2007/08/08 - 2007/08/09
195位(同エリア395件中)
どんぴさん
(追記)2008年7月、マントヴァは近郊の町サッビオネータと共に世界遺産に登録されました!なお、正式な登録名「Mantua and Sabbioneta」のMantuaとはマントヴァ(Mantova)の昔の呼び名です。
モデナで今晩の宿を確保できなかったため、次の目的地ヴェローナとモデナの中間にある街"マントヴァ"を訪問することになった。予定外の訪問だったけど、そこは世界遺産じゃないのが不思議なくらいの、中世の魅力あふれる掘り出し物の街だった!
『イタリア世界遺産地獄ツアー番外編その1』マントヴァ編スタート!
【今回訪問する世界遺産】
第22弾「マントヴァとサッビオネータ」
□8/4(土) 成田空港出発(13:20)、ミラノ着(18:45)
□8/5(日) ミラノ →トリノ
□8/6(月) トリノ →ジェノヴァ
□8/7(火) ジェノヴァ →チンクエ・テッレ
■8/8(水) チンクエ・テッレ →モデナ →マントヴァ
■8/9(木) マントヴァ →ヴェローナ →ヴィチェンツァ
□8/10(金) ヴィチェンツァ →パドヴァ
□8/11(土) パドヴァ →ヴェネツィア
□8/12(日) ヴェネツィア →フェラーラ →ラヴェンナ →ボローニャ
□8/13(月) ボローニャ →フィレンツェ →サン・ジミニャーノ →シエナ →ローマ(車中泊)
□8/14(火) バーリ →マテーラ →バーリ →アルベロベッロ
□8/15(水) アルベロベッロ →バーリ →(車中泊)
□8/16(木) カゼルタ →ナポリ →カプリ島
□8/17(金) カプリ島 →ナポリ
□8/18(土) ナポリ →ポンペイ →エルコラーノ →ナポリ →ローマ
□8/19(日) ローマ →ローマ空港発(21:45)
□8/20(月) 成田空港到着(16:50)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
-
20:22 モデナ発ヴェローナ行きの電車に乗る。
21:20 マントヴァ駅に到着。駅のド真ん前にはホテルが5軒ぐらい並んでいて、その中の1つがさっき電話で予約した「Hotel ABC」。シングルルームで45ユーロ。
部屋はきれいでとても広い。駅から激近だし、これで45ユーロは安い!あえて難点を言えば、シャワーの周りに何の仕切りも無いので、シャワーを浴びると便座がびしょ濡れになること(^_^;) -
晩ご飯を食べるのも忘れ、さっそく夜景撮影へ。
まずは街の中心「エルベ広場」へ。写真は広場にある「サンタンドレア教会」。 -
まるで凱旋門のようなファサードと横にそびえる鐘楼がとてもカッコイイ!(^o^)v
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同じく「エルベ広場」にある「ラジョーネ宮」。
でっかい時計塔が印象的。 -
エルベ広場にはオープン席のレストランがいくつかあって、22:00を過ぎても大勢の人で賑わっている。
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エルベ広場から北へ徒歩1分。「ソルデッロ広場」に到着。
こっちの広場はレストランはすでに閉店の準備を始めている。人通りも少ない。 -
「ソルデッロ広場」の東側(1つ前の写真の右側)にある「ドゥカーレ宮殿」。
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「ソルデッロ広場」の北側(2つ前の写真の左側)にある「ドゥオーモ」。
マントヴァは小さいながらも中世の雰囲気がとてもよく残っていて、世界遺産じゃないのが不思議なくらい魅力に溢れている。
「私、この街気に入ったわ!」
(『魔女の宅急便』より) -
夜景撮影に夢中になっていたらもう23:00。エルベ広場に戻ってレストランに飛び込む。閉店準備が始まってたけど何とかお願いしてピザ(マルゲリータ)を出してもらった。ビールとテーブルチャージを含めて11ユーロ。
23:30 ホテルに戻る。歩き過ぎて左足のマメが潰れてすごく痛い。疲れて横になったらそのまま寝てしまった。 -
8月9日(木)
6:57 起床。昨日モデナでデジカメ充電器用の変換アダプタを買ったけど、ホテルのコンセントの形に合わない。これをさらに変換するコネクタをフロントで借りて、2つ変換コネクタを使ってデジカメの充電することができた。
8:00 チェックアウト。荷物をあずけて旧市街へ。写真はその途中にあった名も無き教会(Via Bomomi通り)。 -
中は非常にシンプルな教会だった。正面には青い衣をまとった聖女(?)の絵が…こっ、これはまさか!
