2006/10/04 - 2006/12/30
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なうたくえさん
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悼
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表紙の写真はメイッティーラ(Meiktila)の水上寺院。
ピックアップでミンジャン(Myingyan)へ向かう。
メイッティーラとミンジャンの間の鉄道は、外国人は乗せてもらえなかった。 -
バスやらトラックやらが、たくさん止まっているなぁと思っていると。
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行き止まり
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こんな感じ。
すっかり道路が寸断されている。 -
かばんを担いで、裾をまくって、歩いて川を渡る。
途中から助手席に同乗することになり、いろいろ手助けしてくださった役人さんによれば、サンダル履きだと滑って危ないので、裸足のほうが良いとのこと。確かにその通り。
足元が見えず、ぬるぬるして、ところどころ深みもあり、とても歩きにくい。
また、昨日は腰までの深さがあったけど、今日は股下までだよって、ニコニコ。
うん、とってもラッキー……。 -
川を渡ってからは、役人さんの知り合いの車に便乗させていただき、ミンジャン着。本当にありがとう。
そこからは、11時ごろ出発するパコク行きのトラックに乗車。イラワジ川を渡るフェリーも込みで800K。
バガン周辺のこの地域は、乾季には乾燥が激しく、何とか育った作物も、雨季なるとやってくる洪水で流されてしまう、暮らすにはとても大変な場所です。
雨季の終わり、10月のはじめのこの時期は、人々のゆとりが削り取られてゆくさまに直面することも多かった。 -
トラックの上はこんな感じ。快適は言いがたいけど、結構楽しい。
通り雨が来るたびに、全員でブルーシートをかぶる。
道はでこぼこの未舗装。 -
イラワジ川のパコクの対岸あたりで、フェリー待ち。
写真に写っているのが乗ってきたトラック。 -
15時半ごろ、フェリーが出航。
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しばしの船旅を楽しむ。
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フェリーは上流側に少し迂回して、対岸に到着。
最終的にパコクに着いたのは18時過ぎ。
写真は翌朝のパコク(パコック,Pakokku)。
一日中、電気は来ない。
雨季にはいつものことらしい。 -
パコクで外国人が泊まれるのは1軒だけ(一泊3500K)。
ロンプラで"Top Cheap Sleeps"の3傑に選ばれている場所。
いわく、Crusty, but 'real Myanmar' all the way -more home than guesthouse actually- -
ここはとても辛い場所だった。
ご主人は、優しそうで悲しげな目をした、老齢の方。だけど、ことばの隅々に、おねだりが入る。シャツは余ってないか?、今の服はぼろぼろだ、等々。
その奥さんは、旦那さんよりも英語が流暢で、時計をコレクションしているんだけど、古いのでいいから持っていないか?、宝石に興味はないか、葉巻を買うなら私に任せろ…… -
それでも2泊した。
部屋は全然掃除されてなくて、僕が着いてから大急ぎで体裁を整えたみたいだけど、バスルームには前の客の嘔吐の跡が残っていた。
オーナー婦人の午後は、近所の人とこの場所(写真)で賭けトランプ。
宝くじを見せてくれて、当たったら建て替えるの。
二人とも悪い人じゃないだけに辛い。
"Reality is cruel"
ろうそくの灯りのもとで、そんな話をした。
婦人は、昔の写真をみせながら、良かった日々の思い出を話してくれた。
若き日のふたりが出会い、そして退職した後に、行きはぐれた外国人を受け入れはじめた。良き日々があった。良き日々に出会いたかった。 -
2007年9月5日、この町で、兵士が僧侶のデモに威嚇発砲し、負傷させた。
今回の騒乱が拡大する大きな契機となった。 -
次はモンユワ(Monywa)へ向かうバスに乗る(1000K)。
道中には洪水から逃れてきた人々の小屋も。 -
モンユワでは、自転車でボディ・タタウンへ。
道路沿いで寄進を求める女の子たちは、自転車で移動するときのオアシス。
まるで蜘蛛の巣に捕まった蛾のように、大歓迎。
どうやら目的地への分岐点は行き過ぎてしまったらしいけど、迷うことも楽しい。 -
ボディ・タタウンの塔での子供たち。
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そこから望むシュウェターリャン。
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モンユワからシュエボーへ。
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シュエボー駅。
ここから列車でナバ(Naba)へ。アッパークラスで13ドル。
シュエボーは宿泊可能(たしか8000Kくらい)だけど、あまりお勧めできないレベル。
町外れにビアステーション有。のんびりと雰囲気がよい。
また、シュエボー市内の宿やお店では、一切ドルが使えず、両替できる場所も無いので注意。 -
夜行列車に乗るんだけど、夕暮れ前から待っている。
駅でのんびりするのが大好き。 -
お仲間はたくさん。
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やっと暗くなってきた。
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そろそろ出発。
シュエボーの駅長室にご挨拶。
ここで休んでいていいよ、と言って下さったのに、うろうろしてごめんなさい。 -
Naba駅には早朝5時ごろに到着。Katha行きの連絡バスが待っている。
ひとつ丘を越えてKathaに着き、Ayeyarwady Guest House(4000K)にチェックイン。
部屋の窓から眺める托鉢と、イラワジ川に反射する朝日。 -
Bhamoから下ってきた舟。
一番下のオーディナリークラスは大変そう。
この航路の舟は、月水金の朝ににBhamoを出航し、当日の午後4時ごろKathaに寄港し、翌日の夕方にマンダレーに到着する(2006年10月時点)。
舟はダブルデッカー(写真のもの)とトリプルデッカーの2種類。
ダブルデッカーは2階がキャビン(エアコン無し)、1階がオーディナリー。
トリプルデッカーは3階がキャビン(エアコン付き)、2階がツーリストクラス(2段ベッド)、1階がオーディナリー。
キャビンの外国人料金はエアコンの有無に関わらず同じなので、せっかく張り込むならば(50ドルくらいする)、トリプルデッカーの舟を選んだほうがお得。 -
Kathaはイラワジ川の宿場町。
舟がやってくるときが一番の賑わい。
あまり見るところはないけれど、のんびりとした素敵な町で、ゲストハウスも快適で親切。
美味しそうなおかずが並ぶ。 -
9時半ごろにKathaを出航するファーストボートで、Bhamoに向けてイラワジ川をさかのぼる。8000K。
Shweguを過ぎると川幅が急に狭くなり、峡谷を抜ける。 -
このルートのハイライト。
切り立った崖の間を疾走する。 -
夕陽に染まる頃には、みんなお疲れ。
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峡谷を過ぎると、川は湖のように広がりはじめ、日が落ちた頃にBhamo到着。
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BhamoではFreindship Hotelに宿泊。清潔で快適。温水シャワー(共同だけど)が天国のよう。5ドル。
写真はテラスから見下ろしたホテル前。深夜0時半。
ホテルの看板の灯りに集まる食用の虫を捕まえる親子。
お父さんが追い詰め、こどもが捕まえて小さなかごに入れる。一瞬顔を見合わせ、そして次の獲物に取り掛かる。
遠くの灯りから、外したイヤホンのように流れてくる中国語のカラオケ。深夜にも明るいのはホテルとカラオケ。
即物的だけど幻想的で、囚われたようにテラスに座り続けた。何も考えられずに、みおろした。
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