。
ジェット・リーの手形を発見、でも漢字だとわかんないよ。 -
すぐ下の海では、小舟に数人のおじさんたちが釣りを楽しんでいた。
のどかな光景である。まさか本日の朝食ではあるまい。その横をプレジャー・ボートが通り過ぎて行く。
本日はスターフェリーで香港島へ渡り、ピークトラムで山頂を目指す。
スター・フェリー・ハーバー・クルーズにも興味がなくはないが、10時45分にならないとデスクが開かないんでは、食指も動かん。
本日は軽快にスターフェリーの改札にカードをかざして船に乗り込んだ。 -
さて、昨晩と同じ行動ではあるが、15Cのバス停で待つこと10分。
太陽が容赦なくオイラの体力を奪っていく。
と、そこへ「英語できますか?」と完璧にオイラと同じ格好(サンダルを除いて)の合衆国市民オヤジ2人組が登場。拙い英語を操るネコオヤジを捕まえて道を聞こうとしている時点でこのオヤジどもは終わってるな。
「どうしましたか?」と応えてあげると、昨日と同じ質問。
「ピークトラムへのバス乗り場だよね?あと何分くらい待つのか?」と禿サングラスおやじ。
「さあ、わかんないけど、ほら、あそこのオープントップのバスが停まってるでしょ。運転手が休憩中なんだよ。」と指さしてあげる。
「あーなるほど、まったく。運転手も暑いんだろうなあ。」とは合衆国市民独特の鷹揚な発言である。
試しに「米国人か?」と禿おやじに聞くと、「そうだ。セントルイスから来た。君は香港市民か?」と切り返されたので、「いや、日本人だ。」とネコオヤジ。ローカルはこんな格好はしない。サングラスが要らない水晶体を持ち、サウナが大好きな民族だからな。
あとはお決まりの会話で、禿おやじは海軍で横須賀にいたことがある。日本はとても好きだ。特に食べ物、寿司は最高だ。香港では食ったことあるか?とか、セントルイスに行ったことはあるか?ネコオヤジはもちろん行ったことはないので、「セント・ルイーズ?」とわざとエラーすると、「いや、セント・ルイスだよ。いいところだから訪れてくれ。」のところでやっと15Cにバスが到着。 -
ネコオヤジは先にバスに乗り込み2階へ。禿おやじは暑さを避けて日陰に避難していたの相棒を呼んで、やはり2階へ。
しかし、暑いんだよな。というより熱いんだよ、この車体が。
すぐ発車したけど熱風の中をバスは進む。
それでも皆嬉しいらしく写真を撮ったりして、ピークトラム麓駅へ着いた。 -
ピークトラム駅では切符売り場に十数名が並んでいた。
昨晩の行列は幻だったのか。
ネコオヤジはカードをかざして乗り場へ。
すぐにトラムが入ってきて、進行方向右側に座る。
今日も霞んだ天気なので下界の景観は期待できないんだが。 -
トラムが動き出すと、ケーブルカーなので上に引っ張られていくのが、身体でわかる。
ローカルが暮らす高層アパートが林立し、途中からかなりの急勾配になると亜熱帯の植物が生い茂った斜面が続く。
最後の駅を通過すると、ぽっかり下界が見えた。中環のピル群。九龍側は霞んで見えない。
山頂駅に到着。皆さんは屋上の展望台を目指しエスカレータを上る。 -
ネコオヤジはそのまま外に出てピーク・ルックアウト(太平山餐庁)http://www.thepeaklookout.com.hk/へ。
木陰のテラスの席で冷えたハイネケンを一杯。ついでに煙草を2本。
緑が豊かな場所にあるこの店は大好きなところ。 -
このピーク・ルックアウトは2002年、経営者が変わったのだそうだ。http://www.cafeglobe.com/news/dailynews/dn20020122-01.html
そういえば店の入り口に「山頂餐廳」の丸いマークがなかったよ。 -
向かいのタワーにあるカフェ・デコやパシフィック・プレイスにあったデリも同系列の店だったはずだ。
ピーク・カフェがピーク・ルックアウトになったのだとばかり思っていたら、SOHOにピーク・カフェ・バーhttp://www.cafedeco.com/peak/v_peak.aspとして頑張っているらしい。
天気が霞んでいなければ、テラスから南シナ海が見えるはずだったが。残念。
わずかばかりのティップをテーブルに残して店を出る。 -
タワーには上らない。ギャレリアも興味はない。
行きたいのはLions Pavilion Lookout(狮子亭观景台)。
ここからの眺望を確認したくて来たんだ。いまや、誰も見向きもしない展望台かと思いきや、意外に人がいる。
そうだよね、みんなここから初めての香港の夜景を見たんだから、懐かしく足が向くのは当然だよな。
