2007/08/15 - 2007/08/15
262位(同エリア505件中)
明日葉さん
水族館の入館料って動物園と比べるとどうしてあんなに高いの?
水族館の裏側ってどうなってるの??
こんなふうに思ったことのある人は多いはず。
この疑問の答えを見せてくれるのが、いわき市小名浜にある『アクアマリンふくしま』
ここでは水族館の裏側を見せてもらえます。
そこは想像以上の沢山の配管やバルブなどがあり、まるで化学工場のよう。表の綺麗な水槽とは全く別の世界ですが、これが水族館の中枢、核的部分であることが説明を受けることにより分ります。
自然の仕組みがいかに複雑で、それを人間が維持、管理することの難しさも学ぶことができます。
「アクアマリンふくしま」の説明をすると・・・
「海を通して人と地球の未来を考える」という大きなテーマの理念に基づき作られた水族館。
水族館を中心に海洋博物館、海洋科学館の機能も兼ね備え、見るばかりの他の水族館とは違い、触ったり、参加体験できるなど研究教育的傾向の強い水族館です。
敷地内に干潟・磯・砂浜を再現し生き物に触ったり観察したりできるビーチがあり、世界初の三角形のトンネル、世界で初めて成功したサンマの飼育、ありそうで無かった見事な金魚の展示などなど。
とても個性のある水族館で、人と海の関わり、自然の仕組み、命の大切さなど大人も子供も楽しく学べる水族館です。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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小名浜港の埠頭のひとつに建っている水族館。
全面ガラス張りで太陽光の入る斬新なデザイン。
夜には綺麗にライトアップされます。
お盆中だったので、混んでてしばらく並びました・。 -
水族館の隣には水生生物保全センターがあります。
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いろいろな催しをやってます。
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アクアマリンふくしま
海洋科学館でもあります。 -
入り口ゲートを入ったところ。
太陽光がサンサンと入ります。 -
入館券。
大人1600円。 -
まず普通に表から・・・
入るとすぐ目に入る、天井から吊られている大きな魚?! -
1階
「海・生命の進化」をテーマとした、太古の生物の展示から始まります。
化石や「生きた化石」としてカブトガニ、エビスガイなど変わった生物が展示され、進化の過程が説明されてます。 -
長いエスカレーターで、いっきに4階まで上がります。
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4階は太陽の光が差し込み屋外のよう。
ここでいちばん目を引くのは、黒潮と親潮が出会う福島県沖合に現れる潮目をテーマにした『潮目の海』と言われる巨大水槽の上部分。
イワシの数にビックリ! -
黒潮水槽にいる魚。
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イワシが目の前にいっぱい!その数の多さにみんなビックリ!!
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イワシの群泳がスゴイ。
上からの自然光で見るので、海中から上を見上げるような感じで見られます。 -
シイラ。
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ウミガメもいます。
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隣の親潮水槽にはアザラシなど北の海にいる生き物が泳いでました。
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時々目の前に来て、スマイルサービスしてくれます♪
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3階から1階エントランスが見えます。
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あぶくま東縁の地質生物として、化石がたくさん展示されてます。
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見た目の面白コンビ。
ハゼとフグ。 -
『熱帯アジアの水辺』をテーマにしたコーナー。
変わった花?葉?です。
初めて見ました。 -
色鮮やかな熱帯植物の花や鳥、コウモリなどがいます。
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淡水アロワナもいます。
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2階
『サンゴ礁の海』のチンアナゴ。
動きがオモシロイ! -
キンメモドキの群泳。
ここは何時間見ていても飽きない水槽です。
普段は水槽上部を泳いでいるサメが下に降りて来ると、サメを避ける為のキンメモドキの群泳が見事です。
群れの動きと、そのスピードに目を見張ります。
この時、チンアナゴも地中に引っこんでしまいます。 -
『サンゴ礁の海』にいる魚たちの紹介。
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色鮮やかなハナゴイ。
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2階
『潮目の海』の巨大水槽。 -
世界初の三角形のトンネルがあります。
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水槽の下の方にはマグロがいます。
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カツオの群れも。
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エイ先生もいます♪
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イワシの群れ〜
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オニカマスのアップ。
