カザフスタンの国境にバスが到着すると、大きなゲートを目の前にして、全員バスから下車させられる。いよいよ出入国審査である。イミグレ周辺には有料トイレや両替所、キオスクもあって便利だが、トイレ以外はキルギス側のイミグレ周辺で行いたい。カザフの出国の際、窓口の数が少ないので出国審査に大変渋滞する。その上ＣＩＳ諸国の以外の外国人のビザのチェックに時間がかかる。その出入国審査に時間を要すれば、バスも遅れるし、荷物もバスに置きっ放しなので運転手も自分も心配で仕方ない。因みにカザフスタンに入国の際には入国審査周辺の机に置かれた入国カードを記入し提出しなければならないので注意が必要だ。<br /><br />　ゲート向かって右側で出国審査はおこなわれるが、カザフ側は本当にダラダラと行われ、旧ソ連の怠惰な管理そのままが残されている。特にこの日のイミグレの担当は、上官の目にあまるものがあったようで、担当官を怒鳴りつけた挙句「シュネラー（急げ）！！」とドイツ語で叫んでいたのが大変印象的だった。<br /><br />　カザフスタンの出国のスタンプが査証に押されると続いて並ぶキルギスのイミグレへと歩いて行く。こちらの手続きはいたって簡素、日本人の自分ですら一分もかからず入国手続きが終わる。カザフ側も是非そうあってもらいたいものだ。<br /><br />　ミニバスはキルギス側のゲートを出た路肩に停車しており、乗客の出入国手続きを待っている。乗客が全員揃ったら出発だ。国境から終着のビシュケク西バスターミナルまではあっという間に到着する。実際一時間もバスに乗っていない。カザフスタン領域内では大半の車窓が平原だったが、ビシュケクが国境に近いせいか、村を駆け抜けると直ぐにビシュケク内に入った印象が強い。ポツリポツリあった家がビシュケクに近付くに連れ家が密集し、アパートが現れる。そして道路の幅も広くなっていった。<br /><br />続きはキルギスにて。

3年ぶりの中央アジア　その5-キルギスへのゲートウェイ

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2006/08/12 - 2006/08/20

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#バス旅

worldspanさん

カザフスタンの国境にバスが到着すると、大きなゲートを目の前にして、全員バスから下車させられる。いよいよ出入国審査である。イミグレ周辺には有料トイレや両替所、キオスクもあって便利だが、トイレ以外はキルギス側のイミグレ周辺で行いたい。カザフの出国の際、窓口の数が少ないので出国審査に大変渋滞する。その上ＣＩＳ諸国の以外の外国人のビザのチェックに時間がかかる。その出入国審査に時間を要すれば、バスも遅れるし、荷物もバスに置きっ放しなので運転手も自分も心配で仕方ない。因みにカザフスタンに入国の際には入国審査周辺の机に置かれた入国カードを記入し提出しなければならないので注意が必要だ。

　ゲート向かって右側で出国審査はおこなわれるが、カザフ側は本当にダラダラと行われ、旧ソ連の怠惰な管理そのままが残されている。特にこの日のイミグレの担当は、上官の目にあまるものがあったようで、担当官を怒鳴りつけた挙句「シュネラー（急げ）！！」とドイツ語で叫んでいたのが大変印象的だった。

　カザフスタンの出国のスタンプが査証に押されると続いて並ぶキルギスのイミグレへと歩いて行く。こちらの手続きはいたって簡素、日本人の自分ですら一分もかからず入国手続きが終わる。カザフ側も是非そうあってもらいたいものだ。

　ミニバスはキルギス側のゲートを出た路肩に停車しており、乗客の出入国手続きを待っている。乗客が全員揃ったら出発だ。国境から終着のビシュケク西バスターミナルまではあっという間に到着する。実際一時間もバスに乗っていない。カザフスタン領域内では大半の車窓が平原だったが、ビシュケクが国境に近いせいか、村を駆け抜けると直ぐにビシュケク内に入った印象が強い。ポツリポツリあった家がビシュケクに近付くに連れ家が密集し、アパートが現れる。そして道路の幅も広くなっていった。

続きはキルギスにて。