ミャンマー途中下車～東部 12 モン州タトォンへ

2006/10/04 - 2006/12/30

外国人はカレン州をこれ以上先に進むことは出来ないので、タトォン(Thaton)へ抜けることにする。

かつて"モンの黄金の地"の中心であったタトォン。
町に面した丘(写真)にパゴダが点在する美しい町です。

※ ちなみにMyawadiへ向かうミャンマー人に聞いた話では、今(2006年12月)はこのルートも問題なく通ることができ、定期便が走っているらしい。外国人もタイのメーソートに国境越えできる日が来ればいいんだけど。

エリア ミャンマー

パアン(Hpa-An)に関して書き忘れたことを追記。

1.写真はゲストハウスからすぐの生ビール屋さん、｢Lucky｣
料理は油っこいけどまずまず。

2.時計塔から東に向かって次のブロックの右側にあるカレー屋さん(開店休業中のような銀行のとなり)は美味。愛想のよいおばさんが(外国人にびっくりしながらも)、いろいろ小皿を出してくれる。

3.さらに東に行った右側の｢鶏スープ＆麺｣のお店も美味しい。

パアン11時発のピックアップで、タトォンは13時半着。

最初は石灰岩地帯を進み、タトォン直前で川を越え(このあたりはとても美しい)、町の中心部のシュエザンヤン(Shwe Zan Yan)パゴダの西側に到着。

タトォン中心部のロータリー。

宿泊先はテインビヤー(TeinBya; 英語名BlueCloud)ホテル。

言い値は15ドル。いつもの交渉を経て13ドル、エアコンは使わないので配電盤を落として、との交渉で最終的に10ドル。（この方法は結構通用するよ）

表通りに面した快適な部屋。共同バスは清潔。
正面にはレストラン。夜には出店も。

ホテルから南に3ブロックの左側(東側)にあるビール屋さん、トゥーワナ。

快適な宿を確保できたし、生ビール屋さんも見つけた。散策して楽しい町(写真は貯水池と水浴び場)。だけど……

探索しようとする力が出ない。
好奇心が飽和しかけているみたい。

ミャンマーは不思議な国で、一度来るとはまってしまう人がたくさんいる。僕もそう。

滞在期限が10日を切ったところで、やっとミャンマーに飽き始めることができた自分に気付き、驚いて、そしてほっとした。

タトォン駅。
翌日の切符を手配。

タトォン11時発で、ヤンゴン19時着。
アッパークラスで11ドル。

例によって、席は押さえておくので、
出発1時間前に来たときに発券する、とのこと。

丘の上にあるニャーザベイッ･パゴダへ向かう。
夕陽を見るには急がなくちゃ。

参道を登り始める。

ステップと歩幅が合わなくて（微妙に一歩半）、なんだか登りにくい。

砂と埃だらけだけど土足厳禁。

小さなパゴダを通り過ぎ

夕陽と競争

タトォンの街を見下ろして

なんとか間に合った。

毎夕ここに参拝しているというおじさんと、階段を一緒に降りる。

シュエザンヤン（Shwe Zan Yan）パゴダへの通りは、
結構な賑わい。

シュエザンヤンパゴダ。
縦長の"回"の字の紋様は、モン州でよく見かけるもの。

翌朝

ここからモン様式の家屋。

ミャンマーのモン族文化は、地味で目立たないけど、何故かとてもしっくりくる。

言葉と建物と人柄と鶏と……僕にはそれくらいしか違いが分からないけど。

列車の時間まで、生ビール。

ボーイさん。
ちなみに1枚目のパアンでのボーイさんも、タトォンからやってきた子供。

働く子供を、いろんな場所でたくさん眺めてきた。
見てきたとも言えない。眺めてきただけ。
恥ずかしいけれど、次第に慣れてきてしまう。

それでも子供にビールを持ってきてもらうと、どきっとする。

ペットの鶏。
大事そうに懐に入れて、一緒に飲みにやってくる。
何だか不思議。

写真をお願いしたら、誇らしげにポーズをとらせてくれる。

モン州では、何回か見かけた光景。

タトォン駅

駅の近くには犬が多い。

飼い猫はたまに見かけるけど、
飼い犬はほとんどいない。

市場や食堂だと蹴られるので、野良犬は駅が好き。
僕も駅が大好き。

列車は30分ほど遅れて、11時半ごろ出発。

ここでも、お金を投げてくれるのを待つ子供たち。

緑のロンジーとシャンバック（学校の制服）を見ると、ほっとする。

シッタウン川鉄橋。

3レーンからなっていて、左右の自動車レーンは軽車両のみ通行可。

まん中のレーンが鉄路と道路の共用になっていて（ずっと踏切が続いているイメージ）、列車が来ないときに、片側づつ交互にトラックを通行させため、たくさんのトラックが待ち並んでいる。

あえて未完で