眺望は・・、「霞んで見えない。」
今回はこればっかし。コメントするまでもなく。おそらく夜景もアカンかったんやないか。
ここは「100万ドルの夜景」を見に観光客が必ず訪れる。100万ドルはHKDなのかUSDなのかの疑問が残るが、晴れた夜には星空が霞んでしまうほど下界は光の海で溢れ出し、ヴィクトリア・ハーバーを行き交う船の灯りがゆっくりと流れ、CLKができる前は九龍の上空を航空機が点滅しながらカイタックにアプローチする光景も見ることができた。
それでも下界の風景を何枚かデジカメにおさめ、ピークトラムで山麓駅まで戻る。 -
つぎの目的地はマンモー・テンプル。
-
中国銀行の先からトラムに乗り上環のWing On前で降りて通りをクネクネ歩き出したら、いつの間にか荷李活道公園に出た。
地図にはCENTRAL PARKとしか書いてないが間違いない。
へんだな?10年前は一発で迷わず着いたのに。
ま、西に向かって歩きすぎたわけで、東に歩けばいいわけだよね。
しかしネコオヤジの前にはハリウッド通りの坂が目に入る。右には棺おけやが並んだあたり。 -
ここでさらに誤った判断。
どうせだからローカルの生活を感じて1本上の道を歩こう。と思ったのが大間違い。
地図ではアップ・ダウンまで読むことはできないことを忘れていた。
階段を上るたびに汗が吹き出る。スロ−プもやけに長い箇所が多い。
病院の東からバレーボールの試合が白熱した闘い。 -
医学博物館を下って、道なりに進むと「文武廟」の白い壁に緑の屋根の側面が現れた。
道に迷っても本気になればカンは戻るネコ。 -
マンモー・テンプルは本堂を改装中。
中では相変わらずの渦巻き線香がバンバンで煙い状態。この釣鐘状の線香は2週間も消えないんだって。
いちおう手を合わせてお祈りしたが、中国の神様はお供え物しないと願いをきいてくれないんだよな。仔豚の丸焼きとかさ。 -
文武廟をあとにして、楼梯街を下りキャット・ストリートへ入る。
10年ぶりの再訪。 -
やっぱ、ここだよ。いちばん怪しい通りは。
「玉石混淆」の言葉は男人街ではもったいない。
この秩序のない混沌としたアンティーク?なの?が勢ぞろいした様はあまりのもディープな香港ですぞ。 -
約100mほどの通りを往復して、買いたい衝動にかられたのはブロンズの手のオブジェ。大きすぎて持って帰れないよ。
あとは玉、玉壁、玉鉞といった古代中国の三種の神器と呼ばれるもの。
玉壁は小さいもので1500HKDだった。たぶんそれでも殷とか周のものではないはず。
なぜかは知らねど毛沢東のグッズで溢れかえった店とか、本当に売れるんかい?
でも面白い。見ていて飽きないな。
また来たいここ。 -
上環からMTRに乗る。暑いから。
次に目指すは「北角North Point」
実はMTRで銅羅湾より先に行ったことはない。トラムでもまた同じ。おそらくはローカルの生活がより濃いエリアなのだろうと思う。
MTRの車内は休日なので混雑していて、僕も立っていたんだけど、老婦人(とはいえ、香港オオババさまは白髪でもピアスしていたりする)に席を譲る青年がいたりして、さすがは儒教の民族だと感じる。
北角の市場の様子を想像してたら、10年以上前の写真を思い出した。
ダイナースの広告だったと思うが、青空市場でスーツ姿の外国人が黒電話の受話器を持って話している。そのすぐ傍には中国人の老人が、電話機を手にのせて立っている。写真の中央には「YES!」の文字。
そんなイメージ。 -
MTRを地上に出てキングス・ロードを戻ると交差点。
高架の下にトラムが見える。その先が春秧街Chun Yeung Street。
ご覧のとおり、トラムが迫ってきているのがわかっていても、まったくマイペースで買い物するローカルの人々。
昔から同じ風景なんだだらしい。 -
トラムが音をたてながら曲がってくる。その左先に街市(市場)が現れた。
両脇の建物に入った店は肉屋が多い。中には魚屋も八百屋もある。
道路のトラムがスレスレに通る露天や屋台は野菜が多い。あとは日用品や衣料品、雑貨、まだまだいろいろ・・・。 -
ディープだ。あまりにも、ディープ。
今日はこればっかし。この言葉以外に出てこない。
僕が見ているものは、香港人の生活の一部でしかないのだろうが、観光名所では味わえない穴場のエリアだと確信する。 -
帰りはMTRまでは戻らず、トラムに乗る。
2階の後ろに座って、時間はかかるが街を眺めながら金鐘Admiraltyまで行くつもり。
しかし暑いよな。やっぱりバスにするべきだったか?
