新彊の大都会・ウルムチ

2007/08/11 - 2006/08/19

　新彊には私が訪れたい魅力的な町が多い。ホータン、カシュガル、トルファン、ハミ・・・、列挙するだけでもきりがないが、私の旅の優先順位の中で後回しにしてしまい、０７年８月の夏休みに新彊へようやく訪れることとなった。

　とは言うものの、新彊滞在はメインではなかった上、９日間と言う短期間で新彊、中央アジア、広州(トランジットの都合上で入れざるを得ず）を走り抜けたため、残念ながら新彊は付録でしかなく、ウルムチとトルファンのみの訪問の上、ウルムチで２泊３日しかできず、その魅力の半分も味わえず、語るに忍びない。

　最短ルートでマイルによるフリーチケットを押さえることができなかったことと格安チケットで出費を押さえようとした為、移動が無茶苦茶な旅程だった。

8/11: 関空JL799 11:50(約２時間遅れ）→大連13:30
大連CA152 16:00→北京
北京CZ6910 20:00(4０分の遅れ）→ウルムチ24:00

8/12: ウルムチ→トルファン→ウルムチ

8/13: ウルムチCZ6005 9:45→ビシュケク9:30

8/16: ビシュケク7J4856 0:30(約１２時間の遅れ）
　　　→ドゥシャンベ2:30
8/17: ドゥシャンベQH474 2:30(約７時間の遅れ）→ビシュケク5:00
　　　ビシュケクCZ6006 10:50-ウルムチ14:50
ウルムチCZ3912 20:00過ぎ(約３０分の遅れ）
　　　→広州24:00
8/18: 広州→珠海→マカオ→珠海
8/19: 珠海→マカオ→香港JL702 →関空

９日間の旅で一日に３回も飛行機に乗ったのが二日！○急トラピックスもビックリの強行軍だ。

　ウルムチの印象は写真のコラムにて・・・。

エリア 烏魯木斉(中国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: 中国南方航空

ＪＬのマイルで関空〜北京のチケットを抑えることができなかったため、止むを得ず大連へ一度飛び、中国国際航空で北京へ。そして北京からようやっとウルムチへ。
北京からウルムチは中国南方航空（ＣＺ）のＥチケットを押さえた。４時間のフライトでサーチャージと空港使用料込みで日本円で16,000円はかなりお買い得！

　ＣＺは北京首都国際空港ではメインの第二ターミナルからではなく、徒歩10分ほど歩いた場所に位置する第一ターミナルからの出発となる。写真はその第一ターミナル。こじんまりした円形のターミナル。

北京からウルムチまでのフライトはＢ７７７、さすが中国南方航空良い飛行機を飛ばしているな、と思いながら搭乗するとビックリするほどシートが傷み、汚れている。これは本当に最新鋭の機材なのか？、目を疑ったがシート配列、オーバーヘッドコンパートメントから判断しても777であることには間違いない。それにしても中国国内で使われるとこうもなってしまうのか、哀れＢ７７７・・・。
　それにしても搭乗した人たちは飛行機がタキシーウェイを走って滑走路に向かっているにも拘らず携帯電話で話しをしたり、トイレに立とうとしたりマナーは最悪。
飛行機は40分の遅れで出発し、ウルムチに到着した時には既に翌日の深夜0時を回っていた。

ウルムチ国際空港から市内まではバスで結ばれている。深夜にも拘らずウルムチ駅までバスが走っているのには大変助かった。宿を予約していない私はウルムチ駅へと行き、安宿を夜中１時過ぎから探すことになったが、生憎の満室か高額な部屋ばかり。寝袋を持っていなかったので、橋の下で寝るわけには行かず、流石に焦ってしまったが、何とか夜中２時に見つけたのがこの新彊新絲酒店。一泊朝食付きで２６０元（約4,000円）止むを得ずこのホテルに２泊することになったが、写真をご覧の通り室内は広く、清潔で居心地は良い。水場にはバスタブがなくシャワーのみだが、しっかりとお湯も出る。なかなかよいのではないだろうか？

ホテルでの朝食は午前８時半からと遅い。
バイキングだが写真の通り種類は少なく１２種類くらい。どれも決して衛生面に問題がありそうな感じだったが、２６０元のホテルでは致し方ない。しかし辛味が利いてなかなか美味しい。
ホテルの朝食で一番困ったのは飲料水がおいてなかったこと。朝食なのでジュースや水ぐらいは置いてあるだろうと思っていたが、何も無し。あったのはトウモロコシを濾してお湯に溶かしたようなものと、重湯の様なもの、そして水の色をした善哉。どれも飲んだらやばそうだなーと言う雰囲気はあったが、辛い朝食に喉が渇いてしまい我慢できずトウモロコシ風味のお湯を飲むが、見事にお腹を下してしまう。

