2007/08/11 - 2007/08/19
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planetgingaさん
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亜熱帯性の密林の中に忽然と現われ、ブラジルとアルゼンチンの国境に架かる世界最大の水量を誇るイグアスの滝。
落差80mの間に大小約300の滝が段をなしており、その長さは延べ4kmにも及び大瀑布を形成している。
テレビではその姿をよく見ていたが、現実に目の当たりして地響きのような轟音と迫力に圧倒された。
小さなゴムボートがまるで木の葉のように滝に飲み込まれそうに見える。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- アメリカン航空
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ここからはブラジル側から見た、夕暮れ時のイグアスの滝を見ることにします。
以下の写真を見ていて、自然の偉大さ素晴らしさにただひれ伏すしかないと感じました。 -
イグアスの滝はナイアガラ、ビクトリアの滝と並び世界3大名瀑の1つに数えられており、それぞれユネスコの世界自然遺産に登録されています。
とりわけこのイグアスの滝は、圧倒的な水量を誇りその迫力と神秘的な美しさは圧巻です。 -
ブラジル側の歩道橋は約1km、歩いて行くとアルゼンチン側の滝がまるでカーテンのように見える「大パノラマ」となる。
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夕陽を浴びる滝のカーテン。
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2段重ねの滝
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エレベーター横の展望台からブラジル側の滝を写す。
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歩道橋から眺めたブラジル滝。
この壮観なパノラマ景観に暫し息をのんだ。 -
白い水煙に包まれた「悪魔ののどぶえ」
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去年は異常気象で水量が少なく、滝の流れる幅が途切れて貧弱な感じがしていましたが、今年は通常の水量だとの情報を得ていたので、安心して行くことができた。
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ブラジル側のエレベーターを上がったところから撮影(ブラジル側の滝)
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夕陽を受け水煙に包まれている。
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夕陽を浴びる「悪魔ののどぶえ」付近の景観。
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写真を見ているだけで、巨大な雷鳴のような轟きが聞こえてきそうです。
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凄まじい風圧と水煙、轟音が全身に響きわたる。
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想像をはるかに超える壮観さ、その滝の流れの90%はアルゼンチン側から流れている。
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写真中程に小さな点のように黒く写っているのは「オオムジアマツバメ」という岩ツバメです。(2羽確認できます)
滝の中に巣を作り、天敵の蛇などから雛を守ります。
滝の中だとどんな動物でも攻め入る事が出来ません。
今まさに、滝への突入のタイミングを計っているところです。 -
この位置での写真撮影は中々困難です。
水しぶきでメガネは見えなくなり、カメラのレンズも濡れてしまいます。 -
川中に設けられた長い展望橋
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小さなゴムボートに乗り、滝の中に突入するツアーに参加している人たち。
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午後からはゴムボートで下流から滝に迫り、下から見上げるというマクーコ・ツアー(ジャングルツアーを兼ねる)に参加した。
このような無蓋車に乗ってジャングルの中を抜ける。 -
ジャングルは見上げるような高い木で覆われている。
ポルトガル語での案内だったので全く意味が分からず、現地ガイドさんに通訳をしてもらった。 -
ここからは道路が一段と狭くなり、悪路になってくるので小型のジープに乗り換えて走ることになる。
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急な下り勾配を下ると川岸のボート基地に到着した。ここで救命具を付けビニール合羽を着て(何の役にも立たないが)いよいよ滝に突入するツアーの出発となる。
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他のグループ。こんな感じでこれから滝に突入する
のだろう。水着を着けているのが確認できる。(現地の季節は冬だが) -
前方に虹の懸かった「悪魔ののどぶえ」が見える。
この滝には突っ込まない、命の保障がないので。 -
ゴムボートに乗り、水上から見上げる滝の姿は臨場感と威圧感を感じる。何かぐっと圧し掛かってくるようだ。虹のかかるボーダーラインをゴムボートが進む。
左がブラジル、右がアルゼンチン。 -
全員合羽を着て、いよいよこれから滝に突っ込む!
ここからは水飛沫がかかりびしょ濡れになるので、普通のカメラは使えない。この場面を予想して使い捨ての水中カメラを持ってきた。 -
虹の懸かる前方の滝を目指していざ突入!
ガイドのカメラマンも完全武装の構えでスタンバイ!
乗客には一抹の不安と期待の気持ちが交錯している。
虹の彼方には一体何が!
Somewhere Over the Rainbow♪♪
歌っている場合ではない! -
本当にこの滝に突っ込むのだろうか?
滝は目前に迫ってきた。猛烈な水しぶきと風圧が迫ってくる。人の声は轟音にかき消されて聞き取れない。
イグアスの滝を頭から被るなんて一生の思い出になるかも。
ここは滝に打たれて懺悔することにしよう! -
滝に突入する直前の映像。カメラはまだ離さない!