ロンドンでもパリでもバスを制覇したつもりだが、香港では1回も市バスに乗ったことがない。夏にきたことがなかったからその必要がなかったんだ。東京でも都バスも私鉄バスもほとんど乗ったことがない。不幸である。
バスほど便利で楽しい乗りものはないのだがねえ。
ワンチャイで消防車が2台出動!出てきた建物にはワンチャイ消防分局と書いてあった。
しかし、高層アパートで火事があったらどうすんのかね?あの梯子車では届かないだろうな。 -
ふと通りに「覇王山荘」の看板を発見。
途中下車して昼食と参りましょう。
ここはヘネシー・ロードにある店。
入口の案内に「一人だが」と言うと、「初めてですか?」と聞かれ、わざわざエレベータへ案内された。
2階へ上がると席へ案内されたが、小奇麗でファミレス風。昨日の尖沙咀の店とはあきらかに雰囲気が違う。 -
お茶はジャスミンでなかったのが嬉しかったかも。
観光客はいない。
セット・メニューはないと言われ、焼きそばと春巻きとチンタオビールでまたまた約100HKDなり。
安くて美味い。
店を出て、金鐘に向かって歩きMTRへ。
午後3時になろうとしている。MTRで尖沙咀へ1駅。 -
尖沙咀の地下をKCRの駅まで行くとホテルの横のニュー・ワールド前に出た。
しかし外は大雨。
スコールなのだろう。傘を持つ人はいないのですぐ止むのだろうが。
迷わず、外に出て少し濡れたがニュー・ワールドの中を通ってホテルへ帰った。
相変わらず冷房がギンギンの館内である。 -
部屋へ戻るとランドリーに出しておいたシャツが届けられていた。
30%引きだそうである。
それと電話にメッセージのランプが点滅。
テレビで確認すると、「もし、必要なら明日の空港までの車の手配をしますが?」という内容。
親切である。でも、明日はオクトパス・カード持ってるので電車で帰るよ。 -
シャワーしてバスローブを羽織り、窓の外では道路が濡れているものの雨はやんできた。
これからプールでひと泳ぎ。
プールの先客は家族連れが1組だけ。
更衣室の鍵をもらって着替えるシステムのようだが、ネコオヤジはそのまま脱いで、プールへドボン! -
実は昔、コンラッドで1月に泳いだことがある。
しかも屋外プールで。
レストランで食事するローカルが奇異なものを見る視線を感じつつ泳いでいたのは当家族の他に2組の外国人家族だった。
プールに浮かびながら、ビルに切り取られた空を眺めていると、旅先で見たいろんな空を思い出す。
いちばん青かったのは、やはりロサンジェルスだったか。
プールサイドで持ってきた司馬『街道をゆく』から「韓のくに紀行」
http://www.amazon.co.jp/%E8%A1%97%E9%81%93%E3%82%92%E3%82%86%E3%81%8F-2-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8F%B8%E9%A6%AC-%E9%81%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4022601728/ref=sr_1_3/503-1325486-7455966?ie=UTF8&s=books&qid=1190614920&sr=1-3
を読む。
この本はなかなか読み進むことができない。
冒頭に、著者がミス・チャに旅の目的を聞かれて「日本とか朝鮮とかいった国名もなにもないほど古いころの気分を、韓国の農村などに行って、もし味わえれば幸せだ」という言葉には、日韓が国交正常化して間もないころの話だけに重い意味があったと思われる。
ここのホテルスタッフは飲み物もオーダー取りにこない。道楽で商売してんのか?
まあ、うるさくなくて助かるけど。なんか喉も渇いたんだけどな。 -
5時も過ぎた。
バスタオルを返却し、更衣室は使わずスイミング・パンツのままクラブ・フロア用のエレベータで部屋へ戻る。
風呂に入って。クラブ・ラウンジへ。 -
エリックはいつも明るく迎えてくれる。
「ビールにしますか?」というので
「いや、今日はジン・トニックにするよ。」と席につく前に。料理を1皿。
結局、点心食べて、鶏の手羽先も食し、カンパリに白ワインと赤ワインも飲んじゃった。
飛行機の中なら酩酊状態だな。
今日最後の行動は「シンフォニー・オブ・ライツ」
それまでパッキングしましょうかね。
しかし、ふと思い出したものがあった。
欲しいものを見つけたんだ。しかもホテルのGFの売店でね。
エレベータで下に降りて、それが(表紙に載せた写真)このコンパス。
「老字号羅経」と書いてある。
もちろんレプリカなんだけど、300$と書いてあったので、「HKDだよね?」と店のおばさんに一応確認したら、「もちろん。色違いで3色あるんですよ。」と、全部箱からだして目の前に並べて選べという。
300HKDは安いのか高いのか?で、黒を購入。
e-Bayの変てこなオークションで買うよりは遥かにお買い得と判断したんだが、http://stores.ebay.com/Mark-Walberg-Fine-Art-and-Antiques_Other_W0QQcolZ4QQdirZ1QQfclZ4QQfsubZ1QQftidZ2QQtZkm
どうでっしゃろ?