どーも! -
イワシなど小さな魚は、マグロなどの大きな魚の動きを常にうかがい、近付かないように泳いでいます。
時にマグロなど大きな魚がイワシを襲い食べてしまう様子も見られます。
食物連鎖のリアルな一面を見ることが出来るのもこの水族館の見どころかも。 -
混んでいたのでウロウロとしていたら、係の方に「今から出るバックヤードツアーに参加できますけどどうですか?」と声を掛けられ、即OK返事。
我ながら運は良いんだなぁ☆と思う。
参加証を付けてバックヤードツアーに出発〜! -
立ち入り禁止と書いてある係員専用のドアを開けると、まったく別の世界。
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たくさんの配管やバルブがビッシリ。
熱交換器と言われるもので水槽内の水温を調節するものです。
それぞれの配管には温度計が付いてます。 -
お客さんの見る側と水槽の裏側とを簡潔に絵で表したもの。
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一般家庭にもあるような水槽が所々にいくつも置いてあり、弱った魚や稚魚などが飼育されています。
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これはチョウザメの水槽を上から見たところ。
ここは自然光ではなく、ライトで薄暗い状態にしてあります。 -
これらも水槽で、まだ展示されない魚が飼育されているそうです。
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バックヤード通路はこんなかんじ。
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ここは、魚などの搬入口。
これは魚を運び込むための、コンテナ水槽。
大きな水槽を乗せたトラックが来て、クレーンを使ってコンテナに移し、水族館内に運びます。
マグロなど回遊魚は一度生けすに飼い、餌付けして慣れたものを運びます。
内側が網目になっているのは、魚が網だと思い、壁にぶつからずにすむからだそうです。 -
掲示板に飼育最新情報や業務日記のようなものが書かれていました。
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実験室とありますが、ここは魚や海獣たちの保健室のような所だそうです。
使われる薬の抗生物質などは人間に使われているものと同じものを使うことが多いそうです。 -
中はこんな感じです。
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次は調餌室。
それぞれの生き物にあった餌が用意されます。 -
衛生面はとても厳しいです。
調理する方は靴を履き変え、消毒などをして入ります。 -
中の様子。
3時半頃からが食事の時間。
夕食の準備をしていました。 -
人間の食べるお刺身としても十分なものです。
餌は魚介類は一度凍らせて、殺菌してから解凍して与えるそうです。
野菜なども与えますが、必ず火を通し、生では与えないそうです。
その他いろいろな栄養素も混ぜるそうです。
人間よりも徹底してますね。 -
また内部に戻り、これらは熱交換器。
温水と冷水の両方が必要。
魚に合わせて、それぞれの魚たちが住んでいた環境と同じ温度にしてあげる必要があります。
青い色は冷水。 -
赤い色のものは温水。
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各水槽ごとにすべて温度設定が違うので、両方を混ぜて適温にします。
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化学工場のようです。
よそ見をして歩いていると頭をぶつけてしまう所もあるくらい配管がぎっしりです。 -
水族館の管理で最も重要なのが濾過装置。
自然界では自然に浄化されるはずの水が、水族館では人工的に行わなければなりません。 -
水を吸い上げたり、圧力をかけたりするいろんな機械があります。
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大きな濾過装置。
餌のカスや糞で水が汚れるので、濾過する必要があります。 -
濾過には砂を使います。
濾過方法には2種類あり、セイウチなどの肺呼吸の生き物には圧力をかけて砂の間を通す密閉式、魚などエラ呼吸の生き物には圧力のかからない開放式の濾過を行います。
潮目の海の水槽など、エラ呼吸の生き物の大きな水槽では、ろ過装置を止めるわけにはいかないので、開放式は3つあるそうです。 -
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ぶっとい配管が上下左右いっぱいです。
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電力をかなり使うので発電所まであります。
ほんとビックリです! -
ずーーーっと並ぶ配管。
水族館はこれらの装置の維持管理費用が莫大にかかり、とても大変だそうです。
そして、この水族館の建設費はなんと156憶円もかかったそうです。
動物園は餌代がかかるくらいですが、水族館は水中という別の世界を地上にもって来て、複雑な自然界の仕組みまで再現し、維持管理しなければならないからどうしても入場料が高くなってしまうんですね。
納得しました。 -
ポンプも・・・
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水族館で使われている岩。
作りもので小さな子供でも持てるくらいとっても軽いです。
どこの水族館でも水槽内にある岩は、すべて偽物だそうです。 -
次は標本室。
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アザラシやウミガメ、鳥などの剥製があり触らせてもらえます。
大人も子供もみんなナデナデします。 -
セイウチの牙の説明もしてくれます。
持ってみるととても重いです。 -
チョウザメの説明。
ウロコが蝶のような形になっているから、チョウザメという名が付いたそう。 -
サメの歯の説明。
サメの歯は後ろに予備の歯がたくさん控えていて、抜けても次の歯がすぐに生えて来るんだって。 -
丸い歯のサメもいるそう。
これもどれだけ抜けても次がすぐに生えて来る。
骨になってると口の中が全部歯だね。 -
ヒメシャコガイの一種って言ってたかな?
