2006年冬のドイツ（前編）

2006/02/09 - 2006/02/14

学生時代に訪れて以来、いつかまた行きたいと思い続けて10数年（？）。
2006年冬、やっとその夢を実現しました。
海外旅行初心者なので、パックツアーに一人参加しました。

エリア ロマンチック街道周辺(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

フランクフルトに着いたらもう真っ暗でした。初日の宿泊地はハイデルベルクです。シーズンオフのためか、一人参加なのにバスタブ付のツインでした。ラッキー！
雪がちらほら降っていましたが、厳寒というほどでもなくほっとしました。

明けて午前中はハイデルベルク観光。お城のテラスからの風景です。ドイツに来たんだ〜という実感がわいてきます。この薄暗さもまた、冬のドイツらしい。こんな街に住んでいたらどんな日常なんだろう、と想像してしまいます。

午後、古城街道をバスでローテンブルクへ。相変わらず少し雪が降っています。右に左にお城が点在しており、ガイドさんの説明についていけないくらいです。ネッカー川沿いをドライブしている時の車窓。このような風景を見ると、「ドイツと日本は国土面積はあまり変わらないが、平地の割合はドイツの方がずっと大きい」というガイドさんの説明に納得します。川岸から、ずーっと向こうの町まで見渡せて、見ているこちらの気持ちまで広々としてきます。

ホテルに荷物を置いて、急いで観光へ。4時ごろですが、急がないと暗くなってしまいます。

ブルク公園からの景色。

雪のマルクト広場。さすがに人が全然いません。どんどん暗くなってしまう…。
6時まで開いているはずのケーテ・ヴォールファールトが、4時なのに店じまいの仕度をしていました。よっぽどお客さんがいないんだろう…。

パン屋さん。ここでシュネーバルを買いました。学生時代に来た時は食べ損ねたので、10年越しのリベンジです。ささやかですが、嬉しかった！

今夜のホテルもバスタブ付ツインでしたが、最上階で屋根裏部屋っぽい雰囲気と、妙に横に広すぎる部屋で何だか落ち着けなかった…。テレビで、トリノオリンピックの開会式をやっていました。

翌日、朝食を済ませ、出発前のわずかな時間に一人で散歩。わくわくします。朝8時頃、歩いている人は誰もいません。ローテンブルク独り占めです！

静かです。ローテンブルクの素顔を見てしまった気分？シーズンオフも悪くないです。もっと時間があったら、たくさん歩きたかったのだけれど。

10数年前、一人で泊まった宿を見つけました！
当時の心細さまで思い出して、感無量。

レーダー門から外をのぞいたら、朝もやの中にこんな景色が…。私以外誰も見てないのに、こんなにきれいでいいの？と得した気分で、ホテルへ戻ります。今日はノイシュヴァンシュタイン目指してひたすらバスの旅です。

ディンケルスビュールでトイレ休憩。無料の公衆トイレだったのですが、明らかに「昔は馬小屋だったに違いない」というにおいが…。
ツアーでは、ディンケルスビュールは外から眺めるだけになってしまいました。すでに、「また来るぞおっ！次こそここに来るぞっ！」という決意を固める私。

ホーエンシュヴァンガウに近づくにつれて、風景がスキー場のようになってきます。
朝は霧がすごくて、数メートル先も対向車も見えない中でアウトバーンをとばす運転手さんにはらはらしていましたが、すっかり晴れました。

ここも二度目です。

夕食前に、ミュンヘンをプチ観光。ミュンヘンも雪です。足元が滑って危ないです。うってかわって都会なので、うきうきします。

夕食はミュンヘン郊外のビアレストランで。ここで民族衣装のお姉さんたちがショーを見せてくれます。カウベルの演奏や踊りなどいろいろあったのですが、アンダーショーツ丸見えでくるくる回るので、「これっていいの？」と一人でひやひやしていました。

ホテルはミュンヘン郊外（メッセ近く）で、今回唯一のシングルでした。でも、ベッドは広々、快適。絵葉書を書いておやすみなさい。