駆け足で巡る北イタリア

2007/09/05 - 2007/09/08

３泊４日の強行日程でベニス・パルマ・ミラノを巡りました。
空のまぶしさと心地よい温かさ。
陽気なラテンのノリで言葉じゃない何かを感じてきました。

エリア ベネチア(イタリア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー

空港からベネチア島の玄関口『ローマ広場』までは
バスで移動。
空港のチケット売り場は長蛇の列で
ちょっと面倒でした。
料金は片道３ユーロ。

島へと続く１本道がとってもまっすぐで
パワー溢れる商人の島へ吸い込まれていくような感じ。

東京から来た友人とベネチア一賑やかなサン・マルコ広場近くのリストランテで再会。
おなかも減っていたので早速パスタを注文。
お味はまぁまぁ。

お店のセニョール達は数ヶ国語を操り
次々と客寄せしていきます。
何語で話しかけていいのかちょっとパニック！
イタリア語は無勉強で来てしまったので
フラ語とスペイン語とイタリア語の３大ラテン語が
頭の中でごちゃごちゃになってしまいました。

６ユーロ払って塔に登る。
エレベーターを上ると風の強いテラスに出れます。
眺めは抜群！周辺の島々も見渡せます。

工事中、、っと。

イギリス人画家、ターナーが描いたベニスの風景と
同じ光景がそのまま残されていることに感動。
この角度からきっと彼も絵を描いたのでしょう。

サンマルコ広場前の海に面した通りを歩いていると
ゴンドリエーレ達が話しかけてきます。
料金は交渉次第なので、参考までにお値段を聞いてみる。
初めは一人４０ユーロと言っていたのですが
最低で３５ユーロと言い始めたので後でにしようと
立ち去ろうとしたら学生料金だと３０ユーロと言い出したので商談成立！
どのくらいが本当の相場かわからないけど
３０ユーロなら悪くないと思ったので
この『マリオ氏』にお願いすることに。

水面から見上げたベニスの街並みは
壁がずーーーーっと続く感じで
素人には全部同じに見えます。
たくさんある橋を下から眺めるのはちょっと面白い。
通りがかりの観光客にCiao!と呼びかけるのは
某テーマパークと同じノリでしょうかｗ
正直、海水のまざった水路の臭いは良くは無いです。
でもそれもベニスのホント。

３０分程度かけて小さく１週してもらいました。

チャーターしたゴンドラのゴンドリエーレは
この道２０年の超ベテランさんでした。
歌ったりは無かったけど、他のゴンドリエーレと
通りすがりにお話していたり、かなり陽気な様子。
船酔いよりも、水に浮いているゆったりとした時間を
過ごしたという印象。

リド島で行われている映画祭にも行ってみました。
メイン会場前が人だかりだったので聞いてみると
ジョニー･デップとティム・バートンが出てくるとのこと。
すごく期待しながら待機すること約1時間。
空の赤がきれいで思わずﾊﾟﾁﾘ

１時間くらい待ってやっとティムが登場。
中では彼の声が入ったナイトメアを上演した模様。
ジョニデは出待ち無視でお帰りになられたそう。
後から見た新聞によると、入りの時間には二人そろってファンの声援にこたえていたそうな。

来る時間を間違えるなんて、、、

外観の素敵なカナルに面したリストランテでディナー。
お値段は高めだけど、お店の人は親切。
日本語メニューもあるけど英語の方が
中身の解説があってわかりやすかったり。
海鮮リゾットが美味しかった☆

いわゆるデザインレストランだと思えば◎

ズッパナポリターナがメニューに無かったので
聞いてみたら
『ここはベネチア！この店は１００年以上ここのレシピでやってるんだよ！？』
とちょっと顰蹙を買ってしまいました。
結局ティラミスを賞味。お味は普通。

一人当たり４０ユーロは必要です。