「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし…」
おぉぉーっ、古き言い伝えはまことであったのじゃ!子供たちよ、婆の代わりにしっかりと見ておくれ(号泣) -
エルベ広場に到着すると、やたらと人が多くてなんかにぎやか。昨晩は無かった露店が広場から路地裏までずらりと並んでいて、朝から多くの人で混雑していた。どうやら朝市をやっているようだ。
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洋服や靴、バッグなどファッション関係の露店が多かった。安売り品の周りにはおばちゃんが押し寄せて服の奪い合い。日本とほとんど変わらない光景(笑)
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こちらは靴屋さん。みんな熱心に品定めをしている。
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アクセサリーの露店。右側の黒い服着たご婦人が店のオヤジと長々と交渉していた。
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洗剤とかの店。マントヴァのドラッグストア?
他にも百円ショップみたいな雑貨の露店があって、そこでホテルで借りたのと同じ電源の変換アダプタを見つけた。これでデジカメの充電は問題なし! -
「ラジョーネ宮」の前にもずらりと露店が並んでいる。
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「サンタンドレア教会」
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「サンタンドレア教会」の内部。
アーチ状の天井が重厚な雰囲気をかもし出している。 -
ドーム天井に描かれた天井画。窓から差し込む光が幻想的。
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教会の壁にも絵画がいっぱい。人間と比べるとホントに大きな教会だとわかる。
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平日の朝10時なので、お祈りに来る人はお年寄りが多かった。
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「サン・ロレンツォ聖堂」
「ラジョーネ宮」の横にある丸くて小さな建物。 -
「サン・ロレンツォ聖堂」の内部。
レンガ造りのとてもシンプルな建物。外の朝市の賑やかさから一転、人も少なく静粛でおごそかな雰囲気。 -
ラジョーネ宮側から見た「サンタンドレア教会」
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北へ徒歩1分、「ソルデッロ広場」へ向かう。ここにもズラリと露店が並び、昨晩の静寂が嘘のよう。「ドゥカーレ宮殿」へ行きたいんだけど、人が多すぎてなかなか前に進めない。
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香水を売る露店…かな?
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八百屋。トラックを改造してあって、そのまま露店として使えるようになってる。
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「ドゥカーレ宮殿」
マントヴァのシンボル。ここは入口でカメラを含めた手荷物を全て預ける。なので内部の写真はナシ。
展示は絵画を中心にとても充実していて見ごたえがある。各部屋の内装も豪華!特にマンテーニャ作による「結婚の間」はとても素晴らしい。6.5ユーロの価値は十分にあり。おためしあれ。 -
続いて「ドゥオーモ」へ。少し雨が降りはじめてきた。
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「ドゥオーモ」内部。
曲線が非常に少ない構造で、まるで箱みたいな形の教会だった。 -
ソルデッロ広場より北へ。湖畔にたたずむ「サン・ジョルジョ城」
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マントヴァは北・東・西の三方向を湖に囲まれている。釣りを楽しむ人や、クルーザーの姿が見える。
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ドゥカーレ宮殿の南にある「学術劇場」。外側は残念ながら修復中。
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「学術劇場」
地球の歩き方には地図に名前が書いてあるだけのマイナーな建物だけど、これが意外なヒット作。壁を埋め尽くすバルコニー席が素晴らしい。規模の小さい劇場だけど、中世の人々が芝居を楽しむ様子が目に浮かぶようだ。 -
どんぴはふしぎなおどりをおどった。
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続いて「テ離宮」に向かう。ここは街の南側にありエルベ広場からは少し距離があるのでサンタンドレア教会の前で路線番号1番のバスに乗った。1番のバスは市内をぐるりと巡回しているのでとても便利。
同じバスに乗っていた陽気なおじさん(写真)にテ離宮前のバス停を教えてもらって下車。 -
「テ離宮(Pallazo Te)」
エステ家のフェデリーコが愛人ラ・ボスケッタのために作ったといわれている宮殿。ここでは手荷物をあずける必要なし。 -
ドゥカーレ宮殿ほどではないけど展示物はなかなかの充実ぶり。特にメインの「巨人の間」は圧巻!神々が地上の巨人たちを罰している様子を壁と天井いっぱいに描いているが、その様子が漫画チックでどことなくユーモラスだ。
ちなみに、「巨人の間」の手前で左の写真を撮った後に撮影禁止だと気付きました… -
再び1番のバスで駅に戻る。電車まで少し時間があるので北に向かって「サン・フランチェスコ教会」を外から見学。
この後、ホテルで荷物を受け取って14:46 ヴェローナ行きの電車に乗車。
《イタリア旅行記:ヴェローナ編へつづく》
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