2007/09/01 - 2007/09/03
579位(同エリア605件中)
めもるさん
初めて利尻を訪れたのは前回の亥年。北海道にはまりはじめた頃で、
ここ利尻山に登ったことがきっかけで、現在のように登山をするように
なった。
登山道の崩壊が激しく、いつ登山禁止になってもおかしくないという
噂を最近よく耳にしていたので、「登れなくなる前にもう一度」と思い
立って干支が一回りしてここに戻ってきた。どれだけ自分に力がついた
だろうか。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
朝4時。空にはオリオン座がきれいに見えた。まさか夏にオリオン座を見られるなんて、思っても見なかった。
そして利尻のシルエットが美しく浮かぶ。山に祈って出発。 -
YHでは3合目の北麓野営場まで送ってくれるが(有料)、断った。
ここ利尻は、かの深田久弥が「日本百名山」で「利尻山はそのまま利尻島であった」と記した通り、海岸線から利尻山がはじまる。登るなら0mから登りたかった。海面に足をつける。 -
きれいな朝焼け。
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こんな看板あったっけな? 海に降りられる場所を探すのに手間取り、4:36通過。
北麓野営場への道は普通の車道。途中、10台以上の車やマイクロバスに追い抜かれる。うらやましくないと言ったらうそになるけれど、「ここを歩いた分、満足感はぜんぜん違うはず」と言い聞かせて、単調な道に耐える。 -
5:29、3合目・甘露泉到着。以前来たときはもっと水汲み場っぽかったが、ずいぶん雰囲気が変わった。美味しい水をたっぷり積み込んで歩き出す。
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それほど高い木がないとはいえ、登山道は小木に遮られて直射日光がけっこう和らぐのはありがたい。
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順調に高度を稼ぎ、4合目5:56、5合目6:30通過(5合目手前で10分休憩あり)。6合目の第1見晴台は6:53に通過。展望が開け、礼文島が近くによく見える。
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そういえばイワギキョウに初めてであったのもこの山だった。ふたたびここで美しい花に出逢えたことに感謝。
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7合目を7:10に通過。途中第2見晴台で10分休憩し、8合目の長官山に7:56到着。これまで長官山に遮られて見えなかった利尻のピークが迫力たっぷりに現れた。
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写真だとほんとに見えるか見えないかになってしまったが、北海道本土も見えた。
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8:29、9合目に到着し10分休憩。「ここからが正念場」…はい、知ってます。裾野が長く、山頂部がとんがっている山の形を見ればわかります。
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雲が湧いてきた。ガスで隠れる前に山頂に着きたい。
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実際正念場で、足下が滑りやすい火山礫の急斜面になる。一歩前に進むごとに足下がずるずる流れていく。それでもロープには極力頼らずに、おちついて歩を進める。
前回の登山は綿のTシャツにジーンズで挑んでしまい、汗を吸った服がまとわりつき動きにくくなる上に体が冷えてしまい、この斜面を登っている時に「もう動けない…」と2・3分はいつくばってしまった。
今回はそんなことはなく、緊張感を持続して先に向かう。 -
頂上の祠が見えてきた。ゴールは近い。
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9:16、利尻山北峰山頂(標高1719m)到着。標高はそのまま今回の登山の標高差。富士山5合目から山頂までの標高差よりも大きい(御殿場口除く)。
5時間15分で着いた。波打ち際を探してうろうろしたので15分くらいタイムロスしたけれど、それでも前回よりは早いタイムで到着。成長した、のかな。 -
あいかわらずうっすらな北海道本土。残念ながらサハリンは見えず。
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沓形の町と礼文島。
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利尻山の最高点・南峰(左・1721m)とローソク岩。こちらまで行きたいところだけれど、残念ながら登山禁止。
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真ん中あたりにオタトマリ沼が見える(半分だけだけれど)。
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北側には姫沼が見える。