たぶん、高いよな。 -
8時まであと10分。
ロビーへ降りると、宴会場の入口には着飾ったローカルの人々に囲まれた新郎新婦。今夜も誰かの披露パーティー。
アヴェニュー・オブ・スターズへスタンバイ。みんな今か今かと待ってる様子。
日本語が多く聞こえるのは気のせいか?ご一行様が来ているのか?
さて、その「Symphony of Lights」ですが、今夜も霞んでいるんですわ。 -
それなりにすごいとは思うんだけど。
永年、カイタック空港があったせいで、いままで煌めかなかったビルがキラキラして、レーザー光線とサーチライトが音楽とコンピュータ・プログラムでわらわらと派手に繰り広げられるショウでした。
おしまい。
ディズニーランドと較べてどうかというと、そうすねえ。規模では勝っているんだろうが、パリのエッフェル塔がキラキラしてレーザー光線出すのといい勝負かなあ。
もう1回、天気のよい夜に見てみないとよくわかりません。それと花火も上がるときがあるそうなので。 -
部屋に戻るとターン・ダウン・サービスが来ていったらしく、今夜もカードとチョコレートがおいてあった。
枕もとのサイドテーブルには水とグラスがセットされている。
今日は不思議とお腹がすいていない。
食べなくてもいいかな。
フルーツもあるし。でもめったに食べないんだ。皮むくのが面倒でね。
葡萄があったら食べたかも。
その夜11時には眠る。
中身の濃い一日だった。 -
Sept,17 Mon 晴れ。
7時に起きる。朝食はクラブ・ラウンジへ。
今朝も元気なエリック。
コーヒーをもらいながら「今日も暑くなりますよ。」と教えられる。
帰り際、エリックに「今日は日本に帰るんだ。いろいろ世話になった。ありがとう」と礼を述べると、「こちらこそ、毎日来ていただいて、ありがとうございました。また来てください。」とエリック。
握手して、再見。 -
チェックアウトは再び18階で。
手続きしてくれたのはMarshaという女性。
笑顔でキャンディはいかが?とのたまう、お姉さんたちそれしか言えんのかい?
精算書を受け取り「九龍駅へのシャトルバスはホテル前でいいんだよね?」と確認すると。
「九龍駅までのシャトルバスはホテルの前から15分から20分おきに出てますが、もし、待つようだったらタクシーを使うといいですよ。40HKD以上はかからないはずですから。」と教えてくれ、メモにすらすらと「Kowloon Express Station 九龍機線駅 40HKD」書いてくれた。
これを運転手に見せれば心配ない。と言われる。
「ご親切にありがとう」とネコオヤジ。 -
GFに降りるとベルが「シャトルバスですか?」と聞いて案内してくれた。
ベル曰く「5分前に行ってしまったが待ちますか?」というので、タクシーを頼む。
赤いタクシーには今回一度も乗らなかった。ベルが運転手に「九龍駅」と広東語で告げたが、ネコオヤジも「カオルーン駅へ、お願いします。」と乗り込む。
運転は普通。昔よりは荒っぽくなくなったかも。
今回の香港ではいろんなことが、少しだけスローになった印象を受けた。例えばエスカレータの速度。人の歩く速さ。これが、上海やモスクワの証券市場の取引高が、既に香港を上回っていることに起因しているとは考えたくない。
それと、出会った人々はサービス業だから当たり前なのだが、親切で笑顔が良かった。以前の香港は、こいつヤル気あんのかい?と思うような怖いイメージの小姐が目についたものだが。
そして不思議と、クイーンズ・イングリッシュを使う人々に会わなかったこと。気のせいか。
タクシーの窓からは相も変わらず竹で足場を組んだ高層アパートが建設中で、この街はこの先もどんどん変わっていくのだろうなと感じる。 -
九龍駅に到着し、50HKDを渡して、「お釣りはとっておいて。」とタクシーを降り、各エアラインのチェックイン・カウンターhttp://www.mtr.com.hk/eng/train/ae_compli_e.htm#itciが並ぶ入口へ。
ここでオクトパス・カードをかざしてエントリーする。なるほどね。
日航のカウンターは1つだけ。当たり前だわな。いっそのことキャセイに全部委託すればいいのに。カウンターの小姐は日本語とても上手です。
