関空から大連、日航と全日空どっちがどうなん？？

2006/05/22 - 2006/10/31

　関空から大連には日航、全日空、中国国際航空（CA）、中国南方航空（CZ）が直行便で、この他に経由便としては大韓航空（KE）が便利が良いです。値段の安値としては中国系の航空会社が圧倒していますが、往路は日本を午後出発、復路は大連を朝出発するので仕事に乗るには中途半端な時間なのと、仕事で向かう場合何かあった時の補償は日系の方が良いので、基本的に仕事で大連に行く場合は日系航空会社を利用するところが多いと聞いてます。大連には頻繁に仕事で出かけていますがその時の日本航空と全日空の約２時間１５分の空の旅の比較を紹介したいと思います。

　先ずはフライト日時。全日空は大連線の先駆者だけあり、月水金土と仕事で利用しやすい日時に飛んでいる上、曜日に依ってはCAとコードシェアをしており一日に２便飛ばしている事もあります。一方日航は火木土の週三便。中途半端な曜日で、全日空に軍配。

続いて関空で。全日空はカウンターが少ないせいか、チェックインカウンターで長い列が見受けられます。一方日航はカウンターが多いせいか、チェックインは素早く済ます事ができます。

機材は両者ともボーイング767、変わりありませんが、設備では日航が圧倒！ 日航の機材にはヘッドレスト、レッグレストを装備。更に各座席にパーソナルテレビも備えており、快適な機内でくつろぐ事ができます。キャビンアテンダントは日航の方がベテラン揃いのように見えます。ある意味何かあっても安心！？

機内食、日航に乗る以前、日航の機内食は不味いという悪評を何度か聞いていました。しかし中国路線しか乗ったことないですが、不味いどころかかなり美味しいものもありました。日航のホットミールの機内食には鉄のプレートが敷かれ冷めにくく工夫されています。タダ残念ながら大連線に何度か搭乗していますがいずれも代わりばえしませんでした。
一方の全日空は機内食の入れ物こそママごとに使われるようなチャチなものですが、ホットミールは日航よりも凝った感じがします。味と量は日航の方が上ですが、バリエーションは全日空。

エリア 大連(中国)

• 航空会社: JAL

☆☆☆
全日空の大連からの帰国便ですが、おそらく日本で作ったケータリングだと思いますが、大変おいしいカレーでした。

☆☆☆
一方こちらは日航の帰国便の機内食。メインのカレーの味は全日空と比べても劣りません。ボリュームは日航のほうがあります。

☆☆☆
全日空の大連からの帰国便の機内食。ラザニアでした。日航と比べると搭乗ごとに機内食が大きく変わり、バリエーションが豊富で面白いです。

☆☆☆
日航の大連への往路の機内食。
サラダに入っているスモークサーモンがとても美味しかったです。

☆
日系ではありませんが、中国南方航空の福岡から大連の機内食。フライト実時間は1時間半程度しかないからか、簡単な機内食。ビーフ、フィッシュから選択ができますが、フィッシュはこれが鰻かと思うほど小さな、3センチ角の鰻が二枚ご飯の上にある程度。ビーフは写真のように、明らかに牛丼。しかもメインディッシュはプレートとは別に配膳され、驚きました。周辺の乗客の食べてるのを観察していると大半の人が残していました。味は今二つ。サバは典型中国の味付けがされているので、食べられない人もいると思います。因みに自分は完食しましたが・・・。この食事の中で一番美味しかったのは左奥にある団子くらいでしょうか。