1983/08/25 - 1983/08/26
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Poppyさん
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【初めての海外=中国への1ヶ月語学留学】
大学の夏休みを利用して、語学力向上を目的に参加した1ヶ月の短期留学。
いよいよ北京とお別れのときがやってきた。31日に上海から帰国の途につくまで、西安を観光し、上海へ移動する。
25日の夕方近く、学校が用意したいつものバスに、今日はスーツケースと共に乗り込んだ。
【メンバー】
同じ大学から同級生2名・下級生1名と社会人向け中国語会話教室の方々。総勢約20名。
【見て回ったところ】
■西安市内(大雁塔、小雁塔、碑林、陝西省歴史博物館)
【表紙の写真】
西安・大雁塔より市内を望む。
※この旅行記の写真はスキャン画像ですので、見づらいですがご了承下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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-
■北京出発①
2日に北京に到着してから23日間。
中国語の授業の空き時間に観光すると言うよりは、観光の合間に中国語の授業があったという感じでもある。
しかし、一般的な旅行と違って日本語ガイドの添乗がない分、生の中国語に触れる機会は多かったし、当初の目的は果たせたのではないかと思う。
大学の博物館学の授業で出された夏休みの宿題の材料は揃ったし(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10171594/)、卒業論文用の資料も入手できた(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12596067/、http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12596068/)。
北京滞在中、ここまでの旅行記をお読み頂いた方はお気づきかもしれないが、好天に恵まれ、傘をさしての観光は1度もなかった。
北京を出発するこの日だけ、しとしとと雨が降っていた。
仲良くなった中国人学生達(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12559505/)は、学校の門で見送ってくれた。 -
■北京出発②
さようなら、北京。
またいつか、きっと来ます! -
■あっ、撮り忘れてた・・・
学校から北京駅へ向かうバスからぼんやりと北京の街並みを眺めていたら、天安門に差し掛かった。
そう言えば、2度も故宮を縦断してこの門の下をくぐった(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10171005/、⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10171594/)のに、1枚も写真を撮っていなかったのである。
ラストチャンス!
慌ててカメラを構える。 -
■大成功!
バスが天安門の正面を通過するタイミングに合わせてシャッターを押す。
デジタルカメラという言葉も聞いたことがないフィルムカメラの頃。
帰国して現像するまで、どの写真もドキドキものだったのだが、ベストショットではないにしても十分満足。
これで、今回の北京渡航は思い残すことはないはずだ。
この後、北京駅から列車の旅となる。
記録を残していなかったのだが、西安まで17時間ぐらいかかったように思う。
座席は、内モンゴル・大同旅行と同じ硬臥車(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12562091/)。
車中での食事タイムも、停車駅でホームを走って食堂車(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12562092/)に移動する。 -
■西安観光開始!
北京を出発した翌日(26日)の昼頃、西安に到着した。
西安に2泊して市内と郊外を観光する。
西安での宿泊は、北京同様に外語学院の寮となる。
西安のような内陸では当時、水があまり豊富に供給されず、寮のシャワー室で一斉に蛇口をひねったら、途中で湯が止まってしまったことも。
さて、西安に到着した日は市内の観光。
中国の長い歴史の中でも、歴代王朝の都が長い期間置かれたところだけあって、見所も豊富である。
まずは、大慈恩寺を観光する。 -
■大雁塔
大慈恩寺の境内にある。
西遊記でもお馴染みの玄奘三蔵が、苦難の旅の末にインドから持ち帰った経典を納めるために建てられたもの。 -
■大雁塔からの眺め
その大雁塔の中の狭い階段を登ってみた。
大雁塔から北の方向を眺めたところ。
まっすぐに道が伸びているのがよく分かる。
西安と言うより、「唐の都・長安」の響きが、私は好きである。
当時から城内の区画は整理され、日本の奈良や京都の都造りのときに、その条里制をお手本にしたと、歴史の時間に習った記憶がある。 -
■碑林①
拡大して見ないで下さい!
何せ当時はフィルムカメラ。
帰国して現像するまで、まともに写せたのか確認ができない(言い訳)。
しかもここの写真は、これ1枚しかシャッターを押していなかったので、えーい、無理矢理アップしちゃいます。
遠目に見れば、姿だけはおわかりいただけるかと・・・(滝汗)。 -
■碑林②
文字通り、石碑が林のようにたくさん集められているところ。 -
■陝西省歴史博物館①
次に訪れたのは、陝西省歴史博物館。
長い期間に渡って都が置かれた西安(長安)を擁する陝西省なので、展示物も多岐にわたっている。
大学で博物館学の講義を受けている身としては、ここの学芸員は資料の整理が大変だろうな、などと想像してしまう。
実は、卒業論文のテーマとして、唐の時代のある制度にスポットを当てるつもりで、北京でも書物を買い漁っていた。
写真のような掲示があると、後々役に立つかも・・・と、私にとっては目がランランと輝く博物館だったのである。 -
■陝西省歴史博物館②
「均田制」も「租庸調」も、歴史の授業で習った、懐かしい制度。 -
■陝西省歴史博物館③
西安近辺に都があったのは、唐代だけではない。
周・秦・漢の時代にも都があった。
この展示室では、唐以外の時代に関するものが並べられていた。 -
■陝西省歴史博物館④
秦の始皇帝が、春秋戦国時代の諸国を統一していった過程を図示したもの。
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