バックを預けてボーディング・パスを渡され、エアポート・エクスプレスに乗り込む。 -
ウォークマンからアンディ・ラウ(劉徳華)の「如果天有情」が流れてきた。
http://www.youtube.com/watch?v=oiKPEOjKciY
中国語がさっぱりわからないネコオヤジではあるが、なぜか心に染入る一曲でなのでCD購入以来何度も聴いている。
途中、のどかな漁村の風景が現れたりして、ここは南洋の島なんだよね。
約20分後にCLK到着。 -
JL736便は10時45分発。
出国審査を受けて、両替し。
しまったあ!オクトパスカードをリファウンドするの忘れた。
諦めるネコオヤジ。 -
ピープル・ムーバーに乗り41番ゲート付近の階段を上がると日航のサクララウンジ。
階下に案内もない、このひっそり感。
スター・アライアンスに負けてることは否定できない。やっぱりキャセイに全部任せたほうがいいんだよ。 -
ラウンジの席はけっこう埋まっていて、あまり寛げない。
ジン・トニックだけ飲んで。
10分もしないうちに搭乗の案内がある。と言ってもドアクローズまで25分あるのだが。 -
正直言うと、香港に行くのならやっぱりキャセイが一番いい。
地元のエアラインだからラウンジが充実しているのは当たり前なんだが、日航もANAもマネのできないサービスを感じることができるから。
言葉でうまく表現できないけど、クルーが英語と日本語しかできない人たちではないから。というあたりじゃないかな。
日航のものより細いフルートグラスにシャンパン注ぐのが上手なのもよい。それと、「シャンパンください」とリクエストすると、小姐が「シャンペンですね!」と返す笑顔がいいんだ。
しかし、搭乗のときに、お出迎えのクルーの小姐にうっかり「ニーハオ!」なんて、それっぽく言った日には、最初のサービスで中国語の嵐の中に放り込まれるわけですが。 -
子らにお土産を買っていなかったので、上海灘http://www.shanghaitang.com/shanghaitang/で財布とパンダ(小さいぬいぐるみ)を購入。
ここでネコオヤジ何を血迷ったか、そんなモノに1000HKD以上もカードで支払ってしまった。
写真はブレているが、店の奥に「いいお客さんだったわ。」と笑顔で見送る小姐が写っている。
まあ、いいや。なにも買ってなかったし。 -
JL736に搭乗するともうCのブリッジは閉じられていた。
僕のシートは2K。 -
BコンパートメントがシェルフラットなのでAも同じだと思い客室乗務員に案内されると、そこは昔のFのシート。
やたらへんてこなクリーム色のカバーが背中にボッコリとついているんだが、実際、ファーストのシートはCよりもはるかに頑丈そうだ。
客室乗務員のお姉さんが僕の上着を預かるときに「何かお持ちいたしましょうか?」と聞こえたので「シャンパンください」と言ったら、彼女は「新聞は何がよいか?」と言っていたらしい。
往路のとき日航はウェルカム・ドリンクが無いとわかっていたのに、今日はなぜ「シャンパン」と無意識に口に出たかは謎。Fのシートのなせる業か?
思えば過去、香港への旅はCを利用していた。今や、日航もANAも離陸前のウェルカム・ドリンクをやめたんだった。
それでも「ソフト・ドリンクならご用意できますので」とまで言わせてしまうんだから日航の社員も苦労はしているんだろうな。
ありがとう。もちろんヘラルド・トリビューンだけにしておきました。
10年前も同じ736便の同じFのシートで成田まで帰ってきた。まだまだ現役なんだね、このシート。というか、日航って、やっぱり儲かってないんだね。
日航は嫌いじゃないよ。むしろ好き。JALじゃなくて「日航」と呼ぶのは、その好意の表れ。
我が家はANAにシフトしてしまったかもしれないけど、子らを連れて行った旅はほとんどが日航だった。
アワードチケットをバンバン発行させて、女房の両親を子らと一緒にハワイまで飛ばしてくれたのも日航。僕の両親を記念に石垣まで特典出したのも、80過ぎのおおオババさまを沖縄まで、車椅子で搭乗させてくれたのも日航だから。
