オーストラリア旅行記２　フィッツロイ島

2004/12/25 - 2005/01/07

２日目からはケアンズからフィッツロイ島へ
フィッツロイ島はもともと大陸続きだったものが長い年月をかけ島になったもので
グレートバリアリーフの他の島と違い
島内には熱帯雨林が生い茂り熱帯雨林の植物や火山岩がみられる。
周囲の珊瑚もやわらかい珊瑚が発達していて、ブッシュウォーク・ダイビング・シュノーケリングといろいろ楽しめました。

エリア フィッツロイ島(オーストラリア)

• 交通手段: 船
• 航空会社: カンタス航空

早朝、桟橋に移動し、ケアンズからフィッツロイ島へ向う

１時間もかからずにフィッツロイが見えてくる。

フィッツロイ島に着くと、桟橋の下では早くもカラフルな熱帯の魚たちがお出迎え。

フィッツロイ島に上陸

荷物を預けて早速ブッシュウォークに出発
まずは一番長い、島の反対側の灯台を目指すコースへ

途中急な坂もあったが気持ち良いコースでした。
展望台からは、グリーン島やリーフが隆起して浅くなり白く輝いている所が見える。
１時間位で灯台へ

灯台を後にすると来た道を引き返し途中から、分岐して島の山頂へ向かう
かなりの急坂だが景色がすばらしい。
山頂が近づくと岩場が多くなり木の密度が少なくなる。

山頂にくると眼下には熱帯雨林、遠くにはブルーの海が見える
３６０度の絶景だ。

シークレットガーデンのブッシュウォーク
こちらはずっとうっそうとしたジャングルの中をすすむ、トカゲが前を頻繁に渡る。
また鳥の鳴き声もあちらこちらから聞こえる。
ここでも絞め殺し植物に続き植物達の戦いの姿を見ることができる。
すぐ近くに海があるなんて思えないほど森が深い、ブッシュウォークと呼ぶにふさわしい
コースでした。

ヌーディビーチへ
ここへ船かブッシュを通らないと行けないようになっています。

大陸と陸続きだったので島は珊瑚の島ではないが、周囲に珊瑚が発達しているので
砂浜は珊瑚の欠片です。
歩道も日本では砂利になるのでしょうが砂利の代わりに珊瑚が敷き詰められていました。
これだけあるとなぜだか分かります。

翌日はダイビング
一通り説明を受けた後、船に乗り込みダイビングポイントへ向かいます。
ダイビングポイントといっても島の横に珊瑚礁が広がっているので島のすぐ近くです。
海の中はカラフルな珊瑚とたくさんの魚が出迎えてくれてとてもきれいでした。

予想以上に綺麗だったのでこの後やろうと思っていたカヤックを止めて
もう一本ダイビングをすることにしました。
昼食後違うダイビングスポットに行きます。

船には他にもダイビングする人が多数いたが初心者は私だけのようで
ひとりだけガイド付でした。
初心者だからか私のボンベが一番最初になくなり
船にもどり今日見た魚の種類をチェックしていたら、シュノーケルを発見する。
まだ時間があると思い、船長に聞くと使っても良いと言う事なので
シュノーケルを手に再び海へ飛び込む。
下にもぐる事はできないけど、浅い所にも珊瑚が発達しているので
シュノーケリングでもすごく綺麗です。
しばらく夢中でみていました。
聞くと、この日は天気も良く、海の透明度が高かったので
とても綺麗に見えたそうです。

次の日
夜はすごい雨だったのに
朝起きると空も海も青い

カヤックの予定でしたが、やはり海の中の美しさは捨てきれず
シュノーケリングに変更、島のすぐ近くに珊瑚礁が広がっているので、珊瑚の所まで泳いでいける

この日も天気がよく珊瑚はきれいだった。
写真はグラスボトムボートから見た珊瑚

シュノーケリング中、なんとウミガメと遭遇
茶色い物が浮いているとおもったら
それが近づいてきてなんとウミガメ
すぐ近くを泳いでも逃げないので甲羅をつかんでも平気かと思ったけど
逃げてしまったら嫌だと思い、すこし触らせてもらい
しばらく一緒に泳ぐ
ウミガメは一緒に泳いでいる意識があったかはわからないが
しばらく一緒に泳ぐことができて感動でした。

その後もほぼ一日中ケアンズへ帰る船がでるまでシュノーケリングを続ける。

しかしこれが後で大変な事に
一日中下を向いて水面に浮いていたので
背中側だけ異常な日焼け、日焼け止めを塗ったのですが
長い時間、水につかっていれば取れてしまい
快晴だったため容赦無く紫外線を浴びた背中はとても痛かった。

夕方いよいよフィッツロイ島を後にする。

決して豪華とは言えないが自然と調和するよう建てられた施設や
ブッシュウォーク・珊瑚礁・砂浜（というより珊瑚片の浜）そして海と空の青
フィッツロイ島に来て本当によかったと思いました。