2007/07/27 - 2007/08/04
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俊ちゃん彩ちゃんママさん
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最終日はバードウォッチング。これまでの家族旅行では子供の年齢から野生動物探索は無理と諦めて一度もしたことがなかったが、上の子も6年生なので、そろそろこういったものもやりたいと思い始めていたところに、サイトでいくつか日本人用ツアーを探しているうちに見つけ出したのが、長谷川久美子さんがやっているプライベートツアーだった。
http://www.hawaii4u2c.com/top.html
最初はこの日既に予約が入っていたのだが、キャンセルが出たら教えてくださいとメールしたところ、その直後に先約が本当にキャンセルをし、ラッキーにもバードウォッチングツアーが出来ることとなった。場所はハカラウ国立保護区。ロンリープラネットのガイドブックを見ると一般開放はしていないと書かれているので、どこでやるのかなぁと思いながら、朝7時にホテルロビーへ。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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車は昨日同様サドルロードを走りマウナケアに向かう。牧場が広がる中、野生化したヤギの姿を確認。
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牧場地帯には移入種のシャコやカンムリウズラ、キジが道路脇に見かけられる。その一方、ハワイ島の固有種の鳥であるプエオ(コミミズク)も牧場の柵の上に止まっているのをすかさず発見。ハワイ島では昼間に狩りをする必要があるため、昼光性に進化したフクロウである。
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出発時間が早いので朝食もお願いしておいたのだが、2時間近く走っただろうか、マウナケア国立公園でピクニック風のブレックファストとなる。車を降りると空気は既にかなりひんやりした感じで、私は持参した雨具兼用のフィールドジャケットをはおる。ドラゴンフルーツ、アメリカンチェリー、マフィンと、甘味が少ない順に食べる。うちではアメリカンチェリーは買わないので、子供たちはスーパーで眺めるだけのアメリカンチェリーを初めて食べることが出来てうれしそうだった。
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サドルロードからマウナケアへの道路に入ってすぐに右折し、舗装もされていなければ地図にものっていない道を走り始める。するとすぐに左手に何とネネ(ハワイアングース)が!昨日星空ツアーでスコットさんからネネを車で轢いたりして死なせると5000ドルの罰金と聞かされていたので、そんな希少な鳥がこんな道路沿いで発見できてしまうとは!息子が「双眼鏡にカメラくっつけて撮れるかな」と試してみたのがこの写真である。
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道はサドルロードなど目ではないデコボコ道で、舗装されていない道など走ったことのない子供たちにとっては強烈な体験。人が行かない所に行くのが好きな息子も、さすがに「まだかなぁ」と疲れ気味。一方娘は、跳ねる車をものともせず、本を読んでいた・・・
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保護区に向かう途中目にしたのは牛の死体。死後まだ間もないという感じで死後硬直していたが、何しろ牧場が広いからこうやって野で死んでいく牛も多いのだろう。それと同時に目に付くのが、ヨーロッパが原産の植物ゴース。天敵も無く、何の役にも立たないので刈り取られることも無く、どんどんハワイの大地を侵食していくエイリアンである。移入植物は日本でもタンポポの例にあるように、原産のものを駆逐してしまうことがあるが、ハワイ島でもこんな勢いで外来種に置き換わってしまっているとは、全く知らなかった。
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そんな光景の中、ようやくハカラウ保護区に到着。ナンバーロックで施錠されていて、確かに一般開放はされていない。登録されたガイドでなければ入れない場所だったのである。もう一つ特徴的だったのは、豚進入防止用の柵やネット。家畜動物が野生化して生態系破壊を引き起こしているのは日本でも小笠原諸島のヤギの例があるが、ハワイ島では豚なのである。
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車を降りると、日差しは強いが空気はひんやりとしていて、心地よい天気。リュックに昼食のサンドイッチを入れて出発する。森林保護区といっても日本の山のような密生した森ではなく、むしろ疎林と言ってよい。まあ、日本の森は戦後の補助金行政で植えすぎた森なので、密生しすぎなのだが。
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ハワイ島の固有樹木はコアとオヒアであるが、コアは商業樹種としてかなり伐採され、あまり残っていない。オヒアよりは成長速度が速いということで、現在森林保護区を少しずつ広げて植樹する際にはコアを植えているのだそうだ。
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開けた林地ではあるが、鳥たちのさえずりが聞こえ始め、全員耳を澄ましまずは方角を探る。時折空をさっと横切る小さな影。必至に目で追うが、どの木に止まったのかなかなかつかめない。
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ようやくハワイクリーパーらしき鳥を発見。だが、まだ皆バードウォッチングに慣れていないため、娘も夫も確認できずじまい。長谷川さんにまず見つけてもらわないとお手上げ。
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動物園のように鳥が見られると思っていた娘は結構ショックだったようで、元気が無い。しかし昼食後、夫が娘を探検隊隊長に任命してから、鳥探しにやる気を見せ始め、全員徐々に鳥が見つけられるようになってきた。これはアマキヒだったかな?
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疎林からだんだん木が生い茂った森の中に進む。ここに生息する鳥たちはいずれもハワイ島固有種であるが、人間が持ち込んだ様々な鳥が、同時に彼らが全く抵抗力をもたない病気も持ち込み、蚊を媒介者として伝染するため、蚊の生息する低地ではもはや生きていくことが出来ない。re-introductionを試みても3週間と持たないらしい。彼らが生きていくことが出来るのは、冷涼な高地しかもはや残されていないのである。
しかし、温暖化が進めば、蚊の生息域は高地まで広がりかねない。このわずかに残された聖域ですら、決して永遠の楽園にはなれない。
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