そして「あ・うんの呼吸」を感じ取れる唯一のエアラインも日航だと考える。
体育会系のアテンダントが多いのも評価できる。数年前ではヒースローのカウンターで乗客からいちゃもんをつけられ食い下がられながらも、みごとに撃退していたおねえさんには拍手を送りたかったくらいだ。
機は霞のかかったランウェイを加速し上昇すると、久々の青い空。
夏の香港を訪れた初めての旅。過去に訪問したのはすべて冬の正月だった。
それにしてもエアコンなしには生活がありえない街だよな。歩道を歩くと頭上にエアコンの水滴が降ってくる街。 -
リカー・サービスが始まり、件のお姉さんはネコおやじのオーダーに待ってましたとばかり、パイパー・エドシックをてんこ盛り。
ミールは往路も同じだったけど和食にした。
シャンパンもポメリーに変わって、お姉さん、さすがに4杯はいりませんぜ。
しかし、すすめられるままに辛口の日本酒を飲んでしまったのは、ミールがいまいちだったせい。 -
機は台湾上空を飛ぶ。
阿里山がどれなのかわからないが麓に湖が見えた。
免税品で飼い主こと女房どのへのお土産も辛うじてゲット。
あとは眠って成田へ。 -
余談ですが。
航空機のトイレ1個製作するのにかかる費用は国産の中型車以上の価格だそう。
ならば古いとはいえ、Fクラス御用達のこのトイレには、一体いくらしたものか?興味あるところである。
人工大理石に化粧板、クロームメッキで花も飾ってあり、極めつけは、窓から下界が見えます。 -
ファイナル・アプローチは阿見上空から。
鹿島スタジアムが海岸線の近くにあらわれて、霞ヶ浦の先に筑波山。
高度を落とすと成田山新勝寺、ヒルトン成田が見えて、着陸。
第2ターミナルへのタキシング途中、キャセイとすれ違う。
ここは成田。帰ってきたネコオヤジなのさ。 -
日本も暑かった。
台風11号は韓国を直撃し、依然として南からの熱い空気を送り続けている。
次のディスティネーションは未定。
できれば、性懲りも無く「禁煙プログラムの旅」にチャレンジしたい。(無理だな)
「クィーンズ・イングリッシュとの闘い」Alone編
http://4travel.jp/traveler/nikotora/album/10084062/
の最後に紹介したT氏と交わした旅行の約束を果たすべく、目下スケジュール調整に余念がないネコオヤジであった。
しかし、いいオヤジが二人旅。神戸あたり、いいかも。
追記
ごく親しい人は、当家族が世界中のディズニー・ランドを制覇するつもりだと信じているようなのですが・・・。今回、全く香港のディズニー・ランドのことに触れないので、不可解だと思っておられる方もいるようです。
ディズニーは東京がいちばんですよ!(ってか、行きたくないし!)
将来、孫から「フロリダのディズニー・ワールドに連れていって!」と言われたら、世界征服(?)を再考することもやぶさかではないのですが。
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この旅行記へのコメント (15)
-
- ちょびれさん 2009/10/26 22:06:08
- 混沌
- のうりかさん
こんばんわ!
香港逃避行にお邪魔しました。素敵な逃避行♪それにしても、香港はホテル
高すぎです・・・ツアーで行くと一人旅には不利、エクストラチャージ取られてばかばかしい程の値段になっちゃうし。マイレージ使ってエアをなんとかして、ホテルサイトから超早期割引かなんかで頑張るしかないなあ・・・
とか数日前に考えてました。
パッコの市場大好きです♪ホンハムからフェリーですぐで、あのごちゃごちゃした市場でちょっとビクビクしながら食べても大丈夫かなあとおか思いつつ買い物して、またフェリーで戻る・・・てのが^^
香港って、ゴージャスにもデイープにも楽しめる場所ですね。
わたしもキャセイ好きです。サーチャージがばっちりあった時にも数千円のサーチャージしかとらない唯一の航空会社だったから♪
ちょびれ
- のうりかさん からの返信 2009/10/27 22:36:20
- RE: 混沌
- ちょびれさん、こんばんわ。
10時に帰ってきてご飯たべてるオヤジって普通だと思いますか?