違うかも・。 -
その他にもホルマリン漬けになったものや標本がいくつもありました。
ここまで見て、バックヤードツアーは終わりになります。
扉を開けると元の表舞台である水族館に戻ります。
滅多に見れない水族館の裏側を見て、仕組みや構造を知り、働く人も見ることが出来てとても勉強になる素晴らしい企画だと思いました。
これから行かれる方には是非お勧めします☆ -
戻ってすぐのところにある、タッチプール。
福島県の磯の生き物を手にとって観察できます。
みんなおっかなびっくりしながらも触ります。 -
どの子も興味津々。
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私はヒトデを見ると必ずやることが・・・
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それは・・・裏返しにすること。
ヒトデのいちばんの弱点、急所です。 -
ヒトデは裏返しにされると、触手のようなものをたくさん出してきて、急いで元に戻ろうとします。
この様を見るのが不思議で面白い♪
こんな感じで、館内をひととおり見て来ましたが、記憶に残るものが多い水族館だな〜というのが感想です。それぞれの場所ごとにテーマを決め、訴えようとするものがあるからなのだと思います。
ショーなど派手なものはありませんが、このチョット個性的な水族館、行ってみる価値は大いにあると思います♪ -
ちなみに日が暮れると水族館内から7色にライトアップされ、ムード満点のいい雰囲気になります。
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この旅行記へのコメント (2)
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- むんさん 2007/09/23 10:33:43
- バックヤードツアー!
- 明日葉さん、こんにちは!
アクアマリンふくしまのバックヤードツアーに
参加なさったんですね〜♪
待ち時間なしなんて、すごくラッキー!!
私も昨年参加することできたんですが、
まさに目から鱗。それまで1600円とは高すぎ〜なんて、
思っていたんですが、明日葉さんのコメントにあるように、
ツアーに参加してそのご苦労ぶりに納得&納得でした〜。
こういうツアーは、予約制や有料制でなかなかチャンスがないのが
普通ですが、ここでは誰もが参加しやすいように頻繁に実施。
さらには、とっても親切でわかりやすく説明してもらえるんで、
ホントうれしくなりますよね。
アクアマリンふくしま♪ずっと応援したい気持ちです!!
- 明日葉さん からの返信 2007/09/24 21:56:48
- RE: バックヤードツアー!
- むんさん、こんにちは。
むんさんもバックヤードツアー行かれたんですね。
お盆中だったので水族館に入るまでも並びましたが、入ってからもすごい混雑でした。
そんな混雑していたのに、トイレに行ったきり行方不明になった母を探してフラフラとしていたら、担当の方から「今からのツアーに行けますけど、行きませんか?」と声をかけられました。
母はもういいや〜なんて薄情なことを思ったていたら、横には母がいました。私達は家族6人で行っていたので、ツアーはいっぱいになってしまいました。
ほんとラッキーでした。
「アクアマリンふくしま」は個性的な水族館ですよね。
今度は夜に行ってみたいです。
小名浜は毎年夏に2,3泊で行ってます。
むんさんはスパリゾートハワイアンズに行かれたようですね。
あそこは天気の悪い日は、特に混んでいて駐車場だけでも2時間待ちとかなりますからね。
空いてる日ならまた行きたいとは思うんですけど・・・
小名浜の旅行記も載せようとは思うのですが時間が無くてなかなかです。
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