2006/10/04 - 2006/12/30
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なうたくえさん
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旅したのはゆっくりですが、ちょっと駆け足でつづります。
緊迫度を増す昨今のミャンマー情勢が、大好きなミャンマーの方々の幸せにつながる方向へと、少しずつでいいから平和的に推移していくことを祈りつつ。
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『なうたくえ』はビルマ語で『もう一杯』の意味。
ミャンマー生ビールが大好きな僕が、たぶん一番使ったビルマ語です。
ミャンマーの人々が大好きで、なんでもないような普通の街が好きで、途中下車を繰り返すようにのんびりと旅をしてきました。
あまり参考にならない旅行記ですが、小さな街を訪れるきっかけになれば幸いです。
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※旅行当時の為替レートは1000K=100円くらいです。
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ミャンマーの旅を始めてすぐの、2006年10月初旬。
ヤンゴンからマンダレー方面に列車で4時間ほどのところにあるニャウンレビン(Nyaunglebin)の町へ。
宿泊可。生ビールやさん有。 -
ニャウンレビンから東に30キロほどのところにある
シュウェジン(Shwegyin)の町へ、バイタクで移動。。
ビルマ民族、シャン民族、カレン民族が集まる、
川のほとりの美しい町。
http://www.mrtv3.net.mm/pages/hsoon.html
↑のページを見てこの地を訪れたくなり、ヤンゴンで外国人宿泊可能なことを確認していたんだけど、来てみたら泊まれなかった。
生ビールやさんは有。
(2007/9/28追記。9/26時点では見られたんですが、現在mrtv3のサーバには繋がらなくなっているようです) -
しょうがないので、せめて観光。
シュウェジンの中心となるパゴダへ向かう。
ヤンゴンから近いし、景色も美しく、文化的にも興味深い場所なので、人気が出そうな町なんだけどなぁ。 -
ニャウンレビンへの帰路。
シッタウン川にかかる橋。最近出来たらしい。 -
川を渡ったところにあるマダウク(Madauk)駅。
ニャウンレビンから伸びる支線の終着駅。
最近まで蒸気機関車が走っていて、人気があった。
今の可愛い列車は外国人乗車不可。 -
田園地帯を行く列車。
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ニャウンレビンに1泊して(Thita Oo Motel、5ドル、なんとか寝られないことはないレベルだけど、何しにきた、どこでこの町を知った、とうるさい)、翌朝タウングー(Toungoo)へ向かう。
タウングーはヤンゴンとマンダレーの中間あたりにある町。ニャウンレビンからの距離は短いけど、ピックアップは停車と休憩を繰り返し、半日がかり。
助手席を取っていたんだけど、最後の1時間は女の子2人が追加されて3人で助手席(たいていは2人まで)。
そのうえ、1人の女の子にギヤボックスをまたがせるセクハラまがいの狼藉ぶり。
日本男児としては黙っておれず、試行錯誤の体位変化を経て、隙間にバックを詰め込んだ上での『↓↑↓』の形で落ち着く。
『↑』の形は大変でしょ、大丈夫だよ、ありがとうね、などと、しぐさと片言のビルマ語で、何となくコミュニケーションが出来るようになってきた。嬉しい。他意はない。 -
たどり着いたタウングー。
2006年10月4〜6日はタディンジュ(Thadingyut)のお祭り。本来はシュウェジンの川のほとりで過ごしたかったんだけど、これも悪くない。
タウングーは第二次世界大戦でほとんど焼失したものの古い都のあった場所で、カレン民族も多く(キリスト教会も多い)、2001年には仏教徒とイスラム教徒との間の衝突があったりして、いろいろあったけど、素敵な町です。 -
タウングーの市場。
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子供たちは興奮気味
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大樹のほこら
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宿の近くの小さなパゴダにて
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とても暖かい。静かに暖かい。
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老僧と小坊主さん
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例によって生ビール。
宿からすぐの『Happy』にて。
ミャンマーの観光地以外の場所では、役人と華僑の方々に手助けしてもらうことが多かった。
普通の人々もとっても優しいけれど、一介の旅人を助けるだけの余裕は、多くは残っていない。
マンダレー以北や、西海岸沿い(ヤカイン州)では、ミャンマーの文化や歴史をかえりみない、新着中国系の傍若無人の振る舞いも多々見かけたけど、
土着中国系(華僑)には、節度をもった素敵な人々がたくさんいる。
というわけで、生ビールを飲み交わし、月餅を食べながら、月夜を過ごす。
ちなみに近くにカラオケもある。連れて行ってもらった。お姉さんの歌は下手で、ビールはぬるくて、料金は高め。
まぁその他にも色々あるらしいけど、まぁどうでもよいことで、みんなで帰った。おやすみなさい。 -
Myanmar Beauty Guest House。
今までは、行きにくい場所の宿ばかりの紹介で、お勧めにも条件付きだったけど、ここは全面的にお勧めできるので嬉しい。
ぜひ泊まってください。というか途中下車しろ!