僕は普通だと思いません。そんなに仕事しちゃいけないと思っています。
香港もハワイも沖縄でさえもインディヴィジャルの行きにくいという観光地
はあるもんなのですよね。
香港は何度行ってもエキサイティングです。
ちょびれさんほどディープに香港をわがものにはできていませんが、
また行きたい街です。
9月にキャセイを利用する機会がありました。
女房も一緒だったので、たぶん旅行記はUPするつもりです。(1年後かな)
実は女房こと飼主は、大学在学中にキャセイの採用試験をパスしたという
変な「経歴」があります。
確かにいまは公立中学校教諭ではありますが、当時キャセイの良さは僕も、
彼女も知らなかったし、理解もできなかったと思い起こします。
> パッコの市場大好きです♪ホンハムからフェリーですぐで、あのごちゃごちゃした市場でちょっとビクビクしながら食べても大丈夫かなあとおか思いつつ買い物して、またフェリーで戻る・・・てのが^^
とても興味あります。
ちょびれさん、できましたら香港のこともっと教えてください。
ではまた。
のうりか。
- ちょびれさん からの返信 2009/10/27 22:49:43
- RE: RE: おかえりなさい、お疲れ様です。
- のうりかさん
お返事ありがとうございました♪
うーん、10時かあ。うちも夜中に晩御飯・・・多いですよ^^;日本のサラリーマンの就労拘束時間は異常ですよねえ。何時から残業・・・とかいう事
すら考えれない位ながーく働かざるを得ない。
うちは有給はすべて消えていってます・・・・・(泣)
オンとオフとのメリハリが付けられないから、退職後に茫然自失になっちゃう可能性あるのがこわーいこの頃ですう。
キャセイに在学中に合格!凄いですね!羨ましい〜ちょっともったいない〜
サーチャージって法的根拠ってないですよね?各社好きなように・・・・
不動産やの礼金みたいだ(T_T)
一人旅でも心おきなく安く!行ける日が来るのを陸マイル貯めながら気長
に待ちます☆
ちょびれ
-
- M-koku1さん 2009/02/08 00:13:30
- 色々なホテル
- のうりかさん
成田ヒルトンの写真がドーンとあって、
おもわずニヤリ。
年に何回か泊まってます。
設備も古くなってきているし、さしていい訳ではないのですが、
サービスがなかなかなんです。
一度泊まってからは個人情報を積み重ねて、
毎回素晴らしいウェルカムぶり。
結局それにほだされて、最近成田に泊まる時は、浮気もせずにヒルトン一筋です。朝食のサンルーム風ダイニングルームは気持ちがいいですし、
夜のドリンク一杯付きのときなどに行くバーには、昔の歌を沢山歌ってくれるロス出身のアメリカ人のおじさんがいます。これまた心地よいです。
そして大きなお風呂。
さて香港は素敵そうですね。
レーバンをかけて一人格好よく歩いている様子が目に浮かびます。
色々な人に道を尋ねられたりしているのは、きっとのうりかさんが優しそうだからなんでしょうね。
今日から同じ課の若者が香港に遊びに行っています。
楽しんでいることでしょう。
マカオにも渡るといっていました。
お嬢さんの方も、佳境を迎えていると思います。
よい結果が出ることをお祈りしていますね。
M
- のうりかさん からの返信 2009/02/11 21:42:23
- ご報告です。
- Mさん、ごぶさたしました。
香港編はいろいろ変わってしまった街の様子を書いたつもりでしたが、
久しぶりに訪れて戸惑うこともあって、なにやらコメディの仕上がり
になってました。
ヒルトン成田。
いいですね。たぶんどこが経営しようと、ヒルトンタッチを感じる
ところがここちよいのだと思います。
でも、コリアン・エアーのクルー集団にはちょっとした脅威も感じた
ことは確かです。
さて、ご心配いただいている下の娘ですが、センター試験で滑り止め?
の女子大が合格しました。
女房は女子大だったので、違和感なく受験をすすめた結果だったの
ですが、件の娘は女子高ではなかったので、女子大ではなく普通の
大学の英文科を希望しています。
困ったものですね。
さて、12日に上の娘が出発します。
今回は語学留学だけです。
Mさんの旅行記をもとに僕も行ってきたアラバマ。
娘もMさんに感謝しておりました。かなりの安心をえたようです。
ありがとうございました。
では、もう少しで受験が終わります。
nourika
-
- にゃんこ姫さん 2008/10/14 21:01:31
- 迷わず1票です!
- のうりかさん、今晩は。
お久しぶりです。
大変に楽しませていただきました。
ありがとうございます。
香港には、公私併せて数え切れないほど
行きましたが、すべては遠い昔、中国に
変換される以前のことで・・・。
このたびの旅行記を拝見して、やはりずいぶん
様変わりしているなあ、という印象です。
でも、あの混沌としたディープさは健在のようですね。
なんだか安心したような・・・。
だって、あの混沌が消えた香港など、魅力が
ない・・・と思うのは私だけでしょうか?
お1人で自由に街を散策し、優雅なホテルライフを
楽しみ、プールで泳いで健康的に、夜は各種のおいしい
お酒と食事・・・ああ、理想の旅の形態ですね。
私も、こんな旅をしてみたい!と切に思ってしまいました。
- のうりかさん からの返信 2008/10/15 22:07:50
- RE: 迷わず1票です!
- にゃんこ姫さん。こんばんわ!