宿泊したホテルの外観。
ホテルはウルムチ駅から徒歩５分圏内にあり便利は良い。

近代的なウルムチ駅。

駅を見てもウルムチが近代的な町であることが想像できるだろうか？

ウルムチ駅前。
漢民族が多く、新彊に訪れたと言う印象は少なかった。

ウルムチの国際大バザール。
ウルムチ一番の繁華街。いかにも新彊の回教文化を取り入れたと言うのがありありと伝わる。

朝、ウルムチを出発し、トルファンに向かったが、トルファンの気温は４５度近く、そしてウルムチに戻ると大雨で気温が１４度、僅か１６０キロの移動で項まで寒暖の差があると身体も流石にしんどい。

ウルムチで予想だにせぬ雨に打たれ、余りの寒さに耐えることができず、最寄のケンタッキーに避難。ファーストフードは地元では高級なので、ウルムチの裕福層の大半を占める漢民族ばかりだった。

ウルムチ国際空港の国際線ターミナル。僅かながらにデューティーフリーが設けられている。ロシアに近い場所がら、ロシア方面や、カザフスタンなどの中央アジア、そして中近東へのフライトがある。

この旅行記へのコメント （5）

• 女一人旅さん 2007/09/03 01:23:44

  ウルムチ

  火を通したものでもお腹下るんですか。。。（￣(∵エ∵)￣；）
  やっぱ、宿は現地調達の方が圧倒的に安いのですか？
  日本で予約、食中りの心配がなさそうな食事…となると、
  日本とさほど代わらない物価になってしまうのでしょうか？
  
  コミュニティへの早速のご参加、書き込み、有難うございました(〓￣▽￣〓)ノ
  shiyoさん、ホテルは現地調達の方が多いんですか？
  それでも、東欧辺りは、カーナーリ、沢山情報持ってそうなんですけど。。。
  どんどん、書き込み、お願いしまっす！情報量が命のコミュでございますm(__)m

  worldspanさん からの返信 2007/09/03 12:47:47

  RE: ウルムチ

  こんにちわ〜〜
  そうなんですよ、火を通したものでも、さっと火を通すぐらいだと菌は死なないですし、何よりも器に菌が乗っかってたら・・・、ほら卵は殻にサルモネラ菌がついてたりするので、それが原因とか、お皿を洗う水が不衛生だと結局細菌が口に入ってきますから・・・。
  
  
  中欧・東欧圏は確かに情報はあります＾０＾。でも私基本的に現地で適当に安宿見つけたり、元々から知っているので、そこに目星を付けて向かったりするので、この地域でホテルの検索はほとんどしたこと無いんですよ（泣）。　安宿は色々渡り歩いてるので、多少宿の情報は持っていますが、女一人旅さんのコミュニティーはそんなんじゃないですしね。。。
  どうやって書き込もうかなーって考えています。例えばプライベートルーム（所謂アパートメント）なんてプラハではホンマ行き当たりばったりで探してますし。。こないだ中央アジアに行ってきたばっかなので、中央アジアのアパート探しなら多少情報ありますよ、一応４トラではこの地域は欧州に含まれていますので（笑）。だめですよね。
  
  ハンガリーだとTourinformという旅行会社が現地のアパートや安宿の手配をしてくれますが、そんな情報でもよいですか？
  
  あ、コミュニティーですがクロアチアの追加お願いしまーす。

  女一人旅さん からの返信 2007/09/03 17:32:30

  RE: ウルムチ

  ハンガリーにある旅行社が安宿を手配してくれる…
  良いじゃないですか、良いじゃないですか、お願いします！
  そもそも私は、宿手配の手段がトボしい。。。
  国によって事情が色々違ったりもするでしょうしね。
  基本的には日本に居るうちに手配する方法のコミュだけど
  旅行者インフォ以外に「この国へ行ったら、まずココで宿探せ！？」ミタイなのもありなのかな？

  女一人旅さん からの返信 2007/09/03 17:36:26

  RE: ウルムチ

  クロアチアのトピは早速作っておきましたm(__)m

  worldspanさん からの返信 2007/09/03 21:35:16

  RE: RE: ウルムチ

  ありがとう御座います。
  折角作っていただいたので、時間のあるときにまた入れておきますね♪