この後3度ぐらい滝への出入りを繰り返したが、バケツで頭から水を浴びせられてるような感じがした。
合羽を着てたが何の役にも立たず、全身びしょ濡れになり、海パンをはいてはいたが、ホテルに帰るまでおねしょをしたようで何か気持ちが悪かった。
でも本当に楽しい経験だった。 -
イグアスの滝のワイド感を出すため、パノラマ写真にしました。マイピクチャーに取り込んで右に90度回転させて横長画像で見てください、迫力がありますよ!是非試して見て下さい。(以下2枚同じ)
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夕暮れ迫るイグアスの滝(パノラマ写真)
目で見た実際の現場の感じはこのような景観です。
(水しぶきでレンズが少し曇っている。)
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この旅行記へのコメント (6)
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- yukibxさん 2007/09/11 00:26:03
- 滝の音がきこえます。
- planetgingaさん
4travel中、圧巻ということばに最もぴったりなのは、この旅行記かと思います。
うわさにはきいていたけれど、こんなにすごいところだとは!
見事に写真を駆使して、ゴーっという音や、水の激しさ、ボリュームなどなど、
伝わってきます。 planetgingaさんの気迫も感じます。
滝をくぐったり、ジャングルの中を通り抜けたり、危険はなかったのでしょうか?
巨大な蚊なんかいそうですが、その点、どうだったのかしら、と気になります。
また、おじゃまします。
yukibx
- planetgingaさん からの返信 2007/09/11 20:18:00
- RE: 滝の音がきこえます。
- yukibxさん今日は。最上級の褒め言葉を頂き、嬉しいやら恥ずかしいやらで感激しています。
日本からはさすがに遠い国ですが行って良かったと思っています。
今行っておかないと、歳を取ってからでは後悔するかも知れないと考えていました。
イグアスの滝、アマゾン河中流地域は「これぞ世界遺産!」という感じでした。
少し大袈裟ですけど、これで思い残すことなくあの世に行けるなんて(笑)
滝への突入、ジャングルツアーはしっかりしたガイドさんが付いているので安全面での問題はありませんでした。(過去にはボートが転覆し死亡事故もあったようです。)
また蚊などの虫対策は準備はしていましたが、時期が冬(といっても日本の秋ぐらい)だったのか、日本人の血がまずかったのかは定かではありませんが全く影響はありませんでした。
それにしてもyukibxさんの観察力、洞察力は、いつもすごいと感心しています。「私の気迫」を感じるとのコメントがあり、写真を見るだけで、人の心の中までよく見透せる事が出来るものだと驚いています。(脱帽です。)
全くその通りで気持と気迫を込めて撮りました。
写真からその人の心まで読み取れるyukibxさん、素晴らしいと思います。
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- ユキゴローさん 2007/08/28 14:27:26
- 滝の向こうには?!
- テレビで見たときは水の色が茶色だったような記憶がありますが、
ずいぶん白くてキレイな色をしていますね。季節によって違うのかな?
いくらスリルを求めてるといっても、なにも滝に突っ込まなくても…と
思いますが、すごいこと考えるモンですねぇ〜!
で、滝の向こうには何があったのでしょう?!
ユキゴロー
- planetgingaさん からの返信 2007/08/28 21:23:21
- RE: 滝の向こうには?!
- 滝の水の色のことですが、今は乾期ですので水量が少なく、濁りの少ない白い色をしています。反対に雨期に行けば水量も多く、その分茶色、コーヒー色になります。(日本の川と同じです。)
写真を撮るには少し迫力に欠けるかもしれませんが、やはりきれいな水の色の方が絵になりますね。
>滝の向こうには何があったのでしょう?
そうですね、ひょっとすれば滝の向こうには、地獄があったかも知れません。
過去には滝に突っ込むアトラクションで、ボートが転覆し実際に死亡事故があったようです。
現在はその対策を生かし、万全を期してるようです。
- ユキゴローさん からの返信 2007/08/31 13:17:47
- RE: RE: 滝の向こうには?!
- すごい、すごい!
やっぱりパノラマにすると迫力出ますねぇ〜!
特に歩道橋の写っている写真は、イグアスならではの
スケールの大きさが良く出ていて、迫力満点ですね!
これで虹でも写りこんでいれば最高でしたね!残念!贅沢か…。
ユキゴロー
- planetgingaさん からの返信 2007/09/01 00:56:30
- RE: RE: RE: 滝の向こうには?!
- ユキゴローさんにパノラマ写真の貼付の仕方を教わって、参考にしました。
他の方(トラベラー以外の方)もパノラマ写真を見て驚かれたようです。
大自然の広がり、大きさを写真で見ている人に伝えるには、1枚のカットではどうしても意図した表現が伝わらないですね。
そこで何枚かを繋げてパノラマ写真にすれば、目でみたイメージに近づけることが出来、臨場感と迫力を出すことが出来ます。
グランド・サークルには是非しっかりした3脚を持って行ってくださいね。
それとRAW画像(生のまま記録するモードーです。)で撮影すれば、現像をパソコン内で行うことが出来(カメラ内で現像をしない)、自由に明るさや色の調整が出来るメリットがあります。
私は殆んどこのRAW画像で撮っています。
是非参考にしてみてください。JPEGとの違いが分かると思います。
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