2006/09/25 - 2006/09/28
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恵風さん
2006年9月25日~28日長野県を一人でまわった旅行記です。目的は道祖神の写真を撮ること、そして美味しいものをいっぱい食べ歩くこと、です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 徒歩
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町のメインストリート。ここから小布施の旅は始まりました。
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「にほんの灯り博物館」隣にあった郷土人形展のユニークな人形たち。昔の人も酔っ払いはこんな陽気な感じだったんでしょうか?
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親子の愛情は今も昔も同じのようです。
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玄照寺境内。いろいろな花が植えてあって、静かなお寺でした。
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境内に咲いていた沙羅双樹の花。
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「桜井甘精堂」横の「栗の木美術館」の中庭にて。ここだけ異空間のような静寂な空気が流れていました。
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花の生け方もなかなか粋だなあ〜と思いました。
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「おぶせミュージアム・中島千波館」入り口の作品。リアルすぎてちょっと怖いかも?!
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この松、何か由緒がありそうな。
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歩きつかれて休んだ神社で出会った道祖神。今回の旅で一番気に入った道祖神です。
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葛飾北斎最晩年の大作「大鳳凰図」で有名な岩松院。彼の天井画は圧巻でした。ご住職のお話もおもしろい。
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まったくその通りだなあ〜ってしみじみ思いました。
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境内の菩薩様。
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小さなお寺の庭で。
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この辺りはりんごの木が植えられていました。ふらりと入ったりんご園で知り合ったおばちゃんにお茶とりんごをご馳走してもらって、りんごの話をしてもらっていい思い出ができました。
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昔話に出てきそうなお地蔵さんたち。
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久しぶりに再会した友人に案内してもらいました。
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境内のお地蔵さんたち。
ここからは小布施、長野市の旅行日記です。時間のある方はこちらもどうぞ。
9月27日(水) 小布施町 晴れ
今日は電車で2時間半の移動のため、7時過ぎにホテルをチェックアウトして穂高駅へ向かう。長野駅からは長野電鉄に乗り換え、大きな千曲川を渡るとりんごや栗の木が見えてきた。川の中洲にもりんごの木が植えてあって、さすがりんごの産地だな〜と思う。小布施は栗の名産地、栗ご飯に栗のお菓子がいっぱい。(今回の旅の一番の目的は実はこれだった!)美味しい店はチェック済みなので今日は楽しみだ。降り立った小布施駅は年季の入った木造建てで、映画のロケにも使われそうなレトロな雰囲気の小さな駅だった。ここから歩いて10分ほどで繁華街の大通りに出た。ここからすぐの住宅街に今日の宿のユースホステルがあった。ロッカーに荷物を預けていざ観光&食べ歩きへ出発!まずは北斎館を見学。動植物から美人画、庶民の生活まで、かなり幅広い対象を描いていたんだなあ〜と改めて思った。それにかなり描写が細かく、リアリティがある。共通しているのはまるで一瞬をそのまま切り取ったような、今で言う写真のような描き方だな、と感じた。90歳まで長生きした、というのは彼の絵に対する情熱というか執念の強さゆえだったのでは、と思う。やはり観光シーズンだからか、平日にもかかわらず中高年のツアー観光客が多い。そろそろおなかがすいてきたので、楽しみにしていた栗ご飯を食べることにした。竹風堂本店で山菜おこわセットを食べたが、やはり粒が大きく栗に甘みがあって美味しかった。次は向かいの「日本のあかり博物館」へ入ろうとするが休みだったので、隣の蔵でしていた郷土人形展を見学することにした。