以前、タウングー市街にしかゲストハウスが無かったころにもお世話になったお宿。
土足厳禁のチーク材の家での思い出が、管理人のお兄さんとのふれあいとともに、今でも素敵な記憶に残っている。
ヤンゴンとマンダレーの中間地点に位置するするこの場所は、その当時から、車を借り切って旅をする西洋人に人気があった。
(ちなみにミャンマーで短期間しか滞在できず、2人以上で、いろいろまわりたい場合、車を借り切ったほうが、飛行機での移動よりずっと楽で、楽しいと思う)
現在は町のはずれに、果樹園とともに新しいゲストハウス(もちろんチーク材の家)を建てていて、ここの正式名称がMyanmar Beauty Guest House???となり、元からあった市街地の家がMyanmar Beauty Guest House?となったらしい。
でもビルマ語で"ミャンマーアラー(Maynmar A Hla)"と言えばタウングーでは有名で、新しい方に連れて行ってくれる(これはさっきの女の子から教わった)。
ロンプラで大絶賛されてるので、欧米の人には大人気だけど、ここに泊まるためだけでもタウングーに来る価値がある、との言葉も理解できる。
とりあえず着いたら、裏でとれたパッションフルーツのジュースがウエルカム・ドリンク。落ち着いたらテラスに果物が並んでいる。朝食はすごすき、豪華さに驚くんじゃなくて、ひたすらたくさんの種類の素朴なミャンマー料理がテーブルに並ぶ。全部美味しい。出かけて帰ってくると、果物と軽食。
バス付きファンの部屋が7ドル(朝食、果物付き)。チーク材の趣のある家。家の中は素足なのも、落ち着けて嬉しい。
もしも体調を崩しても、オーナーはお医者さんだし、息子さん夫婦が市街地に診療所を開業している。
とにかく来い。
パガンを諦めろとまでは言わないけど、
マンダレーを諦めてでも、
とにかく来てください。
できたら果物の豊富な季節に。 -
ゲストハウスにて、カレン民族のエレファントキャンプへのツアーを申し込みました。45ドルです。高いけど、それだけの価値はあった。
外国人入域料(Zone Fees of Bogo Yoma 10ドル)、往復交通費(バイク)、エレファントライド、ランチが込みです。
さらにこのお金の一部は、ドクターのオーナー夫妻がこの地域で行っている、医療援助にも使われています。
早朝6時発、道中で触れ合う人々は、とてもフレンドリーです。 -
ミャンマーの女の子がちょっと照れたときに、よく見せる表情。
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付近で伐採されたアイアンウッドが集まってくる川のほとりの村。8時過ぎに到着。
アイアンウッドは名前の通り、びっくりするほど硬くて重い。 -
エレファントキャンプに行くには、2回川を渡る必要がある。
ここが最初の場所。
普通に地元の人々の足として使われている竹いかだが新鮮。楽しい! -
子供たちだけでも、巧みに川を渡ってゆく。
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水上家屋も
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バイクの搬送も完了。
ドライバーさんたちは、大事なバイクが水没しないよう、大変そう。
左上がさっきの村。 -
さらにバイクで山道を進んで、
ここが2番目の川越え。9時ごろ。
ちなみに同行者はスイス人のカップル。
女性は積極的で気さくで、男性は内気でカルチャーショック気味、ほほ笑ましくも、ちょっと可笑しい。
ロマンシュ語の会話を始めて聞いた。 -
午前9時半ごろ、エレファントキャンプに到着。
3時間半ほどかかったけど、道中それ自体が得がたい体験。 -
象さんたちが朝の一仕事から帰ってくるまで、小休止。
その間に、村の中を散策。
エレファントキャンプと言っても、見た目は山の中にあるカレン民族の素朴な村そのものです。 -
違いといえば……象が普通にひとりで歩いていること!!!