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ゆっくりしているうちに、下界にはあっという間にガスがかかってきた。名残惜しいけれど9:55に下山開始。
自分も原因になっているので身勝手な話ではあるが、利尻の傷みがこれ以上ひどくならないように、またここに来ることができることを願って歩き出す。
そして、以前この山で登山中に亡くなった、友人のご尊父のご冥福を祈った。 -
山頂直下にあった、イブキトラノオの花。夏も終わり。
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ひたすら、ひたすら下る。途中、シマリスがいちゃついていやがった。カメラを取り出す間もずっといちゃついていて「このー」と思ったが、構える寸前にあわてふためいて別れて逃げ出した(自分が恋路をじゃました?)。
うち1匹は自分の周りをしばらくうろちょろ。顔が草に隠れてしまったのが残念。 -
下りのタイム
9合目 10:22
8合目 10:48(10分休)
7合目 11:24
6合目 11:37
5合目 11:52(10分休)
4合目 12:25
3合目 12:41(25分休)
そして 13:55、ふたたび0mに足をつけて山に一礼。
往復完歩できました。ありがとうございました。 -
一度ガスに隠れた利尻も、ご褒美のように姿を見せてくれた。
下から見ると、さっきまでいたことが信じられないくらい、頂は遙かに遠く感じる。 -
途中見かけたマンホール。
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秋桜。季節はもう秋だ。
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YHに戻って、ひとりで祝杯。昨日がYHのオープン記念日だったらしく、ミルピスをサービスしてくれた。
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風呂に入りたい。もう一度歩くのが億劫で、バスに乗って利尻富士温泉へ。
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ここまであからさまに「循環濾過・加温」と書かれると、文句も言えない。
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汗を流して座敷でゆっくり。夕風に吹かれながらYHまで歩いて帰る。
彩雲が出ていた。明日は天気がよくないのかな。 -
自転車・歩行者専用だけど、りっぱな道道。
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礼文に沈む夕陽。いい1日だったな。
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そしてもうひとつご褒美、染まる利尻山。
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夕焼け小焼け。
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夕食はCちゃんおすすめの居酒屋「魚勝」へ。タコ刺しでビールをいただき、自分へのごほうびで「ウニ丼」をいただく。
漁期が終わったので、今年最後のバフンウニのウニ丼。ご主人曰く「最後だからウニ1.5倍は入れといたよ」と大サービス。ウニのとろける甘さにもうめろめろ。黙々といただく。
あー、きてよかった。ご主人、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- ジロさん 2007/09/24 20:38:19
- 利尻富士♪
- こんばんはでござるのだ☆
ジロが本物の富士山に登っているときに
めもるさんは利尻富士に登っていたのだなぁ
なるほど利尻富士の方が実際登る高さは高いのダナァ
それに山小屋とかなくて大変そうな感じだなぁ
でもジロも鍛えてから修行に登ってみようかなぁ
山頂から見る北の島々はさぞ良いのだろうなぁ
前の馬さん達は喰っちゃいけないヤツかなぁ
クロフネはマズそうな感じがするけれども
トウカイテイオーは美味そうな感じなのだ
でも高い馬だから100gあたりすごい値段になるなぁ
もうすぐ北海道へ行くと言いながら
まだ九州にいるジロ
- ジロさん からの返信 2007/09/25 03:52:30
- 追伸
- 見蘭牛のビフォ〜を撮ってきたので
見に来てほしいのだ☆
http://4travel.jp/traveler/doggyelk/pict/12753376/src.html
- めもるさん からの返信 2007/09/25 12:38:13
- どっちもきついのだ…
- こんにちはなのだ♪
標高差だけでみればたしかに利尻の方が
大きいのだが、山頂でも空気はそれなりに
濃いので、どちらがキツイかはなんとも
いえないのだ。
小屋はあるけれど、避難小屋といって
ほんとに雨風をしのぐだけで、寝具も食堂も
売店も一切ないので、荷物は全部自分で担ぎ
あげる必要があり、山の上で泊まる場合は
けっこうたいへんなのだ。
(だからだいたいの人はつらくても日帰りを
選ぶのだ)
サラブレッドさんたちはあまりサシがない
らしく、高くてもあまりおいしくなさそう
なのだ。競馬ファンを敵に回すことにもなるし、
そっと見ておくだけが無難なようなのだ。
北海道旅行楽しんできてくださいなのだ♪
めもる
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