返信がずいぶん遅れてすみません。
例のバスカビルの犬の件で、出所がどこか探していたのですが、
たぶん「地球の歩き方」ロンドン編だと思うのですよ。
でも今、僕の手元になく、にゃんこ姫さんに不義理を働いていた
と改めてお詫び申し上げます。
連休明けから仕事が秋の落ち葉状態で、今日もさきほど帰宅しました。
香港の旅行記は、僕もあまり気合いを入れずに仕上がった点で楽しく
読んでもらえたと思います。
香港に何十回も行かれたことのあるにゃんこ姫さんには、なおのこと
でしょうね。
とにかく、香港は中国へ還ってしまったことだけはどうしようもない
事実なのだと感じさせられました。
混沌と喧噪はディープなローカルへ入っていってこそ味わえるのは
どこの街でも同じなのでしょうけど、ほんとうにあの雑踏にたたずめば
another planetにいると錯覚します。
近日中に、「山形県」の旅行記をアップする予定です。
もし、お時間があればご訪問ください。
香港のエキセントリックとは一味ちがう世界をご紹介しましょう。
のうりか。
-
- nakamasananiwaさん 2008/08/24 17:31:53
- 毎度です
- いやー粋なおやっさんの姿が浮かぶようです
いいなーおいらも真似させていただいてやってみたいな
自分のスタイルを少々捨てちゃったおいらにはもうむりですが
のうりかさんに疑似体験させていただきました
おおきに
- のうりかさん からの返信 2008/08/24 18:55:51
- RE: 毎度です
- あのー、どこがnakamasananiwaさんの琴線にふれたのかはわからないのです
が、確かにこの旅行記はみんなに笑われます。
nakamasananiwaさんのお気に入り登録をお願いしたときに、「因縁」という
言葉を使いましたが、僕の旅行記には随所に「関西の言葉」を揶揄する箇所
があり、ときどき本文中に間違いだらけの関西の言葉を挿入しているので、
そろそろ暗殺の危険も感じるこの頃なのですが・・・。
実は関西が好きです。
バイトは京都に本社がある会社だったと書きましたが、社員は誰もが関西か
ら来た社員に感化されてヘンな関西弁を話す環境でした。
京王百貨店で出会った店長は住吉区出身で、妙に気が合ってしまい、社員か
ら不気味がられました。
小さい頃、親父の同僚が福島区(市?)から単身赴任で来ていた方で、よく
家にきて遊んでくれました。その方はお名前も福島さんと言っていたと記憶
しています。
nakamasananiwaさんの関西ことばが読んでいて小気味よく感じるのには、そ
んな理由があったのだと、今更ながらわかった次第です。
では、また。
-
- sadchanさん 2007/10/13 17:07:38
- 面白いお土産ですね
- 香港の旅行へ行ったような気になりました。 私も、行く機会があれば、是非参考にしたいと思います。
- のうりかさん からの返信 2007/10/14 12:30:40
- RE: 面白いお土産ですね
- sadchanさん、こんにちは。なかなかメッセージなど送らせていただく余裕が無くて申しわけありません。
香港で買った自分へのお土産は、風水に関係あるものを探していたからなのですが、アンティークの風水盤などは高価で手がでませんでした。
仙台に行かれたんですね。旅行記を拝見させていただきます。
- sadchanさん からの返信 2007/10/14 18:17:29
- 風水のお土産
- 風水に、造詣が無いので、今まで気がつかなかったのですが、お土産やとか、アンティークには、多くの風水関係のものが売られているんですか?? 風水関係だったとしても、僕には、気がつかないかもしれませんが(^^ゞ
- のうりかさん からの返信 2007/10/16 20:51:27
- RE: 面白いお土産ですね
- 個人的には「鼎」(かなえ)に興味があります。もちろん大きすぎて持って帰ることができません。
風水を意識することは日常ありませんが、十数年前、行きつけの美容師さんから「あなたのラッキーカラーは黄色ですね」と言われてから、少し意識しました。そういえば、まだ学校に行っていたころ初めて自分で買ったネクタイは黄色のレジメンタルでした。
香港へは正月に行っていたので、「福」と書かれたカレンダーを購入したものです。中国では旧正月に「福」を逆さまにして飾るそうですが、逆さまにすると発音で「福来る」となるのだとか。そんなことをコンラッドの日本人スタッフに教えてもらいました。
- sadchanさん からの返信 2007/10/19 08:53:11
- 何か、テーマを持って旅行するのも、面白いですね。
- 私も、黄色が好きです(^^♪ のうりかさんもトラキチですか?
福のさかさま、覚えておきます。
- のうりかさん からの返信 2007/10/21 09:50:25
- 寅年です。
- 残念ながら、いまは年に一度も野球を見ません。
が、タイガースは好きでした。江夏、江本、掛布の頃です。
読売などよりもぜんぜん良いです。
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