表紙の写真も、村の中をふらついていたときのもの。 -
象さんたちが戻ってきた。
さっそく乗らせてもらって、まずは沢へ降りてゆく。 -
そして水浴び。
その所作からも、象がとても大切にされているのが分かる。 -
一回戻って
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象のおやつタイム。
人間の鼻にはひどく複雑な匂いにに感じるこげ茶色の塊(写真の手に持っているもの)だけど、象にはとっても魅力的らしく、懸命におねだり。もっともっとって。 -
今度は山の中へ。
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伐採された丸太(アイアンウッド)を運ぶ象さん。
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がんばれがんばれ。
水陸両用の最強の4WDだ。 -
村に帰ってきた。
道端の邪魔な丸太を、鼻で脇に片付けることもできる象さん。
うーむ、小技もこなすとは。すごすぎるぞ、象さん。 -
帰り道。
いかだ待ちの間、しばしの触れあい。
買出しの帰りなのか、たくさんの荷物で大変そう。
彼らが村へと帰っていった後になって、バイクの運転手さんが、さっきの女の子があなたに渡してくれって、とミカン。
何だかとてもあったかい気分。 -
この大樹とともに、絵のようにすてきな思い出。
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ひとやすみ。
川でとれた魚のから揚げ、とっても美味しい。 -
笑顔であふれた1日だった。
僕はたまたま翌日に出発するツアーに同行させてもらったけど、前もって予約したほうがいいと思います。ゲストハウス自体もとても人気があるので。
1泊するツアーや、他にも色々なツアーが手配できるらしいので、相談してみてください。 -
次はターズィー(Thazi)へ。
タウングー駅11時15分発、ターズィー駅17時着。
オーディナリーで5ドル。
ゲストハウスのオーナーの助言によれば、提示するパスポートに500Kを挟んでおくと、窓際の良い席が出てくるし、無い席さえも出てくるらしい。
ためしに駅長室でその通りにやってみたら、その通りだった。でも何だか気分が悪いので、この方法はここだけ。
写真は新しい首都のあるピンマナー(Pyinmana)駅。
次の旅行記へ続きます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- トナカイさん 2011/01/15 19:02:22
- タウングーとニャウンレビンに行ってきました
- 日本語ガイド雇ってミャンマー旅行をし、タウングーのMyanmar Beauty Guest Houseに泊まりました。
とても居心地の良いホテルで、なうたくえさんの言うように無理をしてでも行く価値のあるホテルだと思います。
また、ニャウンレビンのThita Oo Motelにも泊まりました。
5ドルの部屋は小さかったので、8ドルのベットが2つの部屋にしました。
宿の主人が何しにきた、どこでこの町を知ったなど色々と聞くのは役所へ外国人が泊まることを届け出る際の準備ということで、悪い人ではありませんでした。
色々と情報ありがとうございました。楽しいミャンマー旅行ができました。
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