宴会で踊る福助や陽気な男性たち、子どもをあやす母親や、無邪気な表情の子どもたちなど、当時の庶民の生活が伝わってくるようなイキイキとした表情の人形が多かった。それらを見て、昔の人も今の私たちと同じように笑ったり泣いたりして毎日生活していたんだな〜と改めて思った。次は桜井甘精堂横の栗の木美術館へ。ここ入ってすぐの中庭には、小さな小川が流れていてとても落ち着ける空間になっていた。一歩外に出ると観光客でにぎわっているが信じられない、別世界にいるような気分になった。その庭に片隅に、埴輪のような素朴な母子像がぽつんと置いてあったのが妙に印象的だった。その後、観音通りでガラスギャラリーなどを見学して梅松寺周辺をぶらっと歩いた。寺の前にお地蔵さんがずらっと並んでいるのを見て、また日本昔話を連想した。ここからまたぶらぶら山のほうへ歩いていくと、りんご畑が続く道にでた。母親にりんごを送るよう頼まれていたので、どこか直売所がないか、と思っていたら看板を見つけた。行ってみると、普通の民家の納屋が直売所になっていて声をかけるがだれも出てこない。農作業に出ているのかな、と思ってもうしばらくぶらぶらしてからまた来ることにした。辺り一面りんご園で、歩いていると甘酸っぱいいい匂いがする。それにしても、柵もなく手を伸ばせばすぐりんごが取れそうなので大丈夫なのか、と思ってしまうが、きっと田舎なのでそんな人もいないのだろう。それからまた更に歩いていくと疲れてきたので、ちいさな神社で一休みした。そこにあった道祖神がなんとも味があって素朴で、今回の旅で一番気に入った。再び農家へ帰ってくると、今度は70歳くらいの女性がいたので、声をかけると、倉庫に入ってりんごを見せてくれた。試食をお願いすると、家の中へ入れてくれてお茶を出してくださった。関西から来たこと、長野市に住んでいる友人に会いに行くことなどを私が話すと、奥さんはりんごの種類やその違いなどを説明してくださった。「ふじ」はまだ季節的に早いので、今おいしいりんごを少しだけ送ってもらうことにした。笑顔の柔和なほっとする雰囲気の奥さんで、ひと時だったけれど旅のいい出会いをさせてもらったなあ、と思った。おまけにこれから岩松院を見に行く、というとそこまで車で乗せていってくださって、最後は握手して別れた。店のチラシをもらったので、「ふじ」の季節にまた電話で注文しようと思う。
岩松院は葛飾北斎の天井画が有名な古刹で、さすがに見ごたえがあり、住職が観光客におもしろおかしく解説をされていた。境内にも無人販売所があったので、りんごジュースを買って飲んで一休み。境内に安置されていた観音像のお顔がふと、さっきの農家の女性の笑顔と重なって見えた。印象的だったのは、境内に掲げられていた「人は旅をする 旅をして家へ帰る 帰る家があるから 旅が楽しいのですよ」という言葉だった。確かにそうだな〜と最近つくづく思う。ここから帰り道でぶどうを無人販売所で買って、ユースへチェックインした。ご主人は気さくな方で、夜ご飯を食べる店をいろいろ教えてくださった。部屋は白壁のカントリー調で、テレビもちゃんとある、ユースにしてはほとんどホテル並みのしつらえだった。土産物屋は早く閉店すると聞いたので、急いで買い物する。所持金がもう少なかったのでちょっと焦った。予定変更で、少ない所持金で栗のお菓子を2つほど買う。このあたりはカードは使えない店が多いのだ。今度来るときはもっと現金を用意してこよう。ご主人に教えてもらった店はほとんど休みだったので、午前中に見た中庭を見ながら桜井甘精堂でそばを食べた。冷たい山菜そばも美味しく、庭もゆっくり眺められたのでよかったし、店の人も対応が丁寧で、とても感じがよかった。ユースへ戻ってから7時過ぎに、他の宿泊客たちと一緒に近くの露天風呂へ連れて行ってもらった。一緒に行ったのは、ご主人が亡くなってからあちこち旅行しているという50代の女性と、一人旅が初めてという埼玉から来た20歳の女の子だった。露天風呂からは美しい夜景が見えたし、ゆっくりお湯に浸かって旅の疲れを取ることができた。帰ってきた後9時過ぎに、ユース恒例というお茶会に参加させてもらった。お茶会には、さっき一緒に露天風呂に行った、営業でユースに泊まりながら全国観光もしているという40代男性や、バイクでツーリングしている40代男性、東大阪出身という20代半ばのユースの短期ヘルパーさんたちと旅の話をして楽しかった。宿泊客は東京からの交通の便がいいとあって、関東地区の人が多いようだった。今日はいろんな人たちと旅の話ができていい思い出ができた。明日は友人と7年ぶりに会うので楽しみだ。
9月28日(木) 雨のち晴れ
友人とは9時半に長野駅前で待ち合わせていた。無事再会を果たすと、車で善光寺へ。1児の母になって落ち着いたように見えたが、話するとやっぱり学生時代と変わらない。彼女には就職してすぐ、実家の諏訪市を観光案内してもらった。ユースで一緒だった埼玉の女の子から面白かったと聞いていたので、善光寺でお戒壇めぐりをすることにした。聞いていたとおり、ほんとうに真っ暗闇で前後左右の感覚がまったくつかめない。友人に教えてもらってやっと仏様と縁が結べてほっ。全盲の人は、いつもこんな感覚なのだろうか?と思う。参道を散策したのち、有名なそば屋で昼食をとった。お互いの近況話に花が咲く。あっというまに時間が過ぎて、帰りのバスの時間になった。今度来るときは、彼女の娘にも会いたいな、と思う。友人と別れて一路家路へ。岩松寺にあったあの言葉を思い出した。久しぶりに旅っていいなあ、と心から思える信濃路の旅だった。
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